女子フルーレ個人、大石が法大史上初V!! 全日本学生選手権1日目/フェンシング部

全日本学生選手権
日時:11月7日(水)~11日(日)
会場:大山崎町体育館

大会初日、早くも法大に学生女王が誕生した。女子フルーレ個人で、大石が法大史上初の栄冠を勝ち取った。男子フルーレでも4位の東純をはじめ、他2人が入賞するなど、初日から勢いづく結果となった。大会は5日間行われる。タイトルをいくつ奪取するのか、法大勢に期待だ。

優勝し仲間に祝福される大石(中央)

試合結果

男女フルーレ個人戦結果

 選手名結果
 男子フルーレ   東純平④  ベスト4
   菅野慶嗣④  ベスト8
  長島徳幸①  〃
   吉田玲③  ベスト16
  東哲平①  〃
  山田祥大③
   加藤祥②  ベスト32
  辻慶謙③ ベスト64
   小久保航汰①  〃
  石島匡① 
女子フルーレ 大石栞菜② 優勝
   本村祐里佳④ ベスト16
   久良知美帆①  ベスト32

*名前の横の数字は学年

大石が早大陣を破り優勝!

 法大に2010年以来の大学女王が誕生した。女子フルーレ個人で、大石が法大史上初の栄冠を勝ち取った。「めっちゃ嬉しい!」15点目を決めた瞬間、満面の笑みで喜びを表現した。
素早く救い上げるような突きが初戦から炸裂した。初戦は終始大石ペース。相手に攻撃する隙を与えず、15‐6で勝利した。続く2戦目、3戦目も対戦相手は早大陣。「団体では負けてるだけに個人では勝ちたい」と、相手に臆さないプレーで敵をねじ伏せた。準決勝では後1点のところで腰をつるというアクシデントが発生。氷を片手に駆け回った部員たちのサポートもあり、大石は試合が再開すると最後の一点を軽々と決め、決勝に駒を進めた。
決勝の相手は、佐々木(早大)。大きくリードする大石だったが、終盤に追い上げられる。シーソーゲームへと転じた試合に会場が息を飲む中、大石の気迫で敵のサーベルを封じ込めると、大接戦の末見事勝利を手にした。
大石は、今後も女子フルーレ団体、女子エペ団体にも出場することが濃厚だ。勝利の女神は法大にあといくつタイトルをもたらすのか注目である。

また、女子フルーレには本村と久良知も出場。本村は初戦を突破するも、2回戦では安田(日大)に圧倒され5‐13で敗れベスト16となった。久良知は惜しくも予選落ちとなりベスト32で終えた。

東純、最後は高校の仲間と思い出マッチ

初戦から粘り強い戦いを見せた東純が4位入賞を果たした。
順調にいくかに思われた初戦。しかし、勝利への焦りからか最後の1点が決まらない。相手に連続得点を許すなどしたが、15‐14でなんとか勝利を手にした。続く試合は確実に勝利を収めベスト8、そしてベスト4入りを決める。
迎えた準決勝。ロンドン五輪で団体銀メダルを獲得した三宅(慶大)が相手だ。試合開始、4連続ポイントを決めた東。その後もリードするかに思われたが、そこはやはり銀メダリスト。東は連続得点を許してしまう。6-7と1点のリードを許したところで、ベンチの大石峻から「思ったより勝負できてるぞ!」の声が。しかし力及ばず、東は8‐15で準々決勝敗退。銀メダリストの洗礼を受けた。
直後に行われた3位決定戦では高校時代の同級生対決となった。序盤、強気で攻める東だったが、判定が難しいポイントは対戦相手のものに。運をも手中に収められなかった東は惜しくも4位に終わった。
学生最後の個人戦は「いい思い出に」なったという東。9日(金)に行われる男子フルーレ団体ではキャプテンとしてチームを引っ張ってくれることだろう。

東純のほか、菅野と長島もベスト8入りを遂げた。菅野は土屋(専大)との準々決勝、序盤からリードを奪われ苦しい展開が続き相手の勢いを絶てないまま9‐15で敗退。けれど、「自分のもつものは出せた」と最後のインカレを8位入賞で締めくくった。長島と北川(早大)の準々決勝は、互いに譲らない均衡した展開。14‐14でタイムアップとなり、一本勝負へと持ちこまれた。アドバンテージは長島。互いにアタックに踏み込むも、「剣が届いてなかった」とランプは北川に点灯。あと一歩のところで惜しくもベスト4を逃した。

また、山田と吉田玲、東哲がベスト16、加藤がベスト32入りとなる。辻、小久保、石島は初戦敗退となった。

試合後の選手のコメント

東純平選手(営4)

―今日を振り返って
学生生活最後の個人戦だったので、楽しかったです。

―監督やコーチから指示は
最後の大会なんで悔いのないようにと言われてたんで。この大会は、去年も一昨年も最初の方で負けちゃってたんで、実力をしっかり出せるようにと言われていました。

―悔いのない大会になりましたか
思うことはたくさんありますけど、自分の中では一番いい成績だったので。

―準決勝では序盤に連続得点もありました
三宅選手とはいつも練習しているので、いつもと違った感じでやろうと思って挑みました。それがうまく決まって、あの得点になりました。逆に、いつもと違うことをやったので、僕の中で違和感があってやられてしまったんですけど。

