陸上
 
 

【陸上】箱根駅伝直前特集~古豪復活を担う者達~最終回 賀上主将インタビュー

2012年11月25日
場所:法政大学多摩キャンパス

箱根駅伝直前特集最終回は主将としてチームを引っ張る賀上弘基(経4)のインタビュー。ケガの影響で箱根路に挑むことはないが、献身的にチームを支えてきた。そんな彼に箱根駅伝へ向けて話を聞いた。

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インタビューに応える賀上

チームを支える主将

 前回法大が出場したとき、賀上は1年生ながらエントリーされるも、本番で走ることはなかった。そしてその翌年から2年連続法大は予選会を突破できず、箱根路から遠ざかる。最終学年となった今年、主将という役割を担うことになった賀上。しかし、自身はケガの影響から思うように走ることができず、「走れないキャプテンというのは必要なのかと考えたときもあった」という。それでも、チームを箱根駅伝へ導くために、練習面でも、私生活の面でも選手たちを支え、引っ張ってきた。4日後に迫った本戦にはエントリーされず、彼がもう箱根路を駆け抜けることはない。それでも主将としてこの1年間チームをまとめあげてきたチームだけに、「自分が走れなくてもチームが走れることが嬉しい」と語る。そんな大黒柱・賀上が作り上げた法大に、正月は注目だ!

 いよいよ本選まであと少しとなった。復活したオレンジエクスプレスに沿道、テレビの前からエールを送って欲しい。選手の活躍が今から楽しみだ。

賀上主将のコメント

―箱根は現実味を帯びてきましたが、今の心境は
予選を通過して嬉しいですし、ほっとはしていますけど、去年の予選会が終わってから自分がまとめようと努力してきたチームなので、自分が走れなくてもチームが箱根を走るということは非常に嬉しいことです。

―陸上をはじめたきっかけは
今から13年前くらいなので、はっきりとは覚えてないんですけど…。友達が陸上教室に行って遊ぶ友達がいなくなったので、そいつらと一緒にいるために陸上教室に入りに行ったって感じですかね。

―部活動ではなく陸上教室に通われていたんですか
小学校のときですね。近くの競技場でやっていました。

―憧れの選手は
いないです!

―理想のフォームは
より速く。より速く走っているような、みんなが速いなと思うようなフォームです。

―箱根駅伝への憧れはありましたか
小学校の時は(中継を)見てなかったかな。中学校くらいになってから見だしたって感じで。自分が走ってみたいなという想いは割と小さい頃からありました。

―陸上をしていて辛かったことは
自分はケガが多いので、なかなか練習もできない、試合にも出れないということがあって辛いなと思う時は結構あるんですけど。今もヘルニアであまり走れていないので、こんなことは言いたくないんですが、実際自分が箱根を走るというのも現状としては難しいので、チームがこれだけ走ってみんなが箱根へ向かっていこうという時に、自分が全く走れないという状況が一番辛いですし、走れないキャプテンというのはチームに必要なのかと多々思うこともありますし。色々と考えることはあります。今が一番きついですかね。でも、年がら年中きついかな。教育実習も今年いったんで、3週間全く走れなくて。そこからまた走り出すというのもなかなか体力的にきつい時期がありました。

―本戦では走れないかもしれないということですが、走るとはまた別にどのようなサポートをしていきたいとお考えですか
キャプテンとしてチームをまとめるという役割もあるし、箱根への登録された選手を支えるというサポートもありますし、寮の中でも自分が四年生として注意しなきゃいけないこともありますし。学生なので、適当なやつらも多くて(笑)。来てもらったら分かると思うんですけど、汚すぎてやばいんで!そういう変えていく点がいくつもあります。
確かに走れていない状況で、周りからみたら無理だろうという話なんですけど、自分は4年であと1か月ちょっとしかないし、13年やってきてるんで、あきらめる気持ちにはなれないですし、1日1日大切にしていきたいですね。

―今のチーム状態は
よくないですね。

―どのあたりが
覇気がないですね。予選会のときは盛り上がってなんとかしようという気持ちがあったと思うんです。一年生に関しても同じようにあったんです。テレビとかで見て、法政大学が落ちてる学校だっていうのを知っていて、今年は自分が!っていう一年生が数多くいたんですけど。
目標は「シード権」ではあったんですが、ピークを予選会に持ってきたので予選会が終わってからちょっとほっとしたという気持ちになっている選手が多いですかね。
練習は積めてるんですけど、練習してるだけ、なんか…覇気がないんですよね。

―シード獲ってやるぞ!みたいなものがない?
そうですね。気持ちが全面に出てないんです。練習はできてるんですよ
パッと見てわかることではないんですけど、なんとなく感じるなというのがそういうことです。一言で言うと「元気がない」ですかね。

―チームの元気を出すために変えていきたい点や、やっていきたいことは
どうしようかなって今も考えてるんですよ。予選会が終わってからもいろいろ俺がチームに話とかはしてるんですけど。
今のところ、大きな変化となって成果があらわれるようなことがないので、これから対策していきたいです。きっかけさえあれば気持ちの面で切り替えることができると思うので。なんとかそれは自分がどうにか、4年生でどうにかしていきたいと思います。

―箱根に向け、チームの主将として法大生に聞いてほしいことなどありますか
結構箱根駅伝に興味がなかったり知らない人がいるので、選手の名前を覚えていただくだけでも箱根駅伝をより楽しめるようになるんじゃないかと思います。シードって言ってますけど、嘘でもなんでも良いので優勝するとでも言っておきましょうか?(笑い)
でもそうやって「優勝」とでも言って興味を引いて、楽しんでもらえたらいいかな。正月、時間がいっぱいあると思うので、朝ちょっと早く起きて楽しんでもらえたらと思います。
自分たちも頑張って楽しんでもらえるような走りができれば、ちょっとだけでも法政大学が出ている!って喜んでもらえればと思います。 

◎プロフィール
賀上 弘基(経4=須磨学園)
兵庫県出身/身長168cm/体重52Kg
10000m=29分57秒35
ケガに悩まされた主将は声でチームを支える。

フォトギャラリー

  • 201211251 Rインタビューに応える賀上
  • 201211252 R予選会時、挨拶をする選手たち
  • 201211253 R4年生コンビ(左から篠原、賀上)
  • 201211254 R学年の壁を感じさせない仲の良さ
  • 201211255 R予選会時の集合写真
  • 201211256 Rだるまに目を書き込む賀上
 

 

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