バスケットボール

【バスケ】第55回関東大学バスケットボール新人戦  対中大 若き力発揮できず1回戦で大会を去る

第55回関東大学バスケットボール新人戦  対中大
2015年6月10日(日)
大田区総合体育館

春シーズン最後の大会となる新人戦。昨年は早大に敗れベスト16止まりで終わった法大だったが、今年はそれ以上の結果を残したいところ。
初戦の相手は中大。サイズ、実力ともにある選手が多くそろっているが、トーナメントで見せたようなDFができれば勝利へ繋がるはずだ。

1
OFは経験豊富な植村がコントロールした

試合結果

トータル試合結果

53
法政大学
10 1Q 14 80
中央大学
13 2Q 19
11 3Q 20
19 4Q 27

 

法政大学スターティングメンバー

選手名学年学部身長/体重ポジション出身校
#10 和田 直也 2 190/75 幕張総合 
#14 植村 哲也 2 175/74 PG 明成
#13 鈴木 蓮 2 180/73 東北学院
#51 早川 健星 2 184/75 座間
#25 上山 敦士 2 経営 185/78 PF 土浦日大

法政大学交代選手

選手名

学年

学部身長/体重ポジション出身校
#0 白井 瑛生 1 理工 181/65 星陵
#5 マルフォートラ・マイケル・ピーター 1 GIS 178/79 SG 実践学園
#12 柳川 知之 2 192/82 PF 明成
#18 池下 涼星 2 175/73 SG 法政二
#23 戸掘 勇吾 2 190/79 PF 國學院久我山
#57 玉城 啓太 1 175/65 PG 京北
#31 金 剛鉉 1 187/75 報徳学園
#32 野口 勇樹 1 181/73 SG 土浦日大
#77 大塚 恭平 1 経営 190/77 福島商
 

戦評

 第1Q。試合開始から2本連続で得点されてしまう。戸堀のリバウンドシュートと早川の3Pですかさず追い付くも、流れをつかみ切れない法大。開始5分でタイムアウトを要求するが、その後も状況は変わらない。シュートが入らず、リバウンドが取れないために我慢の時間帯となった。相手のトラベリングを誘うなど、ここでは春から強化してきたDFが機能。最後は植村が積極的にシュートを打ち、ひとり気を吐いたが得点には結び付かなかった。10-14。

 

 第2Q。開始4分、途中出場の白井が好機を演出。彼のアシストで和田が3Pを決め、逆転した。こちらの流れかと思われたが、ここから中大を突き放すことはできない。こちらの得点が決まるとすぐに切り替え速攻を展開する相手に対応できず、むしろ再逆転されてしまった。試合終了間際に中大#98野間進太郎に3Pを決められ、23-33。10点差を抱え後半に挑むこととなった

 

 第3Q。出だしから中大が一気に勢いづく。粘り強いDFとリバウンドを前に、法大は攻撃の糸口を見つけられず単調なOFばかり続いてしまう。その間にも中大は#99浅見陸人を中心に得点を積み重ねた。残り1:18のタイムアウト後でメンバーを交代させるまでその状況は変らず。ここで出場し、チームを鼓舞したのは池下。普段から進んで声を出し、ベンチを盛り上げている彼だが、コート上でもそれは変らない。仲間に声を掛け、自分たちがやろうとしているDFを体現しようとしていた。また出場早々に3Pを決め、自らの役割をしっかりと果たした。それでも34‐53と大きく離され第3Qを終える。

 

 第4Q。なんとか点数を取りたい最終ピリオド。玉城が3本連続で3Pを決めるなど良い場面もあったが、相手のオールコートDFから何本も速攻を許し、差を縮めるどころか更に広げてしまった。後がない法大は植村をはじめに3Pを打ち続けるも、焦りからかほとんど入らず。途中出場のマイケルが中へ攻めたり、スティールから速攻を繰り広げ奮闘。最後は全員がリングに向かっていったが、点差は大きすぎ、53-80と悔しい敗戦となった。

 

