バスケットボール

【バスケ】第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対国士大 失点40点台に抑え、2連勝!

第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対国士大
2015年9月20日(日)
筑波大学中央体育館

先日1勝を挙げたウィザーズは、このまま調子を上げていきたいところだ。リーグ全敗中の国士大相手にどのような試合を展開できるのか。
互いにロースコアであったものの、流れを掴んだ時間帯でしっかり点を稼ぎ、8点差をつけて勝利。失点を40点台に抑えられたのは春から取り組んできたディフェンスが強化されてきていると言って良いだろう。

1
決めるところで決めたエース加藤

試合結果

トータル試合結果

56
法政大学
10 1Q 8 48
国士舘大学
20 2Q 11
12 3Q 16
14 4Q 13

 

法政大学スターティングメンバー

選手名学年学部身長/体重ポジション出身校得点
#14 植村 哲也 2 175/74 PG 明成 8
CAP #35 山岸 玲太 4 経営 179/72 SG 福島商 0
#24 加藤 寿一 4 192/79 GF 法政ニ 13
#12 柳川 知之 2 192/82 PF 明成 2
#16 沼田 凌 4 190/87 C 湘南工科大附 20

法政大学交代選手

選手名学年学部身長/体重ポジション出身校得点
#2 田勢 陸 3 170/66 PG 法政二 0
#7 藤井裕太 3 社会 175/65 SG 厚木東 7
#8 新沢 亮太 3 経済 182/73 SG 新潟商 3
#11 中野 広大 3 182/77 SF 土浦日大 3
#57 玉城 啓太 1 175/65 PG 京北  0
#91 竹内 悠貴 1 195/85 C 西武文理  0
 

戦評

 第1Q。法政ボールから始まるも、国士大のタイトなディフェンスに苦しみ、なかなかシュートが決めきれない。オフェンスリバウンドも取れず、厳しい時間が続く。開始4分、植村のスティールから柳川のシュートで待望の初得点となるが、その後はまたしてもターンオーバーなどミスが目立ち沈黙してしまう。終盤には速い展開となり、法大は沼田の3連続得点で応戦したが、10-8とロースコアの接戦で1Qを終えた。

 第2Q。序盤で1点差に詰められるも、藤井が法大に流れを導く。山岸のアシストから3Pシュートを決めると、続いて沼田へのアシスト。さらにもう一本シュートを決めたところでたまらず国士大はタイムアウトを要求。しかし一度呼び込んだ流れを手放すことなく、加藤、沼田がバスケットカウントを誘いだすなど一気に相手を突き放し、30-17で前半を折り返した。

 第3Q。前半のスタートとはうって変わり、全員でリバウンドに飛び込むなどアグレッシブな姿勢を見せる法大。スティールを連発し、前半の流れそのままに主導権を握ってゲームを進めていく。ところが、このQ終盤になると相手の激しいディフェンスによりバイオレーションを繰り返し、その間に徐々に点差を縮められてしまう。打開策としてルーキーの玉城が入るも、状況を変えることは出来ず42-35で最終Qへ。

 第4Q。中野、新沢が連続で3Pシュートを決め再び点差を二桁に戻すと、そこから着実に得点を積み重ねていく。法大らしい積極的なディフェンスを終始続け、56-48で勝利を掴んだ。

 2連勝を飾ったが、試合後に選手たちが語ったように試合の入りという課題が浮き彫りになった。また集中力が欠ける場面も見られた。連勝の良いムードを持続させ、混戦のリーグ戦を勝ち抜くためにこの課題をどう生かすことができるか。毎試合成長を続けるウィザーズから目が離せない。(向井知優)

h2見出し

今井一夫監督

ー2連勝してチームの雰囲気は
2連勝して良くなったとかは感じませんが、3連敗してて危機感を感じていた部分はあったと思います。そういった意味で主力である4年生が、その度に後輩を引っ張るような叱咤激励をかけていました。特に沼田がそういった声を頻繁に出していましたね。普段口数が少ない分、伝わるものはあったと思いますよ。でも後輩は一つ一つの試合の重みというのがまだわからない人も多いと思います。自分のことで精一杯というか、無我夢中でやってるって感じじゃないのかな。

ーハーフタイムで新沢選手にアドバイスされていたようですが
新沢はチームでも1番良いくらいのDFをしてるんだけど、OFではボールもらったときに「あ、ノーマークになっちゃってる」というような雰囲気でやってないかって。昨日はスタメンだったし、何かしたら使ってもらえないなんてことはないんだから、自信持ってやればいいんじゃないのかなと思って、声を掛けました。なるべく彼にとってプレッシャーにならない言い方でどういう風に言ったらいいのかなって考えていました。俺は役割的にはそんなもんだから(笑)。

ー今日には東海が拓殖に負けたりと、リーグは混戦となっていますが
東海もまだ完璧じゃないんでしょうね。まあこのまま混戦としていくんじゃないのかなと思います。そういった意味では1戦目2戦目であの競ったゲームを落としたのは非常に痛い。去年は逆に1巡目に競ったゲームは取れていたから、後半けが人がいてもなんとか大丈夫でしたね。

