自転車
 

【自転車】第69回全日本大学対抗選手権自転車競技大会 4日目

文部科学大臣杯 第69回全日本大学対抗選手権自転車競技大会
2013年9月1日(日)
青森県三戸郡階上町 公道周回特設コース(1周14km)

自転車競技のインカレはロードレースで締めくくられる。2度の上りを含み標高差が激しい1周14kmを12周。計168kmの難コースを8人の法大の選手が走った。

相本は法大トップ6位でフィニッシュ

試合結果

男子ロード部門個人成績

6位 相本祥政 4時間53分51秒

9位 湊諒 4時間53分51

15位 島袋大地 4時間54分35

16位 浅井創 4時間55分02

41位 福田大二郎 5時間01分44

42位 酒向俊平 5時間01分44

DNF 牛嶋洋之

DNF 箭内優大

男子ロード部門総合成績

 得点順位
法政大学 13 4位

総合成績

  SPTNPRKRIPTTTSPTPR総合
男子 順位 3位 6位 7位 2位 8位 11・14位 5位 4位 4位 4位
得点 6 3 2 7 1 0 4 5 13 41
女子 順位 2位 2位 4位
得点 5 5 10

※SP…スプリント TN…タンデムスプリント PR…ポイントレース KR…ケイリン IP…インディヴィデュアルパーシュート TT…タイムトライアル TSP…チームスプリント TP…チームパーシュート R…ロードレース

戦評

レース序盤から逃げ集団が形成されたが、法大は全員が冷静にメイン集団をキープし続ける。3周目から牛嶋洋之(営4)が、メイン集団を抜け出した他の選手とともに追走集団を形成、そのまま先頭を追った。「後ろの選手が楽に走れるように」と第2集団で逃げ続けたが残り5周でメイン集団に吸収され、その後力尽きリタイアに終わる。主将・箭内優大(経4)も脚を攣るなど苦しいコンディションで集団のペースアップに付いていけない。結局2人は完走するころが出来なかった。残り3周の時点で追走集団は崩壊、メイン集団も徐々にバラけ始める。法大からは湊諒(文3)、相本祥政(環2)、島袋大地(文2)がポイント獲得圏内の集団を走り、それに浅井創(営1)、福田大二郎(文4)、酒向俊平(文3)が続く。150km以上の逃げを決め独走で優勝した徳田優(鹿屋体育大学1年)から、約2分遅れて法大トップの6位で相本が集団ゴール。湊が9位、島袋は15位、アシスト役の浅井も16位でフィニッシュし計4人がポイントを獲得した。福田と酒向もポイントは逃したが走り切り、法大は8人中6人が完走した。
3日目のトラック種目が終了した時点で総合6位だったが、ロードの結果を受けて法大は4位まで順位を伸ばした。今大会は昨年の3位よりも成績は下回ったが、トラック、ロードの両方で下級生の活躍が目立ち、来年以降に期待が膨らむ内容となった。(高橋美帆)

選手のコメント

箭内優大

―悔し涙でしょうか
悔しかったですね。でも良い仲間に恵まれて、総合も4位で悪い結果ではなかったので。来年につながる結果で終わることができたので、良い4年間だったと思います。

―昨日まで3日間のバンク種目の結果を受けて、今日はどんなレース展開を目指しましたか
1、2、3位との点差が離れていたので法政に対するマークは少ないだろうと踏んで、日大と鹿屋が総合争いをしているすき間をぬって優勝を目指しました。仕掛けたり、日大と鹿屋(のアタック)に反応したりしたんですけど、最終的には鹿屋に逃げ切られてしまって。でも総合では6位から4位にジャンプアップできたので来年に期待したいです。

―箭内選手はどのタイミングでメイン集団から遅れをとってしまいましたか
4周目くらいから脚が攣っていて、ひたすら我慢していたんですけど残り1周で降ろされてしまいました。1回集団のペースが上がった時に付いていけなくて。悔しかったです。

