陸上

【陸上競技】第50回全日本大学駅伝対校選手権 伊勢路に吹かせたオレンジ旋風! 総合7位入賞で17年ぶりのシード権獲得を果たす!!

第50回全日本大学駅伝対校選手権
2018年11月4日(日)
愛知県名古屋市〜三重県伊勢市

 悔しさの残った出雲路から約一ヵ月。法大は再び6位という目標を掲げ、寒空の伊勢路へと飛び出した。法大三本柱の一角、青木がいきなり1区4位と流れを作ると、岡原が4区5位、坂東が6区6位など要所を締めシードへ向けた流れは渡さず。最後は駅伝主将の大畑が7位でフィニッシュを果たし、目標達成とまではいかなかったが価値あるシード権をもぎ取った。

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1区青木の快走がチームに勢いをもたらした

試合結果

総合成績

順位 大学名記録 
1位 青学大 5時間13分11秒
2位 東海大 5時間15分31秒
3位 東洋大 5時間15分57秒
4位 駒大 5時間17分29秒
5位 帝京大 5時間18分34秒
6位 國學大 5時間19分50秒
7位 法大 5時間20分21秒
8位 城西大 5時間20分29秒

種目別結果

区間選手名区間記録区間順位総合記録総合順位
1区(9.5㌔) 青木涼真 27分34秒 5位 27分34秒 4位
2区(11.1㌔) 鎌田航生 33分19秒 15位 1時間00分53秒 11位
3区(11.9㌔) 佐藤敏也 35分02秒 8位 1時間35分55秒 11位
4区(11.8㌔) 岡原仁志 35分02秒 5位 2時間10分57秒 9位
5区(12.4㌔) 狩野琢巳 37分12秒 10位 2時間48分09秒 9位
6区(12.8㌔) 坂東悠汰 38分07秒 6位 3時間26分16秒 6位
7区(17.6㌔) 土井大輔 54分13秒 15位 4時間20分29秒 8位
8区(19.7㌔) 大畑和真 59分52秒 9位 5時間20分21秒 7位
                                                      ※総合順位に学連選抜は含めない

戦評

 江戸時代、人々は信仰を求めて伊勢神宮を目指した。その伊勢路を全国精鋭の学生ランナーたちが『日本一』の栄冠を求めて駆け抜ける。その始まりを告げる号砲が晩秋の曇り空に響いた。

 出雲駅伝では悔しい思いしか残らなかった法大。その悔しさを晴らし次の箱根駅伝につなげる上で今大会は重要なものとなった。法大はエース級選手の粘走、快走により7位でフィニッシュし、見事シード権を獲得した。

 1区を任されたのはけがから復帰直後の青木涼真(3)。けが明けとは思えない快走を見せ、区間5位で中継所に駆け込み襷リレー。総合6位を狙う法大にとっては上々の滑り出しではあるが、青木は「良い仕事はできなかった」と悔いが残ったようだ。このまま順位を保ちたいところだったが、1年生鎌田航生が粘走するも他大のエース級ランナーについて行けず順位を落としてしまった。

 再びシード権内に入るため仕掛けたのは4区岡原仁志(3)。「調子は良くなかった」という言葉とは裏腹に快走を見せ、順位を二つ上げ9位。シード権まであと一歩のところで襷を繋ぐ。続く狩野琢己(4)は安定した走りで9位を死守。6区エース坂東悠汰(4)にシード権入りの望みを託した。坂東は出雲駅伝で悔しい結果となったが、今日は打って変わって快走。「前を追うことだけを考えていた」と圧巻の走りを見せ順位を三つ上げ6位。シード圏内に食い込んだ。

 しかし、このままで終わらないのが学生駅伝。7区、後ろを走る國學大、明大が追い上げを見せ、土井大輔(4)を抜き去り法大はシード圏内ギリギリの8位まで順位を落としてしまう。シード権獲得に向けて後のない法大は最終区、駅伝主将大畑に望みを繋いだ。大畑は目標順位6位に向け粘りの走りを見せ、前を追う明大を捉えデットヒート。主将としての意地を見せ、明大を突き放した。大畑が8人分の闘志のこもった襷を7番手で伊勢神宮に運んだ。