ー最近の法政を見て
今日も48点に抑えていて、DF頑張っていますよね。OFは全然入らなくてつまらないけど(笑)。

ーその原因は
制約があるからでしょう。無理と無茶は違って、無茶はだめだけど多少の無理はしないと。うまくいってるときは面白いけど、速さも無くなったから見てる分には点を取らなきゃ面白くはないですよね。

 

塚本清彦ヘッドコーチ

ー今日の試合を振り返って
12点差つけてからのコントロールで最後までいけたことは大きいです。最終的には8点差だけど、DFが安定し始めました。56-48で48点に抑えられたのは素晴らしいですね。選手たちが頑張っています。

ー相手の当たりも強く、選手のフラストレーションも溜まっていましたか
それはあるかもしれません。ゲームをやっていくとき、フィジカルコンタクトが増えたってことは、自分たちが強くなってきたと思えばいいんじゃないでしょうか。得点を簡単に取らせてくれないっていうのは、相手が認めてくれてるってことになるから、選手はそうやってポジティブに考えてくれればと思います。

ー柳川選手にアドバイスしてるシーンが多く見られました
柳川が良くなるかどうかが、今後の法政を占…わないと思うけど(笑)、占わないけど、良くなってくれると沼田とかが楽になるんですよね。柳川が10点くらい取ってくれれば法政は楽になりますね。

ー今日の審判の判定について
24秒とられたのはちょっとね。審判も第三勢力の戦いで、こっちに味方につけて7対5で戦うのが大事だから、文句は言ってないですよ。

ー次の試合に向けて
今度の白鴎戦が一番大事ですね。ここで3連勝して勝ち方をわかって、それで筑波戦にいきたいです。白鴎大の方の天災で、ゲームが水曜日にやれるようになってしまったけど、うちとしては良かったかなと思います。そこをうまい具合に利用して、筑波戦に持っていきたいと思います。

 

加藤寿一

ー2連勝おめでとうございます、今日の試合を振り返っていかがでしたか
入りが全然良くなくて開始5分経ってるのに4-2くらいで、自分たちのバスケットが最初できなかったので、最初がもっとできればもっと乗れたかなと思います。相手のシュートもそんなに入ってなかったし。疲れたことを言い訳にして入りが悪くなってしまいました。僕は1ピリ2分くらいしか出てなくて申し訳ないな、と思いました。それでもチームが繋いでくれたのはすごく嬉しかったです。入りは課題ですね。

ーロースコアな試合でしたね
いつもそうですよ。自分たちの平均得点はのびないのでDFを頑張って相手を抑える感じです。逆に点数がたくさん入れば勝てる試合も多いです。

ー第1Qに審判に対して話していた内容は何でしたか
僕が打った3Pシュートがボードとリングの間に挟まったときに、ヘルドボールで相手ボールからゲームが始まったのに、第2Qもまた相手ボールから始まったのでそれを伝えにいったんですけど、そう言えばそうだねって言われただけでした。

ー審判の24秒オーバータイムのジャッジのミスもありましたね、ゲームに影響しないように気をつけていたことはありますか
自分は結構文句を言ってしまい、言いすぎてチームの雰囲気を悪くしてしまうこともあるので、主力として常に冷静でいなくてはいけないと思うので改めようとは1年生のときから思ってるんですけど、なかなか直らないですね。

ー第4Qにベンチに戻った時に塚本HCが加藤選手に何か指示を出していたと思うんですけどその内容は何でしたか
ガードの気持ちを考えてガードのボール運びを手伝えってことを言われました。試合の後に言われたんですけど、法政には「フォロー」っていう言葉が足りないって言われました。

ー3Pランキングにランクインしてますが、3P王は狙っていますか
全然狙ってないですね。確率も20%くらいでそんなに良くないし。0/9 とか 0/10 くらいじゃないですかね。でもシュートが入っても入らなくてもチームの中で打たなくちゃいけない時もあるし。決めなくちゃいけないんですけど。今、自分に求められているものが多くて、自分の思ったタイミングじゃなくても打たなくてはいけない時があるのでそういうタイミングも自分ものにできればいいんですけどね。

ー23日の白鴎大戦にむけての目標は何ですか
絶対勝つということは大前提で、初めてのホームゲームで他の試合とは違う特別な試合なので、見てる人を楽しませるような自分たちのバスケットをしたいと思ってます。

 

沼田凌

ー今日の試合を振り返って
1Qの最初の入りが全然足が動いていなくて、そこの部分のことをスタッフの人に言われたので、改善していかなければいけないかなと思いました。最初から活力がなくて、今日は勝てたとはいえ、今後もこういう試合を続けていくのは良くないと思うので。

ー今日もリバウンドなどで勝利に貢献されましたね
リバウンドとかそういうことをするとチームに流れを呼ぶことが出来ると思うので、体を張ることが自分の仕事だと言うことを忘れずにプレー出来たらいいなというのは考えてやってますね。

