バドミントン

【バドミントン】平成27年度関東学生バドミントン選手権 ベスト8決め、準々決勝

平成27年度関東学生バドミントン選手権 ベスト8決め,準々決勝
2015年7月3日(金)
さいたま市記念総合体育館

ベスト8を決める戦いでは、男女2種目で18名の選手が出場。女子シングルスでは、3名が準決勝に進出を果たし、連覇に向け地盤を強固に固めた。一方、男子もシングルスで佐野拓磨(経4)が、ダブルスでは宇野友規(国4)・西川裕次郎(社2)ペアがそれぞれ準決勝に駒を進めた。

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同校対決を制し、準決勝へ進出した宇野(写真左)・西川(写真右)ペア

試合結果

男子シングルス

選手名結果スコア
佐野拓磨  準決勝進出 5回戦:◯2‐0佐伯健人(日大)(21‐17,21‐16) 準々決勝:◯2‐0吉川英太郎(中大)(21‐14,21‐16)
関口直挙  ベスト16 5回戦:●1‐2五十嵐優(中大)(19‐21,21‐15,18‐21)
宇野友規  ベスト16 5回戦:●0‐2吉川(中大)(20‐22,9‐21)
甲谷望  ベスト16 5回戦:●1‐2谷口友章(日大)(21‐16,14‐21,11‐21)

 

女子シングルス

選手名結果スコア
窓場由加奈 準決勝進出 5回戦:◯2‐0財津穂(日体大)(21‐16,25‐23) 準々決勝:◯2‐0我妻美沙紀(早大)(21‐10,21‐17)
前田悠希  準決勝進出    5回戦:◯2‐0奥芝清加(専大)(21‐11,21‐14) 準々決勝 :◯2‐0三木江里子(日体大)(21‐18,30‐28)
宮浦玲奈 準決勝進出  5回戦:◯2‐0後藤にこ(明大)(21‐19,21‐15) 準々決勝:◯‐×上野(法大)(2ゲーム目に上野が途中棄権)
上野亜実 ベスト8  5回戦:◯2‐1大堀優(青学大)(21‐16,12‐21,21‐12) 準々決勝:●‐×宮浦(法大)(2ゲーム目で途中棄権)
酒瀬川美波 ベスト16 5回戦:●0‐2三木(日体大)(17‐21,21‐13)
勝俣莉里香 ベスト16  5回戦:●1‐2福永彩(専大)(17‐21,21‐17,12-21)

男子ダブルス

選手名結果スコア
宇野友規・西川裕次郎  準決勝進出  4回戦:◯2‐0秋田剛志・村本亮汰(青学大)(21‐16,22‐20) 準々決勝:◯2‐1日光・西(法大)(23‐21,8‐21,24‐22)
日光凌・西智寛  ベスト8 4回戦:◯2‐1大関修平・川端祥(中大)(22‐20,13‐21,21‐13) 準々決勝:●1‐2宇野・西川(法大)(21‐23,21‐8,22‐24)
藤野琢人・河崎駿輔  ベスト8 4回戦:◯2‐1中田政秀・五十嵐優(中大)(14‐21,22‐20,21‐6) 準々決勝:●0‐2駒井砂竜・畔上駿平(青学大)(12‐21,16‐21)

女子ダブルス

選手名結果スコア
 窓場由加奈・宮浦玲奈 ベスト8  4回戦:◯2‐0桶田彩乃・長野来夢(専大)(21‐11,21‐7) 準々決勝:●0‐2我妻美沙紀・中西貴映   (早大)(20‐22,19‐21)
 上野亜実・前田悠希  ベスト8  4回戦:◯2‐0久保沙織・後藤にこ(明大)(21‐10,21‐19)  準々決勝:●0‐2石井梨紗・吉森朱里(専大)(19‐21,13‐21)
 勝俣莉里香・工藤ひな子 ベスト8 4回戦:◯2‐0保科澪・関町理紗子(日体大)(21‐19,21‐18) 準々決勝:●0‐2中村恭子・三木江里子(13‐21,20‐22) 
 樋口帆渚実・長谷川由季  ベスト16 4回戦:●1‐2福永彩・芝野真由(専大)(21‐10,16‐21,19‐21) 

 