 三年生エースの二人が復帰したことで青木、佐藤敏也、坂東の三枚看板が復活。盤石とまではいかないが、役者が揃った体制でこの伊勢路に挑んだ。目標である6位こそ届かなかったものの17年ぶりのシード権獲得となる意地の走りを披露した。オレンジエクスプレスは徐々に力をつけ始めた。「次こそは目標を達成する。応援してくれるファンへ結果で恩返しする」主将大畑はラストイヤーの箱根駅伝へ向けて闘志を燃やしている。いざ箱根路へ。オレンジエクスプレスは次の目標に向けて針路をとった。(須藤大樹)

Today's Pick Up

 青木涼真

「伊勢で決まる日本一」全日本大学駅伝対校選手権(全日本)に2年連続出場を果たした法大。今年は去年の10位を大幅に上回る、「チャレンジ」というチームスローガンに相応しい6位を目標に掲げた。

 少し肌寒さを感じ冬の訪れを予感させる気候の中、熱田神宮西門の前に25人の精鋭達が並んだ。その中でも3000mSC王者の圧倒的なオーラを身にまとい、少し余裕のある表情を浮かべていたのが青木涼真(3)だ。青木は今年の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根)で「山の神」を襲名すると、その名を世間に轟かせた。プレッシャーがかかる中挑んだ関東インカレでは持ち味である、「安定感のある堅実な走り」で2年連続優勝を果たすと、トラックでの強さも見せつけた。そして、全日本予選でも最終組で組6着と次期エースとしての期待に応える走りを見せつけた。

 しかし良い流れは続かない。全日本予選後、怪我に苦しめられた青木。怪我の影響で夏も満足のいく練習は積めず。しかしその中でも「自分の走りを見つめ直す良い機会」と青木らしい冷静さで前向きに捉えていた。夏明けに 同学年である3年生が自己ベストを更新している中、青木も国士舘記録会で14分10秒で自己ベストを更新。しかし結果に満足せず「自分は14分10より速く走れる」と語った青木の表情は、法政を支える三本柱の一人としての自覚と自信がうかがえた。

 迎えた今大会、スターターを務めシード獲得に大きく貢献した青木だが目標としていた区間3位に届かず悔しさを滲ませた。まだ状態が上がってきている途中と語る青木のピークが箱根に到達した時、チーム目標として掲げている総合5位は「チャレンジ」ではなく「必然」なものになるだろう。

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(記事:近藤のぞみ / 写真:都築慧士)

監督・選手インタビュー

坪田智夫監督

―見事7位入賞、シード獲得となりました
正直ホッとしました。後ろにシード圏外までが見えていた状況でしたので、8番でいいのでなんとか耐えてくれという気持ちで見守っていたので良かったです。

―見事期待に応えた大畑選手ですが、アンカーでの起用というのは元々決めていたのでしょうか
そうですね、区間エントリー前の13人の登録時点で、土井の7区と大畑の8区は決めていました。もちろん青木や佐藤が万全の状態であればどちらかを回すという手もあったのですが、現状ではこの長距離区間を任せられるのは土井と大畑の二人だけだろうと思っていました。

―エースの坂東選手が6区に回るなど、オーダーが万全ではないのではという懸念もありました
そうですね、この中で状態が良かったのは実は青木だけで。佐藤はケガ明けでまだまだ発展途上でしたし、坂東は出雲後の血液検査で貧血状態と診断されましたので、本当であったら佐藤を後半の長距離区間に回し、坂東を前半のスピード区間にぶつけるというオーダーを組めるのが理想でしたね。しかしその万全ではない状況の中で、坂東、佐藤の2人が『つなぎ』として上手く機能するようなオーダーを組みました。結果として坂東も上手く機能してくれましたし、まずまずの結果だったのかなと思います。

