バスケットボール

【バスケ】第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対慶大 善戦するも、アウェイに泣き惜敗・・・

第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対慶大
2015年10月18日(日)
慶應義塾大学日吉キャンパス

勝利数1ゲーム差で一つ上の8位にいる慶大との直接対決。入れ替え戦圏内の9位となってしまった法大にとって絶対に落とせない相手だが、今日の会場は完全アウェイ。メンタルが課題とも言われてきた中でどれだけ力を発揮できるか。
序盤は会場の空気をものともせずテンポ良くスタートを切るが、勢いづいた相手に一度逆転を許すと追い付けそうで追い付けない苦しい時間が続く。激しい攻防で白熱した試合となるが、結局ホームの大歓声を背負った慶大を捕らえることはできず痛い敗戦を喫した。
1 R
残り4試合にしてやっとスタメンが出揃った

試合結果

トータル試合結果

66
法政大学
25 1Q 22 73
慶應義塾大学
12 2Q 19
14 3Q 18
15 4Q 14

 

法政大学スターティングメンバー

選手名学年学部身長/体重ポジション出身校得点
#14 植村 哲也 2 175/74 PG 明成 11
#67 佐藤 翔耶 3 181/78  G 宇都宮工 17
#24 加藤 寿一 4 192/79  GF 法政二 1
#12 柳川 知之 2 192/82  PF 明成 8
#16 沼田 凌 4 190/87  C 湘南工科大附 29

法政大学交代選手

選手名学年学部身長/体重ポジション出身校得点
#7 藤井 裕太 3 社会 175/65 SG 厚木東 0
#11 中野 広大 3 182/77 SF 土浦日大 0
CAP #35 山岸 玲太 4 経営 179/72 SG 福島商 0
 

戦評

第1Q。まずは沼田の1on1が決まり先制。続いて植村のスティールから沼田が沈めるという好スタート。この試合から加藤がスタメン復帰を果たすも、足の状態が未だ思わしくないのか、ディフェンスで相手にかわされる場面が目立つ。慶大への大歓声に圧倒されたのか、法大はクォーター後半に立て続けにターンオーバーを犯し、流れに乗りきれない。その後は法大が3Pを決めるとすぐさま慶大が決め返すといった具合にシュート合戦の様相を呈していき、植村が9得点、佐藤が8得点と、ガード陣が躍動した。スコアは25-22。法大には珍しくハイスコアリングな展開となった。
 
第2Q。キャプテン山岸が立て続けにリバウンドを奪い、チームを鼓舞する。佐藤がこの日3本目の3Pを沈めると、慶大#4福元直人はその上をいく4本目となる3Pで応戦。その後沼田がペイントエリアの僅かなスペースへ回り込みバスケットカウント。フリースローも沈め37-38。しかし今度は慶大#13西戸良が3Pを沈め、またも4点ビハインドに。そのままクォーターは終了し、慶大にリードを許す展開となった。
 
第3Q。佐藤に4本目の3Pが飛び出すが、法大は3分間で3-12のスコアリングランを許す。しかしまたまた佐藤が驚異の5本目の3Pを沈めると、沼田がペイントエリアで躍動。法大の追い上げムードではあったが、終盤に#22トカチョフ・サワがアリウープ。会場は大歓声に包まれ、法大の勢いをかき消すかたちとなった。スコアは51-59。
 
第4Q。追い込まれた法大であったが、要所要所でファウルを吹かれてしまい、ファウルトラブルになってしまうというもどかしい展開。オフェンスでも流れを掴めず苦しんでいたが、大黒柱沼田だけは一人気を吐いていた。ポストでのターンショット、ディフェンスの上からねじ込むリング下シュート、更には自らスティールしてからの速攻と手がつけられない活躍で、なんとこのクォーターだけで2桁の得点をあげた。その活躍もあり、なんとか食らいつこうとした法大であったが、勝負どころで慶大の3Pがヒットし、逆転はならなかった。
 
