バスケットボール
 

9週にわたるリーグ戦が終幕 関東大学バスケットボールリーグ戦 VS神大・中大2回戦

第87回関東大学バスケットボールリーグ戦 対神大・中大1回戦
2011年10月29日(土)、30日(日)
会場:国士舘大学多摩キャンパス

 ついに長きにわたって開催されたリーグ戦が最終週を迎えた。対する神大、中大は1巡目で大敗を喫しており、一矢報いることが出来るか。リーグを良い形で終えて、ここは入れ替え戦の勢いを作りたいところだったが…。

1030-01
チームを鼓舞し続けた#7崎濱主将

試合結果

トータル試合結果

64 16 1Q 19 86
9 2Q 20
23 3Q 28
法政大学 16 4Q 19 神奈川大学
90 15 1Q 34 112
26 2Q 27
25 3Q 28
法政大学 24 4Q 23 中央大学
 

☆通算2勝16敗とし、2部10位で3部1位との入れ替え戦へ。

機能してきたゾーンに暗雲 <神大戦>

 第1ピリオド、序盤は点の取り合いについていく。神大#0佐藤に3Pシュートを決められ、7-11とされるも、法大も#27岩崎が3Pシュートを決め、続いて#21加藤、#41谷口のインサイド陣がゴール下で奮闘し、残り2分で16-15とする。ループパスから左下の空いたスペースに飛び込み、うまくゴールを狙う。だが、神大に盛り返され、16-19で第2ピリオドへ。
 第2ピリオド、シュートが入らなくなった法大はファウルもかさばり、徐々に点差を広げられていく。残り7:46秒で#41谷口がミドルシュートを決めるも、支柱である#11長谷川のシュートがなかなか当たらない。ゴール下から#41谷口、#6陳が得点し、22-28とするも、ファウルを取られ勢いが続かない。一方で神大は#21増子のシュートが冴えわたる。3Pシュートをこのピリオドで2本決め、法大を突き離す。#5松澤の投入でディフェンスに力強さが出たが、得点が出来ず、25-39とリードを広げられ前半終了。

 第3ピリオド、開始早々#7古橋に3Pシュートを決められると、勢いづき、#21増子を相変わらず止めることが出来ないまま、30-56と大差をつけられてしまう。しかし、ここへきて#11長谷川が連続で3Pシュートを沈めると、#7崎濱もジャンプシュートで続く。また#41谷口が絶妙のレイアップを外すもファウルをもらい、フリースローを確実に2本決め、#0高田が神大プレイヤーを寄せ付けない速攻を決めて法大ペースに。残り1:47秒、神大タイムアウト。その後も#27岩崎が2連続で3Pシュートを収め、17点差に。だが#98大石に速攻を決められ48-67で最終ピリオドへ。
 第4ピリオド、#27岩崎がこの日4本目となる3Pシュートをフリーで決め、勢いに乗りたいところだったがあとが続かない。神大はアウトサイドから集中して攻め、#21増子、#7古橋を止めきれない。残り4:58秒で#21加藤がゴール下を決め、盛り返すと、#6陳、#0高田の得点を挙げるも時すでに遅し。64-86と大差で敗れた。

<中大戦>

  第1ピリオド、スターターは前日と同じく#0高田、#11長谷川、#27岩崎、#6陳、#21加藤。ディフェンスはマンツーマンで臨んだ。開始早々、中大#22山田、#14渡邉に連続でシュートを許す。法大は#0高田の3Pシュートが決まるも、中大の速攻を抑えきれずインサイドに切り込まれて連続得点を許し、残り6:52秒、#14渡邉の3Pシュートが決まり3-11となったところで早くも1回目のタイムアウトを取る。#41谷口の連続得点でややリズムを取り戻すも、法大は中大のスピード感溢れる攻撃に圧倒されファウルも重んでしまう。15-34で第1ピリオドを終える。
 第2ピリオド、法大はディフェンスをゾーンに変更する。法大は#27岩崎、#21加藤の3Pシュート、#14大塚誠のパスカットから#11長谷川のシュートが決まりオフェンスでリズムをつかむも、中大#11入戸野を中心とした速攻からレイアップなど中大の攻撃を抑えることができない。法大は#6陳が早くも4つ目となるファウルを犯し、#7崎濱、#5松澤も3つのファウルを蓄積し苦戦を強いられてしまう。お互い得点の奪い合いとなり、41-61で後半へ。
 
 第3ピリオド、法大はディフェンスをマンツーマンに戻す。#21加藤のミドルシュート、ファウルで得たフリースローを#41谷口がしっかり2本とも成功し、追い上げをはかり一時の30点差から15点差まで詰め寄る。しかし残り4分で#6陳が5ファウルで退場。#27岩崎と#11長谷川が3Pシュートを決めるも、中大も前半同様攻撃の手を緩めずまた点差は離れてしまう。66-89で第4ピリオドへ。
 第4ピリオド、ディフェンスは変わらずマンツーマン。法大も中大も4年生中心のメンバーに。#11長谷川が3Pシュート、中に切り込んでファウルをもらいフリースローを決める。さらにパスカットから、交代して入った#98坂井のレイアップが決まる。残り1分から#24神津と#11長谷川のこの日6本目の3Pシュートが成功するも、第1ピリオドの点差が最後まで響き90-112で試合終了。リーグ最終戦を白星で飾ることはできなかった。

