フェンシング

【フェンシング】全日本学生フェンシング選手権大会~男女フルーレ個人~大石がインカレV2達成!女子は真田が頂点へ!

全日本学生フェンシング選手権大会
2015年11月9日(月)
駒沢オリンピック公園体育館

学生日本一を決するインカレが開幕。初日の男女フルーレ個人戦では法大選手が相次いで上位へ進出した。その中で男子は大石利樹(法3)がインカレ連覇を達成。女子は真田玲菜(キャ3)が優勝を勝ち取った。

oois R
連覇を達成した大石

試合結果

種目選手名出場選手
男子フルーレ 大石利樹(法3) 優勝
  長島徳幸(文4) 準優勝 
  野口凌平(営1) 3位 
  小久保航汰(法4) ベスト8 
  敷根章裕(法1) 〃 
  東哲平(営4) ベスト16 
  石島匡(法4) 1回戦敗退 
  坂田将倫(文3) 〃 
女子フルーレ  真田玲菜(キャ3) 優勝  
  緒方渚(国3) 3位
  緒方実奈海(法1) 4位 
  伊藤理那(文2)   ベスト16

男子フルーレ個人 戦評

石島匡(法4)、坂田将倫(文3)の二人は初戦で敗退。ベスト16には長島徳幸(文4)、東哲平(営4)、小久保航汰(法4)、大石利樹(法4)、野口凌平(営1)、敷根章裕(法1)の6人が進出した。この内、東は、一本勝負に敗れて最後のインカレを終えることとなった。逆に小久保と敷根は一本勝負に勝利してベスト8位を決める。長島、大石、野口も3回戦に勝利し法大から5人がベスト8へ進出した。

kokubo R
ベスト8入りの小久保


準々決勝、長島と大石は順調に頂点へと近づいていく。長島は追い上げられる場面もあったが、両選手ともに勝利し準決勝へ。野口は小久保との同校対決を制し、ベスト4入りを決める。敷根は足を傷めるアクシデントなども影響し、ベスト8敗退となった。
準決勝、長島は試合巧者ぶりを見せつける。簾内(中大)7-3とリードしてから連続得点を許すことはなかった。15-9で勝利し関カレとの2冠に王手をかける。大石は野口との同校対決。「相手をしっかり止めることができた」と無駄な得点を与えず、ポイントを積み重ねた。15-10で野口を破り、決勝へと進む。

野口は3位決定戦で簾内と対戦。「後半は集中して戦えた」と疲れが見える相手に対し、終盤に突き放す。狙っていた優勝には届かなかったが、1年ながら3位を勝ち取った。
インカレの決勝は長島と大石の同校対決。大石「ここ最近ずっと負けていた」と長島には苦手意識があった。しかし、それ以上に今日は大石の動きが上回った。10-6とリードを奪う。長島も足の痛みを気にしながらのプレーとなったが、10-12まで追いすがった。しかし大石が逃げ切り、15-11で勝利。インカレ連覇を成し遂げた。

ooisinaga R
大石と長島の決勝

oois R
大石が連覇を達成、長島は関カレとの2冠はならず

noguchi R
野口は3位へ入賞

「ただただ、嬉しい」と大石。準決勝の野口、決勝の長島と二人のチームメートに競り勝っての優勝だった。3年の大石は来年、インカレ3連覇がかかる。
野口が3位決定戦に勝利し、1位大石、2位長島、3位野口と上位を独占。ベスト8に5人が進出と、男子フルーレ個人は法大勢が席巻した。この勢いを団体戦でも。「インカレ男」が必ず頂点に導いてくれるはずだ。(高津勇佑)

