バスケットボール
 

【バスケ】第54回関東大学バスケットボール新人戦 対埼玉工大戦 若き力躍動、苦しみながらも果たしたベスト16

第54回関東大学バスケットボール新人戦 対埼玉工大戦
2014年6月17日(水)
国立代々木第二体育館

 春シーズン最後の大会となる新人戦。 昨年は沼田、加藤の両エースを擁し5位入賞を果たした法大。今年の新人戦チームもガード陣には、佐藤や藤井、植村といったレギュラーチームでも多くのプレータイムを得ている選手達が多く期待が高まる。
 初戦の相手は埼玉工業大学。3部に属しており、快勝が期待される。しかし、16日には5部文教大が3部上武大を撃破するなど油断はできないのが新人戦。勝負の行方はいかに、、、

新人戦ゲームキャプテンを務めた佐藤

試合結果

トータル試合結果

74
法政大学
16 1Q 16 69
埼玉工業大学
23 2Q 16
14 3Q 17
21 4Q 20

法政大学スターティングメンバー:埼工大戦

選手名身長/体重ポジション得点リバウンドアシスト
#14 植村 哲也 175/75 G 10 2 1
#67 佐藤 翔耶 181/78 G 13 7 4
#11 中野 広大 182/71 F 3 2 0
#12 柳川 知之 192/82 PF 6 9 1
#34 萩原 陵太 190/75 C 14 8 0

法政大学交代選手:埼工大戦

選手名身長/体重ポジション得点リバウンドアシスト
#7 藤井 裕太 175/65 SG 18 2 0
#8 新沢 亮太 182/73 GF 0 0 0
#13 鈴木 蓮 180/69 SG 0 0 0
#23 戸堀 勇吾 190/78 PF 8 4 1
#25 上山 敦士 185/80 PF 2 4 0

戦評

 第1Q。先制点は埼工大。幸先良く、関夢遠のジャンパーが決まる。一方、法大は柳川知之(法1)が立て続けにオフェンスリバウンドを奪い、シュートチャンスを多く作るもののリングに嫌われ、なかなか新人戦初ゴールが生まれない。ようやく出た初ゴールは中野広大(法2)。植村哲也(文1)のパスから3Pシュートを沈めた。しかし慣れないチームでの試合のためか、ターンオーバーが目立ち、オフェンスが沈黙。開始5分で3-12とされる。それでも負けられない法大はディフェンスから試合のペースを掴み始め、代わって入った藤井裕太(社2)の3Pや萩原陵太(営2)のポストプレイで同点に追いつき、16-16で第1Qを終える。
 第2Q。不調だったオフェンスが調子を上げ始める。その中心は第1Q途中からの出場の藤井。スピードを活かしたプレーで開始4分で8点をあげ、チームに勢いをもたらす。その間、法大はディフェンスも絶好調。アグレッシブなディフェンスで開始5分以上得点を許さない。たまらず埼工大はタイムアウトを取るも、法大の勢いは止まらない。佐藤翔耶(法2)がスティールからのワンマン速攻でバスケットカウントを奪うと、植村が埼工大ディフェンス3人の間を抜けるパスを通し、戸堀勇吾(文1)のレイアップをお膳立て。このゴールで15点のリードを奪うが埼工大も黙っていない。関がバスケットカウントなどで躍動。点差を9点差に詰め、39-30で前半終了。法大リードも、リバウンド争いで活躍を見せる柳川と戸堀のファールが3つずつと後半のインサイドに不安をのぞかせる。
 第3Q。法大は第1Qと同じメンバーでスタート。埼工大は田口亮太と恋河内由真を中心に攻め立て、点差を3点にまで縮める。追いつかれたくない法大は萩原がインサイドで粘り強い活躍を見せる。ゴール下から得点を重ね、開始4分で7点をあげると、これに応えたのが同級生の佐藤。スティールからの速攻でレイアップを決めると、3Pもヒット。しかし、終盤に得点が停滞し、53-49と点差を詰められて第4Qへ。
 第4Q。法大は田口のバスケットカウントなどで開始1分で同点にされると、残り6:36に天倉悠喜のレイアップで逆転される。すかさず法大ベンチはタイムアウトをとると、その直後に佐藤の3Pでリードを奪い返し、萩原のバスケットカウントなどで8点差をつける。それでも粘る埼工大に残り2:20で2点差まで詰められるが、この窮地を救ったのが藤井。タップシュートとフローターシュートを立て続けに決めると、残り10秒、3Pラインから1m程離れたところからダメ押しのシュートを沈め、試合終了。法大は74-69で辛勝した。次戦の相手は強豪の早稲田大学となる。(今井惇基)

