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【陸上】第25回出雲全日本大学選抜駅伝競走 実力を出し切るも、上位校に及ばず

第25回出雲全日本大学選抜駅伝競走
2013年10月14日(月)
出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前

ついに駅伝シーズン到来。10月14日に学生三大駅伝のひとつである第25回出雲全日本大学選抜駅伝競走(以下:出雲駅伝)が行われた。7年振りの出場となった法大は、終始安定した走りを見せ、8位で大会を終えた。

1区・区間3位の西池

試合結果

総合成績

大学名順位記録
法政大学 8位 2:13:20

個人成績

区間名前区間順位記録通過順位通過記録
1区 西池 和人(スポ3) 3位 23:46 3位 23:46
2区 田子 祐輝(経4) 6位 17:00 4位 40:46
3区 田井 慎一郎(経4) 9位 23:32 4位 1:04:18
4区 松田 憲彦(社4) 7位 18:31 6位 1:22:49
5区 足羽 純実(現福1) 5位 18:50 5位 1:41:39
6区 藤井 孝之(経2) 13位 31:41 8位 2:13:20

>戦評

1区を任されたのはエース・西池和人(スポ3)。レース序盤は先頭集団の真ん中につけ、様子をうかがう。徐々に集団の人数が絞られていくなか、西池は食らいつく。ラストスパートをかけ、3位で2区の駅伝主将・田子祐輝(経4)に襷をつないだ。田子は集団から一度も離されることなく、安定したレース運びを見せた。約2年ぶりの駅伝レースだったが、区間記録も6位と上々の内容だった。4位で襷をもらった田井慎一郎(経4)。田井は終始4位集団でレースを進める展開となった。「後半も上げきれずに終わってしまった」と振り返り、悔しさの残る内容となった。

4区を任されたのは松田憲彦(社4)。先日の記録会で5000mの自己新記録を出し、「自信をもって今大会臨んだ」。4位集団から離されてしまうも、意地を見せ区間記録7位にまとめた。チーム順位は2つ下げ、6位で5区の足羽純実(現福1)へつないだ。一時7位まで順位を落とすものの、6月に行われた全日本駅伝予選にも出場した期待のルーキーは、最終的に順位を5位に押し上げた。1年生とは思えない落ち着いた走りでアンカー藤井孝之(経2)へと襷をつなぐ。10.2㎞の最長区間である6区を任された藤井は区間記録こそ13位と悔しい結果になったが、大きく崩れることなくゴールし、最終順位は8位とした。

目標とする3位には及ばなかったが、坪田監督はレース内容について「合格点」と評価した。しかし、強豪校との実力差があることも再確認できる大会となった。田子駅伝主将も「まだまだ強豪大学には通用しない」と語る。次のレースは11月3日に行われる全日本大学対校駅伝対校選手権大会(通称:全日本大学駅伝)。短い準備期間ではあるが、「しっかり修正」し、今大会より成長した姿を見せてくれることに期待したい。(河野夏奈)

監督・選手コメント

坪田智夫 駅伝監督

―今日のレースを振り返っての感想をお願いします
全体を通して大きく悪い選手はいませんでしたし、8位でゴールしたっていうのは良かったかなと。合格点は与えられると思います。

―内容としてはいかがでしたか
結果というよりも順位がどうなるかわからなかったので、それよりももらった襷のところで、選手たちがどう判断して、どういった走りをするのかっていうのを見たいと思っていました。順位が8位ということで合格点なのですが、1区からアンカーまで流れに上手く乗って走れたかなと思います。ただやっぱり前提として1区西池が上位に来てくれてて前でレースをするなかで走れているので、今後、全日本と箱根に向けて下がったときにどういう組み立てができるかっていうのをしっかり見ていきたいと思います。

―5区、6区の下級生が粘りを見せてくれました
一区の西池っていうのはしっかり区間賞を取らせていきたかったんですが、キツい中、最後順位を上げてくれて。それを3人の4年生がしっかりつないで、5区の足羽、6区の藤井がしっかり粘ってくれたと思います。