戦評

男子

 宇野・西川ペアが準々決勝でし烈な同校対決を制した。ベスト4を懸けて同じく法大の日光凌(現3)、西智寛(経2)ペアと対戦した宇野・西川ペアは1セットを取り合い迎えたファイナルゲーム。序盤から攻めの姿勢を貫き、激しく点を奪いあう。23-22のデュースまでもつれるが、「どれくらい勝ちたい気持ちが相手より上回るかだった」(宇野)。最後は宇野のプッシュで激戦に終止符を打った。勝利への執念がわずかに勝った宇野・西川ペアが、見事ベスト4へ駒を進めた。

 一方、「勝てる相手だった」と河崎駿輔(経3)は悔しそうな表情で話した。今大会で初めてペアを組む藤野琢人(経3)と挑んだ準々決勝。10月に行われるインカレ出場を懸けて、青学大の駒井・畔上ペアと対戦した。序盤は競り合う展開も、「意識しないようにしていても心のどこかで意識してしまった」(河崎)と掴みかけたインカレへの意識が、動きの硬さにつながってしまう。それぞれのショットが勝負所で甘くなり、相手の強烈なショットの猛攻を浴びた。結果、終始試合の主導権を奪うことができず、無念のストレート負け。悔しさの残る結果に終わった。それでも試合後「これからも2人でやっていきたい」と互いに口をそろえて話した。今大会で出た課題を克服しインカレ出場への最後のチャンスとなる東日本に向けて、雪辱を誓った。

 シングルスでは4名の選手が出場した中、法大勢で唯一主将の佐野が準決勝に進出した。5回戦でストレート勝ちを収めると、続く準々決勝でも中大の吉川を相手に多彩な動きで相手を翻ろう。終わってみれば2‐0のストレート勝ちで勝利を果たし、優勝まであと2勝とした。

 運命の決勝・準決勝は5日に東海大湘南キャンパスで行われる。この大会で、法大勢悲願の個人タイトルが生まれることを期待したい。(井手一樹)

女子

 シングルスでは6選手が出場し、そのうち3選手が準決勝に進出した。

 シングルス3連覇に大きな期待が懸かる窓場由加奈主将(人4)は5回戦でややミスなどに苦しみながらも、ストレートで勝利。準々決勝へ駒を進め、我妻美沙紀(早大)と対戦した。今春のリーグ戦で敗れた我妻に対し、窓場は1ゲーム目序盤から積極的なプレーを展開し大差でこれを制す。すると、2ゲーム目でも実力を発揮しストレートで勝利を果たした。

 2年生の前田悠希(営2)も5回戦で快勝し、8強へ進出。準々決勝では1ゲーム目の熱戦を制すと、続く第2ゲームでも両者一歩も譲らずの展開となる。勝負は延長戦にもつれるが、なおも激しい攻防が繰り広げられる。そして、29-28の時に試合が動く。前田が相手に対し強烈なスマッシュを決め、この試合を制した。前田はこの勝利で自身初の4強に進出するとともに、準決勝で窓場と対戦することになった。

 上野亜実(人3)と宮浦玲奈(国2)も5回戦を勝ち抜き、8強へ進出。トーナメントの組み合わせ上、準々決勝で両者が対決することとなった。 1ゲーム目は「ダブルスを組んで以来、レシーブの質が上がった」(上野)と語るように、上野が終始安定のシャトル捌きを見せ、1ゲーム目を奪取。続く第2ゲームでは一転、序盤から宮浦ペースでの試合展開となった。中盤になっても、ショットを決める宮浦が優勢で上野が追う展開は変わらず。だが、15-11の場面で思わぬ事態が発生する。上野が突如体調不良を訴え試合が中断に。結局、このマッチは上野の棄権となり宮浦が4強に進出した。

 一方でダブルスは全チームが準々決勝で敗退となった。それでも今大会で初めてペアを組んだ上野・前田ペアがベスト8に入るなど、良いニュースも存在する。「試合になって息が合った」と両者が語るように東日本インカレ連覇に向け、大きな材料となるはずだ。また、窓場・宮浦ペアも早大のエース相手に奮闘。結果こそ悔しいストレート負けとなったものの、ここでの悔しさが今後の糧となるはずであろう。

 この結果、シングルスは4選手中3選手が法大勢となった。窓場が3連覇を果たすか、それとも窓場以外の選手が優勝するか...。その結果は、神のみぞ知る。(松本凌太)

選手インタビュー

宇野友規・西川裕次郎

―今日最後の試合は同校対決となったが、何か対策は考えていましたか
宇野:手の内が分かっていて実力も同じくらいだったら、どれくらい勝ちたい気持ちが相手より上回るかだったので、常に絶対負けないという気持ちだけは持って試合をするようにしていました。