―チームが万全ではない中で青木選手を1区に配置してきました。狙いとしては
例年ですと『試し』と言いますか、箱根のスターターを育てることを見据えて1区を決めることもあるのですが、先述の通り三本柱が青木以外不調で、出遅れた時にゲームチェンジャーのような役割を担ってくれる選手がいなかったので。やはりどうしても1区で出遅れてしまうとその後のレース展開というのは、どう想像しても悪い方向にしか進まない気がしたので、調子の良い青木でまず流れを作って、その流れに乗る形で試合を展開していこうと考えた結果ですね。

―その青木選手は期待に応え区間4位と好走を見せました
素晴らしい結果だったとは思います。よくやってくれました。でも正直区間賞も狙えるとも思っていたんですよね。本人も出雲こそ出られませんでしたが、先週の国士舘記録会では調整の一環で5000m14分10秒前後をマークしていましたし、状態としては非常に良いものではありました。ただ彼自身1区の経験というのも無いですし、加えて自分がやらねばという気負いも多少なりあったと思うので。流れという面では仕事をしてくれましたが、最後の勝負勘というのはもう少し延びしろに期待をしても良いのかなと。

―一方1年生の鎌田選手はほろ苦い三大駅伝デビューとなりましたが
それはもうエントリーの段階から想定はしていました。練習自体は良いものが積めていましたし、この週末にかけても非常に状態が良く仕上がっていたのですが、周りがエース級をずらりと並べてきましたので。ただデビュー戦だからといってつなぎの区間に鎌田を回すのが最善の手だとは思いませんでしたし、遅れても充分カバーするために青木と佐藤を前後の1.3区に持ってきたので。鎌田は今日2区を走って感じた他大の主力との差や勝負勘の違いをフルに活かして、次につなげてほしいと思います。

―今年から大幅なコース変更が施行され、監督も対応に追われたかと思います
正直どこが重要区間になってくるのか分からなかったので、本当に手探りの状態でオーダーを組みました。それに加えてうちの三本柱が万全の状態ではないということでしたので、1.7.8区はすぐに決まったのですがその後というのは悩みましたね。

―しかしその悩んだ中で、エントリー変更という手段は使われませんでした
基本的には他大学の状況を見てオーダーを組むということはしないので、そこは気にしていませんでした。あくまで、どう選手を配置したらこのコース変更に上手く対応できるだろうかということにしか目は向いていませんでしたね。

―6位以上の大学と比べた時の差というのは、どのようなところに感じられましたでしょうか
やはりエースがエースの走りをする、そしてつなぎが求められた以上の走りをするという面で上位との差はあったのかなと感じます。まだ箱根まで時間はあるので、その部分の差をいかに縮めていけるかですね。

―箱根まであと2ヶ月を切りましたが、どのようにチームをまとめ上げていかれますか
まず5位を目標とするためには、100%の練習をして、100%の調整をして、エントリーの16人全てが万全の状態でいて初めてその挑戦権を手に入れることができますので、これからトレーニングでどうこうというよりも、いかにして万全の状態で1月2.3日を迎えられるかだと思っています。そのことを念頭にチームを組織していきたいですね。

青木涼真

 ―今日のレースを振り返ってみていかがでしたか
僕個人として目指していたのはシード圏と20秒くらい離して区間3番以内でした。前半から自分で流れを作って集団を縦長にできればいいなとおもって走りました。区間賞というより、シード圏の8位との差を意識していました。結果として、あまり離せずに区間順位としても奮わなかったので良い仕事はできなかったのかなと思っています。

―区間5位を受けて
夏が怪我で練習を積むことができず練習不足で挑んだので、それが後半の粘りに出てしまったのかなと思っています。

―全日本予選以降あまり試合に出場されていませんでした
夏はずっと怪我をしていて、先月辺りから練習に復帰して急ピッチで今大会に合わせた形でした。しかし、直近の調子はあまり悪くなかったです。

―怪我の原因としては
元々膝が弱く、筋力の不足なのかなと思っています。

―夏は怪我ということで練習はどういった形をとられていましたか
夏はずっと補強をしていました。しかし、自分の走りを見直す良い機会だったのかなと思っているので悪い流れではなかったのかなと思っています。

