バスケットボール
 

シーソーゲームの行方は?! 第28回京王電鉄杯最終日

第28回京王電鉄杯 対明大
2012年4月30日(日)
会場:トヨタ自動車スポーツセンター 

グループ3位で迎えた最終日。対戦相手は明治大学だ。明大の#16安藤は法大の#0高田の後輩、好ガードを輩出する明成高校出身。同窓ガード対決にも注目が集まったこの試合、法大はなんとか勝利でこの大会を終えたいところだが…。

※事情により今大会の写真は掲載できません。申し訳ございません。

試合結果

トータルの試合結果 

66 16 1Q 16 67
15 2Q 16
17 3Q 17
法政大学 18 4Q 18 明治大学

 明大は1ON1とピックアンドロールを中心に攻めるチームだ。軸はガードの#16安藤とセンターの#51皆川の2年生コンビだ。しかし#51皆川は怪我を抱えているため、ごく限定された時間だけプレーしている。法大もチームの要#21加藤寛が腹部、胸部の負傷でこの試合には出場しない。互いに主力を欠いた試合となった。
 第1ピリオド、#37岸がドライブからファールを受けながらシュートを決め、ボーナススローも沈めて先制。#21加藤寛に代わりスタートに入った#16沼田と#5松澤がインサイドで強さを見せ、リバウンドを支配、#27岩崎の連続6得点など好調だ。これに対し明大は丁寧に攻め、確率よくシュートを決めた。16対16で第2ピリオドへ。得意の速攻に3Pと活躍したのが#0高田、これに#5松澤も発奮し流れをつかむ。明大は勢いこそないものの着実に得点を重ねる。ここでも両者譲らず、31-32で後半へ。
 第3ピリオド、ミドルシュートの落ちだした法大は、インサイドに切り込みフリースローで得点を稼ぐ。ゾーンディフェンスも機能し、簡単には得点を奪われない。明大はシューターの#2目を投入するなど、外角からのシュートでゾーンの攻略を図るが目立った効果は現れず。それでも法大のミスに付け込み、オフェンスリバウンドから得点を挙げた。双方決定的な差をつけられないまま48-49で最終ピリオドへ。先にリズムをつかんだのは明大だった。#16安東と#12中東のシュートでリードを奪う。法大は#0高田がバスケットカウントを奪い明大の流れを止める。ディフェンスを引き締め、明大のミスを誘い、#高田が速攻からそのまま3Pを決め再び追いつく。オフェンスのミスから再逆転を許したが、松澤がアリウープで3点差に。残り1分を切ったところで#27岩崎がスティール、そのままレイアップを決めて1点差に。ファールゲームに持ち込み、明大がフリースローを2本ともミス。残り5秒で高田がボールを持ち、3Pラインで待ち構える#27岩崎にパスを出したがシュートは決まらず。66-67で僅差の敗北だった。

総評

 新チームは良い時間をすごしてきたようだ。ディフェンスではよく足を動かしており、プレッシャーがある。上背のある相手に対してもリバウンドで負ける場面も少なくなっている。オフェンスでも積極的に仕掛ける場面が増えた。そして主将の#37岸、ルーズボールを追い、リバウンドに飛び込む。ディフェンスに奮闘し、得意の3Pだけでなく、チームに欠けているドライブも仕掛けている。献身的なプレーはチームに浸透しているようだ。
 選手に注目するなら、なんといっても#0高田だろう。昨季スタートに定着したが、見事な成長を見せている。ターンオーバーが少なく、優れた判断とフィジカルで速攻をものにする。3Pの確率も高く、得点でもチームをけん引している。また今季は#21加藤寛がプレイエリアを広げ、3Pを狙うようになっている。まだ安定していないが、高い能力を持つ選手だけに今後に期待してよいだろう。 1年生にも注目だ。#16沼田はリバウンド、ハイポストから高確率のシュートでチームに大きく貢献している。#24加藤寿はオフェンスでは今ひとつ乗り切れていないが、ディフェンスで手を抜かない。190cmながらハンドリングもいいので、順応すれば結果を出すだろう。#35山岸は#0高田の存在もあり長い時間試合には出ていない。しかし本来シューターである#0高田とのツーガードの時間もあり、オフェンスに幅を持たせるだろう。#1神津は未知数だ。プレイタイムはわずかだが、今井監督からはボールを集めるよう指示が出されており、その能力を発揮する場面を探している。

監督の試合後のコメント

今井一夫監督

-この三日間について
そうだね、それぞれのポジションの選手たちが、自分の役割を果たせるようになってきたんじゃないかな。まあ一年生がいい刺激になって、上級生に自覚が出てきたのかな。そういった意味では、今日の試合なんかも、負けてしまったという結果だけど、収穫の多い三日間だったと思うよ。

-#27岩崎選手が不調ですが(3日間で3Pがわずか1本)
練習のときにぶつけちゃってね。ちょっとしびれてるらしい。でも最近は変に落ち着きが出てきたよね。熱くなりすぎるところがなくなってきたみたいだ。

-#0高田選手がすばらしいプレーをしています
やっぱりスピードがあるしね、前のリーグの時に比べたら全然違う。ターンオーバーも全然やらなくなったしね。ドライブからいいパスも出してる。あとはシュータ陣にそれを決めてもらえたらね。

-明大戦では#5松澤選手がいい活躍をしていましたが
かなり良くなってきてるよね。(#16沼田選手と積極的にオフェンスリバウンドに絡んでいましたね)そうだね、本来ならばあそこに加藤(寛)もいて、今日はいなかったからちょっと寂しかったね。

ーチームとして、ディフェンスに集中しているようですが
よく足を動かしているし、ボールマンに強く当たっている。シュートも落とさせてる。あとはオフェンスリバウンドを取られた後だね。ディフェンスを頑張っているだけに、オフェンスリバウンドを取られると気落ちして集中力を失っている。そこは直さないと。ただ青学とかはでかいからね。それに強い。

ーチームの状態はよさそうですが、トーナメントには期待してしまってもよろしいでしょうか
うーん、早稲田とかも強いからねえ。でもやっぱりトーナメントでまた青学とやってみたいよね。

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