フェンシング

【フェンシング】第67回関東学生選手権~男女フルーレ個人~ 長島がV2達成!  他4選手がベスト8入り

第67回関東学生選手権 フルーレ個人戦
2015年10月21日(水)
駒沢オリンピック公園体育館

学生フェンシング秋シーズンの始まりを告げる関東学生選手権(関カレ)が開幕。初日は男女フルーレの個人戦が行われた。男子は前回王者の長島が連覇を達成。他、東、石島、大石がベスト8進出を果たした。女子は久良知がベスト8の成績を収めた。

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関カレ連覇の長島

試合結果

男子

選手名学部・学年成績
 長島徳幸 文4 優勝 
東哲平  営4   ベスト8
石島匡 法4 ベスト8 
大石利樹 法3  ベスト8 
坂田将倫 文3  ベスト16
敷根章裕 法1  ベスト16 
小久保航汰 法4  ベスト32
野口凌平 営1  2回戦敗退 


女子 

選手名学部・学年成績
久良知美帆   法4 ベスト8
 真田玲菜 キャ3  ベスト16 
柳岡はるか  法3  ベスト16 
伊藤理那  文2  ベスト16 
 緒方渚 国3  ベスト32 
緒方実奈海  法1  ベスト32 

男子戦評 

出場した8選手のうち6名がベスト16へ進出した。

ベスト16では長島徳幸(文4)と敷根章裕(法1)が激突。敷根が終盤まで接戦を演じるもわすがに及ばず。同校対決は長島に軍配が上がった。大石利樹(法3)も順当に勝ち抜き、東(営4)もラスト5連続ポイントで競り勝ち準々決勝へ。そして4回戦で魅せてくれたのは石島匡(法4)だ。3回戦で簾内(中大)を下した勢いそのままに、4回戦でも大接戦の一本勝負を制した。法大勢4人目のベスト8入りを決める。

準々決勝、長島と東が対戦。長島は2戦連続での同校対決となった。
しかし大石は伊藤(日大)、石島は舩本(日大)と共に日大に敗れ敗退。ベスト4入りを逃した。

唯一ベスト4に残った前回王者の長島。その準決勝では苦戦を強いられる。序盤、長島が前に出るもポイントを奪えない。いきなり0-5と先行される。しかしインターバルを経た次の3分で盛り返し、7-7で次のセットへ。ここからはさすがの長島だった。一度もリードを許さず15-11と蹴りをつける。

連覇へ王手をかけて臨んだ決勝も同様の試合展開となる。1-5のビハインドも長島にはノープレッシャーだった。10-10で初めて追いつくと、ここから一気に5連続ポイントで勝利。堂々の関カレ連覇を決めた。

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関カレ連覇を達成した長島

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ベスト8入りし選手紹介を受ける石島

アメリカ遠征からの帰国直後の試合だった長島。時差ボケなどもありコンディションは優れていなかった。だが、それが逆に「気負わずに『勝てればいいな』くらいのスタンスで力を抜いてできた」とプレッシャーを感じずに臨めたことが連覇につながったようだ。
そして長島の他、東、石島、大石もベスト8まで進出。石島は4年間で初めてのインカレ出場も決めた。明日の団体戦、そしてインカレへ期待を抱かせる個人戦となった。(高津勇佑)

女子戦評

 女子フルーレ個人には6人がエントリー。フルーレ女子キャプテンの久良知美帆(法4)を筆頭に、昨年同大会3位の真田玲菜(キャ3)、ナショナルチームでも活躍中の柳岡はるか(法3)ら有力選手に期待がかかった。

緒方渚(国3)、緒方実(法1)が二回戦で敗れるが、久良知、真田、柳岡に加え伊藤理那(文2)が善戦し三回戦進出。柳岡は同じナショナルチーム所属の狩野(早大)に苦戦を強いられ敗戦。真田、伊藤も接戦をものにできずベスト16で姿を消した。唯一勝ち残った久 良知は二、三回戦とも相手を5点以下に抑える圧倒的な強さを見せ準々決勝に駒を進める。 そして迎えた準々決勝。昨年同大会ベスト16の久良知はここで一つでも順位を上げたいところだが、対戦相手は春の団体戦で敗れた川村(専大)。久良知が先制点を奪い9-6と中盤までリードするも「点差が縮まって余計に焦ってしまった」と振り返るように、ここから連続で得点を奪われ9-13で逆転される。その後も序盤の勢いを取り戻せず敗戦。 

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ベスト8入りの久良知

出場選手6人中、最高成績がベスト8という悔しい結果となった女子フルーレ陣。点差が縮まってからの粘りが各選手の今後の課題となるだろう。明日の団体戦では今春、二度土をつけられた専大にリベンジを誓う。(竹内大将)

選手のコメント

長島徳幸

―連覇を決めて
率直に嬉しいですね。でも昨日までW杯でアメリカに行っていて、時差ボケがすごくて。なのでインカレにいければいいかな、くらいの気持ちで臨みました。それでも結果的に勝つことができて良かったです。

―優勝できた勝因は
気負わず意気込まずに「勝てればいいな」くらいのスタンスで力を抜いてできたというところだと思います。

―準決勝、決勝と立ち上がりに点差を離される場面がありました
それも0-5になっても全く焦ることなく、自分のやりたいことを試してみたり。気負わずに戦えました。

―春のシーズンが終わって取り組んだことなどはありますか
何も考えずに終わってしまった夏というか(笑)
それが課題のひとつなんですけど。悔いの残る過ごし方をしてしまったと思うので、時間を大切に使っていこうと思っています。

