陸上

【陸上競技】天皇賜盃第84回日本学生陸上競技対校選手権大会 1日目 矢野が400mで6位入賞。100mの長田、大瀬戸、4継が決勝進出!

天皇賜盃第84回日本学生陸上競技対校選手権大会
2015年9月11日(金)
ヤンマースタジアム長居

いよいよ大学日本一を決める、全日本陸上競技選手権大会(全カレ)が始まった。
初日の本日は矢野が6位入賞。また100mの大瀬戸と長田、4継も決勝進出を決め、良い滑り出しとなった。

yano R
矢野は400mで6位入賞

試合結果

種目別結果

種目名前記録順位備考
男子100m予選 長田拓也(経3) 10秒36 1組1着 準決勝進出
  西垣佳哉(スポ4) 10秒60 3組6着 準決勝進出
  大瀬戸一馬(スポ3) 10秒35 6組1着 準決勝進出
同準決勝 長田 10秒34 1組1着 決勝進出
  大瀬戸 10秒33 2組1着 決勝進出
  西垣 10秒76 3組8着  
男子400m予選 矢野琢斗(スポ3) 47秒08 1組1着 決勝進出
  片山雄斗(スポ1) 47秒59 3組5着  
  伊藤健太(経3) 47秒16 5組4着  
同決勝 矢野 47秒22 6位  
男子4×100mリレー 西垣-大瀬戸-長田-三村哲(スポ4) 39秒76 5組1着 決勝進出
女子400m予選 川端涼夏(スポ4) 55秒24 3組3着  
 

戦評

男子100m

 男子100mには西垣佳哉(スポ4)、大瀬戸一馬(スポ3)と長田拓也(経3)が出場。 3選手とも順調に予選を通過し、迎えた準決勝。
 西垣は得意のスタートで前に出ることができず。結局そのまま後半も伸ばせないまま、準決勝敗退となった。
 大瀬戸は、最初から攻めの走りを見せてリードする展開。最後は流して余裕を持って決勝進出を決めた。
 長田は中盤まで横一線でなかなか集団から抜け出せなかったものの、終盤抜け出し組トップでゴールし、決勝進出。
 大瀬戸、長田は、決勝進出者の中でも桐生祥秀(東洋大)に次ぐ2、3番のタイムでの通過。今年の夏に、ユニバーシアードや世界陸上といった世界レベルの大会で経験を積んだ両選手。明日の決勝では表彰台の獲得に大きな期待がかかりそうだ。(家近なつめ)ooseto R
大瀬戸は余裕を持って決勝進出

 

男子400m

  男子400mには矢野琢斗(スポ3)、片山雄斗(スポ1)、伊藤健太(経3)が出場。まず1組目に出場した矢野はスタートから加速していき、早々にトップに立つと最後まで他の選手を寄せ付けず1着でフィニッシュ。ゴール後には笑顔を見せるなど余裕の表情の矢野。午後から行われる決勝にも期待がもてる予選の走りとなった。
 一方で3組目に出場した片山は中盤まで粘りの走りを見せ、ラスト100m付近までは横一線で5選手が並ぶ接戦に。だがラストで粘り切れず5着で予選敗退。また伊藤も同組の堀井浩介(城西大)らが速いペースで飛ばしていき、着いていくことができず4着と悔しい結果となった。

 矢野が出場した決勝。今夏の世界陸上代表の小林直己(東海大)や北川貴理(順大)ら、実力者が集結した。
 前半から積極的に攻めたい矢野だったが、隣のレーンを走る北川がスタートから飛ばし、アウトレーンを走る矢野を中盤で捉える。矢野は中盤で粘り、最後は4位争いを繰り広げたが、結局6位という結果に終わった。だが、ケガを抱える万全でない状態で決勝に進出し、入賞したことは大きな意味があるはずだ。(佐々木岳)katayama R
1年の片山はほろ苦いインカレデビュー

男子4×100mリレー

 1日目、法大にとって最初の種目となった4×100mリレー。西垣-大瀬戸-長田-三村のメンバーで出場した。
 1走の西垣がスタートでやや出遅れるも、2、3走の大瀬戸、長田が安定した走りを見せトップに立つ。惜しくも長田と三村との間でバトンパスが詰まってしまうも、逃げ切り組1着でフィニッシュ。バトンミスやコンディションによって思うようなタイムを出すことができず、不安の残る結果となったが、明日の決勝では関東インカレでも見せた勝負強さを存分に発揮し、表彰台を獲得してほしい。(羽根田萌) 

yonnkei R
4継はミスもあったが決勝進出

 