 1回戦目にして彼らの新人戦は終わってしまった。試合経験のないメンバーも多かったが、この試合で感じ取ったものは少なくなかったはずだ。次の大会は「本番」のリーグ戦。トーナメントで関東3位を手にしたウィザーズは、夏の練習を経てこれからもっともっと強くなる。今回出場した1、2年生も今大会の悔しさを胸に、大きく成長することだろう。若き力がチームへ還元されれば、さらなる高みへ踏み出せる。秋、チームとしても、個々としても、一回りも二回りも大きくなった彼らの姿を目にするのが楽しみだ。(宮下優希)

 

試合後のコーチ・選手のコメント

 外山英明アシスタントコーチ

―今日の試合を振り返っていかがですか
 まず、試合の入り方が優しかったですよね。気持ちが入っていなかったというと悪いですが、軽く入ってしまって、戦う姿勢ができていなかったというのが一番のところでした。

―試合前のミーティングで話していたことはありますか
 いつもと一緒です。DFをしなきゃいけない、いつも練習でやっている成果を出しなさいという話をしました。1、2年生だからもう少しキツめに言ったりした方が良かったのかな、というのはあります。でも大学生なんだから自分たちで考えてやることが大事だと思います。それにDFの練習しかしていませんし。

―この新人戦の為にやってきたことはないということですか
 ないですね。トーナメントが終わって、リーグ戦の前に1、2年生の大会があるだけだから、そこを目指してやるということはないです。OFの練習も、やってなかったから少しはやりましたけど、その程度ですね。このゲームに賭けている訳でもないので。この大会は、今までやっている成果や、どういうことができるのかを我々に見せてもらうという場でした。選手のアピールの場。トーナメントでは1、2年の見せ場があまりなかったので、新人戦で見せてもらえるはずだったんですけど、全然見ることができませんでした。ちょっと残念ですね。

―何か収穫はありましたか
 収穫はないです。できない、とわかったって意味ではあったけど。良い収穫は得られなかったですね。

―インサイドでやられてしまう場面が多かったですが
 ずっと同じようなやられ方をしていました。普通、1試合を通してずっと同じやられ方をするのって、あり得ないです。DFは頭を使って、アジャストさせていかなきゃいけないのに。違うやり方をしなきゃいけないのに、それができないということは、残念かなと。考えてないから、外から言ったところでできないですよ。だから、僕は何も言わない。それができないとリーグ戦のときも使っていけないですね。

―アップのときにガード陣とインサイド陣と分けて練習していますが
 インサイドの意識付けをさせるためにやっていますが、試合のときやっていたかといったら、やっていませんでしたね。自分ができることをわかってやらなきゃいけないのに、わからないでふわふわしてるってことは試合出たくないんだなって思ってしまいますよね。僕は。やっぱり試合に出たかったら、最低でも自分のできることを一生懸命やって、それで自分の幅をどんどん広げていくことによって、試合に出る時間をどんどんもらえるはずなのに。それを見せてくれなかったらどうしようもないです。本人がやらないのに怒ってやらせたってしょうがないので。それはもう大学生じゃないから。自分で考えてやらなきゃ、行動しなきゃいけないんだから。社会に出ても同じことで、そういう訓練もしなきゃいけない。それもちゃんと普段から言っていることなんですけど。考えさせるのが大事なことですし、一から十まで言っていたら彼らの成長がないから、それはしないです。逆に彼らが今回できなかったことを心の中に刻まないといけないと思います。

―3、4年生も含めた今のチームの状況は
 こんな感じです。

―リーグ戦に向けて
 DFは土台を作るためにずっとやり続けなきゃいけないです。この上に乗せるものはこれからやっていきますけれど。やっていくことは変わらないですね

 

 植村哲也

―今日の試合を振り返って
出だしから戦う気持ちを前面に出せずに入ってしまって、そのまま後半まで引きずってしまったのが敗因だと思います。

―チームとしてこの新人戦に気持ちが乗ってきてなかったということですか
乗ってなかったというとそうなのかもしれませんが、練習でやることはやってきているので。今まで試合経験のないメンバーでやったので、そういう精神面の弱さが出てしまったのかなと思います。

