フェンシング
 

女子エペ、小林が堂々のベスト8! 全日本選手権2日目/フェンシング部

全日本選手権(個人戦)
日時:2012年9月7日(金)~9日(日)
会場:代々木第一体育館

男子フルーレと女子エペが行われた大会2日目。男子フルーレにはロンドンオリンピック団体戦で銀メダルを獲得した千田・三宅・淡路選手も出場し、注目の的となった。そんななか法大陣は、リーグ戦で2部に降格した女子エペがこの大舞台で飛躍を遂げる!

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勝利を決めガッツポーズ!大躍進の小林

試合結果

総合成績

 名前順位得点詳細
男子フルーレ 菅野慶嗣④  22位  15‐10、12‐15 
  吉田玲③  28位  15‐11、10‐15 
  東純平④  32位  15‐9、10‐15 
  東哲平①  40位  11‐15 
  小久保航汰①  44位  12‐15 
  長島徳幸①  49位  14‐15 
女子エペ 小林未来①  8位  5‐4、15‐10、15‐11、9‐15 
  本村祐里佳④  9位  15‐11、7‐5、11‐15 
  久良知美帆①  57位   10‐15

*名前の横の数字は学年。
*得点詳細は、決勝トーナメント1回戦、2回戦…の順。
*2種目とも、3セット15点先取。

女子エペ 今後の大会へ大きな弾み

 女子エペには本村・久良知・小林が出場し、3名とも予選を通過。決勝トーナメントに進んだ。
 久良知は1回戦で森岡(東女大)と対戦。序盤は競り合うも中盤の連続失点が響き、10‐15で初戦敗退となった。
 予選を3位で通過した本村は、初戦を15‐11で勝利。続く森(専大)との2回戦は、慎重に相手を探り合うエペ特有の試合展開となったが、終盤に連続でシングルを奪うと7‐5で3回戦進出を決める。
 小林は初戦の一本勝負を制すも、2回戦の相手は家永(大阪市信用金庫)。しかし、社会人相手にひるむことなく試合のペースを握る。終始足が止まることもなく、前に前に攻め続け15‐10で勝利を収めた。そして、ベスト8をかけた3回戦の組み合わせは、本村対小林という同校対決。「勝負なので勝ちに行きました」。小林がリードを守り、15‐10で本村に勝利。準々決勝進出を決めた。ベスト4をかけた岡田(朝日大)との一戦。序盤から試合の主導権を握られると、終盤に相手の連続アタックで引き離され9‐15で敗退。悔しさを口にするも、1年生ながら見事ベスト8入りを果たした。
 女子エペは春のリーグ戦で2部に降格し、秋での再起を誓った種目。そして、この全日本の舞台で小林が8位入賞、本村も9位という快挙を成し遂げた。エペを専門としないなかでのこの功績は、自信となり今後への大きな弾みでもあるだろう。春の雪辱を果たすための力は揃い始めている。

男子フルーレ 結果振るわずも収穫得る

 男子フルーレには、東純・菅野・吉田・東哲・長島・小久保が出場し全員が決勝トーナメントへ進んだ。
 長島は、今年の世界選手権(18歳未満の部)で優勝した松山恭助(東亜学園)と1回戦で激突。ペースを握られたが終盤に怒涛の追い上げを見せ、14‐14と一本勝負に持ち込んだ。しかし、最後は相手のアタックが決まりあと一歩のところで初戦敗退となった。小久保も齋藤(鶴弥)を相手に善戦するも、12‐15と惜しくも敗れた。
 吉田の1回戦の相手は東哲。二人は普段の練習からよく試合をする関係でもある。初戦から繰り広げられた同校対決、序盤は東哲がリードするも吉田が終盤で逆転し勝利を収めた。続く2回戦は、福田(警視庁)と対戦。過去に優勝し、今大会でも準優勝であった福田を前に敗れはしたものの、「強い相手と戦えて楽しかった」と充足感を得た様子だった。
 菅野も1回戦を突破し、村上(日大)との2回戦へ。前半は相手に押され5‐10と離されたが、ここから菅野の反撃が始まり一気に5連続でポイントを奪い返し同点とする。しかし、相手の攻撃も再燃し、最後は12‐15と前半のリードが悔やまれる結果となった。
 フルーレキャプテンの東純は予選で苦闘したが、1回戦は中村(山口クラブ)に快勝。続く2回戦は開始間もなく連続でポイントを取られ主導権を握られると10‐15で敗れ、3回戦進出とはならなかった。
 結果、男子フルーレは東純・菅野・吉田のベスト32止まりと、やや振るわない成績に終わった。しかし、東純が「みんな次の関カレに向けてやることがわかったと思う」と語ったように個々が得たものは大きい。関カレの団体戦で目指すのは、『優勝』ただ一つ。もちろん、団体戦だけでなく個人戦の頂点も狙う。待ち望む法大からの優勝者。勝負の関カレまであと1か月だ。