―今日で法政大学の選手として走ることは最後だったと思いますが、この4年間をふりかえっていかがですか
法政大学というチーム自体が、ただの部活ではなく、仲間との関係を大事にしていて。これから生きていく上で大切なことを学べた4年間だったと思います。良い仲間に恵まれて、最高に楽しい4年間でした。

牛嶋洋之

ー今の率直な気持ちを教えてください
表彰台を狙っていたので、悔しいという気持ちはあります。3周目あたりから、他のメンバーが気楽に走れるようにと逃げをかけました。完走は絶対したいなって思ってたんですけど、最後は足が苦しくなっちゃって、残り3周くらいで降りたのが悔しかったです。

ー考えていた作戦、レース展開はどよようなものでしたか
今回は3人エースがいて、1人ずつにアシストがついて走ってたんですけど、自分はフリーとして走っていて、後ろの選手が楽に走れるように自由に動くというやり方でした。その自分の仕事は全うできたかなと。

ー法政のチームとしての目標はどうでしたか
上位の3人にポイントが入ったんですけど、15位以内に3人入ることができたので、ロード班チームとしては目標に近い結果が出せたかなと思います。よりもっと良い順位に3人つめるっていうのが目標でしたけど、とりあえず下の学年の3人が上位に入ったので、来年も期待できる結果となりました。

ー今日で引退ですが、4年間振り返っていかがですか
自分は法政二高から7年間自転車競技に打ち込んできて、合宿所生活で競技以外のいろんなことも得ました。この経験を社会人になったときに生かせるように、しっかり覚えておきたいです。

湊諒

―走り終わった後に笑顔はありませんでした。悔しさの表れですか
悔しかったですね。最後走り終わった後に立てなくなる人がいるのに、自分は攣ったりしていなくて普通に歩けていて。追い込みというか、自分の力を出し切れていませんでしたね。練習の時から調子が良くて、(レースで)最後まで残ってスプリントを狙える、1着を狙えると思っていたので、どこかで自分の力をセーブしてしまったのかなと思います。

―レース中に鹿屋の選手との協調を断ったと聞きました
そうですね。地元の同じ同期がいるんですけど、けっこう仲も良くて。そいつも「行くぞ」って言ってくれたんですけど、その時も「力をセーブしなきゃ」と思って身体が付いていけなかったんですよ。もしそこで付いていくことが出来たら、3位とかに入れたので悔しいですね。

―今日で4年生が引退となりこれからは3年生が中心になっていくと思いますが、これからはどういったチームを作っていきますか
それぞれが若干インカレに集中出来なかった部分があると思うんですよ。だから今までの無駄な部分を全て削ぎ落して、全部をインカレに集中させてみんなの意識を高めていく、そういうチームを作っていきたいです。

―無駄な部分とは私生活における何かでしょうか
(自分たちは)アスリートじゃないですか。だからアスリートとしての自覚を持って、私生活から食べ物とか。自分の身体をケアしていって、改善していきたいです。

酒向俊平

ー今の気持ちはいかがですか
悔しいです。優勝を目標に走っていたので。途中でもうダメだと思って、(エースから)サポートに切り替えて走っていました。

ー途中、集団から遅れてしまう場面もありましたが、酒向さん自身の調子はいかがでしたか
法政自体は悪くなかったんですけど、(自分の)力が足りなかったと思います。

ー4年生が引退された後、酒向さんたちが最高学年となりますが、どのようなチームにしていきたいですか
まとまりのある、結果を出せるチームにしていきたいです。

相本祥政

―6位入賞おめでとうございます。この結果についての感想を教えてください
ありがとうございます。全国大会で入賞したことは初めてだったので。今年2年生でこの結果なら来年も再来年もまだあるので、いいかな、と。満足はしていないんですけど。

