バスケットボール
 

【バスケ】第62回関東大学バスケ選手権 対大東文化大 3連敗も収穫

第62回関東大学バスケ選手権
2013年5月10日(金)
千代田区スポーツセンター

 昨日の国士舘大戦に敗れ、16~13位を決めるトーナメントに進んだ法大。
 相手は1部リーグの大東文化大学。昨日までの連敗の流れを断ち切れるか。

悪い流れを断ち切るべく挑んだ。田宮(中央)を中心にオールディフェンスを展開。

試合結果

トータル試合結果

62
法政大学

12 1Q 23 70
大東文化大学
16 2Q 12
15 3Q 16
19 4Q 19

戦評

 第1Q。開始早々、大東大#86小野寺のインサイドプレーで立て続けに得点される苦しい展開。更に、個人の力量で上回る大東大に対しファールで止めに行くしかなく、各選手個人ファールがかさんでしまう。#0高田が「慌てるな、まだ1ピリだぞ」と声をかけチームを落ち着かせる。これで落ち着きを取り戻した法大は、#24加藤のドライブインや#35山岸と#16沼田の二対二のスクリーンプレーで上手く相手ディフェンスを崩し、8対8と同点に追いつく。ここで一気に流れをつかみたい法大は、大東大のインサイドを封じるためゾーンに変更する。しかし、これが裏目に出てしまう。上手くゾーンの穴をつかれ、#1高橋の3ポイントや#68花井のミドルを決められ一気に点差を放される。ここで法大はすかさず タイムアウト。だが、一度失った流れを取り戻せない。5分間で僅か2点しか取れず、12対23で第2Qへ。

 第2Q。見違えるように球際への意識が高まった法大。ゾーンも機能しだし大東大からバックパスを奪うなど、ディフェンスでリズムを掴む。更に#7藤井が緩急を上手く使うドライブでレイアップに持ち込み、チームに活力を与える。インサイドでも高田や加藤のドライブにうまく合わせるプレーが飛び出し、着実に得点を重ねる。残り2:59秒で23対28。しかし我慢の時間を耐えきった大東大が徐々に1部の実力を見せ始める。#99山崎や#17寺崎のアウトサイド シュートが決まりだし再び得点を離されてしまう。残り40秒ながら何としても大東大の流れを止めたい法大はたまらずタイムアウト。タイムアウト後高田が難しい体勢ながらもシュートを沈め、28対35となんとか一桁点差で前半を終える。

 第3Q。加藤のシュートがブロックにあうなど出だしで躓く。法大は4分近く得点を挙げられない。しかし、ディフェンスでは踏ん張り、大東大にも得点を許さない。苦しい展開で頼りになるのはやはりこの男“高田歳也”だった。このピリオド初得点である#5松澤のシュートをアシストすると、自分でも得意のドライブで積極的に1対1に行きシュートを決める。このゲームキャプテンの背中に引っ張られたのか、連続でターンオーバーを奪う。ここで大東大がタイムア ウト。タイムアウト後、花井、山崎といったシューターにボールを集め大東大が一気に攻勢に出る。法大も高田や#14大塚誠の3ポイントで応戦するも、43対51と点差を縮められず最終Qへ。

 第4Q。この試合本来の調子が出せていなかった沼田が力強いプレーを見せ、バスカンを奪えば、ディフェンスでもブロックを見せるなど力を発揮しだす。そして、速攻から山岸のシュートで50対55と5点差にまで詰め寄る。しかし、山崎に2本連続右45°のシュートを決められ50対59になった所で法大タイムアウト。タイムアウト後、法大はオールコートの2・1・2ゾーンで勝負をかける。この采配が的中し、流れを引き戻す。手始めに途中出場の#19田宮が3ポイントを決めれば、松澤がターンオーバーを奪い山岸がナイスランを見せ速攻を決めるというように多彩な攻撃を見せる。更に、田宮がわずか2分間で2本目の3ポイントを決め58対61とついに3点まで点差を縮める。ここで大東大がタイムアウト。残り2:40秒、法大の流れが続くかと思われたが花井に3ポイントを決められムードは一変。法大も藤井の3ポイントな どで反撃するも一歩及ばず62対70で敗れた。

