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【陸上競技】第92回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 2年ぶり76回目の本戦出場権を獲得!いざ箱根路へ! 坪田駅伝監督コメント他

第92回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会
2015年10月17日(土)
陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園

伝統のオレンジの襷が箱根路へ帰ってくる。
箱根駅伝出場をかけた予選会が行われ、法大はエース足羽純実(現3)の好走などで、総合タイムは10時間11分03秒。
見事7位に入り、2年ぶり76回目の箱根駅伝出場を決めた。

選手のコメントはhttp://sports-hosei.net/all/athletics/20-all/athletics/2211-2015-10-17.htmlをご覧ください。

sensyura
本戦出場を決め、喜びを爆発させる選手たち

試合結果

総合成績

順位大学名総合記録
1位 日本大 10時間06分00秒
2位 帝京大 10時間07秒20秒
3位 日本体育大 10時間07分37秒
4位 順天堂大 10時間07分58秒
5位 神奈川大 10時間08分01秒
6位 拓殖大 10時間08分36秒
7位 法政大 10時間11分03秒
8位 中央大 10時間11分32秒
9位 東京国際大 10時間11分41秒
10位 上武大 10時間12分04秒
以上10大学が本戦への出場権を獲得
11位 国士舘大 10時間12分14秒
12位 東京農業大 10時間12分57秒
13位 國學院大 10時間13分28秒
14位 創価大 10時間14分13秒
15位 専修大 10時間16分29秒

※上位10大学が本戦に出場
※上位15大学のみ掲載
※各大学12名まで出場可。上位10名の合計タイムで争う
※今年度はインカレポイントは不採用

個人成績

全体順位法大内順位選手名記録
12位 1位 足羽純実(現3)  59分52秒
37位 2位 有井渉(社4) 1時間00分34秒
54位 3位 坂田昌駿(スポ3) 1時間00分42秒
89位 4位 本多寛幸(社1) 1時間01分13秒
91位 5位 城越洸星(社3) 1時間01分15秒
92位 6位 藤井翔太(経4) 1時間01分15秒
111位 7位 中村涼(経4) 1時間01分26秒
116位 8位 磯田和也(法2) 1時間01分29秒
123位 9位 土井大輔(経1) 1時間01分34秒
134位 10位 田中優大(社4) 1時間01分43秒
137位 11位 岡田悠(理工3) 1時間01分45秒
223位 12位 佐藤和仁(スポ4) 1時間02分56秒
 

戦評

 「想定通りのレースができました」
監督や多くの選手がそう振り返った予選会。エースの足羽が速いペースで走り結果を残した。またその他の選手を2グループに分けての集団走というプランがはまったことで、本戦への切符を手にした。

 小雨の降る中でスタートした予選会は、序盤から外国人留学生がハイペースで引っ張る例年通りの展開となる。ダニエル・ムイバ・キトニー(日大)が5キロ通過の時点で独走状態を築き、後続に集団で留学生を含む数名がつける。法大は足羽が第三グループ、30位集団と良い位置につけ、14分54秒で通過。集団走をする他の選手もそれぞれ15分05秒、15分13秒と設定をやや上回るペースで通過。順調な滑り出しとなる。

 その後も足羽は他大学のエース級の選手と同等に渡り合い、ペースを落とすことなく10キロを12位集団で通過。集団走をしていたグループからは主将の佐藤和仁(スポ4)らがやや遅れ始めるが、大きな影響は出ず。11位専大との差はわずか18秒であったが、8位で中間地点を通過する。昨年本戦に出場した大学が通過圏外に沈む中、徐々に11位との差を広げていく法大。順位は変わらず8位であったが、15キロ通過で11位の上武大と1分15秒差をつけることに成功する。  

 レースは終盤。快調に飛ばしたキトニーが1着でフィニッシュ。1分近く開き、日本人を含む第二集団の選手たちが続々とゴールしていく。足羽は終盤までペースを落とさず、59分52秒、12位でゴール。設定通りとはいえ、好タイムをたたき出し、エースとしての期待に応えた。さらに有井渉(社4)、坂田昌駿(スポ3)が1時間0分台を記録し結果を残すと、10選手がゴールした順で5番目につける。予選通過のカギとなってくる、下位の選手が大幅に遅れることはなく、全員が安定感ある走りを見せた。  

