フェンシング

【フェンシング】関東学生リーグ戦3・4日目 男子サーブルが貫禄のリーグ制覇!女子エペは2部優勝&入れ替え戦へ進出!

関東学生フェンシングリーグ戦
2015年5月11日(月)、12(火)
駒沢オリンピック公園体育館

関東学生リーグ戦は3・4日目を迎え、男子サーブルと女子エペが行われた。レギュラー2人が抜けた男子サーブル、安藤主将率いる新チームは連覇を目指して他校に立ちはだかる。法大勢唯一2部の女子エペは新戦力とともに悲願の昇格を狙った。

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男子サーブル安藤主将

試合結果

種目出場選手試合詳細順位
 男子サーブル 安藤光平(法4)、大崎葵一(営3)、高橋優作(法2)、佐藤篤志(営2)   ○45-35早大、○45-29中大、○45-34専大、○45-23明大、○45-23日大 優勝 
女子エペ   小林未来(文4)、池田五月(法3)、都甲好栄(国2)、富永恵美マリー(法1) ○45-24学習院大、○45-35東農大、○45-28青学大、○45-26慶大、○45-20上智大、○29-25東女体大  優勝(2部) 
 

男子サーブル戦評

 昨年度、学生タイトルを総なめにし、全日本選手権でも堂々の準優勝を飾った男子サーブル団体。主戦力であった吉田健人、丹代翔が引退してから初の公式戦を迎えた。

 波乱の幕開けとなった第1戦の早大戦。5-4の法大リードで第2セットに上がった安藤がまさかの連続失点で逆転を許す。続く高橋も悪い流れを立ち切れず12-15で第4セットへ。しかしここでピストに上がった大崎の剣がさえわたり6点を連取し再びリードを奪う。その後は安藤、高橋も調子を取り戻し、結局45-35で初戦を制した。第2戦の中大は早大戦とうって変わり終始法大のペースになる。最後も安藤の5連続得点で45-29の快勝で終える。第3戦の専大戦は序盤から積極的に攻めリードを奪う。10-6で迎えた第3セットのピストには今大会初出場の佐藤が上がった。3連続失点を許すも気迫あふれるプレーで得点を重ね、大崎に繋いだ。最後も安藤がしっかり決め45-34で1日目を全勝で終えた。
 

 2日目の初戦、明大を難なくダブルスコアの45-23で下し、最終第5戦の日大戦を迎えた。ここまで全試合第1セットを任されている大崎が2-5で先にリードを奪われるも、続く安藤が後輩の借りを返すように怒涛のアタックで逆転。レギュラーが定着しつつある高橋も安定した試合運びでリードを許さない。強豪相手に接戦が予想されたが、終わってみれば45-23の大差で全勝優勝を決めた。

 全試合で10点以上点差をつけ圧倒的な強さを見せた男子サーブル団体。向かうところ敵なしだが、おごることなく勝利を積み重ねて欲しい。大学4冠は決して夢ではないが、選手たちはその先にある日本一の称号を目指す。(竹内大将)

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 優勝を決めてガッツポーズの安藤

女子エペ戦評

 1部昇格を狙う女子エペ。まずは入替戦への進出を目指す戦いとなる。

 初戦の相手は学習院大。5-4となった第2セットの池田五の5連取からリズムをつかむ。その後も小林、富永、リザーブの都甲も危なげなくつなぎ45-24と快勝。昇格へ向けて好スタートを切った。しかし第2戦の東農大戦では苦戦を強いられる。スターターの小林が1-5と先手を取られると、池田五、都甲も相手の好機を逸しないアタックに流れを作ることができない。第4セット途中では8-17と9点差までリードを広げられてしまう。だが期待の1年生富永が実力を見せつける。第5セットで19-20まで詰め寄ると、第7セットでは5連取を奪い26-24と逆転に成功。このルーキーが奪ったリードを小林がつなぎ池田五が最終セットのピストへ。冷静なプレーで得点を重ね続け、45点目を取り切り勝利。逆転で連勝を収めた。3戦目の青学大戦も中盤に追い上げられる場面も見られたが池田、富永が好調を維持。45-28で青学大を降し、初日を3戦全勝で終えた。

