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【陸上】第47回東京六大学対校陸上競技大会 トラックで苦しむが、辛くも二連覇を達成!

【陸上】第47回東京六大学対校陸上競技大会
2014年4月12日(土)
八王子市上柚木公園陸上競技場
 

4月5日に、八王子市上柚木公園で第47回東京六大学対抗陸上競技大会が行われた。法大はトラック部門60点で2位、フィールド部門79点で1位に終わり、結果139点獲得し、総合1位で二年連続優勝を果たした。

201404121 R
100m2位の大瀬戸

試合結果

総合成績

順位 大学名  合計点 フィールドトラック
優勝 法大 139点 79点 60点
2位 早大 128点 26点 102点
3位 慶大 116点 69点 69点
4位 明大 63点 7点 56点
5位 東大 55点 43点 12点
6位 立大 47点 24点 23点

種目別結果

種目名前記録順位
100m 大瀬戸一馬② 2位 10"42
西垣佳哉③ 5位 10"81
400m 矢野琢斗② 5位 48"08
猪口悠太④ 8位 50"80
800m 白石祐基③ 10位 2'01"11
中村彩人② 11位 2'02"73
1500m 木村優志② 5位 3'59"71
5000m 岩崎瑛④ 2位 14'18"60
関口頌悟④ 4位 14'20"47
4×100mR 西垣-大瀬戸-長田-冨田 2位 40"11
4×400mR 矢野-大久保-猪口-清水 4位 3'15"73
走高跳 高須賀俊徳④ 2位 2m00
小川僚太① 4位 2m00
棒高跳 服部研斗④ 3位 4m40
久山陽太④ 5位 4m20
走幅跳 金野太郎② 4位 7m32
高野恭平③ 2位 6m82
三段跳 佐藤文哉④ 1位 15m52
石井栞太③ 4位 14m23
砲丸投 高橋剛志③ 2位 14m10
香山勇輝② 3位 13m43
やり投 望月雄太① 1位 66m25
久山陽太④ 10位 40m42
円盤投 花田優平④ 1位 46m03
香山勇輝② 6位 33m09

戦評

 時折雨が降るなど、やや気温の低い中行われた今大会。今年は国立競技場の改修工事の影響もあり、上柚木公園陸上競技場で行われた。
 三段跳びでは、「冬にちゃんと練習が出来たのが結果につながった」と語った主将の佐藤文哉(経4)が、15m52で優勝。5000mには、関口頌悟(社4)と岩崎瑛(経4)がエントリー。レースは序盤から関口が引っ張る形で展開された。ラスト1000mになると、「思った以上に調子が良かった」と語った岩崎がトップに躍り出る。しかし最後の直線に入り、それまで先頭集団につけていた早稲田の高田康暉が追い上げを見せ1位フィニッシュ。岩崎は2位、関口は4位でゴールを迎えた。
 投擲陣では苅部俊二監督が「今日一番の収穫」と語るように、新入生の望月雄太がやり投げで優勝。ここ数年関東インカレなどの大舞台では元気がない投擲競技だけに、新星の登場は良い空気をもたらすはずだ。
 一方短距離陣は満足のいく成績を残すことができなかった。100mは大瀬戸一馬(スポ2)が2位入賞し、4×100mも2位につけたものの、800mでは8位以内に入る得点者が出ず、110mHでは山口裕之(経済4)が6位、里地勇飛(経3)が7位に沈んだ。

 二年連続優勝を果たしたものの「優勝は、うちが良い結果を出したから出来たわけじゃなく、早稲田さんとかがフィールドでとれてなかったりしたことによるので」と苅部監督は大会を振り返える。昨年は、確実な得点源となる選手の存在があった。そういった選手が抜けた分、個人個人がより一層実力を発揮することが今後重要になってくる。

 トラックシーズンの始まりを告げる今大会が終わり、来月中旬からは関東インカレが控えている。「二部落ちは絶対しない」ことを目標に選手たちはさらなるレベルアップを目指す。(鈴木京子)

選手・監督コメント

苅部俊二監督

-総括をお願いします

優勝は、うちが良い結果を出したからできたわけじゃなく、早稲田さんとかがフィルードでとれてなかったりしたことによるので。去年と同じでうちががんばったから優勝、というよりは他が取りこぼしたからという形ですね。ただ勝つことは大事なので、その点は良かったと思います。

 

-トラックの点数の低さについては

特に短距離で一個も勝ってないですし、内容を含めあまりよくなかったです。強いて言えば(4×100m)リレーが良かったくらいですかね。

-マイルも4位と低迷しました

予想はしていました。岡田が使えなかったことが非常に痛かったです。

-佐藤主将が三段跳びで結果を残しました

ただ、あいつの力はもっとあるので。上手くまとめはしましたが、手放しで喜べる結果ではなかったですね。全体を通して良かったのは、やり投げの望月が66mを投げて優勝したことです。それは本当に今日一番の収穫だと思います。

-他の選手はいかがでしょうか

小さいところでは自己記録もいくつかでましたが、喜べるようなものはそれほどありませんでした。この大会はシーズン初戦ということで、手探りというか、様子をみる段階の大会ではあるので、「こんなもんかな」というところもあります。