止められない連敗。今週から選手たちは勝ちに対する貪欲な気持ちを持ってプレイしているが、結果に結び付くまではあと一歩というところか。選手たちの思いは、来週以降の試合で必ず実を結ぶはずだ。(戎井健一郎)

コーチ・選手コメント

 塚本清彦 ヘッドコーチ

ー今日の試合を振り返って
今日は選手たちみんな頑張ったと思いますよ。まあ、離されたところでうちが離せれば良かったんだけど。逆に離されたポイントで11点まで離されたのは問題あるかなと思いますね。ただ、すごくよくやったし、ようやくスタートがみんな揃ったから。ここからかなというところ。あと4試合しかないんですけどね。
 
ー今週は佐藤選手、加藤選手がスタメンに戻りましたが
寿(加藤)はあいつから「やります」っていうのがあったので出しました。ただゲームではリズムもあるからね、5試合休んでしまっていて昨日もちょっとしか出てないのでリズムが取れなかったというところで、シュートは入らなかったですね。翔耶(佐藤)が帰ってきて、加藤も帰ってきて、テツ(植村)、柳川、沼田っていうのが今年の考えていたスタートだったのでようやく揃いましたね。
 
ー柳川選手が良い働きをしていました
徐々にですね。これだけ我慢して使ってるからそれはちょっとずつでも良くなってくれないと困るね(笑)。ただ、センターはポイントだから4Qの時みたいに良い場面でハイポストからのシュート決めたりだとか、こういうのが彼の経験になって、積極性が出てくれば変わってくるかなと思います。選手のスイッチはどこにあるのかわからないからすごく難しいんだけど、柳川に関しては今週そのスイッチが入ったのかなという感じはしますね。
 
ー今週の拓大戦、慶大戦は良い雰囲気でしたね
そうですね。法政の良いところはアメーバみたいな感じで誰でもどこでもできるということですよね。それがアウトサイドでよく出ていたので、あとはやっぱりセンターですね。
それからスタートがやっと揃ったので。本当はもっと早く揃うと思っていたんだけど今週からでね。まあしょうがないですよね。ここからどうリズムを立て直していくかが肝心なので。最後まであがいて入れ替え戦まで行かないように努力するだけだし、入れ替え戦行ったらそれに向けてまた形をつくっていかなきゃだから、それも考えていかないとですね。
 
ー勝ちきれない原因は
一番はコートの中にリーダーがいないってことかな。東海だったらベンドラメ、拓大だったらバンバとか最後のところでボールを託されるプレーヤー。今日までスタートが揃わないとなるとそういうのを選ぶことすら出来なかったからね。
結局寿一と沼田が頑張らなくちゃいけない。テツはターンオーバーはちょっと多いけど、まあ2年生だから彼なりによく頑張ってると思います。他はもっとできるかなってことで。今は法政大学の一番最初の根底から変えているから、これは時間ですね。何か月、何年掛かるか分からないけど根幹が一番大事なので。それさえ変わって来れば何年後かには強豪チームになるんじゃないかなと思います。ずっと目先の事というか今年は入れ替え戦行かなくて良かったとか言ってるのは嫌だよね。一年一年少しずつステップアップして、もし2部に行ったとしてもそこから這い上がって1部で優勝目指せるチームを作り上げられればいいんじゃないかな。その考え方の広さみたいなものは今植え付けていってるから、それが一つひとつ選手たちの積極性につながってくれたらいいですね。
 