女子400m

 今大会、唯一の女子出場者である川端涼夏(スポ4)が登場した女子400m予選。実力者が多く揃った3組6レーンでのレースとなった。
レースは200mすぎに隣の5レーンの選手に並ばれるも、引き離されることなく、3、4番手でラスト100mへ。諦めることなく、前の選手を追い続けるも力及ばず、55.24で3位と予選敗退となった。 しかし、川端の本職といえば400mH。大学生活最後のインカレで有終の美を飾れるか。明日以降の戦いに注目だ。(八木下伸一)
kawabata R
惜しくも予選落ちとなった川端

選手コメント

矢野琢斗

―本日のレースを振り返って
2週間前くらいにケガをしてしまって、昨日やっと8割9割で走れるようになって、今日ぶっつけ本番みたいな感じでレースでした。ですがケガ明けのわりには良かったんじゃないかなと思いました。予選は1着取れる組だったので、決勝行くことを目標にして、決勝は足の様子を見ながらいけるところまではいけたかなとは思います。でも、ケガしていなかったことを考えると後悔が残るレースだったかなと思います。

―予選のレースについて
1着取れるかもしれないと思ってて、結果的に取れてしまったんですけど、足の調子的に走れることを確認しようかなというレースだったので、思ったより良かったなという風には思いました。

―佐藤選手の棄権を知った時の気持ちは
関カレの後くらいには全カレの400mは出ないとは聞いてたんですけど、実際はエントリーしてて、ん?ってなったんですけど、当日結局棄権しましたね。でも、当日もコール直前まで出るから的なことを言ってて、あー出るんだと思いつつ、とりあえず、ついていって胸を借りるように走って、攻めようというのはなかったですね。

―決勝については
監督に積極的なレースをしようと言われたんですけど、その辺りは僕の未熟さが残ったというか、2本、3本持たない実力だったりとか、レース慣れてないということもあるので、そういうところを課題として取り組んでいけたらなと思います。

ー本日の目標は決勝に行くことでしたか
そうですね。ケガしてなければ、ここで45秒台だして、表彰台というのも狙えてたんですけど、ケガしたことで行けるところまでというか個人よりも4年生が、一応これで最後の試合なので、個人よりもマイルリレーをちゃんと走れるようにしてきました。

―マイルリレーに向けて
僕も思ったほどは悪くはないようなので、今日しっかり休んで、明日予選でしっかり走って、明後日は決勝で優勝できればなと思います。ケガ人だらけで、伊藤選手も片山選手もみんな調子が良いという感じじゃないんですけど、そこは法政らしくノリでうまく乗りきって、行けるところまでいきたいなと思います。

 

西垣佳哉

―出場された100mの予選、準決勝はいかがでしたか
関東インカレで肉離れをしてからずっと調子が上がっていなかったので、自分の中では個人のレースとしては引退レースになると思っていました。内容はあまり良くなかったのですが、とりあえず予選を通過できたのは収穫でした。しぶとく準決勝まで残れたので。

―今大会を迎えるにあたって準備してきたことは
この全カレまでの間に教育実習があって、あまり練習が思うようにできなかったのとケガも重なって、1ケ月半くらい休養を挟んでいたので、一から始める感じで準備してきました。

―今の足のケガの具合は
今はもう完治しているのですが、もともとで来ていた自分の動きができなくなっている中で、どれだけ走れるかというのが今回の課題でした。その中で引退レースになる、ということもあったので準決勝までいけたのは良かったです。

―本日は4継の予選にも出場されましたが
及第点といったところですかね。すごく良かったわけではないのですが、悪くもないというか、プラスマイナスゼロといった感じですね。

―西垣選手から見て4継のチーム状態は
やはり3年生の大瀬戸、長田に頼り切りの状態なので、予選は三村が走ってバトンミスがあったのですが、4年生として僕らがどれだけ頑張れるかがカギになってくると思います。チームとしても今は大瀬戸と長田がチームの全てを引っ張っているので、もう少し4人でうまくできればもっと良いタイムが出ると思います。

―明日の4継決勝の目標や意気込みを
とにかく表彰台が目標です。どこまでいけるかわからないのですが、てっぺんを目指すというよりかは手堅く表彰台を取りにいくという感じです。今の力ならいけるはずなので、何番でも良いから表彰台を確実に決めたいです。

 

 大瀬戸一馬

―今日の100mのご自身のレースはいかかでしたか
今日は予選からタイムを狙おうと思って臨んでいたので、結構予選から全力で走りました。正直、感覚的には10秒2台出たかなと思ったのですが、風も味方しなくて3台に留まったので何とも言えないですね。風のことも考えたら良いなとは思いますが、この風位でも2台を出せないと勝負できないなというのは思いました。