 選手たちはプライドをかけて入れ替え戦へと臨む。2部残留へ――今季の目標からは離れてしまったが、来季へ1部昇格の夢を繋ぐためにも絶対に勝たなければならない。玉川大学は、春のトーナメント戦で1部の慶大に迫り、3部リーグでもオフェンス力高く勝ち続けてきた相手だ。決して油断はならない。強い気持ちをもって、最後まで法政らしくプレーをしてほしい。

選手の試合後のコメント

#11 崎濱主将 *神大戦後

 ー今日の試合を振り返って
ずっとゾーンで練習してきてそのディフェンスが開始1Qから攻略されてたかなって思います。ディフェンスでリズムができなかったのが敗因ですね。
 
ー崎濱選手は好アシストをする場面が多く見えましたが
3Qで離されかけたときに自分はコートに出てたんですけど、やっぱりそこで流れを止め切れずにそのままズルズルいっちゃたんで、それはガードとしてリーダーとしてやっていかないといけないところだと思うんで、明日の試合ではそういうシチュエーションになったら対応できるようにしていきたいです。
 
ーリーグ戦も残り1試合となりましたが
明日は中央となんですけど、できれば今日も結果出して明日につなげたかったんですけど、まあ負けちゃったんで内容も大事だし、結果も入れ替え戦に向けて大事になってくると思うんで、明日はしっかり結果残したいです。
 
ー入れ替え戦に向けて対策はしていますか
一応、対戦相手のビデオを見たりしてはいるんですけど、やっぱり対戦相手どうこうじゃなくて自分たちの入れ替え戦に向けての意気込みだったり、練習から自分たちのバスケをやることを考えて練習やってます。
 
ー明日の試合に向けて
入れ替え戦決まってるし、対戦相手も決まってるんですけど、しっかり自分たちのバスケできるようにしっかり内容と結果を出して、再来週の月曜日の入れ替え戦に向けて結果を出したいです。

今井一夫監督 *中大戦後

ー今日は立ち上がりが崩れてしまいましたね
まあ仕方がないかな。(中央の方が勢いありましたね)勝ったら(中央は)二位になるしね、目標がないと。そうじゃないといけないんだけどね。

ーリーグを最下位で終えましたが、今大会の総括は
…予想外だったよね。長谷川が怪我をして、試行錯誤しているうちに、チームにまとまりがなくなった。それを一本芯を通せなかった事が、今回の大きな要因なんじゃないかなと思う。

ー模索し続けたリーグになりましたね
最後の方が我慢というか、これとこれは使うしかないなと思って、高田と岩崎をスタートに固定したんだけど。(岩崎選手はシューターとして成長を感じるリーグとなりましたね)シュートに関しては、打てるジャッジをしながら打てるようにはなったと思う。まだまだもらい方とか(の課題はある)。

ー入れ替え戦が玉川大に決まっていますが対策は
これからだね。スタッフは(試合を)見ているけど、選手はリーグがあるので相手に失礼だし。気が付いたことやいろいろな人の話を聞きながらやっています。入れ替え戦は上位と下位の入れ替えになるんだけど、上位チームはそのポジションを死守しようと思って臨んで、相手はそのポジションから上がろうと思って挑んでくる。この気持ちはモチベーションの部分で違うと思うんだけど、うちは去年も(入れ替え戦を)経験しているので、そういった意味では選手たちを信じてやりたいと思います。

#11 長谷川選手 *中大戦後

―まずは今日の試合について、いつものゾーンディフェンスではなくマンツーでスタートしましたが、あれは昨日までの試合を受けてのことでしょうか、それとも中大だからということだったのでしょうか
入れ替え戦でマンツーで始めるかゾーンかっていうのがあって、昨日はゾーンを崩されましたからね、それもあって今日はマンツーで。中央大だからってことはなくもないですけど、まあそっちが大きいです。

―今回のリーグ戦を通して、長谷川選手自身けがで離脱した時期もありましたが、チームははじめと比べてどのように変化したと感じますか
自分が抜けたことで、ゴール下の奴らとか、岩崎とか新しい奴らが頑張ってくれて、それはよかったと思います。でも、やっぱり俺は自分がファーストオプションだと考えているし、いまはリズムが、というか(夏までは長谷川選手をファーストオプションとして練習していたから?)そうですねまあその点は申し訳ないと思ってます。

―入れ替え戦の玉川大学について意識は
まあ一人凄い選手34番(塚越選手)がすごい点をとってくるって聞いてるんで、その選手はマークしとかないといけないですね。あとは、どれだけ自分たちが気持ちを出していけるか、先週から、どれだけアタックできるかっていうのは言われてるんで、やっぱり最後は気持ちじゃないですかね。

入れ替え戦日程

◆2・3部入れ替え戦◆
VS玉川大学
日時:11月7日(月)~9日(水)10時~
会場:代々木第二体育館(最寄:原宿駅)

 

フォトギャラリー

  • 1030-01チームを鼓舞し続けた#7崎濱主将
  • 1030-02#11長谷川はこの日6本の3Pを決め、本来の力を発揮
  • 1030-035ファウルもガッツなプレーを見せる#6陳
  • 1030-044ピリで3Pシュートを収めた#24神津
  • 1030-05最終戦、#98坂井がコートへ。ベンチからは「坂井コール」
  • 1030-06リーグを通してインサイドでの勝負強くなった#21加藤
  • 1030-07#27岩崎はシューターとして流れを作ってきた
  • 1030-08ガードとしての成長を見せた#0高田

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