 実質格上の1部大東大相手に善戦したのは、チームとして良い収穫ではないだろうか。選手たちも昨日と比べゾーンディフェンスに手ごたえをつかんでいる様子。最終戦は今季から二部の日大。京王電鉄杯では敗れはしたが、今日の第4Qのようなプレーを最初から見せれば負けるような相手ではない。ウィザーズがリベンジを果たしてくれることを期待したい。(山分和紀)

コメント

今井一夫監督

―今日の試合、チームが変わろうとしているように思えましたが
 今日はやることはやろうとしてる、みんながチームとして。でも最初の躓きが最後まで来てしまったね。

―1度付けられた点差を、最後まで追いつき逆転できないのは何故だとお考えですか
 焦っちゃうんだよね、こんなはずじゃなかったってもともとこんなはずじゃなかったって。

―今日田宮君を使ったオールディフェンスを見せましたが
 そこまでしっかりやってはないんだけど、まずは前からあたって相手に楽にボールを前に運ばせないってのがやりたいことだから。

大塚誠主将(法4)

―今日の試合を振り返っていかがですか
 昨日よりは全然、ディフェンスもそうだし、ボールに対しても頑張れてる部分っていうのがあったのですけど、やっぱ最後の詰めとか、自分たちのミスでやっぱり、最後も流れを切ってしまったりした部分もあったので、甘かった部分もあったな、っていうふうに思います。

―明日の試合へ向けて一言お願いします
 明日、ほんと最後の1試合なので(日大か中央か)どちらがきても1勝しないと、というところがあるんで、すごい勝ちたいところではあるんですけど、今日よかったところとかをしっかり伸ばして、きょうダメだったところを反省して、って感じで明日こそ本当に勝って終わりたいと思います。

高田 歳也(営4)

―今日の試合を振り返っていかがですか
 今日は、昨日よりディフェンス良かったんですけど、やっぱ最後の勝負どころでミスが続いたり、自分が周りにさばくことができなかったんで、そういうところ変えていきたいです。

―悪い流れは断ち切れていますか
 まあ・・・でもやっぱり勝てないと。意味ないと思うんで。

―明日の試合に向けて一言お願いします
 切り替えてやろう、っていうのを毎回言ってて、やっぱり監督に言われるとかで気持ちを入れていくんではなくて、個人個人が気を引き締めていくのが一番だと思うので、最低でも僕はちゃんと気持ちを作って、今日監督にも最後の勝負どころで「お前がさばけなければだめだ」、っていうことを言われたので、そういうところをもっと意識して、やっていきたいと思います。

沼田凌(法2)

―今日はどういう意気込みで望んだのですか
 相手は一部で実質格上。昨日みたいにたらたらやってたら絶対勝てないと思ったので、ミスしても良いから積極的にいこうと思ってやりました。

―良い流れなのに後一歩シュートが決まらないシーンが目立ちましたが
 うーん、相手の個々のレベルが一枚上手だったんじゃないですかね。

―マンツーの時は相手につり出されるシーンも多かったが
 そんな気になりませんでした。まあ、ほとんどゾーンだったので。

―ラスト一試合となりました。一言お願いします
 今日も決して悪い試合ではなかったと思いますし、特にゾーンとかは昨日と比べてだいぶ修正できたので明日は勝負所でやれるようにしていきたいです。後、今日の試合の最後の方であまり自分は攻められなかったので、明日は積極的に仕掛けたいですね。

フォトギャラリー

  • DSC 3115悪い流れを断ち切るべく挑んだ。田宮(中央)を中心にオールディフェンスを展開。
  • DSC 3082苦しい場面を乗り切る#0高田
  • DSC 2973「決して悪い試合ではなかった」と振り返る#16沼田
 

 

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