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【自転車】2016RCS第9戦 行田第1ラウンド 天候の影響もある中、勝又がクラス1で3位と表彰台入り!

2016年度 全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ
第9戦 行田第1ラウンド
2016年12月11日(日)
埼玉県行田市古代蓮の里 長野・小針地区周回コース

今年もこの季節がやってきた。2016全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ(RCS)の行田ラウンドだ。毎年12月から2月にかけて全4戦で行なわれる。初戦となる本日は法大から9名がエントリー。結果はクラス1の勝又高陽(法2)が3位と見事、表彰台入り。渡部将太(人2)がクラス2Bで5位入賞と健闘した。

※掲載が遅くなり、大変申し訳ございません。

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2年生の勝又はクラス1で堂々の3位

試合結果

クラス1

順位名前(学部・学年)
3位 勝又高陽(法2)
12位 荒井佑太(営3)
DNF 白垣良祐(人3)
DNF 近藤翔馬(文1)

クラス2A

順位名前(学部・学年)
15位 上野恭哉(営1)
DNS 加藤雅之(人3)

クラス2B

順位名前(学部・学年)
5位 渡部将太(人2)
16位 江口彰志(文3)

クラス3A

順位名前(学部・学年)
DNF 岩澤修平(人2)
※DNF…Did Not Finishの略。途中棄権。
※DNS…Did Not Startの略。レーススタート前棄権。 

戦評

 寒空の下、今年も行田ラウンドが開催された。例年通り、1周2.7kmの古代蓮の里 長野・小針地区周回コースが舞台となる。全部で4戦ある行田ラウンド初戦にエントリーしたのは計9名。風が強く吹く中、ハイスピードのレースが予想された。

クラス1
 荒井佑太(営3)主将、白垣良祐(人3)、勝又高陽(法2)、近藤翔馬(文1)が出場。日大の草場啓吾や森口寛己、そしてクラス1に昇格した沢田桂太郎、日体大の小林泰正、山下祥平、チャンピオンジャージ保持者の野本空(明大)らもエントリー。前戦に引き続き熱い戦いが予想された。  レースはハイスピードで進んでいく。まず2周目で荒井、大前翔(慶大)が逃げる。その後にメイン集団が続くがここで白垣が後方へ。3周目は森口が単独の逃げ。その後ろに2名が続くかたちに。白垣はここで無念のDNFとなってしまった。また、近藤もメイン集団から遅れをとり、ひとりで集団を追走する。次なる周回は逃げがなくなり、5周目にさしかかると古賀友康(日体大)が逃げる。近藤は足切りとなってしまい、法大は荒井と勝又のみとなる。残り3周、またもや集団がひとつになると、荒井がSF地点後のコーナーを経た直線でアタック。そして次周、トップ通過したのは荒井、勝又、塩田、石原悠希(順大)の4名。それによりメイン集団も動きを見せ、バラつき始める。ラスト1周では荒井が単独でエスケープ。それを追いかけるのは大前。勝又は集団へと一旦戻る。しかし最後に底力を見せ集団からの勝ち逃げにのることに成功。結果、逃げから一歩抜け出した沢田が1位、次点は小林、野本、そして勝又の争いとなったが、見事3位と表彰台入りを奪取した。荒井はレース途中でも積極的な動きを見せていただけに、12位という結果に悔しさを呑んだ。

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主将である荒井は悔しい結果に終わった

クラス2A
 計18.7㎞の7周回で競われたクラス2。まず初めに行われたクラス2Aに出場したのは上野恭哉(営1)。レース開始から、2周目で直井駿太(中大)が集団から飛び出し、後ろに続く集団が追いかける展開に。逃げは集団へと吸収されたものの、そのまま全体のスピードは上がり続けた。レース序盤は好位置につけていた上野だが、終盤になると集団の後方へとさがってしまい15位でのゴールとなった。

クラス2B
 クラス2Bはクラス2Aのレース開始から2分後にスタートした。出走したのは江口彰志(文3)、渡部将太(営2)。開始からすぐにレースはハイペースで進んだ。そして、4周目レースは大きく動き出した。3人の逃げが集団を大きく引き離した。集団スピードを上げ追いかける。そして集団は徐々に細長い形へと変わった。江口、渡部は集団後方からアタックのタイミングをうかがう。残り2周回となったところで渡部がペースアップ、逃げ集団を追う。しかし最終的に渡部は5位で表彰台入りならず、江口は16位でレースを終えた。
 
クラス3A
 クラス3Aには岩澤が出場した。 まずスタートで大規模な落車が発生。岩澤は巻き込まれなかったが、波乱のスタートとなった。 6周のレースで行われるクラス3。序盤こそ前目に位置取りレースを展開していたが、周回数も短く流れの早いレースについていくことができず。みるみるポジションを下げ、4周目で無念の足切りとなってしまった。
 
 今年もまた全4戦の行田ラウンドが幕を開けた。初戦の成績としては最高のかたちとは言えないまでも、強風そして寒さの中で各々が力を出しきった結果だろう。しかし次戦も同じような状況下での戦いが待ち構えているに違いない。今日見えた課題を各々が真摯に受けとめ自らを鍛錬し、新年最初の行田第2ラウンドでは本日を上回る成績に期待したい。(宮下尚子・梶山麗・橋爪優典)

選手コメント

荒井佑太

―今日のレースを振り返って
今日は風の強い中で、自分がどれだけ力を最大限発揮できるかということを考えていました。
 
―ペースの早い展開でしたが
コース上で風邪が強いところと強くないところがあって、スピードが上がる地点と下がる地点というのは頭に入っていたので、あえてスピードが落ちるところでしかけようと考えていました。