試合後の選手のコメント

東純平選手(営4)

ー今日の試合を振り返っていかがですか
今まで予選で苦しい試合はほとんどなかったんですけど、日本の試合だったら久しぶりに落ち着いてるはずなのに自分のなかであたふたしてて。去年は1回戦で負けて、今回は2回戦まで進みましたけど…。でも、僕も含めてみんな次の10月にある関カレに向けてあと1ヶ月ちょっとやることがわかったと思うので、個人としては悔しかったですけどチームとしてはいろんな収穫が得られたので良かったと思います。全日本の規模が大きくなって、時期も変わって9月にやってるんですけど、この時期に大会をやれるのは今後良い風に生かしていきたいなと思います。

ー自身の関カレへの課題は
自分は2年から試合出てるんですけど、関カレは去年1回優勝しただけなんですよ(団体戦)。今年はリーグ戦負けてこの大会があって、みんな常に目標持ちながらやってるので、全日本ですけど1つの大会として結果や課題を捉えて頑張っていきたいと思います。

ー関カレの目標は
団体は優勝です。

ー個人としてはどうですか
個人はここ最近(法政が)全然勝ってないんで…僕が頑張ります!

菅野慶嗣選手(国4)

ー今日の試合を振り返っていかがですか
いつもの試合よりは自分の実力が出せたかなと思うので、結果はベスト32でしたけど次につながるすごく良い試合ができたかなと思います。

ー今回の結果についてどう思いますか
満足はしてないですけど、課題と自分の持ち味が十分に出せてたので良かったと思います。

ー次につながる課題はどのような点ですか
試合の組み立て方というか、自分の不利な状況にあったときに、次どう切り替えるかっていうのをこれから修正しないといけないです。4年なので学生の試合は関カレ・インカレ・全日本の団体のみですけど全力で悔いの残らないようにやっていきたいと思います。

ー関カレの目標は
個人・団体ともに優勝です。

吉田玲選手(文3)

ー今日の試合全体を振り返って
強い相手と戦えてすごい楽しかったです。最後に負けた相手が3年前に優勝した人なんですけど、相手も気を抜いていたかもしれないんですけど、このぐらいのレベルなのかというのを実際に知れてよかったと思います。

ートーナメント初戦は東哲平選手との同校対決でしたが
そこはあんまり意識してなかったというか、自分は結構こういう舞台で同校対決になること多いので(笑)。実際、彼とは練習でもよく試合していて、今は自分のほうが力は少し上だと思うんですが、それに向こうが全力で向かって来てくれるのでそれをかわすのは楽しいという感覚ですね。

ーベスト32という結果については
去年のこの大会で予選落ちしていて、それが自分の人生で初めてぐらいの経験だったのでとても悔しくて、来年は絶対にやってやるって思ってました。なので、目標という意味では達成できたので良かったですが、来年はベスト8に入れるくらい頑張りたいです。

ー見つかった収穫は
ここ1年くらい自分の調子が良くなかったので、練習を一から見直して取り組んできたのですが、その成果が今大会で少し出たのは良かったと思います。上のレベルもわかったので。

