バスケットボール
 

あと一歩...届かなかったスリーポイント 第51回関東大学バスケットボール新人戦 VS白鷗大

第51回関東大学バスケットボール新人戦 対白鴎大
2011年6月9日(木)
会場:駒沢屋内球技場

 前日の逆転勝利から勢いに乗る法大に立ちはだかるのは白鷗大。白鷗大は昨季、新人戦6位と健闘している。今季は、圧倒的なサイズの200センチセンター♯36マンタス、高いシュート力を誇る新人戦・主将の♯10田中などを擁し、1回戦では国際武道大に100点ゲームで勝利するなど、手強い相手だ。だが、ここで負けるわけにはいかない。3年ぶりのベスト8進出を懸け、運命の一戦が始まった。

0609-01
シュート力の高さを見せた田宮

試合結果

トータル試合結果

82 20 1Q 25 85
21 2Q 14
23 3Q 28
法政大学 18 4Q 18 白鷗大学

*法大はベスト16決定。

戦評

 第1ピリオド、立ち上がりからスピードある激しい攻防戦が繰り広げられた。白鷗大♯36マンタスにゴール下から先取されるも、♯31安達幹が冷静に決め、2-2とする。しかし、その後シュートの入らない法大に対し、♯36マンタスが内外問わず精度の高いシュートを決めていき、残り3:00分を過ぎた時点で、12-19とリードを許す。徐々にディフェンスが機能し始めると、シュート率も向上し、♯0高田、オフェンスリバウンドから♯5松澤が続き、残り24秒で18-23と迫った。♯36マンタスに7点差とされるも、ピリオド終了のブザーとともに♯0高田が決め、5点差の20-25で第2ピリオドへ。
 第2ピリオド、♯10田中の活躍などで20-30といきなりリードを広げられてしまう。だが、♯31安達幹のリバウンドから、ここぞとばかりに♯0高田が3ポイントシュートを収め、6点差に。残り5:07秒、固いディフェンスから相手のミスを誘うと、勢いが法大に。白鷗大がファールを連発すると、与えられたフリースローを着実に決めていき、残り1:10秒でついに39-36と逆転に成功。すぐに♯10田中に同点にされるが、残り30秒で♯14大塚誠がインサイドから得点し、41-39とリードで前半終了。

 第3ピリオド、お互い流れに乗ったまま一進一退の攻防が続く。法大はバランス良くスタートのメンバーが得点していき、アウトサイドから♯31安達幹が再び逆転、さらに♯0高田のリバウンドから、大事な場面で♯19田宮が3ポイントシュートを決め、完全に法大ペースを掴んだ。白鷗大は残り7:11秒でたまらずタイムアウト。立て直した白鷗大に、速攻を決められて1点差になり、法大が今度はタイムアウトを取り、♯19田宮の活躍で引けを取らずに盛り返す。白鷗大は♯5長島、♯36マンタスのゴール下からの得点でリードを奪い、64-67で第4ピリオドを迎える。
 第4ピリオド、残り8:09秒の時点で♯19田宮がシュートを決め69-69と同点に。第3ピリオドと同様に、点の取り合いとなる。♯5松澤のインサイド、♯13三角の得点で食らいつき、加えて、♯5松澤はリバウンドに積極的に飛び込みチャンスを作っていく。残り4:54秒で74-80となったところで法大のタイムアウト。最後の気合いを入れ直し、♯0高田、♯14大塚誠が活躍する。そして、残り2:26秒、バックパスから♯14大塚誠が3ポイントシュートを決めて再び追いつく。しかし、あとが続かなかった。♯0高田のドライブはオフェンスファールを取られ、白鷗大ボールに。得点を許してしまう。加えて♯36マンタスがフリースローを収め、3点差に。残り数十秒、♯14大塚誠の3ポイントシュートに賭けた法大だったが、勝負の女神はほほ笑まなかった。惜しくもリングにはじかれ、オーバータイムへ望みを繋げず、82-85で試合終了。法大の春がここで途絶えた。

