フェンシング

【フェンシング】全日本学生選手権個人戦 男子フルーレ西藤、女子エペ村上、男子エペ中村が優勝!選手層の厚さを見せる!

全日本学生選手権個人戦
2017年11月14日~16日
駒澤オリンピック公園屋内球技競技場

男女合わせて6つある王者の椅子。法大勢がそのうちの3つを占めた。個人戦初日は男子フルーレで西藤俊哉(法2)が早大・松山を破り優勝。2日目は女子エペで村上久美(国文3)、続く3日目は男子エペで中村豪(人4)が優勝と連日歓喜に湧いた法大フェンシング部。女子フルーレでも梅津が昨年のインカレ成績を上回る3位となるなど躍進。選手層の厚さを見せつける結果となった。

20171116yosiimurakami R
賞状を手にする選手たち。左から吉井、村上、佐藤

試合結果

種目出場選手順位
男子フルーレ 西藤俊哉(法2)  優勝 
男子フルーレ  敷根崇裕(法2)  3位
男子フルーレ 野口凌平(営3) 6位
男子フルーレ 敷根章裕(法3) 11位
男子フルーレ 鈴村健太(法1) 16位
女子フルーレ 梅津春香(国2) 3位
女子フルーレ 緒方実奈海(法3) 8位
男子サーブル 佐藤篤志(法4) 7位
男子サーブル 吉井想(営3) 8位
男子サーブル 高橋優作(法4) 11位
男子サーブル 横尾知浩(社4) 13位
女子エペ 村上久美(国文3) 優勝
女子エペ 前田友菜(文2) 10位
女子エペ 富永恵美(法3) 16位
 男子エペ 中村豪(人4) 優勝
 男子エペ  村山健太郎(デ工2) 準優勝 
 男子エペ 伊藤寛高(営4) 4位
女子サーブル 服部妃冬未(法2) 16位
 

戦評 

男子フルーレは西藤が早大・松山を破りインカレを制した。ベスト8を懸けた試合では鈴村と対戦。同校対決となった。序盤から接戦となり終盤まで点差は広がらず。14-14と一本勝負となった。最後の一本は際どいプレーとなり、ビデオ判定にもつれ込む。ビデオ判定の結果、西藤にポイントが入り15-14で勝利し準々決勝へと駒を進める。準々決勝も制した西藤は準決勝で敷根崇と対戦。またも同校対決となったこの試合も制し、決勝戦へ進出した。決勝の相手は早大・松山。先日行われた高円宮杯ではチームを組んで共に戦った選手だ。緊迫した試合となるも徐々に流れを引き寄せた西藤。そのまま逃げ切り、インカレ優勝を果たした。

女子フルーレは梅津が昨年のインカレベスト4を上回り3位に。準決勝で惜しくも敗れ、優勝の可能性が消滅するも、気持ちを切り替えて3位決定戦に挑んだ。途中7連続ポイントを取るなど、梅津のペースで試合を進めていく。しかし終盤、今度は相手に連続ポイントを許すなどし、追い上げられる。序盤と打って変わって接戦になるも、梅津は落ち着いていた。焦らず丁寧にポイントを重ねるとその勢いのままこの試合を制す。3位が確定し、昨年の順位を上回った。

男子サーブルはベスト16以上に残った選手が4人。高橋と吉井の同校対決。14-14と最後まで勝敗が分からない大接戦となったが吉井に軍配が上がりベスト8へ。しかし準々決勝で惜しくも敗退し、8位で大会を終えた。佐藤は2回戦からの出場となった。2回戦では中大・森川と対戦した。序盤からあまり点差のつかないゲーム展開を強いられる。6-5から5連続ポイントを許すも気迫のプレーでここから5連続でポイントを重ね、15-12で勝利。3回戦へ駒を進めた。3回戦では愛工大・島田と対戦。序盤は関西の選手なだけに、相手のペースにのまれていたが、徐々に自分のペースへ引き寄せ最後は気持ちのこもったプレーで15-13で勝利した。対戦相手は、優勝候補筆頭である日大・白井と対戦。完全に相手との実力差が出た試合となった。中々点を取ることが出来ず、気がつけば5-15の大差で敗戦。しかし「自分らしく戦えた」と語る佐藤。自分らしい戦いぶりで最後のインカレをベスト8で幕を下ろした。

