バスケットボール

【バスケ】第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東海大 完全アウェイの会場でも健闘を見せる

第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東海大
2015年9月27日(日)
東海大学湘南キャンパス

対戦相手である東海大にとってはホームゲーム。会場を埋め尽くした、東海大を応援する人々の大声援の中、法大にとっては完全アウェイ状態で試合が行われた。
前半終了時で32-38と上々の試合運びを見せたが、東海大の強みは後半の伸び。第3Qで一気に離され、終わってみれば19点差で敗北を喫した。

1
インサイドは沼田に分があった

試合結果

トータル試合結果

63
法政大学
16 1Q 17 82
東海大学
16 2Q 21
13 3Q 21
18 4Q 23

 

法政大学スターティングメンバー

選手名学年学部身長/体重ポジション出身校得点
#14 植村 哲也 2 175/74 PG 明成 5
#8 新沢 亮太 3 経済 182/73 SG 新潟商 4
#11 中野 広大 3 182/77 SF 土浦日大 6
#12 柳川知之 2 192/82 PF 明成 8
#16 沼田 凌 4 190/87 C 湘南工科大附 18

法政大学交代選手

選手名学年学部身長/体重ポジション出身校得点
#0 白井 瑛生 1 理工 181/65 F 星陵 0
#3 田勢 陸 3 170/66 PG 法政二高 3
#7 藤井 裕太 3 社会 175/65 SG 厚木東 12
#10 和田 直也 2  187/77 GF 幕張総合 5
#23 戸掘 勇吾 2 190/79 PF 國學院久我山 0
#25 上山 敦士 2 経営 185/78 PF 土浦日大 2
#57 玉城 啓太 1 175/65 PG 京北 0
#91 竹内 悠貴 1 195/85 C 西武文理 0

戦評

 第1Q。先制点を挙げたのは沼田。その後も法大はパスワークで相手を崩し、中長距離のショットで着実に得点を重ねていく。対する東海大は連携のうまさが光る。インサイドへの絶妙な飛び込みからのリング下シュートに苦しめられた。しかしクォーター終盤には藤井、植村が立て続けに3Pを沈め、16-15と王者東海大からリードを奪いこのクォーターを終える。

 第2Q。法大の得点は中野の3Pから始まる幸先の良い滑り出し。しかし、ピック&ロールといったスクリーンプレイが効果的に決まらず、インサイドで得点することができない。対する東海大は相手の外からのシュートミスをリバウンド、そして速攻の流れで点差を離しにかかる。そこで新沢の今日の法大ベストプレイとも言えるディフェンスが生まれた。東海大がスティールからワンマン速攻に向かおうとした時、新沢が後ろから瞬時に飛び出し、体を張ってディフェンス。結果、相手のトラベリングがコールされ、窮地を救った。しかしながら悪い流れは完全には断ち切れず、32-38で前半を終えた。

 第3Q。ギアを一段上げ、一気にたたみかける東海大のお決まりのパターンが炸裂。法大の前半最後のシュートから後半最初のシュートまでの間、東海大は14点の猛攻を仕掛けた。ここで奮起したのが沼田。ポストからの技ありシュートを連発し、意地を見せる。しかし東海大はさらなる突き放しを狙って、バックコートに4人という激しいオールコートプレスを展開。これを法大はうまく攻略できず、流れを自分たちのものにできない。スコアは45-59。

 第4Q。ホームコートの恩恵を存分に受けた東海大は、勢いのままに得点を重ねていく。しかし、そのなかでも法大は随所に光るプレイを見せた。藤井は得意のフローターでアウェイの会場を沸かせ、玉城は持ち前のスピードでディフェンスを翻弄するなど躍動し、大いにアピール。さらに上山はリバウンド争いでガッツを見せ、終盤には田勢の華麗なバスケットカウントが飛び出した。ただ、柳川がファウルアウトするなど、最後まで流れをひっくり返すことはできず、法大は63-82で敗れた。

 東海大を勢いに乗せてしまうと止められない。トーナメント、そしてリーグ戦での対戦でそう痛感させられた。しかし、エース加藤とキャプテン山岸不在のなか、選手たちはそれぞれに持ち味を見せ、「可能性」を感じさせてくれる試合であった。日々進化を続けるウィザーズは、次こそ王者にリベンジしてくれることだろう。(戎井健一郎)

試合後のコーチ・選手のコメント

塚本清彦ヘッドコーチ

―今日の試合を振り返って
8日間で5試合もあったら結構(体に)きたのと、寿一と山岸がけがで出られなかったので、その中でどうチャレンジするかというところでした。32-38で前半は良かったですね。