試合後の監督・選手のコメント

今井一夫監督

ー今日の試合を振り返って
まあ残念だったね。

ー一度は追いついたんですが…惜しかった試合でした
昨日とは丸っきり展開が違うとは思うんだけど、3ピリの時に一回引っくり返して、一番大事なところでイージーなミスが出てしまって。ああいったプレーが出るということが、練習の時にそれだけの緊張感を持って出来ていないということだと思うので、2ピリ終わった時もそういう話をしたんだけど。

ー昨日からの修正点は
修正点という分では、シュートに対して躊躇したりとか固くなってたところは、思い切り入っても入らなくても良いからやろうや、って話はしてました。

ー松澤選手のリバウンドも昨日より飛び込む姿勢が見られましたが
でも最後の方でフリースローも相手が落とした時も、うちはスクリーンアウトもしないで見てたというのが、あれも許されるようなプレーじゃないからね、しっかりと自分たちの役割が出来ていないのを新人戦の中で上級生に見られたというのは残念だよね。

ー新人戦の目標はやはりベスト8進出でしたか
それはもちろんこの体育館じゃなくて、代々木の体育館でやるっていうのが(目標)。最初から最後までね。

ー京王杯の頃から下級生を積極的に使って来た成果は
そういった意味ではチームらしくは多少なってきたとは思うんだけど、他の大学は下級生が主力なんでね。うちと若干そこは違うかなって。うちにも主力は何人かいるけど。

ー良かった選手を挙げるとすれば
出てる選手は全員良かったと思うよ、部分的にね。全体で見た時にはやってはいけないことをやってるから、そこは違うと思う。点数もみんなバランス良くやっていて、唯一(高田)歳也がもうちょっと取ってくれたら良かったかな。

ー公式戦初出場で動きの良かった田宮選手については
今ひとつ、ふん切れてないところはあったけどね。初め来た頃はもっと動きが良かったんで、あんなもんじゃないです。

ー秋に向けてチームの目標は
秋は間違いなく復帰だよね。それイコールインカレ出場ということだと思うし。今年は4年生真面目だし、そう言った意味ではまとまって練習に取り組んでいるし、嫌なこともあるかもしれないけど、彼らが決めた目標は達成してくれると僕は信じてる。

♯0 高田選手

―今日の試合を振り返って
最後の勝負所で勝つことが出来なかったので、そういったところは精神的な面ではまだまだだなと思いました。

―昨日からの修正点は
とりあえずやることは一緒なので、ディフェンス頑張って、走ろうっていうことでした。流れ悪い時は皆集まって声を出して話し合って立て直そうとやっていました。

―新人戦はキャプテンでしたか
ゲームキャプテンで、キャプテンは違います。(キャプテンは?)大塚(誠)です。

―ゲームキャプテンで、かつシューターとして機能しなければいけなかったと思いますが
コントロールしながら空いたら自分で打つっていうことを壊さないようにしたのと、今日はミスも自分は多かったのでそういう所は直していきたいです。

―途中まで負けていても逆転出来る粘り強さが新人戦では見られましたが
集中力が一試合の中で新人のチームは切れないので、結構離されても追いつく場面が多いので、フルメンバーの3、4年生がいても続けて行きたいと思うし、自分たちの代になっても続けて行きたいです。

―京王杯の頃から出場してきた点について
一部のチームとか上位のチームと結構やっているので、その相手と1、2年生でやったら、コミュニケーションも多く取るようになったし、試合経験を積めたので良かったです。

―新人戦で得たものは
皆僕たちより格上のチームとやっていたので、一対一とか能力で負けていてもチームで戦えば勝ったり良い勝負が出来たりしたので、(今後も)チームプレーをして行きたいなと思います。

―秋に向けて
フルメンバーになるので、新人戦で学んだことを最大限に生かして、上級生を盛り上げるようにすれば、チームももっと向上していくと思うので、それで一部復帰出来るようにして行きたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 0609-01シュート力の高さを見せた田宮
  • 0609-02チームをまとめた高田
  • 0609-03三角もシューターとして活躍
  • 0609-04ゲームメイクでも活躍が光った大塚誠
  • 0609-05リバウンドに飛び込みフィジカルの強さを見せた松澤
  • 0609-06安達幹はインサイドの要となった
  • 0609-07白鷗大マンタスとマッチアップする松澤


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