女子エペはベスト8に4人中、3人が駒を進めた。村上は準決勝で日大・白石と対戦。10-12とビハインドの場面から持ち前の気迫のプレーで試合を12-12のイーブンに戻すと勢いそのまま勝利。初の決勝進出を果たした。決勝では相手に得意である足への攻撃を警戒されたが、フェイントでかわすと、積極的な胴体への攻撃を見せ15-13で勝利。今日は村上の母親の誕生日。最高のバースデープレゼントを贈った。

男子エペはなんとベスト8に4人が残る快挙をみせた。ベスト4にも3人が残った。関カレでは20位と不本意な結果に終わり不調だった村山は準決勝で伊藤との同校対決を制し決勝へ。決勝、迎えるは同じチームで主将の中村。時間をゆっくり使いながら攻めていく村山に対して、中村は持ち前の素早いアタックを連発。序盤から攻めた中村が勝利し、2年ぶりのインカレ王者に輝いた。3位決定戦に回った伊藤は同大・二ノ宮に敗戦し、ベスト4に。敗れたものの、4回目のインカレでついに表彰台へのぼった。

女子サーブル個人戦。海外遠征メンバーを除いた和田佳奈と服部妃冬未がともにプールを勝ち上がり本戦へ。和田は昨日の女子エペの決勝戦で村上に敗れた中京大・高橋伊吹と対戦。序盤は和田が優勢であったが相手の実力が試合の中盤から発揮され敗戦。2回戦進出とはならなかった。服部は日大・片ケ瀬と対戦し、互角の戦いをみせた。中々点差が離れず相手が追い付いてくる状態の中で最後一本勝負は気持ちを前面に出したプレーで勝利した。続く2回戦では早大・木村結と対戦。終始追いつくことのできないまま、試合が終わり敗戦。インカレで入賞とはならなかった。(京岡沙寿乃)

選手インタビュー

西藤俊哉

-全日本優勝できたことについて
素直に嬉しいです。高円宮杯(国別対抗のW杯)が先週の日曜日まであって、そこから一日空けてのインカレだったので結構疲れが溜まってて一緒に団体戦で出たナショナルチームのメンバーも疲れていたので、そのメンバー全員に勝てたのはすごく良かったです。

-敷根選手と対戦しましたが
(敷根)崇裕の場合は攻撃が強い選手なのであえて、攻撃されるところをうまくディフェンスできればいいな、と思っていてそれがうまくはまって攻撃・守りともにポイントを重ねれたのですごく良かったかなと思います。

-早大の松山選手に勝てたことについて
序盤に点差を離されるとキツイなと思っていたので、最初から勝負を仕掛けに行ったら徐々に点差をつけることができて相手(の心)が折れてきたので今日はもらったな、と思いましたね。今回の大会は特にナショナルチームのメンバーは万全の状態で試合しているわけではなかったので優勝できたことは嬉しいですけど、次の全日本ではみんな万全の状態で挑んでくると思うので、そこで勝てれたらなと思います。

-勝ち続けるために大切にしていることは
僕はそんなに器用なほうではないので誰よりも練習しようという意識をもってやることぐらいですかね。勝ち続けることは難しいと思うので、負けたときにどう改善していくかの方が大切だと思ってます。

-最後に団体戦にむけて
優勝します!(笑)

 野口凌平

-インカレの結果について
一昨年と昨年は3位だったので今回はさらに上の優勝狙ってたんですけど、残念な結果になってしまいました。でも西藤が優勝してくれてチーム的にはすごくいい結果残せたのではないかと思います。

-同校対決について
同じ学校ということに関してはただ勝ち上がってきた、というだけなのでまあしょうがないことだし、同じチームで実力のある選手がそろっているというのはチーム的にすごくいいことなので同校対決だからといってあまり意識することもないですね。

-国別対抗のW杯について
リザーブ(団体戦での4人目の選手)として入らせてもらって、銅メダルをとれたということはこの先につながるものが得られたと思います。

-団体戦にむけて
個人で俊哉が優勝しているのでそれに続けるようにしたいです。チームとしては今年も五冠目指しているのでそれに向かって頑張りたいと思います。

 梅津春香

-今日の試合を振り返って
今日の試合は優勝を狙っていました。それができなかったのは悔しかったですが、自分の試合ができたような気がします。

-3位という結果については
去年インカレ4位だったので今年3位だったというのは去年より進歩しているということは感じているのですが、そこでチャンスだったのに優勝を狙えなかったのは自分の実力不足だなと思います。

