陸上
 

【陸上】第92回関東学生陸上競技対校選手権大会2日目 矢澤が好記録で関カレ初優勝

第92回関東学生陸上競技対校選手権大会
5月19日(日)
場所:国立競技場

第92回関東学生陸上競技対校選手権大会も2日目を迎えた。法大からは男子110mH決勝で矢澤が見事初優勝。男子100mで大瀬戸が5位、女子400mで川端が4位とそれぞれ入賞を果たした。長距離でも西池が男子10000m決勝で7位、男子3000m障害では田子が決勝へ進出した。

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表彰式で笑顔を見せる矢澤

試合結果

成績(選手名の隣の数字は学年)

種目成績選手名記録
男子100m準決勝 1組3着 大瀬戸一馬① 10.88
  2組8着 西垣佳哉② 10.84
男子3000m障害予選 1組3着 田子祐輝④ 9:05.31
  2組8着 大久保誠吾③ 9:07.18
  2組9着 森永貴幸③ 9:08.16
男子4×400mリレー予選 2組7着 矢野①‐前野④‐伊藤①‐岡田② 3:11.68
男子100m決勝 5位 大瀬戸一馬 10.64
男子10000m決勝 7位 西池和人③ 28:59.35
  11位 関口頌悟③ 29:08.10
  22位 田井慎一郎④ 29:44.62
100mH決勝 1位 矢澤航④ 13.72
男子三段跳決勝 DNS 佐藤文哉③
男子十種競技 8位 久山陽大③ 6636点
  10位 塩原敬④ 6429点
女子400m決勝 4位 川端涼夏② 55.86

まず最初に決勝の舞台に上がったのは女子400mの川端。レース途中までは遅れをとるが、最後まで粘り強い走りをみせ、見事4位入賞を果たした。さらに自己ベストも大幅に更新。昨年の同大会チャンピオンなど強豪選手がひしめく中でのこの結果に、苅部監督も「快挙。大したもんです」と称えた。

110mHの矢澤は「腰に痛みはあった」(苅部監督)なかでの決勝だったが、スタート直後から一気にトップに立つとそのままゴール。2位に0.2秒の差をつけて関カレ初優勝を飾るとともに、初の学生タイトルも獲得した。記録もOBである内藤真人が持つ大会記録に100分の3秒とせまる好記録だった。また、100mではルーキーの大瀬戸が10.64で1年生ながら5位に入賞した。

10000mに出場した西池は序盤、積極的な走りで強豪選手たち相手に食らいつく。しかし、「力不足だった」というように、レース中盤にさしかかると先頭集団から脱落。7位入賞を果たしたものの、優勝も視野に入れていただけに少々物足りない結果となった。3000m障害にはけがから復帰の田子が出場。終始安定した走りをみせ、25日に行われる決勝へ進んだ。

来週は場所を日産スタジアムに移し、大会が行われる。男子200mには主将の小林が出場予定。また、女子400mに続き、400mH川端にも好成績の期待がかかる。(松村 寿々子)
 

監督選手コメント

苅部俊二監督

―関カレの2日間の総括をお願いします
もうちょっと点が取れるかなと予想していたので、取りこぼしが多いかなというのはしますね。まあいいものはあったけど、全体的には満足はしてないですね。

―取りこぼしというのは
そうですね、400mが3人決勝に残れなかった。去年残った猪口は今年は狙ってたんだけど、足の調子が悪くて。それから、下位入賞がなかったことですね。100mHは矢澤は勝ったんだけど、もう1人くらい入ってほしかったし、去年は2人入っているので。円盤投が記録なし、彼(花田③)も入賞圏内なので、それも大きな取りこぼしだし、走高跳は笹嶋がけがでだめで、佐藤もけがでだめで、高須賀は入賞したんだけど、3人とも入賞できる力を持っているので、そこがもう本当に大量得点を取れるところだったので、そこが取れてないのは大きいですね。あとは大瀬戸はよく頑張ってくれたと思うので、1年で決勝に残るのは立派だと思います。

―矢澤選手の調子はいかがですか
おとといちょっと腰があんまりよくなくて不安はあったんだけど、彼は勝つべくして勝たなければいけない選手なので、学生タイトルまだとってなくて、本人も勝ちたくて。なのでタイトルとれてよかったと思います。勝つべくして勝ったので、やっぱり力あると思います。他にも相手がいないので、やっぱり勝たなければならないし、そういうプレッシャーの中で勝てたのは評価したいと思います。

―女子の400mでは川端選手が4位入賞を果たしましたが
快挙です、快挙。よかったです。ベストをほぼ1秒更新しましたね。もともと400mHの選手でね。今回はベストに近いような記録が出ればよかったんだけど、しかも4番っていうのは大快挙です。トップの3人は名前が誰でも知ってるような選手で、その中での4番はすごいと思いますね。だからこれが来週の400mHでどう生きてくるか。ぜひ表彰台に乗ってほしいですね。まあでもそううまくいかないのかなと思ってます(笑)

―川端選手について、何か特別な練習というのはされたのですか
特別な練習は、普段の練習からタイムは出ていて、彼女にも言っていたんだけど、絶対ベスト出るぞっていうのは確信はあったので、もう今日も多分タイムは出るなっていうのは思ってたので、出るべくして出たと思います。

―日頃の練習が結果としてついてきたということですか
そうですね、ちゃんと練習でやってきたものがちゃんと出せたっていうのは大きいと思います。でも大したもんですよ。こんな大きい舞台でこのような結果を残すのは。