―東選手との同校対決を振り返って
こういう体調だったので「身内に負けるくらいがちょうどいい」という感じで、気楽に、冷静に戦えたというのがあって、ポイントを重ねられたのかなと思います。

―ベスト8に法政の選手が4名入りました
親友である石島くんが今回エイトに入ってくれたので、本当に嬉しく思っています。

―団体戦に向けて
明日が自分の中で一番大事、団体を絶対取りたいという思いがあります。皆がやれることやって、一本ずつ取っていければいいかなと思います。

 石島匡

―ベスト8の結果を受けて
ベスト8を目標としていたので良かったです。ほっとしてます(笑)。

―2回戦簾内(中大)選手、3回戦仙葉(早大)選手との戦いは
二人とも自分より各上だと思っていたのでどっちもしんどかったです。簾内に勝てればいけると思っていたので、勝った時に自信を持って仙葉に挑めましたね。

―応援の声も一層大きかったですが
応援の声も聞こえていたので負けられないなという気持ちにはなりました。頑張れたのは応援のおかげです。

―準々決勝の船本(日大)選手の印象は
(相手の)アタックも早かったのとベスト8に入ったという安心感もあり、粘れることなく負けてしまいました。

―課題は見つかりましたか
体力よりも筋力ですかね。攣っちゃうことがあるので筋持久力が課題です。

―同期の長島選手が優勝されたことについて
嬉しいのもありますし、法政といえば長島なので。1年から一緒にやってきてやっぱりさすがだなと思います。

―関カレ、インカレに向けて夏の間はどのような練習をされてきましたか
やっぱり最後の大会ということを特に意識してました。真面目にストイックに練習に臨んでいました(笑)。試合を想定して自ら課題を決めてって感じですかね。

―インカレに向けての意気込みをお願いします
インカレでも8に入りたいですね。もう一回選手紹介とかされたいです。
あの舞台は気持ちいいですね。4年で初めてインカレに出れたのでやってきてよかったなと思うし、感慨深いものはあります。集大成と言ったらちょっと物足りないけど頑張りたいです。

大石利樹

―個人戦を振り返って
コンディションがあまり良くない中でベスト8には入れたので、今回はそれでいいかなという感じですね。

―コンディションの悪さの原因は
ワールドカップのためにアメリカに行ってて、帰ってきた次の日だったので。疲れのせいで足も全然動いてなかったし、 練習がその試合の前からできていなかったというのもあると思います。

―準々決勝の内容はいかがでしたか
内容だけを見ると、駆け引きとかが全くなくて単純な試合になってしまったので、そこはもったいなかったなと思います。

―去年(ベスト4)よりも下の成績で終わってしまいましたが
それはやっぱり悔しいですね。どうにか最後勝ちたかったんですけど。相手のアタックに合わせてしまったので、そこをもうひと踏ん張りして準決勝で長島先輩と戦いたかったですね。

―インカレに向けてどのような調整をされますか
今回コンディションが悪いとは言え、攻め方が単調だったりディフェンスの面でもっと足を動かすとか課題が見つかりました。そこを意識しながら練習して、また調子を上げて連覇できたらいいなと思いますね。

―この夏取り組んだことは
夏は国体の方がメインだったので、大分で練習して心機一転して、という感じでした。何かに取り組んだというよりは試合を重ねるなかで経験を積んだ感じだと思います。

―明日の団体戦について
長島さんが個人優勝したので明日も頑張ってくれると思います(笑)。出番が来たら頑張ります。

久良知美帆

―全体の試合を振り返って
全体的には自分の調子は悪くなかったんですけど、最後の方(準々決勝)は相手のペースになってしまったのが敗因です。

―準々決勝の相手の川村選手(専大)の印象は
最初は自分のペースでいけたんですけど終盤になってくるにつれて相手のペースに飲まれてしまいました。点差が縮まった時に「ここで一本取らなきゃ」と思ってしまい、焦って取りに行った結果、逆に裏をかかれてやられたことにまた焦ってしまいましたね。

―自分のペースを守れなかったということですか
そうですね、最初のペースで最後までいけていれば勝てない試合ではなかったですね。

―久良知選手のみがベスト8に残りましたが後輩の活躍はいかがでしたか
それぞれ自分のフェンシングができていたとは思います。やっぱりスタートをどう入るかというのが重要になってくるんですけど、最初に相手にやられて、途中でペースを取り戻しても結局追いつけなかったという場面が多くありました。それを改善して欲しいですね。

―夏の間はどのような練習をされてきましたか
強い選手と剣を交えて実戦形式の練習をしてきました。

―遠征は行かれましたか
春からは行ってなくてこの後フランスのサンモールに行きます。インカレの個人には出れなくて団体の前日に帰ってきます(笑)。

―明日の団体戦の目標は
春専大に負けてしまったので今回は勝ってリベンジしたいです。優勝しかないです。

 

フォトギャラリー

  • azuma長島に敗れた東
  • oisiベスト4は逃した大石
  • sikine長島と敷根の同校対決
  • sakataベスト16入りの坂田
  • yanaoka柳岡はベスト16で敗退
  • sana真田も同じくベスト16止まり
  • itou伊藤もベスト8を逃した
  • sannnin笑顔の3人(長島、大石、石島)

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