 女子フルーレ個人 戦評

女子フルーレ個人で予選を通過し、本戦へと駒を進めた法大陣は真田玲菜(キャ3)、緒方渚(国文3)、緒方実奈海(法1)、伊藤理那(文2)の4人。

伊藤は一回戦、残りの3人はシード権を獲得し2回戦から試合が始まった。
伊藤は初戦を順調に展開していき見事勝利。出場者全員が2回戦へと進んだ。真田、緒方渚は危なげなく試合を運んでいきベスト8へと駒を進める。2回戦で相手にペースを握られ11-14とマッチポイントを先取される緒方実だったが、粘り強さを見せつけ4ポイントの連続得点を上げ接戦を制し、3回戦でも取って取られてのシーソーゲームに勝ち星をつかみ、ベスト8へ名乗りを上げた。伊藤は今大会ベスト8まで勝ち進んだ川村(専大)と2回戦で対決。上位者の力量を見せられ、惜しくも敗退。

強者が集うベスト8へ進んだ真田、緒方渚、緒方実の3人。
ここでも3年の真田と緒方渚はそれぞれの相手に6ポイント連取、そして10点以上の点差をつけ快勝する。緒方実は伊藤が敗れた相手と対決。中盤までは相手がリードを保ち、点数を追いかける場面があったものの、2点ずつ連取し相手を徐々に突き放して15-11で勝利。

準決勝では真田vs緒方実の法大対決となった。先制点は真田が奪い主導権を握る。緒方実も負けじと追いすがるも着々と点差を広げられ14-9で真田が戦勝する。緒方渚は高橋(専大)と相見えるが、流れをつかみきれず敗北を喫した。

決勝戦は真田と高橋(専大)の対決。開始直後から4ポイント連取し勢いをつける真田だが相手も決勝戦まで勝ち進んだ強敵。簡単に白星を与えない。徐々に点差が埋まっていき8-8。試合の展開が予想しにくくなるかに見えたが、真田がうまくペースをつかみ5連取し、そのまま優勝へと突き進んだ。
3位決定戦では緒方渚と緒方実の法大対決、そして姉妹対決が行われた。勝負は緒方渚が常に主導権を掌握。ランプを灯し続けて15-2の大差で勝利し、3位の座をつかみ取った。

ab
優勝に輝いた真田

nagisa R
ベスト8が目標だったという緒方渚は3位へ躍進

ac
緒方実もベスト4まで勝ち残った

昨年のインカレは準優勝、3位、ベスト4と好成績であったものの、今回のインカレではそれを上回る成績の優勝と3位、ベスト4を法大陣で奪取した。

次はフルーレ団体戦。インカレ個人上位者だけでなく、今インカレの個人戦には遠征により不参加だった久良知と柳岡が加わることで、より安定感の増す法大女子フルーレ軍団。狙うはもちろんインカレ優勝。勢い切らさず頂上まで登りつめる。(和多慎之介)

選手のコメント

大石利樹(男子フルーレ個人 優勝)

―連覇となりました
ただただ嬉しいですね。

―決勝の相手は長島選手でした。勝つ自信はありましたか
正直ここ最近ずっと負けていて、相性も良くなかったので怖かったというのはあります。ただ決勝まで来たので、自分持っている力を思い切り出そうと思っていました。

―試合内容は
良いところも悪いところもいっぱいあったと思いますね。

―関カレの時に課題として、守りの時の足の動き、攻めが単調にならないようにすること、をあげていましたが今日はいかかでしたか
今日はディフェンスが上手くできたと思いますね。野口との準決勝の時も、ディフェンスでしっかり相手を止めることができたし、リポスト、そこから自分のいきたいタイミングでポイントがとれました。上手い具合に立ち回ることができて。今日は本当に良かったと思います。

―ベスト8に法大の選手が5人残りました
すごく良いことだと思いますね(笑)

―団体戦に向けて
優勝しかないと思ってるので、優勝できるように頑張ります!

