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【バスケ】第63回関東大学バスケットボール選手権 対明大戦 掴んだ自信、見えた課題。12位で今大会を終える

第63回関東大学バスケットボール選手権大会 対明大戦
2014年5月30日(金)
国立代々木第二体育館

 前日の大東大戦に敗れ、11位決定戦へとまわることになった法大。次なる相手は昨年インカレ準優勝を果たし、1部リーグでも強豪校の地位を築いている明大。厳しい相手ではあるものの、今大会では1年生全員をメンバー登録した影響か実力を発揮できていない様子。リーグ戦での対戦の前に勝利をあげ、自信を深めたいところだが、、、

アシストだけでなく自らも強いゴールへの姿勢をみせた佐藤

試合結果

トータル試合結果

74
法政大学
10 1Q 16 84
明治大学
23 2Q 19
20 3Q 24
21 4Q 25

法政大学スターティングメンバー:明大戦

選手名身長/体重ポジション得点リバウンドアシスト
#67 佐藤 翔耶 181/78 G 13 2 2
#7 藤井 裕太 175/65 SG 7 0 3
#19 田宮 開 183/72 GF 2 1 1
#24 加藤 寿一 190/75 F 23 7 0
#5 松澤 大晃 197/82 C 6 4 3

法政大学交代選手:明大戦

選手名身長/体重ポジション得点リバウンドアシスト
#1 神津 陵平 184/79 F 0 1 1
#11 中野 広大 182/71 F 3 0 0
#14 植村 哲也 175/75 G 6 3 0
#31 安達 幹 187/87 PF 4 2 0
#35 山岸 玲太 178/68 G 10 1 1

戦評

 第1Q。この試合はサイズがあり動ける選手が多い明大に対し、加藤寿一(文3)を4番ポジションで起用。藤井裕太(社2)が本来の2番ポジションでスターターとなった。先手をとったのは法大。主将田宮開(人4)のジャンパー。更に松澤大晃(法4)や加藤で得点。対する明大も 伊澤実孝のジャンパーやスクリーンプレーから安藤誓哉のレイアップで反撃。終盤まで一進一退の攻防を続ける展開に痺れを切らしたのは明大ベンチ。塚本清彦HCは選手達を叱咤。この激に応えたのは主将安藤。3PシュートなどでTO後、5得点を挙げ一気に法大を引き離す。10対16で第1Q終了。
 第2Q。フロントメンバーを植村哲也(文1)、山岸玲太(営3)、神津陵平(法3)に変更し、アウトサイドからの得点を狙う。序盤、加藤がオフェンスを引っ張る。得意の1on1からジャンパー。さらにFを貰い、冷静にFTで得点を重ねる。しかし、ハイポストに入れる際にインターセプトされるシーンが目立つなど、流れに乗ることができない。中盤、小さなミスが目立ち攻撃の形が作れない苦しい展開が続くも、シュートが入り続け5分34秒、佐藤翔耶(法2)の3Pシュートで逆転に成功。ディフェンスでも簡単に1on1で抜かれることなく、チーム全体で守りを見せる。対する明大も、中東泰斗や安藤の得点で食らいつき24対25で明大がタイムアウト。TO後、明大は相撲部で修業を重ねるルーキー盛満拓郎を起用。体格を生かしたリバウンドやスクリナー、ゴール下で得点をあげるなど流れが明大に傾きだす。しかし、法大の誇るシューター藤井裕太(社2)が奮闘。3Pシュートなどで得点をあげ、何とか33対35で前半を終える。
 第3Q。ファーストプレーで佐藤の3Pシュートが決まり逆転に成功。加藤の4連続得点で法大は何とか明大に食らいつく。エースは3Pシュート1本を含む、13得点。このQの7割近い得点を一人で荒稼ぎ。
しかし、法大の攻め手はこの加藤の1on1のみ。法大は、中野広大(法2)を投入し3Pを狙い続けるも、リングに嫌われるシーンが目立ちオフェンスが停滞。ディフェンスでは吉本健人のポストアップに藤井が苦戦。明大は安藤のレイアップや宮本滉希のゴール下で得点。53対59で終了。
 第4Q。3Q好調だった加藤に対しマークが厳しくなり得点がのびない。苦しい中でも、山岸の3Pシュートや速攻で何とかつなぐ。しかし、明大は斎藤拓実のドライブからチャンスを創出。じわじわと点差を離され、残り5分で9点差をつけられてしまう。さらに、このQからゾーンに変更した影響か、中距離の
リバウンドを取ることができない。セカンドチャンスを生かされ安藤や伊澤が次々と得点。気持ちが切れてしまったのか、残り3分6秒で61対77と16点差となってしまう。ここで抵抗を見せたのは、1・2年生。佐藤がジャンパーなどで7得点をあげれば、植村も得点。最後まで戦う姿勢は見せたものの、一度切れた気持ちは大きすぎた。74対84で試合終了。
 大黒柱沼田を初戦で欠くことになった今大会。しかし。彼の穴を埋めようと各選手に気持ちの変化が見られたことは事実。12位という結果に終わったものの、大学バスケ界の長、東海大を初めとした1部強豪校と対戦できたことはリーグ戦に向けて大きなモチベーションとなったはずだ。この経験を胸に「オールジャパン出場」という目標に向かって、更なる飛躍を願いたい。(山分和紀)

