陸上
【陸上】矢澤、無念の失格に茫然... 日本選手権3日目
大会名:第96回日本陸上競技選手権大会
場 所:大阪市長居陸上競技場
期 間:6月8日(金)~6月10日(日)
大会最終日。110mHに矢澤航(社3)が、走高跳に笹嶋達也(社3)が出場した。笹嶋は残念ながら試技に失敗しNM(記録なし)。
そして男子110mH決勝。スタートの合図直後、二発目のピストルが鳴り、矢澤は頭を抱えた。うつむき、茫然自失となる矢澤に審判は無常にも赤い旗を揚げた。フライングによる「失格」。前回覇者の失格に誰もが目を疑った。準決勝で13秒75のシーズンベストを記録し、トップタイムで決勝へ進出。また、日本選手権にエントリーした選手の中で3番目に速い資格記録持つ矢澤にはもちろん優勝への期待も高かった。
春、体調を崩しても体に鞭打ち、出場した関東インカレでは0.01秒の差に泣いた。その屈辱を晴らすべく、挑んだ日本選手権。無情な結果をただ受け入れるしかなく、審判に支えられるようにして控え室へと去っていった。
過去には岸本もフライングによる失格を経験している。全てを自らの成長の糧に、攻めの姿勢を失うことなく再び力強い一歩を踏み出してほしい。
試合結果
個人成績
種目 | 順位 | 選手名 | 記録 |
---|---|---|---|
110mH準決勝 | 2組1着 | 矢澤航③ | 13秒75 |
110mH決勝 | DSQ | 矢澤航③ | - |
走高跳決勝 | NM | 笹嶋達也③ | - |