-これからの大会に向けてコメントをお願いします

楽観はできないです。今日の結果をみて、インカレ等々これからの大きな大会を見据えてもう一度引き締める必要がありますね。

-今後に向けて

矢澤とか小林など、インカレで必ず点を取れるメンバーが抜けて、そういった選手がいないので、選手個々が自分の力を発揮してもらわないと2部落ちのところまで可能性がなくはないので、しっかりやっていかないといけないですね。なので、今回の結果をみて修正を図り、今後の関東インカレ等々に望んでいきたいと思います。

佐藤文哉主将(跳躍)

-優勝おめでとうございます。大会振り返っていかがでしたか

今シーズン初戦だったので、ケガをしないようにと思って出場しましたが、足首ひねってしまいました。目標は16mだったので、全然達成出来てないです。そこが課題で、不満に思っている部分です。調子がとても良く、達成出来るかなと思っていましたが、試合になって急に崩れた感覚はありました。

-走り幅跳びにもエントリーされていましたが、出場されませんでしたね

やっぱり三段跳びで勝負しようとという気持ちで控えました。幅跳びで疲れてしまったら良くないので。結果的に、冬にしっかりと練習出来たのが出たのかなと思います。ベスト-15cmとあまり良い跳躍ではなかったですが。

-ここ数日に比べて低かった今日の気温やグラウンドコンディションについて

寒くて、アップ中に左のふくらはぎがつるかなって思ったんですけど、そこはなんとか調整して大丈夫でした。

-チームとしても2年連続優勝でしたね

 そうですね。でも、個人個人の記録は全然大したことないです。数で勝ったって感じなので。勝ったことは自信になりますけど、記録はそんなに良くなかったです試合後跳躍ブロックには「出る選手も出ない選手も危機感を持ってやっていこう」と声をかけました。

━関カレに向けて一言お願いします

最後なので、優勝目指して頑張ります。チームとしては、絶対二部落ちしないことが目標です。

関口頌悟(長距離)

-今日のレースを振り返って
勝つことを目標としていたので、結果としては不満足です。ですが、自分の中でのレース展開は最低限やれたかなと思います。それで勝ち切れなかったので、調子の良し悪しというよりは自分の実力不足が露呈したのかなと思います。

-想定していたレース展開というのは
序盤から自分が引っ張るどうこうではなく、途中から自分で仕掛けて相手を出来るだけ削っていくというレース展開だったんですが、結果として自分が序盤からレースを引っ張る形になりました。引っ張る、引っ張らないは関係なく、それなりに自分でレースをコントロールできていたのかなと思います。

-レースの途中で法大の岩崎選手がトップに立ちましたが
彼とは一緒に練習をしていて、非常に調子が良いのを感じていました。そのまま(トップで)行かれるのかなと思い焦った部分もありました。チームメイトなのでより負けられないという思いがあったのですが、結局最後に負けてしまい悔しいです。

-連覇は意識されましたか
去年勝った・勝っていないは関係なく、対抗戦なので勝ちに行くという気持ちは持ってやっていたんですが、そういう意味では確かに意識していたのかなと思います。

-今日のタイムについては
途中までのレース展開は自分で引っ張っていて、そこから更にレースを変化させたいと思っていた中でのあのタイムだったので、タイム自体はそこそこかなと思います。

-立川ハーフからはどのような調整をされてきましたか
冬場あまり走りこめなかったので、走りこむ期間をもう一度設けて、そこから少しずつスピード練習にシフトしていくという流れでやっていました。去年に比べて大分調整の流れが変わってしましたが、仕方ないことですね。今大会では、3月での走り込みが多少効果として表れたのかなと思います。

-次の関カレへの意気込みを
出る種目がまだ決まっていませんが、自分はチームの主力になってくると思うので、今年は去年のように絶対的に点数を取れる先輩方がいない分、自分がその先輩に習ってしっかり点数を取っていきたいと思います。

岩崎瑛(長距離)

━レースを振り返っていかがですか

思った以上に調子が良かったですね。ラスト1000mで自分が先頭に立つとは本当に思っていませんでした。このまま勝てるかなと思ったんですけど、やはり最後の最後で後ろからやられてしまって。早稲田大学という、強豪校との力の差を感じました。

━序盤から先頭集団について後半一気に上がってきましたが、そういうレースプランを考えていたのですか

僕の考えていたプランとは全然違いました。関口が上手く引っ張って、良いペースで刻んでいってくれたので、これは最後に上がるパターンだなと予測して、動きを変えていきました。

━監督からは具体的な指示はありましたか

最後はどうにかなるから、それまでどうにか粘ってくれと言われていたんですけど、そのように出来たのではないかと思います。

-立川ハーフ後はメンタル面を課題にしていましたが、今日はいかがでしたか

メンタル面ですが、就活していて辛かった部分があったためでした。その辛かった就活を乗り越えて、多分良くなっていったのかなと思っています。ですが、やっぱり最後の最後でまだ負けているようじゃ完璧ではないので、課題ですね。

-今後の目標は

最終目標である箱根駅伝で、チーム目標である総合3位と、メンバーとして僕が走ることを最大の目標にしています

-関東インカレに向けて一言

「僕を使って下さい」と監督に伝えたいです。出場できたなら、全力で頑張ります

フォトギャラリー

    • 201404121 R100m2位の大瀬戸
    • 201404122 R800mを走った中村(前)と白石(後)
    • 201404123 R110mに出場した山口
    • 201404124 R走り幅跳び優勝の主将・佐藤
    • 201404125 R5000mに出場の関口(前)と岩崎(後)

 

 

 

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