試合後の監督・選手のコメント

今井一夫監督

ー今日を振り返って
今日は悪くなかったと思います。(スターターに変更がありましたが)明大の動ける大きな選手についていける選手に対してうちの大きい選手がつけないと思ったのでああいうメンバーにしました。それなりに、ガードも頑張ってくれてたと思います。

ー前半、明大の伊澤選手に対してのダブルチームがよく効いていました
あれはベンチの指示ではなくて、選手達が自分達はここが弱いなと思って判断してやったんだと思います。

ー選手の中から、試合中悪いところを変えていこうという姿勢がみられますね
今日はありましたね。

ーゾーンの際、45°の位置で誰が出るのか迷ってるシーンが目立ちます
あのゾーンも基本的には私の指示ではなくて、選手達が相手の出てきたメンバーを見てゾーンでって形にしたんだと思います。(誰がディフェンスの指示を)大晃か寿一かだね。

ー今大会を振り返って
沼田がいなくなって、萩原だったり安達だったり色んな選手が経験できたというのは大きいと思います。いつもだったら、沼田が35分くらい出るわけですから。 

ーリーグ戦、この夏に向けて
今大会終わったことで、出た選手はそれぞれ課題を見つけてくれたんじゃないかと思うので、練習の時にはその課題をどうやったら克服できるのかというのをまず自分で考えてやってくれという話をしました。

田宮開主将

ー今大会をチームとして振り返って
序盤で沼田が怪我をしてしまいました。ただそこで下を向くのではなく、沼田が抜けても頑張ろうと思い、居ない状況でプレーしたことはチームとして良い経験になったと思います。

ー今大会を個人として振り返って
色々な課題が見つかった大会でした。

ー課題とは
色々あるのですが、チームとしてやろうとしているディフェンスでプレッシャーをかけ続けることとか、そういったところがまだ一歩足りなかったと思います。

ーリーグ戦に向けて
また明大と当たりますし、今回は勝てた慶應も本調子ではなかったと思うので、どこが相手でも同じですが、まずは一戦一戦勝利を積み重ねていって、少しでも上の順位で終われるようにしたいと思ってます。そのために、このあとの夏の期間の練習を大切にしていきたいと思います。

佐藤翔耶

ー今日の試合を振り返って
トーナメントで1部のチームと戦える良い機会で、勿論勝つつもりでやっていました。でも、僕の中ではその先のリーグ戦に向けて、どこまでできるかなどを東海同様試したくて、積極的にオフェンスで狙って色々やってみようと意識していました。(どんなことを)合わせや、周りを使ったプレーですね。

