バドミントン

【バドミントン】東日本学生選手権 男子団体戦 無念のベスト8で散る

東日本学生選手権
2016年9月9日(金)
北海きたえーる

 先日幕を閉じた秋季リーグでは4位に終わった男子団体。悔しさを晴らすべく臨んだ今大会では2回戦と3回戦を勝ち進み、準々決勝で早大とぶつかる。しかし、相手の攻撃を止めることができず無念の敗退。ベスト8で姿を消した。

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悔しい結果に選手たちは肩を落とした

試合結果

男子団体

試合試合結果試合詳細(後者が対戦相手)
2回戦 ○3-0札大 S1◯荒木惇2-0平井健太郎(21-8,21-16)、S2○野田悠斗2-0高橋秦貴(21-9,21-11)、D1○河崎駿輔・野村拓海2-0佐藤大星・佐藤昴平(21-6,21-3)
3回戦 ○3-2神大 S1○西川裕次郎2-0古屋玲(21-11,21-16)、S2⚫︎日光凌2-0池田拓馬(17-21,16-21)、D1⚫︎藤野琢人・西智寛-古屋玲・河崎泰(20-22,19-21)、D2○河崎駿輔・野村拓海2-0池田拓馬・筑後和(21-18,21-17)、S1○桐田和樹2-1菊野真(21-14,18-21,21-10) 
準々決勝 ●0-3早大 ●S1桐田和樹1ー2松本康平(21-11,6-21,18-21),●S2野田悠斗1−2古賀穂(21-14,14-21,10-21),●D1藤野琢人・西智寛0−2渡辺俊和・鈴木朋弥(17-21,19-21) 

戦評

 秋季リーグから5日間という短い期間で迎えた東日本バドミントン選手権大会。秋の気配が感じられる北の大地札幌を舞台に熱い争いが繰り広げられる。法大も優勝目指してこの大会に臨んだ。

 2回戦から登場した法大。対戦相手は地元の熱い声援を受ける札大となった。第1、2シングルスを荒木淳(国3)、野田悠斗(社1)の両選手がストレートで快勝し、ダブルスでも河崎駿輔(経4)・野村拓海(社1)ペアが勝利し3回戦へと駒を進めた。勢いに乗る法大は3回戦の神大を迎え撃つ。

 第1シングルスのエース西川裕次郎(社3)は貫禄のストレート勝ちを見せた。第2シングルスは主将の日光凌(経4)が登場。しかし「消極的になってしまった」と語るように思うようなプレーを見せることができずストレート負けを喫した。

第1ダブルスは藤野琢人(経4)・西智寛(経3)が競り負け、第2ダブルスは2回戦同様勢いを見せつけストレートで勝利した。ゲームカウント2-2で第3シングルスを迎えた。桐田和樹(経2)は簡単に第1ゲームを奪う。しかし自身のミスと相手の思い切ったプレーに押され第2ゲームを失った。最終ゲームでも際どい判定から3連続で失点。しかし、気持ちを切り替えて積極的にスマッシュを放ちつづけ21-10で勝利した。インターバルからは脅威の11連続得点の猛攻で準々決勝進出を決めた。

 準々決勝は早大。優勝に向け今日最大の山場を迎えた。第1シングルスは先ほどの試合で勝利した桐田。第1ゲームを奪い、流れを引き寄せる。しかし第2ゲーム以降なかなか流れをつかめない。ミスが目立つようになり、だんだんと相手選手に離されていく。食らいついていくも点差は縮まらず第2ゲームを6-21、第3ゲームを18-21で逆転負け。第2シングルスでは野田が早大のエース古賀穂と対峙した。第1ゲームから積極的なプレーを見せ、14-21で奪った。下馬評をひっくり返すプレーを見せた野田は第2ゲームでも躍動する。13−13と均衡したスコアに。しかし相手はインターハイ王者。意地を見せられ1ゲーム落とした。勝利のために何としても勝利したい野田であったが、調子を取り戻した古賀を止めることができなかった。相手の強烈なスマッシュを受け破れた。後のない法大。次に登場したのは西・藤野ペア。先攻される展開となるが、相手の流れを止めきれず第1ゲームを落とした。第2ゲームも同様の展開に。しかし、なんとか食らいつき19-18と逆転に成功した。それでも大声援を浴びた相手ペアは怒濤の攻撃を見せ4連続ポイントで万事休す。法大の東日本インカレは幕を閉じた。