―国士舘記録会では自己ベストを更新されました
関東インカレのA標準が14分12秒で状態も悪くなかったので、1㎞を2分50秒のペース走でいけば標準が切れ、自分の状態も把握できると思いそれをターゲットにして走りました。

―5000mでは強矢選手や岡原選手が自己ベストを更新されました。それは刺激になりましたか
嬉しかったです。しかし、僕はまだ14分10秒より速く走れると思っています。同級生が僕や佐藤に食らいついてきてくれているのを感じ、それがチームの底上げに繋がってくるので僕自身もチームメイトが強くなってくれることは嬉しいです。なのである意味刺激になっています。

―では13分台も視野にいれているということでしょうか
狙えるレースに出していただければ、13分台は出せるかなと思っています。

―箱根に向けた今大会の反省点は
箱根で走る区間は今大会とは異なってくるシチュエーションになると思いますが、自分は1人で走る方が好きなので箱根の方が自分の強みを出せるかなと思います。今回はやはり練習をしないと結果が出せないということがわかったので、ここから集中して気持ちを切り替えて箱根に向かいたいです。

―箱根で走る区間は今大会とは異なるシチュエーションとおっしゃっていましたが、山登りということでしょうか
そうですね、だいたいそうなるのかなと思います。しかし、どの区間を任されてもしっかりと走りたいです。

―箱根に向けた意気込みをお願いします
今のチームの状況は僕を含めてまだ上がってきている途中の段階です。なので箱根にピークを合わせて、目標以上の走りをしたいと思います。

鎌田航生

ー今日のレースを振り返って
初めて大学駅伝に挑みましたが、序盤は想定より速く入ってしまって、中盤きつくなってしまいました。しかし、終盤は少し盛り返して、多少は前に追いつくことができました。ですが、やっぱり自分の力が足りないところもあると思うので、次はリベンジしたいです。

ー総合7位という結果について
まずは、シードを取れたことは嬉しいです。これから4年生が主導していくなかで、3年生の先輩や自分たちも一緒になり、チームを盛り上げていきたいです。

ー11.1㌔という二番目に短い区間だった2区の計算や対策は
(1区の)青木先輩がいい位置で襷を渡してくれると思っていたので、レースの流れに乗っていくことをイメージしていきました。

ー実際計算通りになりましたか
序盤はいい感じに走れましたが、想定より速く入ってしまって、中盤以降いっぱいいっぱいになってしまいました。

ー学生三大駅伝デビューについては
やはり、周りの選手は速いなと。まだまだ、自分の実力が足りないと思いました。箱根も狙っていきたいと考えていますが、もっと実力をつけて戦っていきたいと考えてます。

ーレース前、家族などの周りから声をかけられましたか
みんな、「頑張れよ!」と言ってくれました。

ー1年生ながら伊勢路を走れた理由は
夏合宿で、きっちり怪我せず練習することができたことです。夏合宿は坪田(智夫)監督が想定した通り練習できたことが一番な理由ですね。

ー鎌田選手の長所や魅力は
「ラストの粘り強さ」ですね。

ー一方で改善したい点は
距離を伸ばしていくときに「筋力が足りないな」と感じる場面があるので、改善していきたいです。

ー今後4年間でどのような選手になりたいか
法政のエースと呼ばれるような大学を代表する選手になりたいです。

ー法政二高出身だが、今後他の強豪校から入部した選手と競い、どのようにレギュラーを取りたいか
攻める走りをしたいと考えてます。

ー箱根駅伝の意気込みと今日応援してくれたファンに一言お願いします
箱根駅伝の意気込みは1年生ですが、きっちりと区間一桁(順位で走って)、チームに貢献していくことが今年の目標です。応援してくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。自分がまだまだ1年生で未熟なところもありますが、これから精一杯頑張って4年間戦っていくつもりなので、4年間、応援宜しくお願いします。