―3位決定戦では気持ちの切り替えは上手くいきましたか
3位と4位では全然違いますし、切り替えてやれました。

―中盤から追い上げられる場面もありました
対戦相手が僕の高校時代の同級生だったので、手の内を知っていたということもあります。思い出マッチのような試合になりました。

―では、今大会は全体を通していい思い出に?
はい。いい思い出になりました。

―団体戦が残っていますね
はい。1年生3人と上級生2人でいくつもりです。1年生は勢いもある分、いろんな面で不安なとことかもあると思うので、僕がチームを引っ張っていけたらと思います。去年は3位で、関カレ6位だったんで、そこで負けた相手チームへのリベンジも込めて、しっかり勝ちにいきたいと思います。

―最後に団体戦に向け一言
期待しといてください。

菅野慶嗣選手(国4)

ーインカレ個人戦を終えて今の気持ちはいかがですか
正直、関カレはベスト8はいって7位だったんですけど、たまたまかなっていうのがあったので、これで結果が出せればちょっとは強くなったのかなって思って。今日やってみて、なかなか危ない試合もあったんですけど、入賞できたので良かったと思います。

ー関カレのときに「インカレでは4年としてのプライドを持って結果を残したい」と仰っていましたが、今回の結果は満足いくものになりましたか
そうですね。負けたので悔しい部分もあるんですけど、自分のもっているものは出せたかなと思います。

ーインカレでのベスト8は初めてになりますか
そうですね。いつも入賞直前で負けていたので。

ー準々決勝は、序盤からリードを奪われて苦しい展開だったと思います。相手の印象は
予選であたってた相手で、そのときは勝ってたんですけど。モチベーションが上がらず、時間が空いたのが響いたかなと。モチベーションを上げるまでに時間がかかったので、けっこう取られたりしてたので。そこまで苦手意識はなかったんですけど、予選の内容をあっちがうまく生かして攻めてきたので、相手のほうが1枚上手だったかなと思います。

長島徳幸選手(文1)

―初めてのインカレということですが、緊張されましたか
はい。緊張しました。

―高校時代とは、大会の雰囲気も異なりますか
違いますね。やっぱりインカレになると、関カレで選ばれた人しかいないので隙がないというか、レベルが高いですね。みんな名前を聞いたことのある選手で、名前だけで強いと分かるのも違いますね。

―準々決勝では、それこそ名前の聞いたことのある早稲田の北川選手が相手でした
取れるところで点を取れなかったし、与えちゃいけないところで点を与えてしまったところが結構ありました。ああいうのがなかったら…(―勝ててたかもしれない?)そうかもしれないですね。

―北川選手相手にサドンデスまで持ち込みました
やっていて、アタックに合わせてくるような感じがあったので、ストレートに打っておけば点が取れるかなと思いました。何があったのか分からないのですけど、剣が届いてなかったみたいで、相手のポイントだけ点いて、負けてしまいました。

―試合を終えて、これから鍛えていきたい点など見つかりましたか
最後の方、足が攣っていたので、もっと勝っていくにはもう少し体力が必要だと感じました。技術面でも、もう少し強くなりたいです。

―今後に向けて
今回、団体で早稲田と当たるので、(団体戦に)出れたときはリベンジしたいです!

大石栞菜選手(法2)

ー優勝おめでとうございます!今の率直な気持ちを教えてください
あんま実感ないんですけど、優勝してすごく嬉しいです。

ー法大では初の女子フルーレ個人優勝者です
これから歴史をどんどん作っていきます(笑)

ー途中身体を攣っていましたが、試合への影響はありましたか
腰を攣ったんですけど、全然大丈夫でした。

ー今大会、早稲田勢との試合が続きました
(今まで)団体が全部早稲田に負けてたので、個人くらいは勝ちたいなと。

ー最初リードして、途中追いつかれてもまた立て直す姿が印象的でした
入りもすごく落ち着いて、落ち着きすぎてちょっと集中きれてそこで追いつかれる感じだったんですけど、また集中し直して。今日はすごく調子が良くて、試合を運べてましたね。

ー団体戦へ向け良い弾みになったのでは
そうですね。でも団体は自分だけじゃないので。これで優勝したからってガツガツいったらやられるパターンなので、いつも通りにしてれば、相手もたぶん「インカレ優勝者」ってなると思うので、落ち着いていきたいです。

ー最後に、団体戦への意気込みを聞かせてください
いつも負けてる早稲田が逆山なので、日体に最初勝って、日大とかにも勝って、決勝で早稲田をつぶすってことができたらいいなと思います。

フォトギャラリー

  • 1 2力強い雄叫びで
  • 1 3フルーレキャプテンとして団体戦もけん引する東純
  • 1 4自身初となるベスト8で終えた菅野
  • 1 51年ながらもベスト8入りを果たした長島
  • 1 6五輪出場者の三宅(慶大)に立ち向かう吉田玲
  • 1 7山田は3回戦を僅差で落とした
  • 1 8昨年よりも順位を上げた本村

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