【陸上】10000m記録挑戦会 学連選抜入へ田子・篠原力走!
10000m記録挑戦会
大会日程:2011年11月23日(水・祝)
開催地:国立競技場
箱根駅伝予選会を終え、チームとしての本戦出場は叶わなかったが、田子(経2)と篠原(現3)は学連選抜メンバーとしての箱根駅伝本戦への可能性が残されている。今回の記録会は、両選手共に自己新の走りを披露し学連メンバー入に向け大きなアピールの場となった。さらに、他の法大選手も健闘するなど、今後に向けチームに明るい兆しが見え始めた。
試合結果
個人成績
選手名 | 成績 | 記録 |
---|---|---|
賀上弘基 | 6組1着 |
30分11秒35 |
大久保圭 | 6組11着 | 31分05秒72 |
黒山和嵩 | 6組9着 | 31分02秒82 |
森永貴幸 | 6組2着 | 30分24秒48 |
高梨寛隆 | 7組3着 | 30分16秒60 |
佐野拓馬 | 7組9着 | 30分28秒06 |
大森一輝 | 8組7着 | 30分05秒64 |
品田潤之 | 8組3着 | 29分44秒54 |
松田憲彦 | 8組4着 | 29分49秒94 |
田子祐輝 | 10組4着 | 29分07秒66 |
篠原義裕 | 10組7着 | 29分13秒59 |
田井慎一郎 | 11組3着 | 29分29秒26 |
関口頌悟 | 11組13着 | 29分41秒02 |
コメント
成田監督
-今日の田子選手と篠原選手の走りは
あれだけ走れれば、問題ないですね。
-タイムに関しては
良いですね。二人とも自己新ですからね。篠原は30秒で田子は50秒縮められました。
-予選会から今日までどのような練習を積んできましたか
二人は走りたいという意識が強かったので、しっかりと練習してきました。なので、モチベーションは高かったと思います。
-今年2選手が急成長してきた要因は
練習がしっかり出来てきたからですね。去年から練習を積んできた成果です。
-チーム全体はどういったことを目標にやっていますか
秋に出来なかった記録会に参加して、自己記録を更新していこうということでやっています。練習もうまく流れて、今日もかなり自己新が出てきているので良い流れではあります。自己新は他に田井と松田と大森あたりですね。
坪田コーチ
-田子選手と篠原選手の走りは
二人とも力通りの走りでした。良い練習も出来てましたし、予選会もしっかり走れているので、こっちの期待通りでした。タイムはどうでもいいという事で、とにかく順位をしっかり取れという事を意識していました。二人ともそういうレースをしてくれたと思います。
-レース展開に関しての支持は
全くしていません。普段からあまりしないので。ふたりとも上手いレ-スをしたと思います。そういう意味でも力は付いてきていると思います。
-予選会から今日までの練習は
特になにも変わった練習はしていません。20㌔走っているので、疲労を抜いて普通の練習をしています。そして、その後しっかりと調整をしています。
-二人の走りをみて他の選手の刺激は
他のメンバーも自己記録や自己記録に近いタイムで走っているので、練習が間違っていないという事は感覚として分かっているでしょうし、二人と同じ練習をすれば同じような記録が出せるという指標にもなるので、これから他のメンバーもタイムは上がっていくと思います。
賀上選手
-今日のレースを振り返って
全体としては、みんな練習できてたので、自己ベストも出てましたし、良かったと思います。個人としては、一年ちょっと試合に出てなかったので、まだまだ記録が出せてなくて、みんなより劣っているので、次で追いつけるように頑張ります。
-来季は長距離主将ということを伺ったのですが
はい。そうですね。
-主将として見た今回の記録会はいかがでしたか
自分たちの目標としてはまだ足りないんですけど、段階的に今日の時点としては良かったんじゃないかと思います。
-主将としてチーム全体に何か声をかけましたか
頑張れよということぐらいは。
-来季のチームの構想は