 野口凌平(男子フルーレ個人 3位)

―3位という結果について
準決勝は先輩の胸を借りるつもりで臨んだんですけど、まだまだ先輩の方が強かったです。優勝を目指していたので悔しいですけど、自分の力は出せたと思います。

―その大石選手との準決勝ですが、自信はありましたか
半分半分ですね。自分の力を出し切ればチャンスはあるかなと思っていたんですけど、最近、(大石)利樹さんは調子が良いので、やっぱり向こうが上手でしたね。

―中大の簾内選手との3位決定戦を振り返って
自分も相手も疲れている中で、中盤まで点を欲しさに簡単に勝負をし過ぎたところがありました。後半は勝負どころを決めて、集中して戦えることができたので、そこが勝てた要因だとおもいます。

―ご自身の課題は
メンタル面ですね。自分をコントロールできずに、負けてしまうということがあるので。今回は焦らず、自分のプレーをすることができた思います。それを常にやって、自分をコントロールしていくというのが課題だと思います。

―入学してからこれまでを振り返っていかがですか
強くて伝統のある部で、強い先輩方にも恵まれています。今はまだ1年ですけど、ここまで強い部で戦えていることを嬉しく思います。

―実力を出し切れていますか
出し切れた大会も、そうでない大会もあります。さっきも言ったような自分をコントロールできずに負けてしまう試合というのを減らしていければ、もっとコンスタントに実力を出し切れる試合ができると思います。

―今の目標は
ジュニアのワールドカップで上位に進出することです。あとは全日本選手権の個人と団体で良い成績を収められるように頑張りたいと思います。

―団体戦に向けて
優勝しなければおかしいチームなので、自信を持って頑張りたいと思います。

真田玲菜(女子フルーレ個人 優勝)

―優勝おめでとうございます。お気持ちはいかがですか
ありがとうございます。自分でもびっくりしていて、あまり実感が湧いていないです。
一試合一試合勝っていこうと思っていて、優勝はそこまで考えていなかったです。

―どこまでいけると予想していましたか
優勝したいなと考えてはいたんですけど、考えすぎても空回りしてしまうので特に考えていなかったです。

―試合内容には満足していますか
準決勝くらいから手や足が攣ってしまって、思い通りの動きはできなかったかなと思っています。

―印象に残った試合はなんですか
準決勝と決勝戦です。準決勝では同じ大学同士(法大同士)の対決だったので正直”当たりたくないな”と思っていて、決勝戦もここまで来たら優勝したいなと思っていたので、印象に残っています。

―関カレ後からはどのような練習をされてきましたか
あまり日数がなかったので、技術的な面よりは調整の時間というかたちで、新しいことにチャレンジすることはなかったです。

―今回のみなさんの成績について
みんな成績が良かったので、これを団体戦に繋げられたらいいなと思っています。

―今後の抱負は
まず団体で優勝することと、全日本も残っているので、そこでもいい結果が出せるようにしていきたいです。

緒方渚(女子フルーレ個人 3位)

―3位という結果について
目標がベスト8だったので3位に入ることができて良かったです。大学の大きな大会で入賞するのは初めてなので、とても嬉しいです。

―全体的な試合内容は
自分のできることは出し尽くせたと思います。

―具体的に良かったところは
いつもは足をサボってコントルアタックに頼ってしまうんですけど、今回は足を使ってプレーできたことは良かったと思います。

―印象に残ってるいる試合は
ベスト16の試合は前にやったことのある相手で、一本勝負で負けていて、嫌なイメージがありました。でも、取れるところでしっかりポイントを取って、積み重ねることができたので良い試合ができたと思います。

―今の課題は
やっぱりコントルアタックに頼っているところがあるので、自分からアタックしてポイントを取らなきゃダメだと思っています。それに加えて、試合の流れで、自分の持ち味であるコントルアタックを使えるタイミングを作ることが必要だと思っています。

―団体戦に向けて
メンバーはまだ決まっていないんですけど、もちろん優勝を狙って頑張りたいです。

フォトギャラリー

    • nagasima R長島は大石に敗れ準優勝
    • sikine R敷根は接戦を制しながらのベスト8入り
    • azuma R東は3回戦、一本勝負に敗れた
    • isijima R石島は初戦敗退
    • itou R伊藤はベスト8入りならず
    • m8 Rベスト8メンバー(左から)小久保、野口、鈴木(日体大)、大石、佐々木(日大)、長島、敷根、簾内(中大)
    • w3 Rベスト4入りの3人(左から)緒方渚、真田、緒方実

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

2017-06-267 R

定期購読の申込み