ー2人は来週出場できそうですか
わからないね、病院次第ですけど…。2人とも昨日(筑波大戦)のももかんです。肉離れに移ると今シーズン終わっちゃうので、悪かったら来週もダメかもしれません。どうやってリーグ戦で積み重ねていって、インカレまでに強いチームを作るかが大事なので。もちろんリーグ戦の目先の勝負もありますけど。

ー今後に向けて
昨日の筑波戦は帰ってからビデオを見たけど、昨日は勿体無かったですね。あれは取れる試合だったから。リーグ戦最初の専修、青学が取れなくて、2巡目で取れるかどうかですね。今日もフィジカルの部分がイーブンであれば、勝てたかもしれないゲームなんですよね。今はちょっと我慢です。今日で3勝5敗でも、今度の明治戦で勝って4勝5敗にして第2クルーを迎えたいなと思います。第2クルーでは全部やり方次第ですね。今日は第3Qがポイントだったし、拓大戦も3Qの残り4分くらいが課題でした。そこをどう凌ぐかですね。まだメンバーがいないんですよ。そこを凌げればゲームが勝てる方向にいくんじゃないかな。第2クルーではもう少し良い戦いができるように頑張ります。

沼田凌

ー今日の試合を振り返って
限られたメンバーで戦うということでチーム力が試されるというか、けが人が出たから戦えないっていうのはダメっていうことだったんで。前半だけだったんですけど、少し食らいついていけたっていうのは、前よりかは良くなってきたところなんじゃないかと思います。

ー加藤選手、山岸選手の故障欠場によって、4年生は一人だけでしたが
4年一人ってことはあまり気にしなかったです。ベンチには山岸も座ってますし、応援席には寿一もいるんで。コートに出てる僕だけが戦ってる訳じゃないので。あんまりそこらへんの意識はなかったです。

ートーナメント以来の東海大戦でしたが、前回の対戦と比べて感触に違いはありますか
点差は前回とあんまり変わらなかったんですけど、今日戦ったメンバーがトーナメントに出てなかったメンバーが多かった中で同じ結果だったっていうのは、もう少し詰めたかったですけど、良くなってきたことだと思います。

ー2試合続けてファウルアウトする選手が出ましたが、ファウルケアで何か気を付けていることはありますか
無駄な手を使わないとか、無理なところはいかないとか。そこでファウルかさむとこっちの流れにならないし、僕も苦しくなってくるので、無理なところは無理って割り切るのも必要だと思います。

ーピック&ロールがうまくいってなかった印象を受けましたが
向こうもたくさん練習してきていると思うので、こっちがうまく対応できなかったんだと思います。

ー来週の試合に向けて
チーム力という部分でどれだけ戦えるかをやっていきたいと思います。

藤井裕太

ー今日戦ってみて、東海大の印象は変わりましたか
春より個人としてもチームとしても、寿さんとかがいない中ではまあ戦えたのかなっていうのはありますね。

ーベンドラメ礼生選手とマッチアップして
常に点を取ることを考えている選手なので、少しでも気を抜かないようにしていました。

ーフィジカルで負けてしまっていた部分もあったかと思いますが
それは感じました。でもそれはすぐには改善できないので、来年に向けてトレーニングしていきたいです。それと、フィジカルで勝てなくても、スピードや技術で補えたらなというのはあります。

ー最近のターンオーバーの多さについて
昨日(筑波大戦)はターンオーバー19個で、そのうち10個はガードがやってしまったので、それも敗因の一つだと思います。そこは攻めることも忘れずに、慎重にやっていけたらなと思います。

ー次の試合に向けて
今日みたいに一人一人攻め気をもってやっていけたらなと思います。

新沢亮太

ー今日の試合を振り返っていかがでしたか
主力であるトシさん(加藤選手)とか山岸さんかいないということでスタートとして出るチャンスが回ってきたので、そこでどれだけ自分を出せるかということを意識してプレイしました。1、2Qあたりではいつもよりはシュートを打てたので、それは良かったと思います。

ー関東トーナメント1位の東海大との試合でしたが
今まで試合に出て肌で感じる機会があまりなかったのですが、今日は相手のフィジカルの強さを肌で感じることができました。フィジカルの強さは課題だと思いますが、東海大相手にできてることもあったので臆することなく挑戦して、今度は打ち破れたらいいなと思います。

ー東海大の速攻を防ぎ、相手にトラベリングさせた場面もありましたね
ハリバックということは常に意識しています。その中で相手が狙ってるところを予測してうまく合わせた結果、相手のターンオーバーを引き出せたのでよかったです。

