バスケットボール

【バスケ】第31回京王電鉄杯 1日目

第31回京王電鉄杯 対早大・対中大
2015年4月12日(日)
トヨタ府中スポーツセンター

京王線沿線の10大学が集まるプレシーズンマッチ、京王電鉄杯が開催された。3日間の大会となるが、最初の2日間はAグループ、Bグループに分かれてそれぞれ対戦し、3日目に各グループの同順位の大学が対戦する。
大会初日の相手は六大学リーグで勝利した早大と、昨季2部リーグ最終順位を7位とする中大。塚本清彦ヘッドコーチと外山英明アシスタントコーチを正式に迎えた法大がどう戦っていくのか、注目が集まる。

1
攻守ともに絶対的な存在の沼田

試合結果

トータル試合結果:早大戦

48
法政大学
8 1Q 13 79
早稲田大学
14 2Q 23
18 3Q 20
8 4Q 23

 

法政大学スターティングメンバー:早大戦

選手名学年学部身長ポジション出身校
#67 佐藤 翔耶 3 184 PG 宇都宮工
#7 藤井 裕太 3 175 SG 厚木東
#11 中野 広大 3 182 土浦日大
#12 柳川 知之 2 192 PF 明成
#91 竹内 悠貴 1 195 西武文理

法政大学交代選手:早大戦

選手名

学年

学部身長ポジション出身校
#2 田勢 陸 3 170 PG 法政二
#8 新沢 亮太 3 経済 182 SG 新潟商
#14 植村 哲也 2 175 G 明成
#23 戸掘 勇吾 2 190 PF 國學院久我山
#27 財前 大輝 3 経営 177 SG 大分舞鶴
#31 金 剛鉉 1 187 報徳学園
#32 野口 勇樹 1 181 SG 土浦日大
#34 萩原 陵太 3 経営 190 宇都宮工
#57 玉城 啓太 2 175 PG 京北
#91 竹内 悠貴 1 195 西武文理
 
 
 

トータル試合結果:中大戦

77
法政大学
30 1Q 12 58
中央大学
18 2Q 16
14 3Q 13
15 4Q 17

法政大学スターティングメンバー:中大戦

選手名学年学部身長ポジション出身校
#67 佐藤 翔耶 3 184 PG 宇都宮工
#7 藤井 裕太 3 175 SG 厚木東
#24 加藤 寿一 4 192 法政ニ
#12 柳川 知之 2 192 PF 明成
#16 沼田 凌 4 190 湘南工科大附

法政大学交代選手:中大戦

選手名

学年

学部身長ポジション出身校
#2 田勢 陸 3 170 PG 法政二
#8 新沢 亮太 3 経済 182 SG 新潟商
#11 中野 広大 3 182 土浦日大
#14 植村 哲也 2 175 G 明成
#23 戸掘 勇吾 2 190 PF 國學院久我山
#31 金 剛鉉 1 187 報徳学園
#32 野口 勇樹 1 181 SG 土浦日大
#34 萩原 陵太 3 経営 190 宇都宮工
#57 玉城 啓太 2 175 PG 京北
#91 竹内 悠貴 1 195 西武文理

選評:早大戦

 第1Q。佐藤が鋭いドライブから連続得点し幸先の良いスタートを切った法大。しかし、中盤になるとボールが回らなくなる場面が増えてしまい、流れを引き寄せることが出来ない。互いに厳しいディフェンスで均衡した戦いを見せるが、最後に連続で得点を許し8-13で第2Qへ。

第2Q。植村、新沢、早川、和田、柳川という今までになかったメンバーでスタート。慣れないメンバーでのせいか、ターンオーバーなど息が合わない場面が多く見られた。着実に点差を広げる早大に対し、法大は3ガードで勝負。植村の2本の3Pなど外から得点を稼ぐが早大には及ばず22-36で前半を折り返した。

第3Q。早々に中野が3Pを沈めると植村、柳川もあとに続き得点を重ねる。試合前半から体を張ったディフェンスや気持ちのこもったプレーを見せていた中野の活躍で盛り返したかのように思われた法大だったが、早大のルーキー森定隼吾が躍動し、流れを掴みかけても断ち切られてしまう。結局差を縮めることは出来ず40-56で最終Qへ。

第4Q。試合を通してシュートが決めきれず、このQでのフリースロー以外の得点は藤井の2点のみとなってしまった。せめて集中的に鍛えてきたディフェンス力は見せたいところだったが、早大の巧みなオフェンスを止めることもできず、48-79で試合終了。
敗れてしまったものの、主力の4年生を温存してここまで戦えたことは必ず次に繋がるだろう。(向井知優)