―第2ゲームでは8ー21と大差をつけられましたが
西川:自分たちは最初の出だしが練習でもいつも悪くて、いつも通り悪い部分が2ゲームめで出たのかなと思います。
宇野:出だしが悪いというのはその通りなのですが、それをインカレまでに修正したいなと思います。

―日光選手のスマッシュに苦戦しているように見えたのですが...
西川:いつも慣れている球なので、他の大学に比べてもたぶん結構速い方なのですが、今日のシャトルは全然飛ばなかったし速く感じるけど取れないことはないと思ったので、前で前で勝負しました。
宇野:僕はあんまりレシーブが得意じゃないので狙われるだろうな思っていたので、どうせ取れないなら前で勝負して攻める気持ちを常に持ってやっていこうと思っていました。

―ファイナルゲームで立て直すために意識したことはありましたか
西川:出だしが勝負かなと思っていました。いつも離されて負けるパターンなので、最初にどれだけ自分たちが僅差でいけるか、最後は2人とも自信があって少しくらい負けていても追いつけるので、最初が勝負だなと思って入りました。

―練習でもいつも接戦だったのでしょうか
西川:宇野さん、日光さん・西、河崎さん・藤野さんと自分はあまり実力が変わらないので、どの対決でもいつもファイナルゲームまでいって、どちらが勝ってもおかしくない状況ですね。

―西川選手は、前回お聞きした際に宇野選手をインカレに連れて行くとおっしゃっていて、それが今日叶いましたが今のお気持ちはいかがですか
西川:去年いた三浦さん(14年度卒)にもしっかり顔向けできるし、これで満足せずに出る大会全部宇野さん最後になるので、インカレ優勝も目指します。まだ関東インカレもまだ終わっていないので優勝できるように頑張っていきます。

―明後日への意気込みを
西川:法大では自分たちしか残っていないのでみんな負けた相手だからこそ、自分たちが勝ちます。
宇野:4年生で、バドミントンも今後続けないつもりですし最後の年になるので、思い切ってやりたいです。

藤野琢人・河崎駿輔

 ―今日の2試合を振り返って
藤野:今日は、ベスト4に入れば10月のインカレ出場が決まるということで、そこを目標にやってきたのですが結果最後負けてしまいました。それでもこれが最後ではないし、東日本インカレでしっかり(インカレ出場の)権利を取れるように、一からまた頑張っていきたいです。
河崎:負けてしまったのは...。別に負ける試合ではなかったし、勝てる相手だったので。試合なので何が起こるかわからないとずっと思っていますが、負けたことは悔しいです。この大会で2人の課題が見つかって、練習でできて試合でできないこととかがあったので、課題を克服して東日本インカレでリベンジしたいです。

―今大会で出た課題とはどのような部分なのでしょうか
河崎:前衛で仕事をすることが自分の役割だったのですが、競った場面とかになったら自分のラケットが下がってしまい、シャトルに触るのが遅れることがありました。あとは展開のパターンだったり、やりたいことができてないです。それとずっと言ってきたことなのですが、サービス周りは大事かなと思いました。

―ベスト4を決める2試合目は、今日の1試合目と比べて少し動きが硬かったように思います
藤野:勝ちたいという意識が強かったかどうかはわからないですけど、見ての通り動きが硬かった部分があって、そういう場面の時に自分たちの流れに持って来れなかったです。
河崎:「これ勝ったらインカレだ」というのが見えていたので、手の届くところにあるからそれで少し意識しないようにしてても心のどこかで意識してしまい、それが動きの硬さにつながってしまいました。

―ペアを組んでから初の公式戦だが、お互いの印象は
藤野:やっぱり組みやすかったです。これからもやっていきたいです。
河崎:少しバドミントンをやってない時期がありましたが、それでも組んでくれる藤野に自分なりに恩返しがしたいので、今年がラストチャンスだと思って2人で頑張っていきたいと思っています。

―河崎選手は、試合でブランクを感じる部分はありましたか
河崎:試合の感覚は自分の中で変わっていませんが、体力面やフィジカル面、コート内フットワークなどが前より遅くなっているので、走り込んだりしないといけないと感じました。

