バドミントン

【バドミントン】第66回全日本学生バドミントン選手権大会 団体戦 男子選手インタビュー【続き】

第66回全日本学生バドミントン選手権大会 団体戦
2015年10月10日(土)・11日(日)
初日:なみはやドーム、2日目:大阪府立体育会館

先日の全日本学生バドミントン選手権(全日本インカレ)で見事5年ぶりの優勝を成し遂げた男子バドミントン部。本ページでは、決勝の舞台を戦い、熱戦を繰り広げた法大戦士についてのインタビューを掲載する。

※男女監督、コーチ、および主将のインタビューについては大会の模様を伝える記事に掲載されているため、そちらをご覧ください。

 

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佐野主将を胴上げする選手たち

選手優勝コメント

河崎駿輔

ー優勝おめでとうございます!
ありがとうございます!

ー自身のダブルスの振り返り
何回も自分は戦ったことがあって強いというもわかっていましたね。でも、相手が準決勝で接戦で、かつ古賀さんは(シングルスとダブルスを)兼ねてて2試合やってて、こっちは準決勝で上が勝ってくれたので出なかったんですね。それで、決勝で自分は古賀・齋藤ペアが第1ダブルスにくると分かっていたので、相手を大きく振って崩し、足を疲れさせて、死ぬ気で勝ちにいこうと思いましたね。

ー優勝直後に自身も嬉し涙を浮かべていました
そうですね。まあ、今季は団体戦で苦しんできましたからね。でもみんな諦めずにやってれば目標が叶うんだなと思いました。監督も常に「諦めずにやれば、目標も叶う」とおっしゃっていたので、部員全員が絶対諦めない気持ちを持って取り組んできたからそうなったのかなと思います。

ー秋リーグでも早大の両選手と戦ったことがありましたが、その時は相手に圧倒されていました。ですが、今回は敗れたとはいえ、互角の戦いを繰り広げていました
秋の時は今のペアで初めてやって、2人とも「どうしよう」という感じだったんですけど、今回はとにかく死ぬ気でやろうという一心でやりましたね。それで、相手の好きにはさせないように相手より早く動こうとしました。一番大きかったのは、勝ちたいという気持ちがあったからですかね。もちろん、実際はラリーとかも早くてすごくしんどかったんですよ。レシーブもすごくてね。それで、何度も心が折れそうになったんですけど、最後まで自分たちは自分たちらしく攻め続けられたかなと思います。

ー以前と比べてサーブ面においてミスが少なく、また早く動いていました。インカレまでに技術面をどのように改善したのでしょうか
技術では特にないんですけど、練習終わってから毎日8~10キロくらい走りました。ランニングは監督からやるように言われたのもあるし、自分も走らないといけないというもありましたしね。それで、走っている時も常に試合のことしか考えずに、自分が優勝してみんなが喜んでいるというシーンを思い描きながらやってたので...。今となってはそれで良かったかなと思います。

ー秋リーグ終了直後からインカレまでの顛末について
ふつう4年生が主体となってチームがうまくいくんですけど、こっちは4年生自体も横の繋がりが無くうまくいかなかったんですよね。それに対して下級生も4年生を信頼することができなかったんですよ。だから、東日本インカレやリーグでも応援においてまとまりがなかったので...。佐野さん(主将)自身も個性が強い方なので、それが良い方向にも悪い方向にも作用するんですよね。それで、チームのこともそうですけど、自身もけがしていて頑張らなければならないという思いがあったので悪い方向に作用していたんですよね。昨日のミーティングでも「正直、1年間キャプテンやっててすごく苦しかった」と言っていたくらいだし...。自分のことで精一杯で周りのことがあまり見えていなかったのかなと思います。それに対して、自分たちはフォローするわけでもなく、「それでキャプテンなの?」という思いも部員の中に少なからずあったんです。そういうことがあっては、インカレ優勝以前に戦う戦わないの問題なのでミーティングをしました。実はその前日にも4年生のみで集まってミーティングをしてたみたいなんですけどね。ミーティング当日には「インカレまで日はないけど、全員が優勝するために何をすべきか」を考えて、一人一人目標を明確にしていきましたね。それで、佐野さんが「自分勝手なところもあってチームをまとめきれなかったけど、インカレ優勝したいからみんな協力お願いします!」とわざわざ頭下げ、涙を見せてくれたので...。それで僕自身はなんのために佐野さんが言ってるのかを理解して、この人たちのために絶対勝とうと思いました。これに関してはみんな一緒だと思います。昨日、桐田(和樹、経1)とご飯行ったんですけど、「このチームで本当に優勝したかったんです!」と言っていたくらいなので。なので、そういう苦労があったからこそ今があるのかなと思います。