 その後行われた順位発表。7番目に名前が呼ばれると、法大陣営は歓喜に沸いた。苦汁を味わった昨年の予選会敗退から1年。伝統のオレンジの襷がついに箱根路へ帰ってくる。  

 だが予選通過がゴール地点ではない。今年の目標は本戦でシード権獲得。箱根出場はあくまで通過点に過ぎない。
 全てはシード権を獲るため。「オレンジエクスプレス」の本当の戦いがいよいよ始まる。(佐々木岳)

試合後挨拶

坪田智夫 駅伝監督

 朝早くから応援ありがとうございました。7位ということで、本戦の切符を取ることができました。今日は走った選手が100%の力を出してくれました。この勢いを切らすことなく、今年のチームの目標はシード権獲得です。それに向けてまた、チーム一丸となって戦っていきたいと思います。今日の走りは色々な選手、また皆さんの思いを乗せて選手たちは走ってきたと思います。昨年の4年生、非常に悔しい思いをして卒業させてしまいました。そういった思いを乗せて、本戦の1月2日、3日戦っていきたいと思います。これからも応援のほどよろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました。

監督コメント他

坪田智夫 駅伝監督

―予選通過おめでとうございます。今の率直な気持ちを
ほっとしています。練習は今年しっかりできていましたので、戦えるだけの準備はできていたと、私も選手たちも感じていました。あとは力を発揮できるかだったので、それが100%出せたかなと思います。  

―総合タイムの10時間11分03秒。これについては
10時間10分を今年は目標にしていましたので、プラス1分、2分はどうしても出てしまうとは思っていました。ただそれ以上出してしまうと、目標が甘かったとしか言いようがないのですが、1分で収まったということは、やってきたことが間違えてないなと。選手たちが力を発揮すればそれだけの結果がついてくるのだと感じました。  

―2年ぶりの箱根となりますが
予選通過が目標ではありませんので、シード権獲得を目標にかかげていたので、なんとしてもその目標に向けてやっていきたいと思います。まだまだ、今日走った以外にも面白い選手がいるので、戦力が整えばシードまで持っていけるという自信があります。  

―連続で出場を逃すと立て直しが難しいと思われますがそのあたりの意識は
私の中では正直ありましたね。2年連続となると経験者もいなくなるし厳しくなるので。今年は絶対に取りたいなと。今年のチーム状況と練習の流れを見てこれで落ちたら私もお手あげだなというくらい仕上がっていたので。

―今年の法大はどのようなチームに仕上がっていますか
4年生が夏の前から中心になってくれて、非常に締まったチームになったと思います。  

―やはり4年生中心のチームということですか
そうですね。4年生の力はエース級ではなく、小粒感が否めないのですが、各自がそれを自覚してやるべきことをやった結果が、この7位という結果だと思います  

―今年は箱根の経験者が3人残っていますが
経験者がいるのはあまり関係ないと思います。3人なのでほとんど経験がないのと一緒ですし、そういうことを考えずに積極的な走りができればなと思います。  

―法大の関係者も発表前から結果を気にされていましたが
昨年、選手もそうなのですが、OBや関係者も悔しい思いをされたと思います。その思いを汲んで走ってくれたのだと思います。それがこういう結果になったと感じています。  

―法大のオレンジの襷が東海道に帰ってきますが
1年間が空きましたが、ただ走るだけでは満足できないので、シード権。そこから先は中々難しいと思うので、シード権争いができるように、原点に立ち返ったチーム作りをし直して、1月2日、3日を迎えられればと思います。  

―今日の悪天候でしたが、チームとしてのプランは
昨年は集団走をやるように指示していたのですが、蓋を開けてみれば全くできていなかったと後から聞いてわかったので、集団走は徹底するようにと話しました。気象条件は他大学も変わらないので、自分たちのやってきたことを出して、10時間10分を目標にして走らせました。結果的には11分でしたけど、この記録は練習でしっかりやれていたので、それくらいの記録を出す自信はありました。  

―集団走やフリー走の指示は
足羽だけフリーというより、60分を目安にしていました。先頭集団について行けとういことではなく、60分で十分だよと話していました。その後は集団2つですね。1つは61分、後ろの集団が61分20秒でした。前の集団は60分台で走りたいと思っていました。  

