バスケットボール

【バスケ】第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東洋大 待望の今季リーグ初勝利!

第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東洋大
2016年10月1日(土)
日本体育大学世田谷キャンパス

8戦を終え全敗で最下位を走る法大。1巡目最後の相手は東洋大だ。
序盤から互いの厳しいディフェンスが機能しロースコアの展開が続く。スコアの動きが鈍い苦しい状況での我慢対決は、終始冷静に試合を運んだ法大に軍配が上がり、2巡目の“リベンジマッチ”に向け弾みをつける今季リーグ戦初勝利を手にした。
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見事なゲームメイクで勝利を引き寄せた植村

試合結果

トータル試合結果

52
法政大学
8 1Q 5 46
東洋大学
5 2Q 13
21 3Q 13
18 4Q 15

 

法政大学スターティングメンバー

選手名身長/体重ポジション出身校得点リバウンドアシスト
#14 植村哲也(文3) 175/74 PG 明成 14 1 1
#13 鈴木蓮(現3) 180/69 G 東北学院 2 1 1
#11 中野広大(法4) 182/77 SF 土浦日大 5 2 0
#23 戸堀勇吾(文3) 190/79 PF 國學院久我山 3 5 0
#12 柳川知之(法3) 192/82  C 明成  17 5 0

法政大学交代選手

選手名身長/体重ポジション出身校得点リバウンドアシスト
#1 米山滉人(営1) 194/83 PF 湘南工科大附 2 9 0
#31 金剛鉉(文2) 187/78 F 報徳学園 0 0 0
#57 玉城啓太(法2) 175/65 PG 京北 9 1 1

戦評

スターティングメンバーは植村、鈴木蓮、中野、柳川、戸堀。念願の初勝利に向けて、上級生を起用した。試合の入りは植村が冷静にコントロール。シュートチャンスをつくりだすが、なかなかヒットしない。ただ法大ディフェンスも中、外のカバー、ローテーションが機能し、簡単に得点を許さない。開始6分を過ぎても無得点で、塚本HCはタイムアウトを要求。 その直後、途中交代の玉城が3Pを沈める。その後もドライブから連続得点し、期待に応える。終了間際の植村の3Pもあり、8-5と超ロースコアでありながらリードを奪った。
 
 続く第2Qでは東洋大の連続3Pなどで逆転を許す。法大の得点はわずか5点にとどまり、13-18で前半を終えた。また敗れてしまうのか。チームに暗雲がたちこめた。ただ、今日の法大はこれでは終わらなかった。第3Qで柳川が大活躍。今季磨きあげたポストムーブからのシュートを惜しげもなく披露し、チームを盛り上げた。東洋大の得点も止まらず、なかなか点差を縮められない展開となったが、柳川、植村らの爆発は止められず、ついに逆転。このクォーターで21点を奪い、3点のリードで最終Qに向かう。リーグ戦序盤はこの第3Qで崩れるパターンが多かった。だが今日は、試合の行方を左右する第3Qを制した。
 
残るは10分。なんとしても守りきりたい法大だが、東洋大#88山本の正確なインサイドシュートに手を焼き、36-36の同点に。ここでこの日シュートタッチに苦しんでいた中野の3Pがヒット。6点差まで広げるが、東洋大も負けじと連続スリーで46-46。しかし、ここで柳川が執念のバスケットカウント。フリースローも沈め、残り1分で3点のリードを奪う。その後は相手のシュートが落ち、ファウルゲームとなるも、玉城、柳川が確実に決め、勝負を確実にした。
 
長かった。試合を終えた選手は、9試合目にしてついに手にした勝利の喜びを噛みしめ、安堵しているように見えた。しかし、現実は1勝8敗で最下位、依然として入れ替え戦圏内であることに変わりはない。選手たちはすぐさま翌日の順大戦に気持ちを切り替え、この勝利をいい意味で「引きずる」ことを考えている。入れ替え戦圏内脱出にはここから落とせない戦いが続く。この勝利を「引きずる」しかない。(戎井健一郎)

 

コーチ・選手コメント

塚本清彦 ヘッドコーチ

ーお疲れ様でした。初勝利ですね
(選手たちが)よく頑張ったと思うね。
 
ー今日の勝因は
けが人が2人出た中でどれだけ我慢できるか、哲(植村)とかには色々伝えてきてそれをよく表現してくれました。今までの8試合はメンバーを変えて経験を積ませてきたから今度はガードを変えずにメインでやってみたら良かったですね。それと今日はリバウンドが勝ったんですよ。取ったということが一番大きい。
 
ー植村選手などに伝えたこと、やってくれたことというのは具体的にはどのようなことですか
人を使うこと。今何をしなきゃいけないのか、クレバーにスマートに考えるということ。どこまでガツガツいくのか、引くのか、相手をよく見ながらファールをもらいにいったりとかそういうことがすごく出来ていたと思います。
 