ー次戦に向けて
負けたけど下を向く必要はないし、学生だからこういう経験もする中で成長を止めさせないことがコーチの責任かなと思っているので、今週また一緒に練習に対するセッションをしっかりして土曜日の国士館、日曜日の筑波戦に臨みたいと思います。それが11勝3敗のチームだからというのは関係なく、一戦一戦を成長の場としてやっていきたいですね。そうすれば絶対に良いチームになりますよ。ここまでとんでもない試合もあったし、勝てそうな試合もあったけど、学生がやっているから毎回同じパワーバランスではできないんですよね。ただ、法政大学というチームでやっているんだからそれぞれが責任を持つことが一番大事かなと思います。それで謙虚に人を敬うことが出来なければこういうチームスポーツはできないんですよ。それがようやくわかり始めたかなという感じなので今週の練習に期待です。慶應とは2ゲーム差になってしまいましたけど、最後まで頑張ります。
 

佐藤翔耶

―今日の試合を振り返って
勝ちたい試合でした。ただ、ガードとしてのミスの多さがあったりやるべきことが出来なかったので負けてしまったと思います。

―悪くない流れだったと思いますが
逆転する強さというものが今のチームには無くて、ここが踏ん張りどころだというときにミスをしてしまうんですよね。もし1個1個のプレーが確実に出来たなら勝てたと思います。

―3Pシュートがあたっていましたね
開花しました(笑)。 塚本さんに点を取れと言われているので頑張りました。今は1番2番がちゃんと成立しているので3番ポジションをやらせてもらっています。

―塚本HCからどんな反省がありましたか
負けたものはしょうがないから残りの試合で勝て、という感じですね。僕らもそう思っているので切り替えをしっかりしていきたいと思います。

―完全アウェイでしたが
アウェイは楽しいですね。試合自体が盛り上がるし普段と違う雰囲気も好きです。

―入れ替え戦がさらに近づいてしまいましたが
まあ、行かないのが一番良いんですけど行ったら行ったで勝てばいいので。それだけです。

―次週に向けて
来週は勝ちます!!

 

植村哲也

―今日の試合を振り返って
前半までは気持ちが出ていて、ディフェンスのキャッチアップが悪かったことを除けば、みんなリングにアタックできててよかったと思います。3ピリの個人的なターンオーバーが流れ変えちゃったかなというのが悔しいです。
 
―試合後もかなり悔しそうな表情をしていましたが
今日は絶対に勝つつもりでいたので。崖っぷちの状況ですし、今日だけはしっかり勝っておきたかったというのはあります。
 
―ハーフタイムではどういった指示を受けましたか
前半シュートを決めた後のディフェンスの捕らえが悪くて、相手に速攻から3Pを打たれちゃったりしてたので、もっとコミュニケーションとってノーマークをつくらせないように、ということを話しました。
 
―第3Qが鬼門、といった印象ですが
そうならないために僕らガードがオフェンスの組み立てとかディフェンスの声かけとかやっていかなきゃいけないんですけど。このリーグ戦で僕が足りないところです。
 
―入れ替え戦の圏内となってしまいましたが
結果は結果で受け止めるしかないと思ってますけど、1巡目でも筑波大戦とか接戦だったので、やっぱり諦める訳にはいかないです。残り全部勝つつもりで練習からもっとハードに、気持ち前面に出してやっていかなきゃなと思います。
 
―来週の試合に向けて
今日すごくいい経験ができたんですけど、これ以上悔しい思いはしたくないので、1週間の練習の中でどうやって勝つかということだけを考えてやっていきたいと思います。
 
 

フォトギャラリー

  • 1 R残り4試合にしてやっとスタメンが出揃った
  • 2 R29得点、18リバウンドと大車輪の活躍でチームを支えた沼田
  • 3 Rスタメンに復帰するも、まだまだ調子が上がらないようだ(加藤)
  • 4 Rこの試合3Pを5本沈めシューターとしての才能を開花させた佐藤
  • 5 R2年生ながら塚本HCに評価されている植村
  • 6 Rチームの期待に応える成長を見せる柳川
  • 7 R大事な場面で競り負けてしまうことが勝ちきれない原因だ。重要な局面でのミスに頭を抱える塚本HC
  • 8 R慶大の大応援に負けじと1年生も頑張った

 

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