―実際に走った選手に対する評価は
まだ正式なタイムを見ていないので、はっきりとしたことは分からないのですが、合計タイムを見ると非常に良いタイムなのかなと思います。その中でプラスマイナスは出てきますが、そういったことはいいのかなと思います。  

―個人12位と好走を見せた足羽選手について
足羽は安全運転をさせたので、箱根では攻める走りをさせたいなと思いますし、それ以上のもの、トップ争いできる力を持っていますので、本戦に向けてどの区間でも勝負できるようにしたいです。  

―昨年は中盤以降伸び悩んだ予選会でしたが
昨年は作戦として5〜10キロで一息つけよと言っていたのですが、そこで一息つき過ぎて、落ちすぎていました。気持ち的にはゆったりもっていいよと話しましたけど、それほどタイムを落とさないでイーブンにいこうと話していました。  

―去年予選敗退して、今年変えたことは
最初は手探りでした。夏前まで、4年生がチームをしっかりまとめて、という状況ではなかったので、バラバラな状態の時もありました。それを夏合宿に入ってから4年生がチームをまとめて引っ張ってくれたと思います。  

―トレーニングの内容で変わったことは
夏合宿は例年になくゆとりを持った流れにしていたと思います。夏合宿が1ヶ月半あったのですが、しっかりと練習を繋げるということを私の中でもって、今シーズンスケジュールを組みましたので、ゆとりを持ちながらもしっかりできたのかなと思います。  

―距離やスピードが上がったというより練習をこなしたということですか
距離は増えたと思います。間を抜かずに質を落とす、といった組み方をしていました。選手たちはポイント練習で追い込むという感じではないにも関わらず、しっかりと練習ができていたという手応えもあったと思います。選手の合宿明けのコメントを見ると今年は自信をもって臨めるとあったので、今年は自信をもってやれていたと思います。  

―他校との争いはいかがでしたか
他校は考えていませんでした。自分たちの力を発揮できれば、10時間10分は出せると。それで負ければうちの力負けであると。そこを目指そうと話していました。  

―また明日から本戦へ向け新たなスタートになりますが、本戦に向けて何をやっていきますか
走った選手は1度リフレッシュしてもらいます。ここまで予選会に向けてかなり集中してやってきたので。それ以外の選手はこれからも記録会がありますので、そこに向けて調整して欲しいです。今年は16人に入るのが非常に難しいと思います。この14人を選ぶのも珍しく頭を悩ませましたし、12人走らせるのも悩みました。これからまだまだプラスになる選手が出てくるので、チーム内の競争が激しくなると思います。  

―14人選ぶのを悩まれたと言っていましたが、昨年走った3選手や細川選手が外れたことについては
今回のメンバーは7月からの練習の流れを見てしっかりできていた選手。また9月の調整をできていた選手を選びました。  

―走って欲しかった選手が故障したわけでないのですか
藤井孝之は夏に練習ができていなかったので外しました。細川に関しては夏の時点で故障していたので。今回は核となる選手の不在を感じさせないくらい、中堅が練習できていましたので、外から見れば主力が外れているので、大丈夫かなと思われたかもしれませんが、現場サイドからすればしっかりできていましたので、今日くらいのタイムが出せる自信はありました。  

―中堅で成長した選手は
1年生が良かったです。今日走った2人と補欠の1人以外にも2名の5名が、しっかりと夏合宿をこなしていましたので、緊張感ある練習ができていたと思います。そういう意味では1年生は非常に楽しみです。

 ―これからどういう形で本番を迎えていきたいですか
あまり考えていませんでしたが、ポイントとなる区間は自分の頭の中で置いてあるので、それが機能すればシード権は取れると思います。  

―指揮官になって2年ということで、監督として初の箱根になりますが
楽しみですね。正直予選通ってしまえば勝負できるチームだと思っていたので。これから伸び代も十分ありますし、ポイントとなる区間のイメージもできていますので。  

―特に本線で期待している選手は
今回チームトップを取った足羽ですね。エースの自覚を持ってもらって、他大のエースとも互角にやれると思うので。その気持ちを持ってやってもらいたいたいと思います。  

―法大のファンに向けて
昨年悔しい思いを、寂しい思いをされたと思います。今年はシード争いをして、シードを獲得して喜んでいただけるように頑張っていきます。

 