去年もシード権を取るという形で目標立ててたんですけど、予選も通ってないので、まずは予選をしっかり通って、その上で、去年の目標のようにシードを取るという形で考えています。
-個人的な目標
タイムでいうと29分30秒を切るようなタイムでいきたいですね。あとは、キャプテンなので人を引っ張れるような、自分はそこまでできた人間ではないので、まずは人を引っ張れる人間になりたいです。
-近藤選手からのアドバイスは
特にないですけど、しっかりやれと言われました。
-今後の試合に向けて
一人一人が自分の目標タイムをクリアしていって、一年間の目標をクリアしていきたいです。
篠原選手
-今日のレースを振り返って、いかがでしたか
レース前から左腰に違和感があって、走ってる最中もあまり調子は良くなかったんですけど、なんとか走れて良かったです
-腰の違和感というのは、前から感じていたものなのでしょうか
前日からですね。直前だったので、少し不安でした
-入りの点など、考えていたレース展開などはありましたか
いえ、特には。とりあえず順位のことを最優先にですね。タイムとかよりも、選ばれる順位に入ることを第一に考えていました
-今回のレースに関して、監督から何か指示はありましたか
もう、とにかく順位を狙えと言われていました
-1㎞、5㎞での入りなど、意識した点はありましたか
意識はしてなかったんですけど、レース全体が速いペースで進んでいるな、とは感じていました
-レースのペースが速い中で、焦りなどはあったのでしょうか
焦りということではなかったんですけど、不安はありましたね。(左腰の部分をおさえて)やっぱり違和感があったので
-ペースとしてはどうだったか
練習でイメージはできていたので、落ち着いて自分のペースで走ることができたと思います
-目標タイムと比べて、結果はいかがでしたか
今回の結果は、29分12、13秒くらいだったと思うんですけど、調子が良ければもう少し行けたと思いますね。あまり満足はしてないです
-箱根予選会からどのような練習をして、1か月間力を入れてきたことはなんですか
予選会から練習を重ねるうちに、法政のレベルは上がっているな、というのは感じていたんですけど、そこは当然ほかの大学もレベルは上がっているので、最近は質重視の練習を重点的にやってきました。チームとしては、ミーティングを頻繁にしていましたね
-篠原選手自身は、何か練習で意識していたことはありますか
元々、練習であまり強くいけるタイプではなかったのですが、三年生なので、周りを引っ張っていくような、背中を追いかけさせることができるような姿勢で練習していこうとは思っていました
-3年生として、どのような気持ちで走りましたか
走れなかった人の分まで走ろう、と。どうせここまで来たら、絶対に(学連選抜に)入らなきゃいけないという気持ちで走っていました
-今年の関カレ、全日本駅伝予選会には出場していませんでしたが
昨年の冬から、左膝を痛めてしまっていて、なんとか戦えるようにしたかったのですが、うまくいきませんでしたね
-来シーズンは
しっかりと戦力になれるように頑張っていきたいです
田子選手
-今日のレースを振り返って
監督から9位以内に入れば箱根のメンバーは濃厚だっていわれていたので一応4位でゴールできたのでよかったと思います。
-タイムはどうとらえていますか
今回は順位狙いだったので、予想以上にいいタイムだったのでよかったと思います
とにかく9位以内を狙っていたので、上位集団がハイペースだったので、第2集団で最後まで粘って、最後一気に上位でゴールできたらいいかなと思ったんですがその通りにできたのでよかったんじゃないかなと思います。
-予選会から1ヵ月、どのような練習を
予選会20キロだったんですけど今回1万メートルなので質の高い練習、スピード練習を主にやっていました。
-今シーズン絶好調ですがその要因は
けがしないで練習を継続してやってきてるのは大きいと思います。
-調子が上がってきたのはいつからですか
今年の春ぐらいですかね。でも去年も練習はずっとできてて、ただ試合でなかなか思った通りのレースができなかったんですけど、今年は練習相応のレースができたんじゃないかなと思います。