フェンシング
 

男子サーブル、王座3連覇! 日本学生王座決定戦/フェンシング部

日本学生フェンシング王座決定戦
日時:2012年6月17日(日)
会場:立教大学新座キャンパス体育館

男子エペが3位に終わり、『優勝』に対するプレッシャーがかかった男子サーブル。しかし、6月上旬に行われたアジアU23選手権大会で世界との戦いを経験した水谷・吉田健・安藤を擁すチームの力は申し分ない。常勝としてのプライドを懸け、王座3連覇へ向けた戦いの火蓋は切られたーー。

ouza2-1
チームに勢いをつけた吉田のプレー

試合結果

総合成績

  出場選手得点詳細結果
 1回戦 水谷一貴④、大石峻司④、斉藤采③、吉田健人②  ○45-39中京大   
決勝戦  水谷一貴④、大石峻司④、吉田健人②  ○45-37中大  優勝 

*名前の横の数字は学年

 中京大との1回戦は序盤から均衡した展開に。シーソーゲームが続くも、斉藤に代わりピストに立った吉田健が31-31の同点からテンポよくポイントを奪い35-31と点差をつける。続く大石も40‐35とリードを保った状態でアンカーの水谷へ。そして、水谷も着実に得点を重ねていき45-39で見事勝利を収めた。しかし、「相手というよりも審判と戦ってしまった」と振り返るように、主審の判断に納得いかず抗議する場面が多かった1回戦。そのような場面での切り替えに課題を残しつつも、チームは決勝戦進出を決めた。
 そして迎えた決勝戦の相手は因縁のライバルー中大。昨年の王座決勝戦の再現ともなった。1巡目は、大石・水谷・吉田それぞれビハインドを負ってしまう。しかし、第5セット、17-20で受け継いだ吉田が幾度の連続ポイントで25-23と勝ち越しに成功、チームの雰囲気を盛り上げる。第6セットでは相手選手のけがで一時中断を挟むも、集中力を切らすことなく大石がリードをキープ。そして最終セットは相手が連続アタックで反撃を見せ始めるも、水谷がしっかりと振り切って決勝点となるアタックを突いた。その瞬間、プレッシャーから解放され拳を天に突き上げ喜ぶ水谷。拍手で水谷を迎え、歓喜に沸く法大ベンチ。笑顔でハイタッチを交わした。
 今大会、前半は接戦が続き中大戦に関しては追いかける展開となった。均衡した試合のなかで、法大のペースに持ち込み勝利への先駆者となったのは中盤で勝ち越した吉田だろう。大石も「吉田が調子良かったおかげで勝てました」と後輩を労った。一方の吉田は、「後ろで応援があったからアタックリズムを変えられました」と、先輩の声援を力に変え、その期待に応えた。団体戦に欠かすことのできないチームワークの良さもしっかりと現れた試合であったに違いない。

 王座が終了したことによって、前期の試合はひと段落。しかし、気を緩める暇はない。関カレ・インカレ、そして全日本と厳しい戦いはまだまだ続く。水谷も「5冠が夢なので」と語るように、ここは通過点にすぎないのだ。長い夏を挟み迎える大一番。さらなる法大剣士の活躍に、夏が明けるのが待ち遠しい。

試合後の選手のコメント

水谷一貴主将(法4)

ー優勝おめでとうございます
ありがとうございます。

ー今の気持ちはいかがですか
ほっとしてますね。エペが思わぬところで負けてしまったので、プレッシャーかかってきつかったんですけど、それを乗り越えてこそ法政のフェンシングチームだと思うんでほんとに頑張りました。

ーどの選手よりも気持ちも入っていたように見えました
勝ちたいって気持ちがあって、あと自分はチームで全日本も優勝して5冠が夢なので、ここで負けるわけにはいかなかったんで意地とプライドで頑張りましたね。

ー1回戦の相手であった中京大の印象は
中京大っていうよりも審判と戦ってるというか、本当は自分たちのポイントなのに相手のポイントに入っちゃったりとかして、相手とじゃなくて審判と戦っちゃっててそこは反省点だなと思いました。点数取られたことは変わらないので、リーグ戦のときにも言ったんですけど、そこをどう切り替えるかっていう課題をまだ克服できてないなという感じなので、関カレまでまだ長いのでそこの間でみんなで頑張っていきたいなって思います。