ーその結果は
結構やれるな、と思えました。楽しくプレーできますね。

ー明大はいかがでしたか
相手もうまいプレーヤーがたくさん居て、この人、このチームとやってみたいという前向きな気持ちで戦っていました。なので多少やられても凹むことも無く、とてもやりやすいというか、楽しくやれるチームでしたね。自分は楽しくバスケができたことがいい収穫でした。

ーこの試合アウトサイドのシュートが好調でした
そうですね。最近入りますね。実は六大学戦あたりで、脱臼寸前の突き指のような感じで指をけがしていて。それからシュートが全く入らなくなって悩んでいたのですが、そこは相棒・財前(大輝[営2])との日々のシューティングで乗り越えました。2人で頑張るようになってから、シュート力が向上して調子がいいです。

ー明大の安藤誓哉とマッチアップして
法政はディフェンスをあまりやらない感じのイメージがあるのですが、その中で自分がディフェンスを頑張る選手になろうかと最近思っています。山岸さんのような。チームの中でディフェンス担当のようなものを自分の中で確立していこうかなと。安藤選手はそこまでつきにくい相手ではないのですが、あの人は能力はもちろんですがそれ以上に頭使うのがうまくて。それに負けないようにって意識はありしたね。

ートーナメント戦全体を振り返って
毎試合でアシストの数を見ていて、得点に絡んだプレーが自分からっていうのをもっと増やしていきたいと思っています。そこからまた色んな引き出しを使ってプレーの幅を広げたいなと。今回は思っていたことが結構できたので自分的にはなかなか満足です。

ー4日間で疲れは
今日だけです。この試合終わってからどっときました。試合が続いても結構やれるなと思いました。今までは1年という立場があったので、集中しなきゃ、真面目にやらなきゃと思ってやっていましたが、今回は楽しむことを目標でやってたいたら全然疲れないし楽しかったです。バスケっていいなって思いましたね。

ーこれからの新人戦やリーグ戦に向けて
僕がチームを引っ張っていきます!

中野広大

ー今日を振り返って
練習試合をよくやってる明大なんですけど、いつも勝ってない相手なんで気合入れていかなくてはいけないなと思って臨みました。自分の悪さであるディフェンスのところが出てしまったというの今日の試合ですかね。次は新人戦があるので、そこでは改善して挑みたいと思います。

ーディフェンスのどのような所が課題だとご自身で感じますか
簡単に相手にボールをつながせたり、攻撃を展開されてしまうシーンが目立つのでそこですね。簡単にボールを持たせないようにまずは頑張って、持たせたとしても簡単にプレーさせないようにしていきたいです。

ー得意の3Pシュートが落ちる場面が目立ちました
疲れてくると落ちるので、普段の練習から疲れた状態でシューティング練習をやっていきたいです。

ー今シーズンになり出場も増えました
電鉄杯からプレータイムを結構貰えたんですけど、試合になると良いプレーをしなくちゃとかミスしないようにしようと思ってしまうので、心に余裕をもってやっていきたいです。それには、ベンチにいるときから周りを見れるようにしてやりたいです。

ー途中出場は難しいですか
流れを変えなくちゃいけないとかそういう気負いもあるんですけど、自分が流れを崩してしまったらどうしようとか考えてしまいますね。次のリーグ戦からも途中出場が続くと思うので、ベンチで何を自分はしたらいいのかというのを考えてやっていきたいです。

ー新人戦ではスターターとして活躍が期待されます
みんなで切磋琢磨して練習してるので、スターターかはわからないですけど出れたら思い切ってやっていきたいです。ベンチからでもスターターと同じ気持ちで試合に臨んでいきたいです。

フォトギャラリー

  • IMG 4220 Rアシストだけでなく自らも強いゴールへの姿勢をみせた佐藤
  • IMG 4184 Rこの試合はスターターに藤井を起用して挑んだ
  • IMG 4360 R主将として苦しいチームをまとめあげた田宮
  • IMG 4473 Rこの日は23得点と爆発を見せた加藤
  • IMG 4445 R3Pだけでなく力強いドライブも魅力の神津
 

 

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