佐藤敏也

―今日のレースを振り返って
まだ調子が6割ぐらいなので満足いく走りではなかったのですが、今の状態での最低限の力は出せたと思います。

―出雲は欠場でしたが
それもけがでした。

―今日はどのようなレースプランで臨みましたか
アップダウンが多い区間なので、上手く対応することと、前半突っ込みすぎないことを意識して走りました。

―監督からの指示は
前半突っ込みすぎないということだけです。

―11位でタスキを受け取った時の心境は
一時は14位で単独という話を聞いていたので、2区の鎌田が最後頑張ってくれたので、その流れを加速させていけたらいいなと思っていました。

―今後取り組んでいきたいことは
僕はまだ調子が上がりきってなく練習している段階なので、箱根までの2ヶ月間どんどん練習していくことだけだと思います。

―箱根の目標をお願いします
区間3位以内を目標に頑張ります。

岡原仁志

―今日のレースを振り返って
個人的には区間5位で走れたのでひとまず満足です。目標の区間5位以内がようやく達成できたので良かったです。

―コンディションは
調子はあんまり良くなかったんですけど、ここ1週間で上がってきて、何とか間に合ったかなという感じです。

―出雲後はしっかり練習を積めましたか
結構つめて練習してたので調子を落とした時期もあったのですが、何とか今日に合わせられました。

―順位2つ上げる好走でした
1つでも前の順位を狙って、見える範囲で前を追うことを考えて走りました。

―順大の塩尻選手と途中並走されましたが意識はしましたか
正直勝てる相手ではないので、途中までついて行こうと思っていたのですが、やはりペースが違くて置いていかれてしまいました。

―今日のレースを終えて、今後の改善点は
中盤へばってしまったんですけど、粘れればもう少し区間順位も上がったと思うので、そこを改善したいです。

―総合7位でシード権を獲得しました
シード権獲得が目標だったので達成できて満足しています。

―次に出場するレースは
箱根までもうないと思うので箱根にしっかり合わせていきたいです。―箱根の目標はどこの区間でも区間5番以内でまとめていきたいと思います。

狩野琢巳

―今日のレース振り返ってみて
これまで怪我が多く、初めての駅伝でしたがもう少し頑張りたかったです。

―三大駅伝初出場でした。出場されてみての率直な感想をお願いします
緊張しました。記録会しか出たことがなかったので、独特な雰囲気がありました。

―目標としていた区間順位などはありましたか
自分の区間は繋ぎで、レベル差が無いのかなとおもっていたので区間6位を目標にしていました。しかし区間順位10位ということで、今後の課題になったのかなと思います。

―坂東選手との襷渡しの際、どんな声をかけられましたか
「坂東ファイト!」と声をかけました。坂東はエースということで信頼してるので、無駄なことは言う必要ないかなと思っていました。坂東からは「ありがとう!」と言われました。正直嬉しかったです(笑)

―去年のこの時期は怪我をされていました。今年の状態はいかがですか
今年入ってからも怪我がありました。1月くらいから半年くらい怪我をしていて、7月くらいから走り始めました。今年は夏合宿初参加ということで、3-4ヶ月くらいしか走れていないのですが、怪我をしないように気をつけて、箱根に向けていきたいです。

―自分の走りでアピールポイントや注目して欲しいところはどこですか
淡々と走るところです(笑)

―ファンの方に一言お願いします
ファンはいないとおもうので、これから作れるように頑張りたいです(笑)

坂東悠汰

ー今日のレースを振り返って
出雲駅伝で区間15位で、あまり良くなかったなかで、(良くなかった原因が)貧血ということが分かり、10日間ほど毎日薬を服用していました。完全な調子とは言えないですが、良い状態でこの大会を迎えることができました。

ー総合7位で17年ぶりのシード権獲得となりましたが
チーム目標は6位でした。その目標に一つ届かなかったですが、後半の区間をしっかり4年生たちが走って、シード権を後輩に残せたということはホッとしています。

ー9位で襷をもらって、3つ順位を上げました。6区のレースプランや対策は
調子は10割ではなかったので、しっかりと前を追うと考えていて、狩野(琢巳)(4)もしっかりと前(の大学)が見える範囲で襷をつないでくれたので、非常に走りやすかったです。

