【フィギュア】第7回東日本学生フィギュアスケート選手権大会 結果を残すもノーミスは次戦へ持越し

第7回東日本学生フィギュアスケート選手権大会
2013年10月26・27日
東大和市スケートセンター

10月26・27日に東大和スケートセンターで第7回東日本学生フィギュアスケート選手権大会(通称:東日本インカレ)が行われた。フリーの演技のみで競われる今大会は来年1月上旬に北海道・帯広で開催される日本学生氷上選手権大会(以下:インカレ)出場への予選を兼ねている。
法大からは男子Aクラスに服部瑛貴(文2)、渡部幸裕(通2)、女子Bクラスに中畑美咲(法2)が出場した。

ステップを踏む中畑

試合結果

大会結果

クラス選手名順位得点詳細
女子Bクラス 中畑美咲 28位 36.55点
男子Aクラス 服部瑛貴 2位 110.78点
渡部幸裕 8位 88.81点
男子Aクラス・団体 服部、渡部 2位 22点

戦評

26日に行われた女子Bクラス。30名が出場した中でインカレに進めるのは上位18名と、厳しい争いとなった。
5月末の関東学生フリースケーティング選手権大会(通称:春関)以来の出場となった中畑は、演技前の6分間練習で繰り返しジャンプの確認をするもなかなか決まらず苦しんでいた。しかし本番では、映画『アメリ』の曲に乗りほとんどのジャンプを成功させ、スピン、ステップといった技も一つ一つ丁寧にこなし、ほぼノーミスの演技を見せた。結果は36.55点の28位でインカレへの出場は叶わなかったが、試合後「来年はもっと練習して上を目指せるように頑張っていこうと思います」と力強く語った。

27日に行われた男子Aクラス。男子のインカレへの出場枠は18だが、今大会に出場したのは15名で、実質全員がインカレへの出場権を得ている。そのため、11月1日から行われる東日本フィギュアスケート選手権に向けての調整となる貴重な機会となった。
法大勢で最初に登場した渡部は今大会3日前に靴が壊れてしまう事態に見舞われ、「ジャンプの難易度を下げて」(渡部)臨んだ。そのジャンプは着氷の乱れなどのミスもあったが、「決めたいと思って練習してきた」後半の3回転+2回転+2回転など成功したジャンプは高さ、スピードとも十分なものだった。最後のスピンが回転中に「穴みたいなところに引っかかっちゃって」最後まで回りきれずに止まってしまうアクシデントもあったが、最後まで滑りきった。88.81点と点数はやや伸びなかったが8位入賞を果たした。
一方服部は最終滑走での演技となった。服部もジャンプに細かいミスがあったが、「一つ一つを確実にやろうと思って滑った」(服部)というようにプログラム全体としてはよくまとめられた演技で、表現力も光っていた。110.78点と高得点での2位、結果も残した。
また、学校対抗で競われる団体戦も男子Aクラスで2位となり、昨大会の3位より順位を一つ上回った。

今大会は服部、渡部ともにノーミスの演技とはならなかった。だが、次戦・東日本選手権は全日本選手権の出場権をかけた重要な大会であり、大きなミスは許されない。残された準備期間はわずかだが、しっかりと調整し、万全な状態で挑んでほしい。

試合後の選手のコメント

中畑美咲

ー今回の演技の感想をお願いします
あんまりシングルの練習をできる時間がなかったけど、時間を見つけて練習したので、春関の時よりはうまくできたかなと思います。
ー演技中に意識されたことはありますか
リンクサイドで先輩とかが一緒に応援してくれたんですけど、その時にアドバイスをもらったので、そのアドバイスを意識して気を付けてやろうと思いました。
ーどのようなアドバイスでしたか
ジャンプの時にタイミングが合わないと跳べないよと言われたので、タイミングを合わせて跳ぶってことを意識しました。
-6分間練習のときは少しジャンプに苦しんでいましたが、本番はノーミスに見えました
6分間は自覚していなかったけど緊張していて体もあまり動いてなかったからジャンプもできなかったんですけど、出番を待ってる間にチームメイトと普段通りに話をしていたら緊張しないで演技に挑めたので、落ち着いて演技できていたと思います。
ー春関のときから自身の成長を感じる点はありますか
シンクロナイズドスケーティングもやっているのですが、(シンクロでは)クロスとかスケーティングとかを重点的にやっていて、そこが少し良くなったと思うし、体力とかも春関の時よりはついたので、マシな演技になったかなと思います。
ー次の目標をお願いします
今年はシングルの大会に頑張って出たので、来年はもっと練習して上を目指せるように頑張っていこうと思います。

服部瑛貴

ー今回の演技の感想をお願いします
疲れました。ほかのリンクより氷が滑らなくて、疲れが早く来るのは最初から分かっていたのでセーブして演技したらスピードがなくなってしまいました。
ー演技中に意識されたことはありますか
一つ一つを確実にやろうと思って滑りました。ジャンプやスピンだけではなくて、振り付けも一つ一つ丁寧にできるように意識しました。
ー試合前にチームメイトからはどのような声をかけられましたか
直前になってガチガチになってしまったんですけど、みんなからは「緊張しなくていいよ」と言われて、温かく応援してもらいました。OBの方も来てくれていたのでよかったです。
ー東京選手権から強化されてきた点を教えてください
ルッツ(ジャンプ)を1回も試合でやったことがないんですけど、今季は難しいかもしれないんですが、先を見据えて曲に入れられるように練習をしてきました。
ー東日本選手権に向けてどのように調整していきますか
今年の中で一番難しい試合だと思いますが、やることはやってきたので集中してリラックスして試合に臨みたいと思います。

渡部幸裕

ー今回の演技の感想をお願いします
もう毎回なんですけど、バテバテでしたね
ースピンが改善されたように見えましたが、いかがですか
最初のスピンは右足ががしゃっちゃったんですけど左足でうまく回れました。(取材を終えた時点で)まだ結果を見れていないので、どのくらいレベルが取れているかわからないですけど。ちょっと改善したので確かめたかったんですけど、最後のスピンがつまずいちゃって、もったいなかったです。
ー最後の回りきれなかったスピンは何が起こったのですか
穴みたいなところに引っかかっちゃった…思いもよらないところで引っかかっちゃたんで、ちょっと耐え切れずにバランス崩してしまいました。
ー東京選手権から重点的に強化したことはありますか
東京ブロック終わった後は調子よかったんですけど、靴が壊れちゃって今大会3日前に靴を変えたばかりで、まだちょっと感覚がつかめてないです。ジャンプの難易度も下げてこっちに来たんですけど、練習不足というか、慣れてないです。でも、それにしてはこらえられたかな、と。
ー演技中に意識されたことはありますか
後半の1発目を3連続ジャンプにして、そこを重点的に今回は決めたいと思って練習してきて、まぁなんとか入って、そこらへんはよかったです。後半ジャンプ2発は練習通りできました。プログラム全体的に逆に練習通りでした。
ー東日本選手権に向けてどのように調整していきますか
とりあえず今の靴に慣れるために氷に立つ時間を増やして、あとはけがしないようにしていきたいと思います。