成田道彦 副部長

―7位で本戦出場が決まりました。今のお気持ちは
本当にほっとしました。肩の荷が下りました。まずは出ることが先なので、これからは目標がシードということになりますね。

―今回順位、タイムについては
予定通りでした。10時間10分あたりということで。今回11分でしたがそれくらの誤差であれば予定通りでした。

―選手の走りについては
キャプテンが少しだらしない走りをしていたので、あれがなければもう少し良かったんじゃないかなと。ただ全員が全員良い走りをするというのも難しいとは思います。ただ4年生でキャプテンがああいった走りをすると本番は厳しいとも思います。しっかりまとめてもらいたいです。

―足羽選手の走りについて
予定通りではあったのですが、あそこまで良い走りをするとは思っていませんでした。良い方へ転んでくれたと思います。

―チームとしては足羽選手を前で、他の選手を集団走、といった形だったのですか
そうですね。去年は入り失敗したところもあったので、今年はペース走をしっかりやらせてそれが上手くいきました。  

―1月の本戦へ向けて取り組むべきことは
今回使いたかった選手が、細川などいるので、故障が治れば選手層も厚くなりますし、調整をさせて本気でシードを取りに行きたいと思います。  

―本戦への意気込み
目標はシードと決まっていますので、1年空いているのでしっかりしたレースができればと思います。しっかり走れれば結果はついてくると思います。。

 

苅部俊二 監督

―予選を通過しましたが今の気持ちは
ほっとしています。  

―予選会を振り返っていかがですか
今回は下馬評はあまり良くなかったのですが、レース自体は、10キロ前後と17キロ前後で見ていたのですが、順位的にも選手の表情を見ていても余裕があったので、15キロ通過あたりではもう大丈夫かなと。安心して見ていられる予選会だったので、良かったと思います。  

―そういったところが昨年との違いということでしょうか
昨年はギリギリとかまずいんじゃないか、と見ていたのですが、今回はやはり選手の走りも良かったですし、途中でこれはいけるという感じはしましたね。最後の発表があるまで、最終的なことはわかりませんが、走りを見ていて良い感じだったので、すごく心強かったですね。  

―本戦で選手に期待することは
ここが目標じゃないので、本戦でしっかり走ることが本当の目標なので、ここに戻ってこないようにしたいですね。これを足掛かりにして強い法政というのをまた見せていければなと。ここで上位目指せるようなチームを作って欲しいですね。

 

 中西正明 駅伝主務

―今の気持ちは
とにかく嬉しいです。予選を通過して本戦にいかなければ何も始まらないので、ほっとしています。  

―発表された瞬間は
昨年負けていますので、そのイメージが少し残っていましたし、通過してこれから箱根で運営管理者に乗るイメージがどちらもあったので、発表された瞬間はみんなが箱根に連れてきてくれて、ありがとうという気持ちでしたね。  

―選手に胴上げされていましたが、いかがでしたか
本当に気持ちよかったですね。自分のやってきたことが間違えてなかったのだなと思いました。自分のやってきたことが選手に伝わっていて、選手の実になることを自分ができていたとわかったのが大きかったですね。自分の中でも不安な気持ちもあったので。  

―今日の選手の走りはいかがでしたか
1番は足羽ですね。足羽がずっと前の方で食らいついていって。今シーズンずっと大きな試合では結果が残せていなかったのですが、夏合宿の終わりから順調に仕上げていっていました。また昨年の反省からケガをしない練習の加減ができていて、しっかりと状態を仕上げて59分台で走ってくれたのが大きいですね。他は4年生がしっかりと集団走で走ってくれたこと。1年生の本多と土井が今日も走りましたし、練習でもがつがつ走ることで上級生が押し上げられて、活気づいていったというのもあったので、1年生2人の存在がなかったらこの結果はなかったと思いますね。  

―本戦で期待することは
シード権を取ることです。本戦でシード校に勝つことです。今回の予選で上位だった大学に勝つことです。  

―本戦への意気込みを
まだ今日走れなかった選手で力のある選手、細川などもいますので、その選手も含めて作り直すことです。今回と違いはエントリーが16人なので、しっかり競走意識を高めていくこと。あとはここまできたらシード権取ってやろうという雰囲気作りですかね。残り日数少ないですけどもう一度強くなることもできますので。故障もせずにしっかりと万全の態勢で臨みたいと思います。 

 

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