ー山岸選手、加藤選手が不在の中での試合でしたが
DFはいつも通りです。誰が出る、出ないは関係なくていつも通りやりました。OFは得点源となる人が抜けている分、沼田さんとかに得点が偏るとボールも回らなくなると思うので、試合に出ている選手全員ががシュートを狙うということを意識してプレイしていました。

ーオフェンスについて
本当にオフェンスは課題ですね。とにかくトライしないといけないということは自分でもよく分かっていますが、試合の中でターンオーバーできない場面になると消極的になる部分もあるのでもっと殻を破っていきたいと思います。自分が得点できるようになればプラスになると思います。逆に言えば、オフェンスが個人としてもチームとしても成長のチャンスだと思っています。

次の試合に向けて
持ち味であるディフェンスをしっかりやって、オフェンスも得点に絡めるように今日以上にシュートを狙っていきたいです。

上山敦士

ー今日の試合を振り返っていかがでしたか
昨日少し出たんですけど、今まで全然出れていなかったのでほとんど今日初めて試合に出ました。だから試合に慣れていないんですよね。でも塚本さんから「リバウンド頑張れ」って言われたのでリバウンドだけは頑張ろうと思って試合に取り組みました。

ー試合慣れしていない中でのアウェイゲームでしたが、緊張は
最初はすごく緊張したんですけど、ガードや先輩が指示を出してくれたのでとても心強かったです。

ー今日の試合では素晴らしいリバウンドが見られましたが
練習でやっているし、今日の東海大はリバウンドが強かったので、自分の取れるポジションをしっかり取ることを意識してプレイしました。

ーリーグ戦初得点でしたね
あんまり覚えてないし、外すかもと思いました(笑)。

ーインサイドの選手のファウルトラブルについて
他の身長が高いセンター(柳川選手、竹内選手、沼田選手)がファウルするのは仕方ない部分もあるから、そのようなセンターがファウルアウトした時に他のセンターより小さい自分がどれだけその状況で頑張れるかが大事だと思います。ポジションしっかり取れば、リバウンド取れると思います。インサイドとしてプレイしないといけないので高身長のセンターにも劣らず、頑張りたいです。

ー次の出場に向けて
今日少し試合に出られたのにあまり結果を残せなかったので、結果を残すために準備することと、気を抜かないということを目標に、第2クルーも頑張りたいです。

玉城啓太

ー今日の試合を振り返って
2ピリの途中で交代したときに何もすることができなくて、ターンオーバーとかやってしまって流れを変えてしまって。また4ピリのラスト3分ぐらいで出してもらったときは、強く自分の力を出すことができたのでそこは良かったと思います。

ー自身のプレーを振り返って
チェンジオブペースとかで相手を抜き去ることはできて、シュートが1本も入らなかったけど、相手を振り切ることができて良かったです。

ー自身の武器を教えて下さい
スピードで相手を抜いて、そこからアシストとかです。

ー反対に苦手としていることは
ディフェンスは今日みたいにバックカットされて相手を見失うところとか、オフェンスはプレッシャーをかけられたときにあおられて後ろに反っちゃうところとかです。

ー今大会の個人的な目標は何ですか
まず出たときは強気で攻めて、まだ点を決めてないので、点をとりたいです。

ー来週の試合に向けて
出たときは全力でがんばって、少しでもスタメンを休ませるようにがんばりたいと思います。

クローズアップ

10個の質問で法大バスケットボール部員の素顔に迫る新企画。バスケや普段の生活について伺います。

※次回の人を指名する制度。※毎回更新できない可能性もあるのでご了承ください。

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藤井(左)と柳川(右)

藤井裕太

①血液型→A型です。

②ニックネーム→ゆうたとかゆうちゃんとか呼ばれています(家族と俺だけ”ゆうにい”って呼んでいいんですよ!by田勢選手)。

③バスケ部で仲の良い人→(田勢)陸ですね。

④バッシュのこだわり→こだわりはないです。かっこよければいいです。

⑤高校時代にファンクラブがあったとか…?→ないですないです(笑)ないと思いますよ(笑)

⑥趣味→買い物で。陸とは時間が合えば行きます。

⑦好きな女性芸能人→宮崎あおいです。

⑧好きなタイプ→明るい人がいいです。

⑨オフの日してること→寝てます。

⑩次の人の指名お願いします→多治美で。理由は多摩キャンで家も近いので。

フォトギャラリー

  • 1インサイドは沼田に分があった
  • 2エスコートキッズとの登場や、校歌斉唱などのイベントも
  • 3積極的にシュートにいった中野
  • 4攻守ともに活躍した藤井
  • 5少ない出場時間で5得点を挙げた和田
  • 6リバウンドで貢献した上山
  • 7植村は強固なディフェンスを前にゲームメイクを託された
  • 8バスケットカウントも決めた田勢

 

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