試合後の監督・選手のコメント

今井一夫監督

―予想外に相手と競る展開になってしまいましたが
今はまだこんなもんじゃないかと思います。

―インサイドでやられてしまう場面が目立ちました
集中ができてないですね。上級生のガード達も使い方がわかってないみたいですし。

―柳川選手は試合を通じて見て消極的なプレーが見られました。
やればできるんですけどね、やっぱり1を聞いた時にもっとその先の事まで自分で考えるプレーヤーになって欲しいですね。

―藤井選手の勝負強さはこの日も健在でした。
彼はね。ディフェンスはツボを抑えてやりますし、今日はシュート遠慮気味でしたが。もっと打っていいんですけどね。

―スタートは佐藤、植村選手でしたが
この二人で初めて、途中から藤井を出すと踏ん張りが効くんですよね。カンフル剤として活躍してくれるのでベンチスタートにしたという事もあります。

―新人戦で活躍した選手が秋のリーグ戦で戦力となっていくのでしょうか。
そうあるべきですね。萩原とかは今までに比べると良くなっていると思います。

藤井裕太

ー今日の試合を振り返って
自分たちの課題の入りが、いつも通りといえばいつも通りなのですが、うまくいかなかったです。修正もなかなかできなかったので、そういう所が課題だと思います。

ーチームでどんな反省をしましたか
主に下のポジションのことなのですが、単純に集中していないとか、そういうことです。(上のポジションは)上はあまり普段とメンバーは変わらないのでいつも通りです。

ーこの試合で一時同点になってしまったときは
実際みんな気持ちが下がってしまっていたのですが、そこはしっかり切り替えてやっていこうと。

ー新人戦に向けてやってきたことは
主に下のポジションの人が上のディフェンスをした時に抜かれずしっかりできるようにという練習はしました。

ー藤井選手から見て1年生は
もっと伸び伸びとやって欲しいなと思います。自分も1年のときは遠慮している部分はありましが。テツ(植村晢也)とかはそういうものか無く、積極的にシュートも打ってくれるのでいいなと思います。

ー明日の早稲田戦に向けて
今日みたいな試合をしていたら絶対勝てないので、ちゃんと切り替えて、入りからしっかりやっていきます。

戸堀勇吾

ー今日の試合を振り返っていかがですか
初戦ということもあって練習でやってきたことができませんでした。このままだと明日の早大戦は厳しいと思います。疲れで、途中からリバウンドに絡めなかったり、ボールを繋がなければならないところで繋げませんでした。

ーそれでも、特にオフェンスリバウンドでチームにセカンドチャンスを与えていたように感じましたが意識していたことはありますか
相手が身長の高い選手だったので、相手の視界から外れるような動きをしてからリバウンドを取りにいくようにしました。

ー前半でファールが3つと多く取られてしまいましたが後半に影響することはありましたか
前半ほどディフェンスでアグレッシブにいけなくなったというのは実際ありますね。前半でファールをもらい過ぎないように次からは意識したいです。

ー1、2、3Qは途中からの出場でしたが試合の入り方で気をつけたことはありますか
高校の時は最初から試合に出れていましたが大学ではそうはいかないので、途中出場でどれだけ早く体を温められるかが大事だと思います。交代選手というのは試合の流れを変えなくてはならないので、特に試合に入った直後に体を動かすことを意識しました。

ー4Qはフル出場でしたが
疲れました。疲れてボールを繋げられずにチームに迷惑をかけてしまいました。体力は明日までではどうにもならないので、気持ちでボールを繋げたいです。

ー4Qで一時逆転をされましたが
その時は自分もチームも精神的に追い込まれてしまいました。それでも藤井(藤井裕太)さんが確実にシュートを決めて、プレーでチームを引っ張ってくれたおかげで立て直せました。

ー今大会の1、2年生チームの雰囲気はどうですか
まだチーム全体のまとまりが完全ではない気がします。もっとチーム一丸となって明日の早大戦に臨みたいです。

ーその早大戦への意気込みをお願いします。
1年生らしくがむしゃらにプレーしたいです。今日のようなファールトラブルに気をつけながら、足を動かしていきたいです。

フォトギャラリー

  • DSC 9444新人戦ゲームキャプテンを務めた佐藤
  • DSC 9400積極的にドライブからの仕掛けを見せた萩原
  • DSC 9440監督がリバウンド力はチーム随一と語る上山
  • DSC 9490戸堀ら一年生ビックマンの成長が鍵を握る
  • DSC 9507上級生も応援に駆けつけた
 

 

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