―ラスト2周の時点で表情に余裕があるように見えました
そうですね。逃げもキツイ展開から決めたわけでもなく、軽く行ったらもう逃げが決まって集団が出来たので、だいぶ楽な展開で逃げることができました。脚もまだ残っていて登りは特に楽だったので、あの集団の中では余裕はあった方だと思います。でもラストに入ってからやっぱりキツくて、ゴールの時は脚攣りながら、みんなそうだと思うんですけど、スプリントと呼べるほどスピード出ていなかったですけど、出し切った感はあります。

―登りが得意な相本選手にとって、厳しい登りが2つある今回のコースはいかがでしたか
キツいコースだと思っていたんですけど、周りがキツそうな顔をしている中、自分はけっつこう落ち着いて走ることが出来ていたので、練習してきて良かったなと思います。

―このレースにおいて相本選手はどういう役割でしたか
自分は3人立てたエースの1人に入っていました。とりあえず上位目指して、確実に10位以内入って来いと言われていたので。だから昨日の夜からめっちゃ緊張していて、朝もめっちゃヤバかったです(笑)。寝られないとかではなかったんですけど、そうとう緊張していました。でも走っていたらだいぶ楽だったので余裕はありました。

―総合4位という結果はどう捉えていますか
総合は今年はこのくらいかな、という感じはしていたので。自分らの1つ上の湊さんと自分と同期(島袋)と後輩(浅井)が20位以内に入っているので、来年のロード班は絶対にもっと強くなれると思いますし、その伸びシロはあると思います。バンク班も1年生の植原が頑張ってくれていたので、来年もっと上を目指せると思うので。ちゃんと調整をしてもっと良い結果を出せるように頑張りたいと思います。

―シーズンの大きな目標であったインカレが終わり、次の目標はありますか
6位に入れたので全日本の強化指定合宿にいけると思うので。日の丸を背負って日本代表選手になることが今の目標です。

島袋大地

ーレースを終えて、今の気持ちを教えてください
15位だったんですけど、レースをこんなに楽しく走れたっていうのは初めてというくらいでした。レースの動きとかを自分の全身で感じることができて、本当に今回のインカレは楽しかったです。
 
ーポイントを取ったことはやっぱり嬉しいですか
そうですね。初めてポイントを取ったんですけど、去年のレースでは降ろされちゃったので、去年から進歩したんじゃないかって思います。
 
ーレースは序盤から2人の選手が逃げるかたちとなっていましたが、集団はその選手を逃がしていましたか、追っていくつもりでしたか
日本大学が追わなきゃいけない立場だったので、(集団は)日大の選手に引かせていました。自分たちはその後ろについて、足を休めたり、鹿屋(体育大)とかがアタックをかければそれについていったりしてましたね。
 
ーゴールしたとき、コーラをかけられていましたが、そのお味はどうでしたか
みんな気持ちが高ぶっててすごいかけられました。おいしかったです、今もちょっと(体が)ベトベトなんですけど(笑)。
 

浅井創

ー初めてのインカレは完走で16位という結果でした
10位以内に入るという目標だったので、とりあえず20位以内でしたが、満足はしていません。

ーご自身の今日の役割は
アシストとして周りをサポートする役割でした。ちょうど前に法政が3人いた時に、集団の後ろで(他のチームを)おさえられたので、アシストとしてまあまあ働けたかなと思います。

ー来年以降、マークが厳しくなるかもしれませんね
いや、まだまだそこまでいってないです。もっともっと強くなって、来年はもっと良い順位取れるようになりたいです。

ー今後に向けて課題をあげるとしたら何ですか
もっとパワーを上げられるように頑張りたいです。

 

フォトギャラリー

  • 1q相本は法大トップ6位でフィニッシュ
  • 2w手荒い祝福を受ける島袋
  • 3e集団を走る湊(左)と箭内(右)
  • 4g途中からアシストに回った酒向
  • 5t唯一1年生で出場した浅井
  • 6y牛嶋は追走集団で先頭を追った
  • 7u4年生で唯一完走した福田
  • 8i主将・箭内は涙を流した
 

 

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