バスケットボール

【バスケ】第90回関東大学バスケットボールリーグ戦 対明大 救世主の登場なるか、チーム一丸で連勝へ

第90回関東大学バスケットボールリーグ戦 対明大戦
2014年9月21日(日)
専修大学生田キャンパス総合体育館

 前節2試合ぶりの勝利を飾った法大。しかし、全試合スターターを担っていた藤井裕太(社2)が負傷離脱。安定感のある3Pシューターの不在は得点力の低下が懸念されるものの、中野広大(法2)や山岸玲太(営3)に奮起を期待したい。
 この試合の相手は明大。秋シーズンから司令塔安藤誓哉が不在の影響で、リーグ戦序盤は苦戦を強いられた。しかし、會田圭佑や齊藤拓実、小山耀平といった選手達でタイムシェアしチームは徐々に成熟を見せつつある。
 元々地力があるチームだけに法大がいかに立ち向かえるか、、、

※事情により今節の写真は掲載できません。申し訳ございません。

試合結果

トータル試合結果

54
法政大学
17 1Q 13 72
明治大学
10 2Q 15
18 3Q 24
9 4Q 20

法政大学スターティングメンバー:明大戦

選手名身長/体重ポジション得点リバウンドアシスト
#67 佐藤 翔耶 181/78 G 4 2 1
#36 山岸 玲太 178/68 G 3 1 1
#24 加藤 寿一 190/75 F 10 1 0
#5 松澤 大晃 197/82 C 4 7 0
#16 沼田 凌 190/85 C 17 11 0

法政大学交代選手:明大戦

選手名身長/体重ポジション得点リバウンドアシスト
#11 中野 広大 182/71 F 2 0 0
#14 植村 哲也 175/75 G 9 2 3
#19 田宮 開(C) 175/75 GF 2 1 0
#31 安達 幹 187/87 PF 3 2 0

戦評

 第1Q。昨日のけがのため藤井はメンバーから外れ、山岸が今季初のスターターとしての出場を果たした。序盤から明大の力強いDFの前に、厳しいパスを選択することになる法大。痺れを切らしたように佐藤が自ら攻め得点すると、松澤がリバウンドからのゴール下シュートや沼田の速攻なども決まり徐々に勢いを持ち始める。加藤が3P、スティール、バスケットカウントを決める活躍を見せると開始7分で16-12とリード。得点には結びつかなかったものの、沼田もハイポストやコーナーから1対1を仕掛け、躍動した。ブザーと共に放った山岸の3Pは惜しくも入らず、17-13で第1Qを終えた。
 第2Q。加藤がすぐに2Pを稼ぐが、それから5分間、法大の点数が増えることはなかった。第1Qよりもさらに当たり強く、容赦の無いDFを展開する明大にOFのリズムを崩され、打たされるシュートが増える。その間に明大はPF伊澤実孝、皆川徹のローポストやアウトサイドで次々と点数を重ねていった。流れが変わったのは残り4:44、19-22の状況での明大タイムアウト後。植村がドライブで積極的なプレーを見せると、ローポストまで攻めた山岸が加藤にパスを繋げ得点。さらには山岸のナイススティールから植村の速攻も飛び出し一気に逆転モードへと変わった。しかし2:25、攻撃の要であったエース加藤がリバウンドの着地で足首をひどく痛め、コートを去ってしまう。タイムアウトで一時、選手を立て直した法大はそのまま試合を進め、27-28で試合を折り返した。
 第3Q。しばらくシーソーゲームの時間帯が続く。だが残り4:27明大のタイムアウトから少しずつ明大ペースに。法大は、沼田がローポストから1対1でバックシュートを決めるも、地道だが着実に得点を積み上げる明大に対し、焦りが見え始める。こちらもタイムアウトで反撃を図るが、中東泰斗の3Pや、自分たちのミスから得点を許し、Qが終われば45-52と7点差がついていた。
 第4Q。なんとか逆転のチャンスを狙いたいが、開始早々3Pを2本を決められるなど手痛い攻撃を受け10点以上の差を負う。「精神的な体力が足りない」と後に監督が語ったように、疲れが見え始めた法大。リバウンドが攻守ともに取れず、DFやリバウンドでファールがかさんでいった。そこでたまらずタイムアウト。気力を取り戻したかに見えたが、さらに勢いを増した明大を止められない。セカンドチャンスを確実にものにし、毎回のOFでしっかりとシュートを決めてくる相手に、なんとか食らいつこうとするも対抗する術を持たず。各々の動きに少しずつズレが生じ、スコアを伸ばすどころか、差は開く一方だった。54-72と逆転は叶わぬまま試合終了。互いにリーグで3勝5敗となり、同順位のまま第8節を終えた。(宮下優希)

