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【バスケ】第10回東京六大学バスケットボールチャリティーマッチ 3日目

第10回 東京六大学バスケットボールチャリティーマッチ 対早大
2014年3月23日(日)
明大和泉キャンパス

 迎えた大会最終日。対戦相手は今季から2部へ降格した早大。しかし、選手個々の能力は高く、決して侮れる相手ではない。加藤寿一(文3)をスプリングキャンプで欠いた法大は果たして誰を起用するのか。3位フィニッシュを目指すべく、勝利を狙う。

この日スタメン起用され、期待に応えた神津

試合結果

トータル試合結果

79
法政大学
22 1Q 20 87
早稲田大学
20 2Q 20
20 3Q 26
17 4Q 21

戦評

 第1Q。加藤寿一(文3)不在の中、スタメンの座を掴んだのは神津陵平(法3)。更にこの日はスターターに藤井裕太(社2)を起用。序盤、松澤大晃(法4)のジャンパーが好調。神津も3Pシュートを沈める。対する早大も河合祥樹や池田慶次郎のスピードあるドライブから好機を演出。法大ガード陣はファールで止めるしかなくパーソナルファールが嵩んでしまう。法大のアウトサイドからのシュートはリングに嫌われるものの、ゴール下を制したのは沼田凌(法3)。自身で得点を重ねるだけでなく、藤井の3Pシュートをアシストするなど起点となりオフェンスを引っ張る。22対20と法大リードで終了。
 第2Q。藤井のジャンパーで幸先良いスタートを切る。さらに、沼田、松澤のインサイド陣が先頭を走ることで速攻を繰り出し、得点を重ねる。この試合スタメン起用された神津は力強いドライブインに加え、3Pシュートを沈めるなどアピールに成功。しかし、ボール運びの際縦へのパスがインターセプトされるシーンもあり、流れを完全につかむことができない。それを見逃さないのが早大。積極的な1対1から得点を重ねられ、残り3分30秒で33対35と逆転を許す展開に。終盤、松澤のスティールから佐藤の3P、沼田のレイアップなどで再逆転に成功。42対40で前半終了。
 第3Q。植村哲也(文1)、山岸玲太(営3)、中野広大(法2)をスタメンに起用。メンバーを入れ替えリードを広げにかかりたい法大。中野の3PシュートでこのQ最初の得点を挙げるも、オフェンスがシュートで終われない。ガード陣がボールを持たされ、ターンオーバーを連発。早大はスティールからの速攻やピックアンドロールで得点を重ねる。この苦しい展開を変えたのは松澤。ファイトオーバー気味につくディフエンスに対し、冷静に裏を狙いゴール下で得点。ディフェンスでもチームメイトを鼓舞。徐々に息を吹き返した法大は、藤井の三連続得点などで反撃。だが、追いつくことはできず62対66と4点ビハインドで最終Qへ。
 第4Q。植村や神津の得点で1ゴール差まで縮める。しかし、最後まで澁田貴大や池田、河合といった早大ガード陣のドライブを止めることができない。センター陣がヘルプに行ったところを突かれ、得点される。法大も沼田がこのQで8得点をあげるなど孤軍奮闘するものの、追いつくことはできない。終盤、藤井や植村のジャンパーで得点をあげるも反撃はここまで。79対87で敗戦を喫した。
 法大は今大会を4位(2勝3敗)で終えた。今季から一部で戦う法大は優勝も狙えただけに悔しい結果といえる。しかし、決して悲観するような内容ではなかったことも事実だ。新戦力の融合・戦力の底上げが見られた今大会を糧に、5月に行われる京王電鉄杯に期待したい。(山分和紀)

試合後の監督・選手のコメント

今井一夫監督

ー今日の早稲田戦を振り返っていかがですか
相手の早稲田は2部ということで、今日は勝ちたいとは思ってたけど所々で「精神的な体力」が足りないところが出てしまいました。試合をしてるわけだから当然肉体的には疲れる。でも疲れるときにもう一歩頑張るには、精神的なものが大事です。そういうところが欠けているかなという感じです。

ー加藤(寿一)選手が今回スプリングキャンプで不在でした
だから逆に、いつもスタメンの加藤がいないときに、その穴を埋められる選手がこの試合で生まれたらいいなと思ってました。今日は(加藤のポジション)田宮じゃなくて神津を出してみました。はじめは良かったです。でお3Qから元気がなくなってきて、さっきも言った「精神的な体力」が一番欠けていたと思います。これをクリアできないと加藤の代わりですぐ起用とはならないかなと。ちょっと残念でした。

ー今大会では新1年生もたくさん試合に出ていました
今は品定めですね。それと、試合の中でどんなことをするのかと、周りとの合わせ方を見るためです。あとは遠慮してやっているかいないか。遠慮なんてしてたらはっ倒してやらないと。