ー桐田選手に対して、昨日は自身が率先して応援、声掛けを行っていました
やっぱり、こっちも試合している身で、自分も高校の時はシングルスをやっていたので、最終シングルスで2-2となってどれだけプレッシャーがあるかも痛いほどわかるんですよね。そこで、彼自身どう思うかはわからないんですけど、「盛り上がっている雰囲気楽しもうぜ」とか「思いっきりやるしかないぞ」という感じで声掛けしました。桐田も聞いていたかわからないんですけど、一回一回うなずいてくれたいましたね。

ー自身は昨年の決勝でもダブルスで出場しました。その時との雰囲気は違いましたか
そうですね。やっぱり、去年は決勝を経験しているし、なおかつ今年は相手が接戦をして勝っていますからね。それに、正直早稲田と中央で勝った方が優勝みたいな、雰囲気に周りもなっていましたからね。それで(早稲田が)勝った時に早稲田側の選手がものすごく喜んでいましたし。それは去年早稲田に勝った僕らみたいな感じみたいでしたね。自分も決勝で中大戦があるのに早稲田に勝った時は涙が出ちゃって...。そういう意味では、今年はまだ気持ちに余裕があったと思いました。いっぱいいっぱいというわけでもなく、「やっとここまできた。ここからやな」という感じでしたからね。

ー自身にとってインカレ優勝の意義
バドミントンをやってなかった時期があったなか、そんな状況でも試合に出させてもらい、結局勝つことができなかったけど、男女関係なくみんな「一本!」という感じで応援してくれて、自分って「本当に幸せなんだな」と思いましたね。あと、なによりスポホウさんにずっと「勝ちます!」とか「優勝します!」とか言ってて勝てなくて...。でも、今回やっとスポホウさんに胸張って「ありがとうございます!」と言えますね。

ー4年生が引退して最上級となりますが、意気込みをお願いします
試合には負けちゃったんですけど、僕自身まだまだレベルアップできると分かりましたね。それに、一番上の立場として、日光主将、藤野副主将の2人に任せるのではなくて、自分もどんどん言えるように結果を残したいです。自分なによりも同期が大好きなので来年も涙流せるように頑張っていきたいですね。

ー来季に向けて具体的な目標をお願いします
一番はやはり全日本インカレ2連覇。ただ、それで満足してはダメで次は個人戦で結果を残して、恩返ししたいですね。昨日の最後のミーティングでも言ったんですけど、今年自分が4年生に迷惑かけていて、それをどうやったら取り返せると思ったら、やっぱり結果を残すことで4年生に恩返し出来るんじゃないかなと思ったんですけど勝てなかったので...。来年は自分が勝って4年生に「恩返しをやっとできましたよ」という報告をしたいなと思います。

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藤野琢人

 ー決勝の第1ダブルスの振り返り
秋のリーグ戦でやって以来で、その時(秋リーグ)は圧倒されてこれがトップの選手だと実感しましたね。幸運にも今回、決勝という場面でもう一度やることになった時に秋のようにはならないということを誓いました。それに齋藤さんのほうは富岡(中学)時代の自分の先輩なんですけど、どうしても最後にやりたいという気持ちもあって、やる前に最高の試合にしようと思いました。ですが、1ゲーム目は相手が見えないコートということもあって自分からけっこう攻めに行ったんですけど、取れなかったですね。それで2ゲーム目に相手に余裕をもたせてしまったことが敗因です。チームに貢献するかたちにはなれなかったんですけど、勢いとかは次の第3シングルスに回せたかなと思います。結果は負けましたけど、後悔はしていないしチームが勝ったことに対して嬉しかったですね。
 

ー大舞台の1ゲームで接戦の中、緊張はありましたか
逆に緊張は一切なくて、アドレナリンかなにかわからないですけど、その舞台に立てたことがやる前に自信となりましたね。それで終始全力で行けましたね。