ー一方で課題は
自分はスピードが売りなのですが、もっとそれを上げていく必要があると思います。あとは、スピードいあ外のもう一つの武器も必要だと思いました。身体も鍛えていきたいですね。

ー昨日のエペの結果(ベスト16)に関しては
エペは悔しいですね。トーナメントも割とおいしい山にあたってきていたんですが、最後に強い相手とあたって。身長が190センチはある選手なんですが、そういう相手に対する解決策が見当たりませんでした。でも相手は学生なので、この先インカレで当たったりすることもあると思うので、あたったのが今で良かったです。しっかり対策を練ってインカレで優勝を狙っていきたいです。

ー秋の関東インカレに向けて一言
エペもフルーレも優勝したいです(笑)。エペは去年優勝できたのですが、だからこそマークも厳しくなると思うので、向かっていく姿勢で試合がしたいです。フルーレは自分の本種目なので、そろそろ結果を残さないとまずいと思うので…。来年どれだけできるかわからないので、今年は頑張りたいですね。

本村祐里佳選手(文4)

ー今日の試合を振り返って
微妙な技で点が取れなかったり、自分のミスで相手に点を取られる場面が多かったので、それをなくせればもっと良い成績が残せたんじゃないかと思います。

ー4年生で最後の全日本でしたが
本当に最後の全日本だったので、行けるところまで行ってやろうという気持ちでいました。

ーベスト16という結果については
去年と同じ結果なのですが、最終順位も試合の内容も去年より良かったのでその点は満足しています。

ー最後は1年生の小林選手との同校対決でしたが
あのときは勝ち負けというよりも自分を試すというか、今自分がどのくらいのことができるのか挑戦したところが大きかったですね。小林に通じる技、通じない技もわかりましたし。負けてすごく悔しいんですが、後輩の小林が頑張ってくれたので嬉しかったですね。

ー女子エペは春のリーグ戦で悔しい結果に終わりましたが、期するものはありましたか
そうですね、春に悔しい思いをチーム全体でしたので、絶対に秋は借りを返したい気持ちがありました。

ー明日のフルーレに関しては
試合数自体が4年なのでもうあまり多くないので、エペ同様自分の出せるところをすべて出していきたいですね。

ー秋の関東インカレに向けて
女子エペはこの勢いのまま、春の雪辱を果たしに行きたいですし、女子のチーム力を見せつけたいなと思います。自分もそのなかで思い切り力を出していきたいです。

小林未来選手(文1)

ーベスト8の感想を
悔しいです。残ったからには上に行きたかったので、本当に悔しいです。

ー準々決勝を振り返っての課題は
まだエペという競技を始めたばかりなので、技などをよく知らない部分もありました。どう対処すればいいか、後ろから先輩方にアドバイスを受けても、それにうまくできない部分もあってちょっと自分にイライラしたこともあったので、そこをもっと我慢して慎重にいければ良いなと思いました。

ー今大会で通用した部分は
教えていただいたことを思い出して、決めようと思った技が決まったこともあったので、掴めたものはあったと思います。

ー3回戦は本村選手との同校対決となりました。
勝負なので、しっかり勝ちにいきました。

ー全日本選手権の雰囲気はいかがでしたか
体育館は広いなぁというくらいで、楽しんでできました。

ー秋に向けて
自分がしっかりポイントを取れる選手になれるように、チームを盛り上げて勝ちにいきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • zenniti2-1勝利を決めガッツポーズ!大躍進の小林
  • zenniti2-2ベスト8は逃すも9位につけた本村
  • zenniti2-3悔しさ残る結果に終わった東純平
  • zenniti2-4力強いアタックを見せる菅野
  • zenniti2-5強豪相手に戦い抜いた吉田
  • zenniti2-6吉田に立ち向かう東哲平
  • zenniti2-7長島の終盤の追い上げは会場を盛り上げた
  • zenniti2-8勝利まであと少し及ばなかった小久保
 

 

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