ー襷をつないだ狩野選手へかけた言葉は
本当に一言「ありがとう」と。「あとは任せろ」と声をかけました。

ー出雲駅伝では区間15位から状態を上げられた
練習は筋力の低下が見られたので、1週間に2回、トレーナーさんとマンツーマンで補強を行ってきました。

ーこのレースの収穫は
補強の成果は徐々に見られているので、今後もしっかり継続して箱根ではもっと良い形で、皆さんに良い走りを見せたいなと思っています。

ー鎌田選手がチーム内で唯一1年生で走りましたが、先輩から見て鎌田選手の走りは
他大学さんはエース級(の選手)が投入されたので、難しい区間ではあったと思うんですけど、しっかりと果敢に攻めて、鎌田らしい良い走りが出来たなと思います。

ー箱根に向けて今後はどのような練習をしていきたいですか
まずは血液状態を戻して、補強もしっかり続けて、箱根では自分の10割の状態で迎えられるように生活習慣なども見直して、取り組みたいと思います。

ー最後に今日応援してくれたファンに一言お願いします
沿道でも「前と何秒差!」と声をかけてくださって、そのような声のおかげでしっかりシード圏内で襷を繋ぐことができましたので、本当に感謝しています。箱根でももっとしっかりした良い走りを見せられるので今後も応援よろしくお願いします。

土井大輔

―レースを振り返ってみて
チームとしてはシードは取れたのですが、チーム目標が達成できなかったのでチームとしては悔しい結果でした。個人としてはかなり悪い結果だったなと受け止めています。調子自体は悪くはなかったのですが、レース運びが失敗したなという印象です。

―シードを獲得されましたが、チーム目標は達成できませんでした。嬉しい気持ちと悔しい気持ちだとどちらが大きいですか
悔しさの方が大きいです。レースプランとしては区間5番を目標としていたのですが、レース前に監督から「7.8番の明治と國學院辺りと近いから追いつかれてもシード圏外のチームから詰められないように3人で引っ張りあって走れ」という指示がありました。実際にすぐに追いつかれたので、引っ張ってもらうためにペースを落として下がろうとしました。しかしなかなか前に出てこなかったので結局自分でペースを作り直して引っ張るという形をとりました。

―どこで仕掛けようとなどとは考えていましたか
後ろからくる國學院の選手が結構力のある選手だったので、その選手についていこうと思っていました。しかし実際の展開としては後ろにつかれる形になりました。

―10キロ辺りで國學院大に抜かされてしまいました
どこかで一気に上げてくるなとは考えていて、余裕を持って後半に入りました。しかし、無駄に後ろに付き合いすぎて自分のリズムを刻むことができていなかったので、抜かされた時に体力的に余裕はあったのですが足が動かなくてきついレースとなりました。

―最後まで明治と並走していました
明治よりは前で渡したかったので、なんとかして前に出きってしまおうと思っていました。しかし、最初上手くリズムを刻めていなかったので自滅してしまった形です。

―主要区間での起用となりました。その理由としては
今のチーム状況で青木や佐藤の調子が上がりきっていない中、自分は夏場では順調に練習が積め、出雲もまずまずの結果だったので監督からは信頼して7区に置いていただいた形だと思います。

―2番目に長い区間ということで、10000mの持ちタイムが法大で上位の土井選手にとっては自信があったのでしょうか
長い距離の方が強いのかなと思っていたので、不安は無かったです。

―坂東選手から6位での襷渡しでした
アップが終わった段階では、9位で前の大学が見える位置だったので走りやすいかなと思っていました。しかし思いのほか中継所で早く名前が呼ばれて、前から離れて後ろが近いという位置だったので難しいレースになるのかなと思いながら襷を受け取りました。

―今大会見つかった改善点などは
今大会は調子が悪かったわけではなく、レース運びが失敗してしまいました。今振り返ってみると、自分の行けるところまで押していった方が良かったのかなと思っています。自信を持って自分の得意とする展開へ持っていけるようなレース運びにしたいです。