ーリバウンドの後すぐに相手に寄られていましたが
ポジションは悪くなかったと思うので、飛べばなんとかなるかなという感じでした。結構大丈夫だったと思います。

ー次の試合は水曜日で試合の間隔が短いですが
そういうのは関係ないです。今日の1Qみたいなことをしないように、ずっと活力を持ってDFするということをやっていくだけですね。

ー次の白鴎大戦に向けて
とにかく体を張って、繋いでいくということを意識していこうと思います。

 

藤井裕太

ー今日の試合を振り返って
今日は最初から勝てると思ってやろうと言ってたんですけど、それができてなくて入りが悪かったのが反省点です。

ーその理由は
色々あるんですけど、各々が疲れを言い訳にしてたのかなというのがありますね。

ー不本意なファールを吹かれてしまい、ベンチに戻ったシーンもありましたが
普通に悔しいって感じですね。別に怒ってはなかったです(笑)。

ー4Qはあまり攻めていなかった印象でした
本当はもっと攻めろって言われていたのですが、弱気になってパス回すだけになってしまいました。4Qでも、1.2.3Qと同じように攻め気を持ってやれたらと思います。

ー2勝して、チームの雰囲気は
正直ほっとしたという気持ちはみんなあると思います。これから白鴎とかともやるので、それに向けてまたしっかりやっていこうという気持ちです。

ー後輩も試合に多く絡むようになりましたが、思うことはありますか
後輩の前に、自分もまだガード初めてで、成長しなきゃいけない部分がたくさんあるので、その中でも後輩と切磋琢磨していけたらなというのはあります。

ー来週に向けて
今日は入りが悪くて活力が全くなかったので、活力持ってやっていきたいです

 

中野広大

ー今日の試合を振り返って
塚本さんにも言われたんですけど、今日は入りが悪かったですね。自分は後から入ることが多いので、流れを変えられたらなという感じでいきました。

ー代名詞ともいえる3Pシュートの調子はいかがですか
相手にも知られていて、マークが厳しい中で打っていかなきゃいけないんですけど、それがまだ出来ていないですね。自分がもっと上手くもらえるようにするのもそうですし、スクリーンとかも使って自分を生かしながら周りも生かすようなプレーをしていけたらなと思います。

ー昨季よりも注目されている今季の方がやりづらさはありますか
相手のベンチからも言われますし、前を見ると必ず手があるので、厳しくはなってますね。そこでプレーをどうしていくかというところが課題です。

ー今日はチームとして集中力が続かないように見えましたが、ベンチからも感じましたか
それは感じますね。リーグ戦一周目の半分くらいに来ている中で、スタートの人はずっと試合に出ているので疲れが溜まってきてると思います。そういうところで控えの自分たちが後から出ていって、現状維持以上に上げていく形でチームをいい方向に引っ張っていかなくちゃいけないと思いますね。

ー次は試合の間隔が狭いですが
調整の仕方は変わらないと思います。明日も普通に練習するっていわれたので、今日帰ってからしっかり休んで、気持ちを切り替えて明日からの練習に取り組みたいですね。

ー次の試合に向けて
白鴎大はインサイドが強いので、そこを体を張りながら守って、自分の持ち味である外のシュートを生かしていけたらと思います。

 

柳川知之

ーゲームを振り返っての感想をお願いします
まだまだ決めきれないというか、やり切れないと言うか。未熟なところがたくさん出た試合だったと思います。

ー昨日の慶應戦はベンチスタート、今日はスターターということで、何か気持ちに変化はありましたか
変わらないつもりだったんですけど、序盤は動きが悪いと言われました。緊張していたのか、自分のアップが足りなかったのかは分からないんですけど。

ー前半、相手にインサイドのディフェンスを固められ、スクリーンアウトも厳しく、とてもプレイしにくく見えました。沼田選手と何か話したり、こうしようと思った部分はありますか
沼田さんは静かな人なので、それは付いていくしかないんですけど、リバウンドでも本当に沼田さんは凄いので。出来ないと申し訳ないと思ってとりあえずボックスアウトからしっかりやろうと思いました。あとステイローもやるように指示があったので、そこは意識して取り組んでいます。

ー後半、外からの飛び込みのリバウンドが目立ちました。何か言われていたのですか
それは言われたとかではなく、空いていたので。あと相手が疲れているのが少し見えて、自分はまだ体力が残っていたので行きました。

ー試合中コーチ陣からアドバイスを受けているように見えました。何を言われていたのですか
落ち着いてやれ、ということと、とにかく練習でやったことをやれ、ですね。

ー23日の試合に向けて、何か思うことはありますか
センターに外国の選手がいて、そこでどう使えるか、どう対抗できるか、という話はずっと言われていたので、しっかりやりたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 1決めるところで決めたエース加藤
  • 220得点を挙げた沼田
  • 3新沢はプレータイムを着々と伸ばしている
  • 424秒オーバータイムの判定に会場がざわめいた
  • 5自らシュートまで持っていく力のある植村
  • 6藤井のゲームメイクにも注目だ
  • 7柳川の成長が今後の法政を占う・・・?
  • 8少ない出場時間でチャンスを掴めるか(玉城)

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

sigatugou R

定期購読の申込み