試合後の選手・監督のコメント

今井一夫監督

ー今日の試合、良かったところ、悪かったところは
山岸が一試合通して動けてたところですね。そこはチームのプラスになったかと。悪かったところは、変に消極的になっていたところです。田宮とか、安達幹とか。本来のやってる強さがなかったかですね。ボールを持ったときに、あまりにも攻めようとする姿勢が無く、次のパスを探してるだけ、という感じでした。

ーチームとしてはいかがでしたか
4Qの8分切ったくらいのところで10点くらいリードされていて、そこで慌てて、OFらしいOFができなくなったのが悪かったです。ただ単に勝手にシュートを打ってしまって入らず、リバウンドを相手に取られて、というリズムの悪さが目立ちました。あとは佐藤翔耶が、ガードとしての役割を果たしてくれていない試合はこういう試合になりますね。

ータイムアウトのときはどんな指示をされていましたか
「焦るな」と。後半のタイムアウト2つはそれだけです。まだ慌ててやるときじゃねえって。

ー4Qからの失点はやはり疲れがあったのでしょうか
集中力ですね。精神的な体力が足りないです。

ー今日の試合から課題は見つかりましたか
あのような状況になったときに、パスランすることがやはりできないところなので、そこをどういう形でコントロールできる人間、軸となる人間をつくりあげることができるか、というところですね。

ー来週の試合に向けて
国士舘とは去年一緒に(1部へ)上がってきて、同じような状況で戦っているので、なるべく勝てるようにするしかないです。藤井と加藤がこんな状況で戦力はダウンするかもしれないけど、全員で代わって、戦えるようにしたいと思います。

植村哲也

ー今日の試合を振り返っていかがですか
前半はオフェンスとかいい形で運べていて、点差的にも明治相手に競れていたんですけど、寿一(加藤選手)さんがけがで退場してからチーム全体があわててしまって、そっから思うように自分たちのバスケができませんでした。
悔しい試合になりました。

ー加藤選手がけがをして、ゲームを組み立てる上での基点を失ってしまいましたが、どんなことを考えてゲームを組み立てましたか
今まで寿一さんに頼っていて、オフェンスで行き詰ったときに寿一さんに回せばなんとかしてくれるというのが今までの形でした。
今井さんにも藤井さんも今日いなかったですし、寿一さんもけがしてしまった状態で、いるメンバーでとにかくやるしかないと言われました。
寿一さんがいなかったから落ち込むのではなく、それを補う選手が出てこないと、この先もやっていけないと言われました。
そういうときにも、人任せにするのではなく、一人一人がゴールに向かって攻める気持ちを持てと言われたので、そういうふうにオフェンスを組み立てました。

ーその中で植村選手自身も積極的にゴールへドライブにいっている場面もありましたが
いつも藤井さんが3Pで点を取っている分が今日はなくて、ガードが攻めないといけないと思っていました。佐藤さんも自分もゴールに向かっていきました。

ー明治にはセンターの皆川選手など、インサイドに力のある選手がいて、今日はポストアップなどでインサイドに基点をつくることができませんでした
ローポストでボールをもらわせようと思いましたが、ポストに入れるとなると全部ハイポストに上げてからのプレーになってしまいました。
1パターンのオフェンスになってしまったので、明治にも狙われてオフェンスが行き詰ってしまいましたが、そういう時に単純にハイポストに上がるのではなく、センターにクロスさせてから上げるなどそういうことをガードが指示してやっていけば、もっと違う結果になったと思います。

ー今日は昨日に比べて強い相手ではありましたが、得点をとる形が上手く作れませんでした、今日の試合での収穫はありますか
寿一さんがいなくなって、さっきはあわてたと言いましたが、逆に他のメンバーが自分がやらないといけないという気持ちが出てきていました。
寿一さんがいた時は、個人で点を取るっていうバスケをしていましたが、いなくなってからはパスを回して連携で点を取るバスケができたことが収穫です。
ディフェンスもその分みんなで頑張ろうとなって、結構相手に効いていた場面もありましたが、ディフェンスが良かった後のオフェンスが組み立てられなかったのが反省点です。

ー次の国士舘はインサイドの馬選手やエースの原選手など要注意な選手がいますが、抱負をお願いします
次の試合もベストメンバーでいけるとは限らないので、どんなメンバーであってもしっかりみんなが攻めきれるように強気でやっていきたいと思います

 
 

 

 

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