―出雲からの調整は
自分の走る区間が直前まで分からず、長いのか短いのかわからない状況だったのでどこを任されても走れるように心の準備はしていました。直前に5000の記録会があったのですが、全日本当日にピークを持っていけるように走れすぎないようにということを心がけていました。

―直前に行われた国士舘記録会でのレースプランは
監督からの指示は、「14分20-30秒で余力を持って走りの確認をするように」ということでした。

―箱根に向けた今後の調整は
箱根までレースは無いと思います。練習に集中するためにレースを見送るので、練習を積んで課題を克服できるように調整していきたいです。

―法大の中で駅伝での経験が多い方だと思います。どんな風にチームを支えていきたいですか
箱根に3回出させていただいていて、力の面では他の選手より無いと思いますが、経験の部分では箱根に向けた調整方法や合わせ方を知っています。なので自分の経験を用いて箱根にピークを持っていき、タイムを稼ぐ走りをしていきたいです。

―4年生やチームメイトを過ごす時間も少なくなってきました。どんな風に過ごしたいですか
4年生の雰囲気や走りがチームに広がってくると思います。同級生は良い雰囲気で練習を頑張って、後輩に「4年生ががんばってるから自分たちも頑張らなくては」と思わせるように頑張りたいです。

―応援してくださっている方に一言お願いします
自分が1年生の時よりチームが全然強くなってきていて、箱根5位を目指そうと言えるチームにまでなりました。それも応援してくださる方のお陰だと思うので、応援してくださっている方に少しでも喜んでもらえるように活躍した姿を見せたいです。

―最後に箱根への意気込みをお願いします
4年間の集大成になると思うので、完璧な準備をして悔いが残らないような走りをしたいです。

大畑和真

 ー今日のレースを振り返って
チームの目標として掲げていた6位を達成できなかったことに少し悔しさが残ります。

ー7位でシードを獲得しました
1番はチーム目標の6位を達成したくてこの大会に向けてみんなで調整してきたので、シード権を取れたのはあくまで最低限で、でもシード取れて良かったと思います。

ー今大会では一年生が走りました
これまでや出雲駅伝では上級生がメインとなって走ってきて、今回の全日本という舞台でプレッシャーがあったと思います。そのなかで並々ならぬ走りをしたなと思います。

ー出雲駅伝では悔しい思いをしました
出雲駅伝では目標達成できなかったのでこの大会では(目標を達成したい)っていう気持ちでやってきた。でもあと一歩のところで届かなかったので個人としては結構悔しい気持ちがあります。

ーチームの状態は
出雲では出場していなかった3年生の佐藤と青木がこの大会に向けてしっかり調整してきてくれました。その点に関してはチームとしてはプラスでしたね。ーどんな思いで土井から襷を受け取りましたか1区から自分のところまで襷が繋がってきてて最後自分がアンカーということでチームの順位が決まる最終区ということでやってやろうって気持ちで臨みました。

ー順位を1つあげました
後ろからも結構追い上げられていて、出雲が終わってからあまり調子が上がらない中で少し不安はありました。しかし、結構気持ちで勝てたかなと思います。

ー終盤は激戦でした
最後は前にいたので、一つ上の順位でという追い上げる気持ちでやりました。

ー箱根駅伝にむけて
4年生にとっては最後の箱根駅伝になる。ここまで出雲と今回はあと少しのところで目標が達成できなかったので最後の箱根駅伝ではしっかりと目標を達成して笑顔で終われればいいかなと思います。

ー応援してくれたファンへ
今回は目標を達成できなかったので次の箱根駅伝ではしっかり結果を残して応援してくれている人に走りで応えたいと思います。

フォトギャラリー

  •  G4A7969 R1区青木
  • IMG 4690 R2区鎌田
  • DSC 0800 R3区佐藤
  • DSC 0164 R4区岡原
  • IMG 2902 R5区狩野
  •  G4A8022 R6区坂東
  • IMG 9552 R8区大畑
 

 

 
 
 
 
 

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