―その他に作戦はありましたか
ライバルたちが終盤、そのような動きをするのかということを試合の中で見て、そこでいくつか作戦はあったんですけども、どんな動きもされてもいいような作戦はありました。

 ―勝又選手との共有していた作戦ではなく、個人個人でということですか
はい、そうです。 

―今日のクラス3Aから1までのレース全体を振り返って
このような風が強い時はチャレンジするか順位を狙うかの二つだと思うので、それは見てるこっち側というのはチャレンジしたかどうかというのは分からないのでそれは個人個人が感じたことが一番だと思います。
 
―行田ラウンドでの目標は
練習でやってきたこと、さらにはこの行田ラウンドを練習の場として活用するということもありだと思っているので、そういう意味では全力を出すことは目標です。
 
―今はどのような練習をされているのですか
トラック班においてはウエイトトレーニングを主に行っていて、授業の合間にロード練習などに行くようにしています。


―年内の試合は今日で最後ですか
いえ、24日からオーストラリア遠征に行きます。まだまだシーズンは終わらないです。 

―その遠征はどのくらいの期間のものですか
2週間くらいです。
 
―今年を振り返って
今年一年を通して、悪いところ良いところというものがあって波のあるようなシーズンでしたけれども、常にチャレンジするという気持ちを忘れずにシーズンを通してそのような気持ちで行なえたということは良かったなという風に思います。ただ、大きな大会でコンスタントに成績を残せるような力というのは、もっと求められてくると思います。
 
―来年のチームとしての抱負を
チームとしてはここ最近総合(文部科学大臣杯 全日本大学対抗選手権自転車競技大会 総合部門)というものをとれていないので、まずは僕が口に出して言っているのは「総合一位」というのをチーム内でもいつも話しているので、その目標は必ず達成したいと思います。


―個人的な抱負としては
海外にチャレンジするということは頭に置きながら、しっかり日本で行なわれる試合にも手を抜くことなく頑張っていきたいと思います。

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来年の目標としてインカレ「総合一位」を挙げた荒井

勝又高陽

―今日のレースを振り返って
前回の六大学(ロードクリテリウム大会)には膝のけがで出られなかったので、その時のRCS(第8戦)にも出ていなくて日にちが空いてしまって久しぶりのレースだったんですけど、こけないように完走するっていうのを考えてました。年内最後なので。

―年内最後のレースということでプレッシャーはありましたか
今回のレースと、年明けの大会、RCS最終戦で(表彰台に)上がらないとクラス1から落ちてしまうので、結構プレッシャーにはなってました。

―膝をけがされていたとのことですが、今日のコンデションは
今日は大丈夫でした。

―今日のレースの作戦は
特に事前には考えていなくて、その時その時で動こうと思っていました。

―見つかった課題は
最後スプリントで、小林(泰正・日体大)さんと沢田(桂太郎・日大)に全然勝てないのでスプリント力が足りないなと感じました。

―勝又選手自身、ロード班でどのような立ち位置だと考えていますか
エースがダメだったり、パンクがあったりだとかしたときに自分が代わりになれるようなくらいの走りはできるようにしたいです。

―次に出場する大会は
年明けのRCS第10戦に出る予定なんですけど、成人式の前日なので迷ってます。父からは出ろと言われてて(笑)、クラス1から落ちるから出ろみたいな圧力がかかっていたんですけど、今回表彰台に上がったので出なくてもいいかなと思ってます。

―来年へ抱負を
もうちょっとロードレースで結果を残していきたいっていうのが一番ですね。

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勝又の来年の活躍に期待がかかる

渡部将太

―今日のレースを振り返って
自分の中では結構動けたなというのがあります。
 
ー結果は5位でしたが
優勝を狙っていただけに結果的には悔しいですね。
 
ーどのような展開や戦略を考えてレースに臨みましたか
できれば逃げたいなというのはあったんですけど、何回かアタックしてみてマークが厳しかったのでやめて、あとはスプリントに備えたんですけど、逃げができたのに集団の協調性が無かったので数人で集団のペースを上げてっていう形だったので、体力を使いました。最終周は結構ポジションはよかったんですけど逃げは捕まってなくて、1人でブリッジを掛けに行ったんですけど、なかなかうまくいかなかったですね。
 
ー六大学ロードが終わってから取り組んできたことは
この冬は筋力アップに取り組んでいて、パワーが足りていなかったことが課題だったので、ウエイトトレーニングを中心にやっています。
 
―今日のレースの課題や反省は
レースの展開を読む力とマークする選手はしっかりマークして今回のように最後の飛び出しには付いていくようにしたいですね。
 
ーTRSでは荒井選手と優勝争いを演じていますが
次が最後で、自分が優勝すれば同点になるので、そこはしっかり食らいついて優勝したいですね。
 
―ではTRS最終戦に向けて一言
荒井先輩といい勝負ができているので、最後に荒井先輩にポイントレースを勝ったことないので、ここで一勝あげてTRSの総合優勝を目指して頑張ります。
 
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TRSでは荒井と年間チャンピオンの座を競い合う

フォトギャラリー

    • IMG 8440 R行田ラウンド初戦にして3位と好成績を収めた勝又
    • IMG 8277 R岩澤の走るクラス3では落車が相次ぎ会場はざわついた
    • IMG 0013 R完走を成し遂げた上野。次なる行田ラウンドでは上位に食いこめるか
    • IMG 0010 R最上級生となった江口は苦戦を強いられた
    • IMG 0052 Rトラック選手である渡部だが入賞を果たした
    • IMG 8427 Rこのコースを白垣が走るのも3年目だ
    • IMG 0095 R健闘を見せるも、DNFに終わった近藤
    • IMG 0087 R荒井主将は積極的な動きを見せた
    • IMG 0170 Rクラス1表彰式(㊨勝又)