戦評:中大戦

 第1Q。ベストメンバーでのスタート。序盤から流れを握ったのは法大。相手のミスから速攻で得点を稼ぎ、加藤、佐藤、中野、藤井の3Pで一気に大量リードを奪う。中大は3プラトンでメンバーの入れ替えを図るも、その甲斐なく法大の厳しいDFに攻めあぐねた。リバウンド後やスティール後の走り出しが速く、中野が速攻でバスケットカウントを、佐藤がワンマン速攻を決めた。ラスト1分間で5点を取られたが、30-12と大きく牽引し第1Qを終えた。

 

 第2Q。開始5分以上中大を無得点に抑える。注目は残りでのタイムアウト後に出場したメンバー。ガードを置かず、加藤、中野、萩原、柳川、沼田とポジションが下の選手のみで構成された。DFはゾーンを敷き、彼らのハンズアップで効果はてき面。大きな壁を目の前に、中大はシュートまで攻め切ることはできなかった。OFでは加藤がボールを運んだが、沼田のリバウンドやルーズボールでの活躍があったからこそ得点に結びついたように思われる。3:30でガード陣が戻ったが、中大・肥後や鶴巻、柿内に続けて3Pを決められた。ラスト20.5秒で植村にOFが委ねられ、最後は自らのブザービートで突き放した。

 

 第3Q。中大のDFの当たりが、ファールと判定もされるほど激しくなる中、柳川のリバウンドシュートや沼田との合わせのプレーが光った。また、ガードへのプレッシャーが強まる中でも藤井はDFを振り切り、3Pも決めるなど安定した活躍を見せた。相手のファールがかさみ、フリースローでも点を重ね、62-41

 

 第4Q。なんとしても追い付きたい中大に対し、DFの手を緩めることはなく、積極的にボールを狙いにいく。このQは3年生が活躍。途中出場した萩原もリバウンドに飛び込み、チャージングもあったが果敢に攻め込んでいった。同じく3年生の新沢はDFで活躍。ブロックショットもあり、ベンチを湧かせた。最後は田勢がPGとしてゲームをコントロールした。

 

 現在練習でDFの徹底をしているウィザーズだが、今日はその成果が表れたといって良いだろう。多くのメンバーを使い、最後まで攻防の手を緩めることなく2部リーグの中大に77-58で快勝した。珍しいメンバーでのゾーンDFや加藤をPGとして起用するなど、まだまだ挑戦することも多いようだ。今後の法大の進化に期待したい。(宮下優希)

試合後のコーチ・選手のコメント

 塚本清彦ヘッドコーチ

―春季休業中からアドバイザーとして指導してきたとのことですが、現在は

今は正式にヘッドコーチとなりました。

 

―今日の試合を通して、塚本HCが主に指示を出していましたが

ベンチの中でのディスカッションは、今井さんも含めコーチ陣みんなでやっています。ですが最終的な意思決定はこっちですね。

 

―今はどんな練習をしているのですか

とにかくDFの徹底ですね。DFをより良いものにしようと。どんなプレーでも始まる起点はDFなので、しつこく、丹念に、しっかりやらせています。強いチームっていうのは、相手にイージーにやらせない。法政は良いキャラクターがたくさん揃っているので、うまく力を付ければどんどん強くなるチームだと思っています。

 

―塚本HCが注目している選手は誰でしょうか

沼田ととし(加藤)にバイタリティーがあり、その2人がチームを引っ張っていると思います。あとキーマンになるのはPGの4人。これだけガード陣が豊富に揃っている中で、PGがいかにゲームをコントロールできるか、どれだけのことができるかですね。また、今日なんかはとしや沼田が休んだときに中野のDFが良かったと思いました。

 

―中大戦では身長の高いメンバーのみの出場がありました

それはいろんなチームを作って対戦させたいと思ってやりました。他大チームが攻め辛いものにしたいなと。あとは寿一くんのガード的センスも探す意味でもやりました。コートの端から端まで走るため、へばるので4〜5分くらいしかできませんが。今回のゾーンはマンツーマンのフィロソフィーであまり自分の範囲から動かないDFでしたが、これからアメーバゾーンなどもやっていきたいと思っています。

 

―OFに関してはいかがですか

今はDFにウエイトを置いていますが、リーグ戦までにOFをやっていきます。アウトサイドの選手はたくさんいて攻めるパターンも多いですが、インサイドももっと使っていこうと思います。セットOFももっとモーションを加えて動きのあるOFを作っていきたいです。法政の、バイタリティーがあるだとか、そういう良さを活かしつつ、見てくれる人にアグレッシブで面白いって思われる試合にしていきたいです。

 

―今後のチーム作りに向けて

選手が気持ちから変わろうとしてくれれば、もっともっと変わっていきます。気持ちだけではなくて、「やらないチャレンジ」から「やるチャレンジ」に変えていって、そうすることで、このチームが始まっていくと思います。

 

―来週へ向けて

来週はどうしても来ることができないので、以前の通り今井さんがやることになります。

 