 「このままでは全日本インカレで勝てない」主将の日光はそう語った。夢のインカレ連覇は決して平らな道ではない。チームこれまで以上に結束し、個々人がさらなるレベルアップを遂げなくてはならない。2年連続の栄冠へ。この悔しさは絶対に忘れない。借りは絶対にインカレで。栄光は誰にも譲れない。(石川大悟)

監督・選手コメント

須賀隆弘監督

-今大会の総括を
またインカレに向けて、色々技術というよりもチームワークというかチーム力をどうまとめるかっていう課題が見えた試合でした。

-準々決勝でのオーダーはどのようなお考えがあったのでしょうか
毎回一緒ですが、リーグ戦も東日本も、10月のインカレを踏まえたオーダーにしました。全ては10月のインカレで優勝するために、選手たちを経験させるために、考えたオーダーを作りました。

-準々決勝で野田選手は古賀選手(早大)と対戦しましたが、第2シングルスにおいた理由は
野田がどれだけできるかわからないし、野田も来年以降に向けて経験させるために、早大戦の第1シングルスか第2シングルスに出そうと思っていました。

-昨年に引き続き、ベスト8という結果となりましたが
今回は早大もトップダブルスがいなかったので、ちょっと負けるというのは想定していなかったです。勝負事なのでわからないですけど、ちょっとそこは残念でした。また、明日以降選手たちにいい経験をさせたかったのですが、やっぱり試合事なのでね。相手もあることなので。

-第2ダブルスに河崎・野村ペアを置かれた理由は
これは単に、第1ダブルスの藤野と西を出したかっただけですね。

-最近では、藤野選手と西選手がペアを組むことはありませんでしたが
そうですね。もう全然練習しないで出させたという形です。インカレを狙うために、どれだけできるかということですね。

-秋季リーグからほとんど日がたたずに、東日本インカレとなりましたが
もうリーグ戦始まる前に、東日本まで通した試合だということを意識づけていました。

-来月にはインカレが行われます。今選手たちに必要なことは
去年のインカレ優勝する前のチーム状態は、結構ぼろぼろだったんですよね。技術とかではなくて、心、気持ちの問題。それを思い出せということを選手たちに言いました。

-最後にインカレに向けて意気込みをお願いします
もちろん連覇して終われればと。私は今年最後なので、インカレ連覇して終わります。

日光凌主将

ー今大会ベスト8に終わりましたが
情けないというか、不甲斐ないというか、率直な感想としてはこのままでは絶対にインカレで勝てないと思います。また、もっと出る選手もそうでない選手もやることは違えど目標は一緒なのでしっかりそれに向かってやれることを今まで以上に真剣に取り組んでいかないと一生後悔してしまうので、インカレに向けて頑張りたいです。

ーチームの課題は
いつも言われているのですが、「気持ち」ひとつですね。今日もみんなどこかしら何か気持ちよくプレーできていないし、ストレス感じているようだったので、何としても勝つという貪欲さが必要だと思います。

ー早大戦について
自分は応援しかできなかったので、勝ってくれと願うばかりでした。

ー出場した試合について
勝たなくてはいけないといつも思ってプレーしているのですが、それがプレッシャーになってしまって、いつも思い切ってプレーできなくて、今日も消極的になってしまったので、自分も気持ちひとつで変わるのではないかと思います。

ーリーグ戦から変えたことは
2日間くらいしかなかったので、特別にやったことはないのですが、インカレの出場がかかっているので絶対にそれを取るんだという意識の共有はしました。