―東日本インカレに向けて
藤野:最低でもインカレの出場権は取ります。そこからもっと上に行けるような実力をこれからの練習で取り組んで行きたいです。
河崎:同じですが、とりあえずインカレの出場権を絶対に取りたいです。そしてダブルスだけではなくてシングルスも頑張ります、ダブルスではどんどん勝ち上がって行けるようにもっと実力をつけていきたいと思います。

上野亜実・前田悠希

ーダブルスの振り返り
上野:部内の練習でやると、いつも負けてばっかで勝てなかったので、けっこう開き直った感じで試合に入りましたね。それで試合になったら思ったよりも息があってきたし、気持ちも上がってきたのでよかったなと思います。
前田:ダブルスではやはり練習で息が合わず、調子が悪かったんですけど、試合になって息が合い一つずつ勝ちに行けました。トーナメントの山が良かったので、本当は勝たないといけないところだったんですけどね。体力不足や精神的余裕をもってやっていかないとが見つかったので、そういう意味では良かったです。

ーシングルスで途中棄権したあと、すぐにダブルスがあり負担が大きいように思えましたが...
上野:本職はシングルスですけど、シングルスもダブルスも個人(全日本インカレ出場権)を取りたい気持ちがあったんですけど仕方ないと思いましたね。体力も全然つけてなかったし...。でも、そのおかげで「次ダブルスを取ろう」と気持ちの切り替えができたから、しっかりできて次の試合もできましたね。ダブルス入る前に、前田の試合を見て勝ったから嬉しくて、ダブルスも頑張りたいと思って復活しました。

ー前田選手はシングルスで準決勝進出を果たした中でのダブルスとなりましたが...
前田:シングルスで4強に入ったんですけど、上野さんが棄権してしまって入れなかったので、ダブルスは絶対4強に入ってインカレ出場の権利を取りたかったです。ですが、上野さんが体調崩した中で自分がカバーしていかなきゃいけないところをカバーできなくて、先輩に頼っている部分が多かったなと思いましたね。もし、東日本でまた組めるのなら先輩に頼らず、先輩を助けられるようなプレーをしていきたいと思います。

ーではプレーで助けるために、どの点を改善していきたいですか
前田:レシーブになった時に、(シャトルを)上げてばっかりなので、もう少しレシーブから攻める展開を作っていかないといけないと思います。

ーシングルスで主に出場する中、今回ダブルスに出場して今後手がかりになりそうな事はありましたか
上野:ダブルスやってからシングルスのレシーブが丁寧になってきたので、シングルスでプレーするときもダブルスの良さを取り入れることが大事だなと思いました。

ーダブルスで惜しくもインカレ出場権を逃してしまいましたが...
上野:(トーナメントの)山が良かったので悔しいなと思う面はありましたね。ですが、2人のダブルスでのデビュー戦の中で、東日本インカレでの目標や課題が明確に見えてきたので...。逆に東日本のダブルスが楽しみですね。
前田:出場権を逃してしまって悔しいですけど、逃したものは逃したので、次の東日本インカレで確実に出場権を取れるようにこれから練習頑張っていきたいと思います。

ー上野選手へ、インカレに向けて一言お願いします!
上野:シングルス、ダブルスどっちも(全日本インカレの出場権を)取れなかったので、気持ちとしてはプレッシャーはすごくあるんですけど、一個ずつ勝っていくことが気持ちとしてあるので頑張りたいと思います。

ー前田選手へ、明後日のシングルスに向けて意気込みをお願いします!
前田:先輩(窓場主将)とは何回も試合でやっており、先輩のほうは自分が後輩でやりにくいという部分もあると思うので、後輩として自分から攻めて後輩らしさを出して頑張っていきたいです。

フォトギャラリー

  • unoandnishikawajul3同校対決を制し、準決勝へ進出した宇野(写真左)・西川(写真右)ペア
  • sanojul3佐野は法大勢で唯一準決勝へ駒を進めた
  • madobajul3史上初の女子シングルス3連覇を目指す窓場主将
  • fujinoandkawasakijul3今大会で初めてペアを組み、8強へ進出した藤野(写真左)・河崎(写真右)ペア
  • miyaurajul3自身初の準決勝進出を果たした宮浦
  • higuchiandhasegawajul3樋口(写真手前)・長谷川(写真奥)ペアは惜しくも逆転負けを喫した
  • nikkouandnishijul3日光(写真奥)・西(写真手前)ペアは、宇野・西川ペアと熱戦を繰り広げた
  • uenoandmaedajul3上野(写真左)・前田(写真右)ペアも8強に