 藤井裕太

―今日の試合を振り返っていかがですか
できる部分もできなかった部分もあったので、そこらへんを練習とかで修正していきたいです。
 
―普段はどんな練習をしていますか
DFとシューティングが中心ですね。
 
―今日の相手は当たりがかなり強かったですが
なんとも思わないですね。いつも通りやるだけです。
 
―新チームが始動して自分の中で変わったことは
前は試合中ほとんど声とか出さなくて、ただやってるだけだったのですが、今日とか1番ポジションで出たりしていて、これからちゃんと指示わ出したり、周りを落ち着かせたりしていかないと、と思います。
 
―1番ポジションは練習からやっていたのですか
練習では全くやってなかったですね。今日急にって感じです。
 
―3年生になって変わったことは
正直あまり変わってないですけど、下の学年から見られていると思うので、練習からも手を抜かずに、見られてる意識を持っていきたいと思っています。
 
―今シーズンの目標は
試合中どんなときでも冷静に、指示とか、翔耶とかが今は1番ポジションですけど、ダメになったときは自分ができるように頑張りたいです。
 
―来週の試合に向けて
今日の2試合目はDFもOFも良くて、そういう試合が毎試合できるとは思わないですけど、なるべくいつもできるように頑張りたいです。

 

 中野広大

―初日を終えて
1試合目は自分がスタートだとは思っていなかったのでちょっとびっくりしましたね。今はDFの練習しかしていないのですが、ちょうどそこは自分の弱点で徐々に良くはなっていると思うのですが、それでもまだまだ試合でできていない部分も多いのでこれからもっとしっかりやっていけたらなと思います。

―2試合目の中大戦はいかがでしたか
スタートではなかったのですが、試合に結構絡ませてもらったので、いろいろな人が出ているのであらゆることを学べると感じましたね

―3Pなどでアピールできていたのでは
塚本さんにも自分のアピールポイントが3Pというのは知っていただいているので、自分でもっと打っていく、常に変わらないプレーをしていけばいいと思っています。それを狙いつつも、隙をついてドライブだったり、落ち着いたプレーも見せられたならと思います。

―相手の印象は
早稲田も中央も2部のチームですので、1部を倒してやるという気合が伝わってきて、それに対してこっちとしても受け身にならないよう心がけました。

―チームの状態は
ほとんど対人の練習はしていなくて、DFの練習しかしていないので、DFで勢いをつけて攻撃まで持っていくということ。OFは塚本さんが細かい指導をしてくれているのでそれをしっかりこなしていくだけです。それにもっともっとフィットしていけば、といった感じです。

―早大戦は4年を温存していたが
やはり4年生が抜けると自分たちが最高学年になるので、体を張って、声を出していかないといけないなというのを実感しました。

―来週に向けて
来週も強いチームとあたるのですが、やることは変わらずDFからというのをしっかりやっていきたいです。

 

新沢亮太

今日の試合を振り返って
自分はあまり試合経験がなかったので試合慣れとかもしてなかったんですけど、今、チームとしてはディフェンスを練習していて、ディフェンスは前から自信があったので、それをちゃんと見せようと思って試合に臨みました。

―早大戦では4年生の出場がありませんでしたが、選手の皆さんは分かった上で試合に臨んだのですか
4年生にだけ事前に伝えられてたみたいです。試合の直前で急に寿さんに「俺、この試合出ないわ」と言われたので、スタートで出る(中野)広大とかはびっくりして焦ってましたね。

―早大戦2Qではスターターでしたが
ディフェンスは意識してしっかり出来ていたと思うんですけど、オフェンスでは自分のせいでボールが止まることが多かったので、今後はオフェンスの面で強い当たりにも対応出来るようにしていきたいです。

―チームとして1戦目の早大戦はシュートが決まらない印象でしたが、2戦目の中大戦では一転してよく入るようになりましたね
慣れというのはあると思います。あとは中大も当たってくるんですけど、早大はディナイをしっかり貼ってくるので、そういうところに対応出来なかった部分があったのが原因だと思います。逆にそれはうちが目指す部分でもあるので、みんなで真似していければと思います。

―個人的な今年の目標は
まずは試合に絡めるようになることです。今日1試合目の早大戦で自分はだいぶオフェンスで足を引っ張ってしまったと思うので、そういうところを改善して試合に絡めるようになっていきたいですね。

―来週に向けて
また出場機会をもらえたら、今回の反省を生かして積極的にアピールしていきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 2今後のチームの方向性・動向が気になるところ
  • 3中野の3Pもここぞという時に決まるようになってきた
  • 4試合の中で後輩に動き方を教える佐藤が印象的だった
  • 7田勢もチームを引っ張った
  • 5身長の高い選手のハンズアップは効果抜群だ(加藤)
  • 8当たりに強くなった柳川

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