 二日目も相手を寄せ付けず、慶大戦は45-26、上智大戦は45-20と連勝。無敗のまま東女体大戦に臨んだ。試合は序盤から緊張感の漂う試合が繰り広げられる。第2セットに池田五が5連取を奪い7-6と逆転に成功してから、常に1点差以上差が広がることなくゲームが進んでいく。ロースコアの中で第7セット、終了直前に富永がポイントを奪い19-17と初めて2点差をつけ第8セットに入る。しかしここでアクシデントが発生。小林が相手選手との接触後、足を傷めその場に倒れこんでしまう。「我慢すればプレーできた」と小林は試合後に語ったが大事を取り、リザーブの都甲と交代となった。10分以上の中断を経て、都甲がチームメートの大声援を受けピストに立つ。プレッシャーのかかる場面で連続ポイントを奪われたが、逆転は許さなかった。都甲が何とか21-21の同点でつなぎ最終セットの池田五へ。勝負が決まる3分間、池田五は先にポイントを奪われてしまう。それでも「皆の分まで思い切って」と相手を臆することなく攻めた。3連取で逆転、その後もリードを保ち29-25でタイムアップ。見事全勝で2部優勝、そして入れ替え戦出場を勝ち取った。

 「絶対に1部に上がって卒業する」と語っていた小林主将。最終戦こそ無念の交代となったが、一つ目のハードルを乗り越えた。その立役者と言えるのは富永だろうか。ルーキーは貴重な得点源となり活躍、ベンチでも精力的に声を出しチームを盛り上げた。そして最後回りを担った池田五。入れ替え戦でも、今日のような勝負強さを見せてほしい。2年生に都甲もリザーブでの起用が多くなったが、バックアップとしてチームを支えた。チームでつかんだ2部優勝、だがもちろんここで終わりではない。「入替戦でも絶対勝つ」と選手たちは力強く語った。昇格は目の前だ。(高津勇佑)

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全勝で2部優勝を決め、喜ぶ女子エペ陣

選手のコメント

大崎葵一

―リーグ戦連覇について
去年は4冠を達成したのですが、今年はそのプレッシャーがありつつ迎えたリーグ戦でした。先輩たちが引退してしまったのですが安藤先輩が頼もしく、後輩もいい仕事をしてくれたので勝ててこういう結果になったと思います。

―上級生になって心境の変化はありますか
去年はのびのびやらせてもらっていたのですが、今年からは上級生になったということで安藤先輩と自分でサーブルを引っ張っていく感じもあったので、がむしゃらではなく考えてプレーしました。今回の試合内容も悪くなかったのでよかったです。

―印象に残っている相手は
やっぱり日大ですかね。自分と同期の森選手は苦手な相手で、個人戦でも負けたりしていたので。接戦でいいので、きっちり5点取れるようにしていました。

―全試合10点差以上の勝利になりましたが
点数のことは特に意識していなくて、毎回5本勝負のイメージでやっているので点差より勝つことを意識しています。

―今年も4冠を狙っていますか
はい、取りたいと思います。

―最後の全日本選手権については
そこも取れたら取りたいです。個人でも上の方行けるように頑張りたいと思います。

小林未来

ー入替戦進出を決めた今の気持ちは
1年生の時から2部で、やっと入替戦にいけるのですごく嬉しいです。でも最後の試合でけがをしてしまって。本当に我慢すれば出ることができたと思うのですが、入替戦のことも考えて、相談して交代しました。嬉しい反面、すごく心残りですね。

ー代わった都甲選手と池田五選手のプレーはどのようにご覧になっていましたか
絶対にやってくれると信じていましたね。最後の池田もすごく安心して見ていられました。

ーこの二日間を振り返って
新チームになって初の公式戦だったのですが、チームの雰囲気もだんだん良くなっていきました。皆戦い方が自分で分かってきて、すごく良い試合運びができたと思います。

ー1年生の富永選手の活躍ぶりはいかがでしたか
すごく活躍してくれて、本当に助かりました(笑)

ー入替戦に向けて
もう絶対に勝ちます。

池田五月

ー全勝で終えた今の気持ちは
とても嬉しいです。

ー二日間のリーグ戦を振り返って
危ない場面もあったのですが、チームで勝つことができたと言えると思いますね。

ー同点で迎えた最終戦の最終セットを振り返って
あまり緊張はしていなかったです。今までつないでくれた皆の分まで思い切っていこうと思いました。それを思い切りプレーに出すことができました。

ーどのような思いでこのリーグに臨みましたか
2部で優勝して絶対に1部に上がることを目標にして頑張ろうと思っていました。

ー入替戦に向けて
入替戦でも絶対に勝って、1部に上がります。

フォトギャラリー

  • l上級生となりチームを引っ張る大崎
  • fレギュラーとして戦った高橋
  • mチームを盛り上げた佐藤
  • k女子エペキャプテン小林
  • j最後回りを戦った池田五
  • g大活躍を見せた期待の1年生富永
  • d仲間から大声援を受けた都甲
  • p東女体大戦、最終セットを応援するベンチ
 

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