―先日の日体大記録会で多くの選手が自己ベストを更新しましたが、選手たちの調子の方はいかがでしたか
日体大記録会から見て自己ベストを多くの選手が出して、いいムードではあるんですが、他大学さんと比べてまだまだ力不足だなっていうのを選手たちも感じてると思うので。これをもっと高いところに持っていかないと行けないと思います。箱根は選手たちにも8位以内ということを話していますので、そこにはまだまだ届かないなっていうのを感じているので、これから全日本に向けて、修正していかなければなって思います。

―改めて、来月に全日本が控えてますが
そうですね、具体的な目標というのは考えてません。また今回走った出雲のメンバーにプラスして戦力を入れて、どういう結果が出るのか。今日見ていてまだまだシードを取るというところには届かないと思うので、順位よりも走りの内容をしっかり見ていきたいと思います。それで、箱根につながるレースをしたいと考えています。
 

h田子祐輝 駅伝主将

―今日を振り返って
3位が目標だったのですが、結果的に8位ということで。まだまだうちは強豪大学に通用しないということや、実力が足らないのだなということがわかりました。次の全日本駅伝と箱根駅伝に向けて軌道修正をしていきたいなと思います。

―田子選手にとっては2年生時に学連選抜で箱根駅伝に出場して以来の駅伝でしたが、感想は
学連選抜で走ったときは違う大学の人とのタスキつなぎだったんですが、今回はチームメイトとつなぐことができて。結果には満足してないですけど、仲間と襷をつなぐことができたのはうれしかったです。

―夏の3回の合宿で田子選手自身が成長した部分は
故障してから、なかなか納得のいくコンディショニングに持っていくことができなかったですが、3回目の最後の合宿になってようやく自分の納得のいくような状態に戻すことができたので、進化したというよりは昔の調子に戻すことができたという合宿になりましね。

―今後への意気込みをお願いします
全日本と箱根それぞれ目標を立ててあるので、それに向かってチーム一丸になって練習していきたいと思います。
 

田井慎一郎

―今日のレースを振り返っていかがでしたか
3位以内を狙っていたので、前が見える位置で襷をもらっていたんですけど、納得のいくレースはできなかったかなって思います。

―どのようなレース展開を考えていましたか
暑くて風が強かったので、前半抑えて後半上げていこうって思ったんですけど、前半を抑えたわりに結構力を使ってしまって、後半も上げきれずに終わってしまったという感じでした。

―先日の記録会では自己記録を更新しましたが、調子の方はいかがでしたか
普通でした(笑)良くもなく悪くもなくという感じでした。

―チーム順位が8位でしたが
チームとしての力はまだ未知数なので、もっと上を目指していけると思います。この結果に満足してる人はいないと思うので、もっと上を目指して頑張らないといけないっていう再確認ができました。

―来月には全日本大学駅伝が控えてますが、意気込みをお願いします
頑張ります!
 

松田憲彦

―チーム順位8位という結果についていかがですか
目標は3位以内だったので、正直悔しい気持ちがあります。

―個人の走りとしてはいかがですか
区間7番ということで、自分の実力通りではあったってことなんですけど、もっと上を目指さないとなと思いました。

―直前の記録会での自己記録更新は自信に繋がりましたか
自信にはなりました。自信を持って今回のぞみました。

―調子はいかがですか
悪くはなかったです。

―どのような展開でいくことを考えていましたか
とりあえず一人にならないでというのを考えて、あと前の選手の力量を見ながら走ろうっていうのはありました。

―監督からの指示はどのようなものでしたか
田井が恐らく抜かれてくるだろうって指示があったので、前を行くようにって指示はありました。

―暑さの影響はありましたか
予想以上に暑かったんですけど、集中していたのであまり気にならなかったですね。

―全日本大学駅伝に向けて一言お願いします
今週の土曜日にまた法政で記録会があるので、そこでまたメンバー争いがあるんで。まずは走りたいと思います。

フォトギャラリー

  • 201310141 R1区・区間3位の西池
  • 201310142 R田子駅伝主将は約2年ぶりの駅伝レースとなった
  • 201310143 R「もっと上を目指して頑張らないといけない」と田井
  • 201310144 R今大会に「自信を持って臨んだ」と松田
  • 201310145 Rゴールテープを切る藤井
  • 201310146 R粘りの走りを見せたルーキーの足羽
  • 201310147 R彰式でトロフィーを受け取る田子駅伝主将(左)と松田
 

 

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