―まだ2年生で、これからも楽しみだと思います
今日走った選手のなかで1番若いし、経験も少ないし、たぶん初めてこういう大きい大会の決勝だったと思うし、その中でしっかりと結果を出せたというのはすごいですね。

―マイルは予選敗退という結果になって」しまいました
あれはまあ猪口を使えなかったのは大きいかな。うちのエースだし、0.5秒から1秒くらいあ違うので、そこが大きかったかな。あとは力矢野はちょっと腰が痛くて。でもまあ力がなかったです。やり直します。

―来週に向けてひとことお願いします
まずリレーがあるので、4継が。なんとか3番に入りたいですね。あと主将の小林が足に不安はあるんですけど、大分上がってきているので、何とかできれば優勝したいですけど、最低でも3番以内にはいってほしいなと思います。あと川端も400Hがあるので、優勝はきついと思うんですけど、3番に入ったらもう快挙です。あと5000mですね。頑張っていきたいですね。
 

西池和人

―今日のレースを振り返っていかがでしたか
完全に上の選手との力の差が出てしまうレースでした。

―タイムについてはどうですか
本当に今日はタイトルを狙うレースということで来ていたので、タイムは考えていなかったんですけど、とにかくもがいてもがいて走りきって出た結果なのでタイムは気にしてないです。

―どのようなレース展開を考えていたか
上の設楽さん(東洋大)、服部さん(日体大)、外人の選手もそうですけど、みんな27分台の力を持っているので、とにかく速いレース展開になるっていうのも予想してましたし、スローペースで中盤からペースが上がるレースというのも、色んな展開を予想していたので、とにかく自分は前にいる選手に食らいついていくだけだったんですけど、展開的にはとにかくついていくっていう事を意識していました。

―前半は速いペースで走っているように見えましたが
そうですね、とにかく上の選手にしっかりついていくっていうのを目標にしていたので、しっかり食らいついていくことを意識していたのと、とにかくタイトルを狙う速いレース展開では食らいついていくしかなかったので、優勝したいなと思いながら走ってました。

―今日のレースで見えた課題はどういったところですか
力不足っていう一言に尽きるのかなと思います。2月にねんざをしてしまって、そこから練習を積んできて走れる自信はあったんですけど、まだまだ力不足だというのが丸見えのレースだったので、これからはもっと練習して上で戦う意識を持ってやっていきたいと思います。

―今日のコンディションはいかがでしたか
特に悪くはなくて、自分自身が当日までに出来ることをやるしかなかったので、コンディション的には悪くはなかったです。

―26日の5000mに向けてお願いします
10000mで見えた課題っていうのもありますし、5000mは前に食らいついていくしかないと思うので、10000mより短い距離なので諦めずに全力でタイトルを狙っていきたいと思います。

関口頌悟

―今日のレースの出来はいかがでしたか
走りとしては良い方だったのかもしれないですけど、入賞狙いという目標を立てていたので、そういう点からみるともう全然、やっぱり0点ですね

―序盤から第二集団で走ることになったが、第一集団に追いつくことも狙っていたのですか
いや、それは、第一集団は本当に強い人たちが走っていたので、そこに追いつこうというよりは、第二集団で勝負をかけて周りの選手を消耗させようとしたんですけど、(第二集団の)周りの選手たちも強かったので、なかなかうまくいかなくて、結果的に自分の体力を無駄に使ってしまうことになりました

―途中で先に走っていた西池選手が第二集団に下がってきたが、意識はありましたか
いえ、特に意識することはありませんでした。お互いにそんな余裕はなかったというか。確かにチームメイトではありますけど、それぞれに自分の走りをしよう、と。

―タイムについてはいかがでしたか
ベストのタイムは日体大で出していたんですけど、今回はタイムがどうというより、(入賞という)目標が達成できなかったので、話にならないです

―関口選手というと、箱根駅伝の山登りのイメージがあるのですが
いや、自分では山登りとか平地とか、どちらが得意ということはないつもりなんですけど(笑)。どちらかといえば、上りの無い平地の方が楽なので、好きですね。特に平地だから走りづらいということはないです。 

―これも先の話ですが、6月末の全日本予選についてどうお考えですか
全日本に出るというのは、今年の大きな目標なので、しっかり出られるように頑張っていきたいです。

田井慎一郎

―今日のレースを振り返っての感想をお願いします
情けないレースをしてしまったと思います。

―具体的にどのような所に問題があったと思いますか
入賞狙ってやってたんですけど、上手く合わせることができず本当に力不足でした。

―風が強い中でのレースでしたが影響はありましたか
いや、影響はないです。

―序盤から割と速いペースでレースが進んでいったと思うのですが
ちょっと離れたところから入賞ラインに入っていけたらなと考えていました。

―今後具体的にどのような所を修正していきたいと思いますか
練習の中からはもちろんなんですけど、生活の中からも自分を高めていきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 201305191 R表彰式で笑顔を見せる矢澤
  • 201305192 R大会記録まで100分の3秒だった
  • 201305193 R女子400m4位入賞の川端
  • 201305194 Rルーキー大瀬戸も5位入賞
  • 201305195 Rマイルは予選敗退・・・
  • 201305196 R10000m、左から関口、西池
  • 201305197 R3000m障害で決勝に進出した田子
  • 201305198 R大久保は予選敗退となった
 

 

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