ーチームのまとまりについて
正直なところ、まとまっていないわけではないですが、各々の考え方やプライドがぶつかり合うことでうまくいっていないという感じがありますね。それをインカレまでに緩和していくことで雰囲気とかもよくなると思うので。

ー主将としてチームに対して言いたいことは
自分が主将としてプレーしている以上、全責任は僕にあるので特に言いたいことはないです。

ーインカレへの意気込み
今日の負けはインカレを前にやるような試合ではなかったので、そこはしっかりと切り替えて、チーム一丸となってインカレにむけて意識を高めて、連覇できるようにしたいと思います。

藤野琢人

-今日の試合を振り返って
なかなかこういう結果で終わったことがないので正直悔しいというか、情けないです。

-プレッシャーはありましたか
4年生は最後なので、4年間の集大成をすべて出す気持ちでやらなければいけなかったんですけどその気持ちが足りなかったというのが本音です。

-早大戦で終盤には追い上げも見られました
自分がどうにかしようという気持ちが芽生えて、それが結果としてあの点数に表れたと思うんですけど、最後2人でやっていかなければいけないところでうまくかみ合わなくて負けてしまいました。

-今日の敗因は
監督も言ってくれたんですが、1年生から4年生までいるなかで組織作りが大事になるんですけど、4年生が悪いところを悪いと言わずにここまで来てしまって技術どうこうというより、そういうところが敗因につながったのかなと思います。

-今日の試合までに調整してきたこと
去年日本一になって、今年も日本一になるためには今まで以上に努力をしなければいけないと思ったので1人で努力したりそこは自信を持ってやってきました。ただ、組織で戦うためには1人でやるのではなく誰かを誘って練習していくことが大事かなと思います。

-全カレまでに改善したいこと
法政大学という団体で勝つことが目標なので、まずは4年生で話し合ってそれを伝えてチーム一丸となって戦えるようにしっかり頑張っていきたいと思います。

桐田和樹

ー率直な今のお気持ちを
今日とかも自分が勝たないといけない立場にいるのに実力の差で負けたわけではなくて、自分のミスで負けたので正直悔しいです。

ー試合の内容を振り返って
あんまり良くなかったですね。やっぱり内容次第で1ダブも流れとか変わってくると思うので、自分がトップシングルスとして流れをつくれなかったのが悪かったかなと思います。

ー相手選手の印象は
ドライブとか細かいところを速いテンポでやってくるし、レシーブが結構強いので、今日は風とかもあって外にアウトとかになるミスが多くてそういうのを上手く利用されたかなと。

ー何か空調への対策はありましたか
いや、思った以上にすごかったのでどうしていいかわからなかったですね。

ー第1ゲームを先取しましたが第2ゲームを6-21で落としてからの第3ゲームの入り方は
空調がないほうが点数が取れるので、そのコートでまずはイレブンをとってっていう気持ちだったんですけど、とりあえずフォーティーンエイトで勝っててよかったんですけど、最後は気持ちで負けてたって感じですね。

ー気持ちというのは緊張感やプレッシャーでしょうか
そうですね、頭が真っ白になってどうしていいかわからなくなってしまいました。

ー早大戦はどのような気持ちで臨みましたか
自分たちからすれば早稲田は勝って当たり前ぐらいの感じだったので、やっぱり明日のことを考えていた部分があったのでそこが原因なのかなと思います。

ー今大会はベスト8で終えました。チームの出来や雰囲気についても教えてください
前の試合の神奈川大学に競って、雰囲気はあまり良くなくてっていうのもあって。団体戦は続くのでそういう雰囲気が原因かなと思います。

フォトギャラリー

  • IMG 5849 R悔しい結果に肩を落とす選手たち
  • IMGP7304 R徐々に頭角を現しつつある野田
  • IMGP7329 R川崎・野村ペアは安定したコンビネーションを発揮
  • IMG 5564 R粘り強いプレーを見せた荒木
  • IMG 5717 R桐田は惜しくもあと一歩のところで敗れた
 

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