ー今日で1巡目が終わりましたが、メンバーをある程度固めたのは2巡目に向けてということですか
あまり関係ないですね。今の選手たちは今までほとんどリーグ戦出てない子たちなんだよね。(出てたのは)藤井と哲くらいかな。それでももう練習ゲームと関東トーナメント合わせて35試合くらいやってきたんですよ。だから、きのうミーティングでも説明したんですけど、「もう経験は持ったんだからそれを明日のゲームで見せろ、落ち着いていけ」と伝えました。それで今日戸堀が5点差ついたタイムアウトのときに「浮かれるな」って声を掛けてたのはすごく成長だよね。一人ひとりがしっかり成長してるんだなと思いますね。
 
ー藤井選手と中村選手の復帰は
藤井は残り2週で帰ってこられるかなというところですね。右肩だから大変だけどね。(中村)太地は足首の靭帯をやっちゃって大東大戦まではダメかもしれない。
 
ー2巡目に向けて
頑張ります!リベンジマッチですから!
 

中野広大

ー初勝利でしたが、今日の試合を振り返って
今までとは切り替えてより一層勝ちに向かっていたので、太地とか(藤井)裕太が居ない中で声だしたりとか自分ができることをやっていこうと思っていました。
 
ー塚本HCはしっかりとやるべきことを表現していたこの試合に向けてどのようなことを取り組まれましたか
ディフェンスは今まで通り継続してやることと、哲とか玉城が組み立てたときにそれを基盤として自分たちの持ち味を出してみんなで協力してつくりあげていくということですね。
 
ー現在4年生で唯一コンスタントに出場されていますが、最上級生として考えていることは
自分のできることはシュートとディフェンスを頑張ることと声を出すことくらいなのでその3点に絞ってやっていこうかなと思っています。哲とか柳川は去年から出てるからある程度分かると思うんですけどそれでもやっぱり3年生なので、自分も経験は多くはない方ですけど経験してきたことを少しでも多く伝えるようにはしています。
 
ー後半戦に向けて
負ける試合じゃないのに負けてしまったところも多かったので、2巡目は今日みたいなゲームを続けていきたいです。
 

植村哲也・柳川知之

ー初勝利の率直なお気持ちを
植村:ホッとはしてないです。今日はディフェンスを1試合通してできたのは収穫なので、明日につなげたいです。
柳川:僕は少し安心して、すぐこれからの試合に切り替えなきゃなって感じです。
 
ーリバウンドとルーズボールで相手を上回っていました
植村:リバウンドが前半で12本ぐらい負けてて、それを外山コーチに言われたので。オフェンスリバウンドが良かったと思います。フォワードのチップしてくれて、ガードもそこに反応できてて、それが数字につながったと思います。
柳川:僕はオフェンスのあとに気が抜けてしまうところがあって。戸堀とか米山がリバウンド飛んでくれて、助けてもらった感があります。僕もリバウンドに絡んでいかなきゃなと思います。
 
ーディフェンスのローテーションもバッチリハマっていました
植村:今までの試合より声が出てるかなって感じがしました。東洋大はトランジションが早くて、いつでも打ってくるチームだったので、まずはボールを止めることを意識していて、今日は一人ひとりが自覚してディフェンスできていた感じですね。
柳川:全員が同じ考えを持ってやってきたことが、試合に出るようになった実感はあります。蓮(鈴木)とか玉(玉城)とかが言われたことをしっかりやってくれていて、広大(中野)さんとかがんばってくれているので、いい形できていると思います。
 
ーターンオーバーが今季最少でした。オフェンスの迷いやセレクトミスがグッと減ったのではないでしょうか
植村:今日はボール持ってる人が孤立する時間が短かったかなと。今までは周りが動かなくてターンオーバーって場面が多かったんですけど、今日はオフボールでみんなが動こうと意識していたからだと思います。
柳川:ずっとガードがコーチ陣がミーティングをしていて、哲が声を出してくれるとインサイドが動きやすいですし、ガードのフォローがあるとフォワードも攻めやすいので、そういうことができてるのはありがたいですね。
 
ー明日の試合に向けて
植村:1巡目で落としてるので、守るべきところはみんな分かってると思うので、基本的なところをしっかりやるってだけですね。
柳川:今日の結果を悪い意味で慢心とかで引きずるんじゃなくて、いい意味で引きずって、切り替えるところは切り替えて、コーチから言われたことをやれば、ロースコアでも勝てると思うので、やってきたことをやれば勝てると思います。
 

フォトギャラリー

  • 1 R見事なゲームメイクで勝利を引き寄せた植村
  • 2 R得点源としての役割も担う柳川
  • 3 R最上級生として経験則からチームを支える中野
  • 6 R指揮官も成長を評価した戸堀
  • 14 R玉城のシュートが勝利を決定づけた
  • 5 R主力のひとりとなりつつある鈴木蓮
  • 7 Rリバウンドで貢献する米山
  • 8 R喜ぶ選手たち
 

 

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