―なかなか逆転の糸口が見つけられませんでしたね
得点した後に直後のディフェンスですぐやられてしまったのが弱さだと思います。

―オフェンスでは植村選手の外からのシュート一辺倒になる場面も多かったですが
自分から点数を少しは取りにいかないとと思っていましたが、監督などからも「新人戦はリーグ戦につながる試合をしろ」と言われていたので、やはりあそこは僕がシュートを我慢するべきでした。ドライブなどで相手のディフェンスを壊して味方を活かすというプレーをやらなければいけなかったです。

―今回の1、2年生チームはどうでしたか
今まで試合経験がないだけに、アピールの場として塚本さんたちはメンバーを固定せずにいろいろな選手を出したりしていましたが、そういうところで自分たちの中にもう少し積極性が出てきても良かったと思います。全体的に小さいのでもっとエネルギッシュなプレーをしたかったです。

―リーグ戦に向けて何か課題は見つかりましたか
気持ちが引いてるというのを課題にあげましたがリーグ戦では3、4年生が出てくるので今日よりももっと引いてしまうことになると思います。練習中からルーズボールに負けないだとか、そういう気持ちでなんとかなるプレーを意識していきたいです。

―リーグ戦まであと3ヶ月ほどありますが
3ヶ月でやれることはたくさんあると思うので、その中で一人一人が課題を見つけてしっかりやっていきたいです。

 

白井瑛生

―今日、初の公式戦となりましたが
エントリーされるか試合前まで分かりませんでした。今までディフェンスを中心に練習してきたので自分ができることはそこだと思ったのでディフェンスを頑張りました。

―試合を振り返っていかがですか
試合後の塚本さんの話にもあったのですが、気持ちの面で今日は負けていたと思います。自分はまだ下のチームなので今後気持ちを入れてアピールしていければと思います。

―アシストパスが多かったですね
ドライブからのアシストパスが得意なので、中に割ってからパスというのは考えていました。今後はそれだけじゃなくて外のシュートも入れられるようにしたいです。

―ご自身のアピールポイントはどこだと思いますか
ディフェンスからオフェンスへ切り替えたときのウイングランとディフェンスだと思います。

―理系学部に通ってらっしゃいますがバスケとの両立は難しいです
キャンパスが離れていて、そういう面では大変ですが両親にバスケをやらせてもらっていて自分で選んだ道なのでやれることはやりたいです。

―途中からチームに加わりましたが、そのきっかけは
高校の時から大学でバスケをしたいと思っていましたが、理系学部は部活に入るのが難しいと聞いていました。それでも自分のところの教授に相談して「自分がやりたいのであれば挑戦してみたらどうだ」と言われて決心しました。今までそんな人はいなかったと言われましたがバスケットをやりたかったので。

―実際に加入して、このチームはどうですか
最初はすごく緊張していたのですが先輩たちが声をかけてくれて、早く馴染むことができました。

―今年度の目標は
チームとしてはやはりディフェンスの面で僕を評価していると思うのでまずはそこをレベルアップさせていきたいです。あとはやはり、まだまだプレータイムをもらえる立場ではないのでアピールしていきたいと思います。

―リーグ戦まであと3ヶ月ほどありますが
普段の練習から今まで以上に気持ちを込めてアピールしていきたいです。自主練習でシュートを打って確率を上げるのと、自分はまだ身体ができていないのでトレーニングを頑張りたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 1OFは経験豊富な植村がコントロールした
  • 6鈴木のドライブで攻める姿が印象的だった
  • 7スタメン出場の和田。これから期待したい選手の一人だ
  • 4自らの役割をしっかりと果たした池下
  • 3トーナメントで活躍を見せた柳川もこの試合は本領発揮ならず
  • 2得点力のある玉城。3Pなどの活躍が目立った
  • 5初出場ながら光るプレーを見せた白井
  • 84P途中出場でもマイケルは全力で戦い、インパクトを残した

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