ー中大戦はリーグ戦のときに比べて押されてた印象を受けましたが実際はどうでしたか
普段のプレーができなかったっていうのが押されてるように見えたのかなって思いますね。どちらかというと、リーグは自分たちのプレーが出せたと思うんですけど、駒沢で何回も試合やってて雰囲気わかってて、でも今回は立教の初めての場所で暑いし環境の変化で自分たちのプレーができなくて押されてたのかなと思います。

ーアジア選手権について聞きたいのですが、まずアジア選手権ってどのような大会ですか
今回はU-23の23歳以下のやつでアジア枠での大会です。

ー個人で3位に入賞されたとお聞きしました
そうですね、めちゃめちゃ嬉しかったです。トーナメントで日本人が被っちゃって、日本的には勝てばメダルを取れるっていう状況だったので運がほんとに良かっただけなんですけど、そこをちゃんと勝ててメダルにいけたなって。でも、準決勝で韓国の強い選手に1本勝負で負けてしまって、悔い残ってますね。頭でわかってても身体が動かずに負けてしまったっていうのがあったので、さらに悔しかったです。

ー団体戦もあったんですよね
そうですね、団体戦も3位で。専大の4年1人と法政3人(水谷・吉田健・安藤)というチーム編成でした。

ー秋に向けての抱負というのは、やはり残りの試合を勝ち進むという感じですか
そうですね、オフ明けの試合なのでどうしても気を緩んでしまうところがあるんですけど、そこをやっぱり法政は頑張って上げていかないと全日本につながる試合ができないと思うんで、オフをどういうふうにするかをみんなで話しあってこれから勝ち進んでいきたいなと思います。

大石峻司選手(営4)

ー優勝おめでとうございます
ありがとうございます。

ーリーグ戦・王座と優勝して今の気持ちは
まだ前期の試合が終わっただけなので、気抜いてる余裕はないなという感じですね。

ー今大会で見つかったチーム内での課題などはありましたか
自分自身が1番ダメで、自分自身が課題だったんで…。
(リーグ戦と比べてですか?)
そうですね。今日勝てたのは、調子良かった吉田健人のおかげですかね。正直、自分のほうが先輩なんですけど、彼が(得点を)巻いてくれたのでほっとした場面もありました。

ー秋に向けての抱負を聞かせて下さい
秋が本番なんで、関カレ・インカレ・全日本って続けて試合があるので、そこを順に上っていけたらいいなって思います。

吉田健人選手(法2)

ー優勝して今の気持ちはいかがですか
2試合とも最初競ってて、でも最後法政の力で勝てて優勝できたので嬉しいです。

ー特に中大戦は、吉田選手が勝ち越してチームを上げていったと思いましたが
いや、後ろで先輩たちの応援があったから、自分のアタックリズムも変えられたというか展開を変えられたので先輩たちのおかげです。自分の力じゃ勝てないです。

ーここで、アジア選手権での感想をお聞きしたいのですがどうでしたか
アジア選手権は(トーナメントに)日本人が固まって専大の4年生に負けちゃったので、日本人に負けたってことが悔しかったです。
(団体にも出場されたんですか?)
団体は安藤が1試合出てそのあと交代して2回出て、そのあとの試合は出てないです。安藤に代えられました。

ーアジア選手権で世界と戦ってみての感想はどうですか
「プレ・アレ」の開始での駆け引きが海外の人って上手いんで、自分もそこで真似してできるようになれば楽に点取れるかなって思いました。

ー最後に、秋に向けての抱負を聞かせてください
(前期は)内容があまりよくなかったんですけど、秋は今の内容よりももっと良くして余裕で勝てるように力をつけていきたいです。
 

 

フォトギャラリー

  • ouza2-1チームに勢いをつけた吉田のプレー
  • ouza2-2アタックに挑む大石
  • ouza2-3斉藤は1試合のみの出場となった
  • ouza2-4大石
  • ouza2-5水谷
  • ouza2-6決勝点を決め喜びを爆発!(水谷)
  • ouza2-7優勝を決めハイタッチを交わす
  • ouza2-8表彰式(奥:吉田、手前:水谷)
 

 

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