―調子についてはいかがですか
絶好調とまでは言えないです。でも結果がわりとついてきているので、悪くはないかなと思います。

―今日のレースは2本とも10秒3台でしたが、3台を目安にしていたのでしょうか
3の前半は出せないと。実力的にもその位出せるので。まあでも今回どちらも向かい風で3前半をしっかり走れたのは、ぎりぎりまあまあ合格点というところですね。

―世界陸上を終えてから全カレまでの期間は、どのように調整していたのでしょうか
結構見えない疲労が溜まっていたみたいで走れなかったので、疲労を抜いていました。先週、今週と雨が続いてあまり練習を詰めていないかなとは思いますけど、逆にそれで疲労が抜けたのかなと思います。

―練習よりも休むことに重点をおいていたということでしょうか
そうですね。休んで体がなまらない程度に走ってというくらいですね。

―準決勝の同じ組には小池選手(慶大)、女部田選手(中大)がいましたが、意識はしていましたか
もちろん、意識していますね。正直、僕の主観でぱっと見た感じだと1組目は長田とケンブリッジ選手(日大)が僕の中では抜けているイメージで、3組目は桐生選手(東洋大)と須田選手(早大)も予選が良かったのであの二人がポンと抜けるかなと思った中で、僕たちの組(2組)は(抜けているのが)3人いるのでちょっときつい組に入ったかなと思いました。

―4×100mリレーについてはいかがでしたか
まずは予選突破できたので、勝負は決勝なのでしっかりやりたいなと。まだたぶん長田も調子が上がると言っていましたし、予選でバトンのミスがあったので、もう少しいけるかなと思いますけど、どうなるかわからないです。

―メンバーについては、予選で走ったメンバーがそのまま決勝で走るのでしょうか
微妙なところです。このままいく可能性もありますし、メンバーを変える可能性もあります。いつもなら4人固定しているのですが、今回は少し調子にムラがあったりけがの調子があったりと変更はあるかもしれないです。

―39秒76というタイムについては
良くはないですけど、バトンもうまく渡っていない中で、それにたぶん予選はあまりタイムが出る環境ではなかったのかなと思うので、本当に決勝が勝負かなと。

―明日への意気込みを
200mの予選と100mの決勝、リレーの決勝と結構ハードで、明日が今回の試合で鬼門になると思います。いつもそこであまり良くない思いをしているので、今年こそはしっかり3本ともまとめていけたらいいなと思います。

 

長田拓也 

―本大会に向けて準備してきたことは
調整期間、あまり走っていないです。 ユニバーシアードや世界陸上といった 海外遠征の疲れや、また調整期間の天候が悪かったためです。今回は、8本レースを走るつもりでいたので 疲れを残さないようにしていましたし、ジョグ・流しをし、スパイクを履かない日もありました。

―100mのレースについては
世界陸上はリレーに出場したため あまりスタブロを使った練習を行いませんでした。 その影響でスタートがうまくできませんでした。 また足の調子が悪く準決勝では10秒2台を出すつもりが 出せなかったので、もう一つ納得のいかないレース結果となりました。

―4継については
三村さんにバトンを渡す際にミスをしてしまい、世界陸上での嫌な思い出を思い出しました。不安な気持ちが過ぎりましたが、予選通過できて一安心です。

―明日以降ののレースについて
100mは優勝を狙える位置にはいると思うので最低でも表彰台を狙います。 東洋大の桐生くんに簡単に勝たせたくないです。マスコミは桐生くんに注目しているので 『やっぱり桐生だ!』とならずに 『桐生が危ない、、、』と思われるほど、追い込みたいです。 チャンスがあれば、優勝できるくらい勝負していきます。200mは、力をあまり使わずに、楽に予選通過したいです。 4継は、表彰台を狙えるといいなと思います。 リレーメンバーに四年生のために、最後のレースでは一緒に表彰台に上がりたいです。

 

フォトギャラリー

  • yano R矢野は400mで6位入賞
  • ooseto R大瀬戸は余裕を持って決勝へ
  • nagata R長田も好タイムをマークし決勝進出
  • nishigaki R4年の西垣は悔いのないレースをした
  • itou R伊藤は後半粘れず
  • katayama R1年の片山はほろ苦いインカレデビュー
  • yonnkei R4継はミスもあったが決勝進出
  • kawabata R惜しくも予選落ちとなった川端
 

 

 

スポーツ法政 最新号

S 6477908564910 R

定期購読の申込み