フェンシング
 

男子エペ、悔しさ残る3位に 日本学生王座決定戦/フェンシング部

日本学生フェンシング王座決定戦
日時:2012年6月17日(日)
会場:立教大学新座キャンパス体育館

 5月のリーグ戦から1ヶ月。優勝した男子エペと男子サーブルは、日本学生フェンシング王座決定戦(以下王座)へと駒を進めた。王座とは、関東・関西のリーグ戦での各種目上位2校がトーナメントで激突する全国大会。昨年も、エペとサーブルはともに出場し優勝を果たしている。
 もちろん、今年も頂点を狙う力は申し分ない。熱気に包まれた会場でたくさんの応援が見守るなかまずはエペが出陣。しかし、そこには思わぬ結果が・・・。

ouza1-1
得点源となった吉沢

試合結果

総合成績

 出場選手得点詳細結果
 1回戦 鈴木理来③、吉田玲③、吉沢有紀② 

●法大37-45中京大

 
3位決定戦 鈴木理来③、吉沢有紀②、村越優希① ○45-42同志社大 3位

*名前の横の数字は学年。

   男子エペの1回戦は、序盤の勢いの差が勝敗を分けてしまった。中京大戦の第1セット、法大は鈴木が一番手で起用されたものの、全くペースをつかむことが出来ず、なんと0-5と大差をつけられてしまうスタートに。悪い流れは第2セット吉田玲にも連鎖し、2-10と序盤で大量リードを許す苦しい展開になってしまう。しかし第3セットの吉沢は、この流れでも落ち着いた試合運びを見せ、得点を量産。10-12と一気に盛り返し、法大勢いを取り戻したかに見えた。しかし、反撃もここまで。この後は両者一進一退の攻防が続くも、法大はチーム全体に焦りからかミスも目立ち、徐々に点差を広げられていく。頼みの吉沢もこの後は目立った活躍を見せることが出来ず、最後は37-45で試合終了。準決勝で敗退というまさかの結果になった。3セット以降は全くの互角だっただけに、序盤の遅れが悔しい敗戦となってしまった。
 
敗戦のショックからか、3位決定戦の同志社大戦でも、序盤は相手にリードを許すしてしまう。しかしこの流れを変えたのが、一年の村越だった。第3セットに登場すると、相手のアタックを上手くいなし、そこからの反撃で単独での得点を重ねると、一気に逆転に成功。「これで良い雰囲気になった」と吉沢の言葉通り、勢いに乗った法大はここから徐々に各選手本来のプレーが出始め、リードを広げていった。最終セットは相手の勢いにのまれ点差を縮められてしまい、冷や汗をかくシーンもあったが、何とか45-42で勝利。3位の座を死守して見せた。
 
 リーグ戦・王座と
2試合通じて法大本来の強さを見せることは出来なかったが、秋のリベンジに向けて課題と収穫も見つかった。この悔しさを胸に、一夏を越えてチーム全体が成長した姿を秋に見せてくれることに期待したい。

 試合後の選手のコメント

鈴木理来選手(文3)

ー2試合振り返っていかがですか
1試合目は、チームの流れを悪くして帰ってきてしまったりとか、自分たちで(流れを)作れなかったことが敗因だと思うし、気持ちの面でもどこか怠けてる部分があって、そういうところが負けにつながっちゃったかなと思います。2試合目は、全員気持ちの切り替えができて、しっかり自分たちの前にいく気持ちを見せた試合だったと思うしそれができたと思うから、今後の秋とか来年につなげられる試合になれたかなっていうのは良かったと思います。

ー3位という結果についてはどう思いますか
悔しいです。

ー中京大戦は最初から調子が悪いように感じましたが、試合前の雰囲気はどうでしたか
チームの雰囲気は勝ちに向かってたから良かったと思うんですけど、僕が1試合目負けて帰ってきてしまったことで、チームの雰囲気を行きづらい雰囲気にしてしまったから、そのあと吉沢とか(吉田)玲とかも点数取れなくて。普段は、あそこ(最初)でリードして帰ってきて守りながら取るっていう展開なんですけど、今日は全員気持ちが焦っちゃって、無理にでも前に前に取りにいかなきゃしょうがない試合だったんですけど、それにしてもちょっと焦りすぎかなと思いました。焦りっていうのをチーム全員感じてました。

ー秋に向けての課題は
個人としては立ち上がりがあんまり良くないので、後半の3決とかは自分の試合ができたし良かったんですけど、やっぱり最初の立ち上がりの1試合目とか2試合目でペースをつかめないと引きずってしまうのが課題かなと思います。チームとしては、誰か一人がだめでも、そこを持ち直すぶんの得点力と試合の運び方を個人個人でつけて、秋に臨みたいと思います。

ー秋に向けての意気込みを聞かせて下さい
今日1回負けちゃってるので、もう春のリーグ戦の優勝とかも全部忘れて、心機一転みんなで優勝目指していきたいと思います。

吉沢有紀選手(文2)

ー今日の試合を振り返っていかがですか
(1回戦の中京大は)昨年のインカレでやって勝った相手だったんで、負けちゃったのは惜しかったです。

ー中京大戦は良くないスタートで回ってきましたが、ピストに上がるときの気持ちは
けっこうなリードだったんですけど、序盤だったんでちょっとずつみんなで返していけば逆転できると思って、そんなにガツガツいかないでちょっとずつ取るようにしていきました。

ー試合中はどのようなことを心がけていましたか
これ以上差が開くのはまずいんで、ランプが2つつかないように、距離をとってチャンスだけでシングルランプを狙っていきました。

ー中京大戦後の切り替えについては
すぐにはできてなかったと思います。でも、同志社戦で1年の村越が良い雰囲気にしてくれて、そこからチームとして全員切り替えができてたと思います。

ー3位という結果については
全然優勝できたんでもったいないですね。優勝したかったです。

ー王座で見つかった課題や収穫は
2試合とも向こうにリードされてる試合が多かったので、そこでもう自分のプレーができなくて相手に取られてさらに広げられるっていう形じゃなくて、向こうにリードされてるときでも自分のプレーをして、自分のスタイルを崩さないようにできれば今後もっと楽に勝てると思います。

ー秋に向けての抱負を聞かせて下さい
全勝優勝します。

 

フォトギャラリー

  • ouza1-1得点源となった吉沢
  • ouza1-2苦戦しつつも果敢に立ち向かう吉田
  • ouza1-3徐々に本来の力を見せた鈴木
  • ouza1-41回戦、逆転に向け気合を入れなおすも・・・
  • ouza1-5チームの雰囲気を変えた村越(右)
  • ouza1-63位決定戦は途中で逆転し守りきった(鈴木)
  • ouza1-7同志社に勝利し、アンカーの鈴木を労う
  • ouza1-8表彰式(左:鈴木、右:吉沢)
 

 

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