ー1年生の中で1番多く出場した植村選手についてはいかがですか
植村は思った以上にやってくれてると思います。彼に言ってるのは積極的なミスはいくらでもしていいから、消極的なミスはしないように、ということです。あとは消極的なミスはしないようにということです。植村が入ったらディフェンスもしっかり作れたりして、非常に魅力的な選手だなと思います。彼を使うとその分上級生が使えないっていう面もありますが。でもそれに負けない上級生になってほしいです。下級生に負けないように何かに取り組む姿勢だとか、プラスの面で働いてくれればと思います。

ー今大会で得たものは
スクリーンの対応だとか、練習のときにやってきたことを意識して試合している選手が多かったことです。意識してないのは佐藤ぐらいですね。これからゾーンなども絡ませていきますが、マンツーマンの形をしっかりさせていきたいと思ってます。

ー次の京王電鉄杯に向けて
その頃にはチームとしての練習をしていかないといけないです。今は2対2、3分ゲームの5対5しかやってないので。

ー今シーズンの目標をお願いします
1部上位4つの中には入りたいですね。ちょっと優勝はなかなか難しいので、可能性的には4位くらいかと。充分いけるとは思います。とりあえずインカレには出られそうですね。

神津陵平

ースタメンでの出場でしたが
体が動くか不安だったんですが、休んでた分思ったより動けました。

ー3Pなど随所に通用する手応えを掴んだのでは
練習での調子が良かったので。普段の練習の時は今まで自分のタイミングで打ってたんですけど、今井さんからもっと早いタイミングで打てって言われたのでそれを意識しました。

ー試合中よく声を出されてましたが上級生になって心境に変化は
やっぱ下の子達が使われているんで、自分が出た時はもっと声を出して引っ張っていければいいなと思ってます。

ー今大会で見えた課題は
ディフェンスが今日も最後ら辺足が動かなくなってしまったので。後、状況判断ですね。もっとドライブに行かなければならないなと。

ー今後磨いていきたい武器は
3Pシュートは今後も練習していきたいです。加藤が戻ってきたら自分が中に切り込む動きもしていきたいです。

ー今日スタメンを告げられた時の気持ちは
昨日の明治戦でもあまり出てなかったのでちょっとびっくりしました。

ー京王電鉄杯への意気込みを
次は2番手で短い時間で出ると思うので限られた時間で結果を残せるようにしたいです。

植村哲也

ーこの3日間大学バスケを経験していかがですか
緊張とかはなかったですけど、高校と比べてフィジカルとかは違ったんでその当たりに負けてしまうというのがあったので、これからに生かしていきたいですね。

ー今大会では中高の先輩である安藤誓哉(明大)や同級生の石原卓(早大)とのマッチアップもありました
また大学でマッチアップできるのは嬉しいです。それぞれ色んな大学に行ってるんで、プレースタイルとかも高校の時と変わっていて楽しかったですね。

ー監督からの指示も多かったですがどんな事を言われてたのですか
やってみてどうだったのか。ということが一番ですね。ガードがミスするのは2点分になるから駄目だと言われました。積極的なミスはいいから消極的なミスだけはするなと。あと僕が試合でている以上、コートではお前が監督の代わりなんだから先輩でも臆することなく指示を出していけと。その中でミスするならしょうがないと言われました。

ー昨年までのエース高田歳也の穴を埋める活躍が期待されています
特別意識はしていないですが、同じ明成から来た先輩で歳也さんという偉大な先輩がいることは刺激になります。ゆくゆくは歳也先輩を超えられる存在になりたいですね。

ー自分自身の持ち味はどこだと考えますか
高校のときからジャンプシュートは得意なプレーですね。あとは気持ちがでないっていうのも自分では強みだと思ってます。

ー法政を進学先に選んだ理由というのは
選択肢がなかったんですけど、監督の推薦というのが第一ですね。あと、明成では選手を集めてるから勝てたと言われてたので悔しかったんで、2部から1部に上がる法大で強いところを倒していけるチームがいいなと思って法政を選択しました。

ーどんな選手になりたいですか
一番はミスをしない選手ですかね。後は監督の意図だったり、チームの意図を体現できる選手になりたいです。落ち着いて冷静な司令塔が理想です。

  • DSC 2452 Rこの日スタメン起用され、期待に応えた神津
  • DSC 2395 R得意のジャンプショットが冴えわたった松澤
  • DSC 2430 Rこの日16得点をあげた藤井
  • DSC 2652 R1年生ながら多くの出場機会を得た植村
  • DSC 2550 Rインサイドを一手に担う沼田
 

 

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