-昨年から一つ順位を上げることになりましたね
ひとことで言うとうれしいですが、もっと順位を上げたかったというのもあります。

-来年の優勝に向けて、今足りていないと感じていることは
試合で点差があって、リードしているときに、セットが変わったときにガラッと崩れたり、追いつかれたりしてしまったので自分のペースで、自分が主導権を握って試合をすることができるようにすることがこれからの課題です。

-インカレの団体戦に向けて
団体戦はチーム一つになって優勝を目指したいと思います

-今後に向けて
海外遠征や全日本選手権があるので結果を残せるように頑張ります。

 佐藤篤志

-今日の試合は
最初はあまり調子が良くなかったですけど、段々と試合をしていくなかでベンチコーチについてくれたキャプテンの中村豪にアドバイスもらったり昨日の晩に僕が1年生に4年生だった加藤(祥・平27年卒)先輩という偉大な先輩に電話をもらったりして「最後まで全力を出し切って頑張れよ!」と言っていただいたのでそれを 思い出しながらプレーしました。

-ベスト8だったことについて
もっと上を目指せ、なんて声もあるとは思いますけど、自分が14年間フェンシングをやってきてその集大成としてまあいい形だったんではないかなと思います。

-チームで(吉井選手と並ぶ)1番の成績を挙げましたが
全く自分に期待はしてなかったんですけど、行けるところまでは行きたいと思ってましたし、先輩の言葉を思い出して頑張る一心でした。だからあまり順位とかはあまり気にしてなかったですね。

-団体戦にむけて
団体戦ではメンバーに入れるかわからないですけど、出させてもらえるのであれば全力で、自分らしく戦っていきたいです。

村上久美

-今日の試合を振り返って
今日は優勝こそできたんですけど、内容的にはまだまだ改善できることがあったので団体戦に向けて気持ちを切り替えて自分のやるべきことを明確にしていかないといけないな、と思っています。

-今日一番良かったと思った試合は
準決勝の最後の一本勝負ですかね。ずっとシーソーゲームだったので、「負けちゃうかも」と思ったりもしたんですけど、そこで冷静に点を取り返して逆転できたのは良かったなと感じています。

-関カレでのベスト8からの躍進の要因は
関カレが終わってからインカレまで海外遠征を2つ挟みました。今まで以上にフェンシングに向き合ったというか、自分のプレースタイルとかすごいこだわった一か月を過ごせて全部の成果がこのインカレで出たわけではないすけど今日ちょっとその努力が報われて良かったなと思います。

-団体戦では
個人戦と団体戦では戦い方も違いますし、チームとして私に求められていることも違うので自分に役割を果たせるように頑張ります。

中村豪

-インカレ優勝について
4年生ということもあって最後だったので素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。高校からの同期である菊池も毎試合ベンチで声かけてくれたのでそのおかげでもあると思ってます。

-連日法大ではインカレ優勝ラッシュですが
チームの一員としては嬉しいことなんですけど、自分の中でも「(この流れに)続かなきゃいけないな」というプレッシャーみたいなものがあったので今は優勝できてほっとしています。

-調子を落としていた村山選手準優勝でした
これから始まる全日本選手権や、来年の男子エペチームにも期待のできる復活だったと思います。

-伊藤選手も初のベスト4に輝きました
伊藤選手は同じ4年生で、毎回惜しいところで試合を落としてしまって勝ち進めなかったので4回目のインカレで最後の舞台、一緒に表彰台に上がれたことは本当に嬉しいです。

-全日本に向けて
インカレでは優勝しましたけど、自らにプレッシャーを与えるのではなくて「勝てたらいいな」ぐらいの軽い気持ちで挑みたいと思います。

フォトギャラリー

  • 20171116yosiimurakami R賞状を手にする選手たち。左から吉井、村上、佐藤
  • 20171116murayamanakamuraitouhyousyou R
    表彰後笑顔を見せる選手たち。左から村山、中村、伊藤
  • 20171116saitoutaisikine R準決勝で対戦した敷根崇(左)と西藤
  • 20171116nogutisikine R同校対決となった野口(左)と敷根崇
  • 20171116umetu Rガッツポーズを見せる梅津(右)
  • 20171116satou Rベスト8と有終の美を飾った佐藤(右)
  • 20171116itoumurayama R伊藤(左)と村山は準決勝で対戦
  • 20171116murayamagounakamura R決勝戦で対戦した村山(左)と中村
  • 20171116hattori Rベスト16進出となった服部(右)は団体戦でもチームを支える
  • 20171116wada R今後の活躍が期待される和田(左)
 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

1 R

定期購読の申込み