ー脚の動きが以前と比較して良かったように見えましたが、それも走り込みなどを行った影響もあるのでしょうか
そうですね。自分たちは深く思っていないんですけど、自分より周りから見てくれる視点のほうが正確だと思うし、みんなに言われているので...。秋リーグ終わってからの成果が見えてきたのだと思います。

ー河崎選手とペアを組んで4ヶ月ちょっと経過しましたが、組んだ当初と比べてペアの中で何か変化などはありましたか
組んだ当初は不安要素みたいなのが強くあって、本当にやっていけるのだろうかと思いましたね。それで、どうしても勝たなければいけないところで勝てず、今日も勝つ試合で負けてしまいましたし...。そこは変わっていないかなと思います。今日負けて悔しいというよりは、このまま組んでやれるのかなと少し思ってしまいましたね。

ー今日の試合では接戦の中あと一本が出ずに敗れてしまいました。
序盤から突き放していく展開を望んでいるんですけど、2人で組むとどうしてもそういう展開には持っていけないんですよね。ラリー展開で流れて攻めていく展開ではなく、とりあえず球を拾い、レシーブして相手のミスで点を取る展開になってしまうので...。その中でお互いに切り替えることができなくて最後勝ち切れなかった感じです。

ー初めて自身が決勝という舞台に立てたということについての意義
決勝まで来た時はやっとここまできたかなという感じもあったし、チームが優勝できるという思いが強かったですね。実力云々よりもチーム一丸となってやれたということが良かったと思うし、応援とかもすごく励みなって全力でできたのがよかったですね。

ー自身にとって今回の優勝はどう思いますか
負けたとはいえ、自分が試合にでてチームに貢献できたと思っているし、それに関しては誇りに思います。団体戦で優勝することで形として得られず、また将来が決まってくるという話にはならないですけど、ここで培った経験や3年生の時に法大でチャンピオンになったことは自分にとって良かったと思います。

ー来年に向けた目標
まだ、目標は決まってないですね。3年生での結果が大事だったのはわかっていたんですけど、負けちゃったので...。なので、まだ決まってないです。

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西川裕次郎・西智寛

-今のお気持ちを
西・西川:嬉しいです。

-決勝の試合を振り返って
西川:シングルスは、相手が脚に疲労がきていたので自分がしっかり攻めていけば勝てると思ったし、リーグ戦でも戦ったので慣れてるということもあって、やりたいようにできました。ダブルスは、西のおかげで勝つことができました。
西:(ダブルスについて)組んだばかりというかあまり練習などでも最近組んでいなくてコンビネーションが少しかみ合わない部分もあって、若干戸惑いもありましたが、何とか2人でできることをして勝てたので良かったです。

-ダブルスの第2ゲームを取られた要因としては、やはりかみ合わなかったことでしょうか
西:そうですね。そういうのにちょっと戸惑ってしまって、それがミスにつながってしまいました。

-いつもと違ったペアということで、何か意図はあったのでしょうか
西川:わからないです。
西:わからないですね。『頑張れ。お前ら頼んだぞ』って言われて。本当の意図はわからないです。

-2日間の団体戦を振り返って
西川:一試合一試合、応援してる人たちも一緒になって戦えたので優勝できたというのもあるし、リーグ戦とはまた違う緊張感もあって、出場する人それぞれが前日から気持ち作ってやってきたから優勝できたのかなと思います。
西:競った試合が多かったのですが、取りこぼしが少なかったのが良かったのかなと思います。準決勝でも3-0できっちりいったことによって次の試合に余裕を持って、気持ち作って入ることができたので、それが勝因かなと思います。

-優勝を手にすることができた一番の要因はどのようなことにあると考えていますか
西川:はじめの春季リーグ戦で一番下のチームになって、そこからあとはずっとはい上がるという感じだったので、その気持ちをずっと持ち続けてインカレまで練習することができたのが一番良かったんだと思います。
西:チームみんなで向かっていけて、チャレンジャー精神も強くて一致団結できたことが一番大きかったです。

-お話にもあったように春季リーグで最下位ということもありましたが、春からこのインカレを振り返ってどのように感じていますか
西川:それぞれが成長していけたかなと思います。
西:最初はチームが苦しい時期があって、あまり良い状態ではなかったのですが、そこから試合を経験していってだんだん下から上がっていって最後は勝てたので良かったです。

-今日は女子の選手も応援に加わっていましたが、やはり応援は力になっていましたか
西川:はい。勢いなどもつけてくれるので。
西:盛り上がるので、法大の雰囲気に持っていくことができました。

ー個人戦にむけて
西川:シングルスは自分のための試合なので、あとは自分のやりたいように。結果を自分で残せるようにやっていくのみです。ダブルスでは、宇野さんのために頑張ります。
西:ダブルスだけなのですがパートナーが先輩なので、しっかりと先輩のために、自分自身のために気持ちを抜かないでこれからやっていきたいと思います。

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桐田和樹

ー優勝を自身の手で決めました
4年生にはすごくお世話になってて、試合に出ていない人もいる中で自分が出ているわけだから、優勝して恩返しがしたいという気持ち1つで頑張りました。

ー実際に優勝されていかがですか
僕も全国大会優勝が初めてなので、実感がわかないんですけど、嬉しいです。

ー激戦となった第3シングルスでしたが、秋リーグで同じ組み合わせで2-2の同じシチュエーションがありましたが(この時は敗戦)
今日はすごく足も動いていて、自分も良かったのですが、相手もきつい状態から上がってきているので、粘ろう粘ろうと思って頑張りました。調子は良かったです。

ー試合ではヘアペンがかなり決まりました
僕もかなり足にきていたので、上から入れば相手を上げるしかないし、ヘアピンがきても自分がまた相手を上げて、ということが上手くできていたのです自信を持ってヘアピンができていました

ー相手の強いスマッシュもしっかりレシーブできていました
前対戦した時もバック側に集めてくる人だったので、取れない球もあったのですが、レシーブできました。

ー試合で良かった部分は
やはりヘアピンとレシーブが良かったです。レシーブはネット前でミスすることも多かったので、今日はそれが入って良いラリーができたと思います。

ー相手の選手の疲れが見え始めたのは
自分がファイナルの時に粘ってレシーブしていたら、途中相手の球が切れて外に出したりとかが多くなったので、そこから相手もきついんだなと思い、粘るようにしました。

ー決勝に第3シングルスでの出場がきまったのはいつでしたか
決勝の相手が早稲田だったら、自分が出ると決まっていました。中央だったら関口さんでした。早稲田の古賀さんと自分が相性が良かったので。

ー自分の前までの試合はどのような思いで見られていましたか
佐野さんが負けてしまった時点で、自分に回ってくるんだろうなというのはあったので、気持ちの整理はできていました。相手は格上なので、挑む気持ちを持っていました。

ーベンチの応援もすごく、ガッツポーズの際は必ずベンチを見ていました
巻き込んでじゃないですが、後ろ(ベンチ)も味方にやった方が自分も気持ちを強く持てるので。

ー今年1年は飛躍の年になったのではないですか
リーグ戦では負け越しているので、最後のインカレで勝てて良かったです。

ーこの1年で伸びたと実感する部分はありますか
足などの体が高校の時よりも安定してきて、ミスが減ったかなと思います。

ー1年生ながらシングルスを任されて、プレッシャーもあったと思いますが
プレッシャーというよりも「先輩のため」という思いが強かったです。

ーチームとしては春先から1部入れ替え戦もあり、あまり良い状態ではありませんでしたが
その時は自分が負けているので、自分も始めのほうで出させてもらって、すんなり負けて流れを悪くしてる部分がありました。今回は自分も勝てて、チームの流れも良かったかなと思います。

ー秋リーグ終了後からインカレまでの準備期間も短かったですが
自分の課題のトレーニングに取り組みました。須賀さんから自分の課題を言われ、足腰を強くするために毎日のようにランニングしてしました。成果は出たかなと思います。チームとしては1回ミーティングで話し合って、自分たちの思っていることを全部言って、また1からやろうとなりました。そこから雰囲気も良かったです。

ーキャプテンに向けて一言お願いします
佐野さんは、自分がトップシングルスで佐野さんが第2シングルスだと「取ってくれるだろう」と信頼があって、自分も気楽にいい形でできたと思います。すごく信頼しています。

ー個人戦に向けての意気込みをお願いします
この団体戦の余韻に浸らずに、しっかり気持ちを整えて最低でもベスト8を目指します。

kirita