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【フィギュア】第91回全日本学生氷上選手権大会 宮田が有終の演技でスケート競技人生にピリオド、小林建は7位入賞を果たす!

第91回全日本学生氷上競技選手権大会
2019年1月4日(金)~7日(月)
栃木県立日光霧降アイスアリーナ

大学日本一を決める全日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)。法大からは今季は男女6選手が出場し、レベルの高い演技で会場を沸かせた。今季限りでスケート人生にピリオドを打つ宮田大地(文4)は、4年間のラストとなるインカレで集大成にふさわしい演技を見せ、総合9位で大会を締めくくった。男子7.8級では全日本選手権大会に2年連続で出場した小林建斗(文2)は7位入賞、女子7.8級でインカレ初出場を果たしたルーキーの佐上黎(文1)は20位で大会を終えた。

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大声援の中、最後まで全力で滑り切った宮田

試合結果

クラス選手名(学部・学年)順位SPFS総合得点
男子7.8級 小林建斗(文2) 7位 56.07点 9位 122.11点 5位 178.18点
宮田大地(文4) 9位 55.31点 11位 106.50点 11位 161.81点
小林諒真(営2) 16位 45.82点 18位 103.18点 12位 149.00点
女子7.8級 佐上 黎(文1) 20位 44.55点 22位 79.96点 20位 124.51点
女子6級 阿部芙弓奈(キャ2) 9位 59.25点 - - - -
女子4級 加藤真美子(通4) 11位 34.62点 - - - -
 

戦評

宮田大地 (男子7・8級)

大学4年間、そしてスケート人生の集大成となる大会に挑んだ宮田大地(文4)。フィニッシュテープに向かって走り切る雄姿を見届けようと、多くの観衆・スケート仲間たちが大きな声援を彼に寄せた。本人も「特別な試合」と語ったインカレ。「最後まで集中力を切らさず滑っていこう」と、彼らしく平常心で競技に挑んだ。

SPは『四季「冬」』。演技開始前に声援に包まれた雰囲気とは打って変わり、会場は静寂な空気に包まれた。――画家が白黒のデッサンの上に筆で色を付けていくように、宮田大地にしか作り上げることのできない「絵画」が出来上がる工程を氷上で披露していく―― そういった表現が適切なほど、繊細で優美な演技を見せてくれた。序盤から3ルッツを完璧に成功させ、好調な姿をアピールする。続く2アクセルは転倒するものの、悪い状況を引きずることなく、その後は安定した滑りを見せる。ケガで不調が続いた今季だっただけに終盤に向かっての演技が心配されたが、持ち前の高いスケーティング能力を生かし、美しい演技を披露。ラストのステップも危なげなく決まり、彼にしか描けない「絵画」を完成させた。「最後まで諦めずに滑り切りたい」と翌日の集大成となり演技に向けて意気込んだ。

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日光の温泉で心も体も癒し、FS当日はリラックスした気持ちで臨めたと話した宮田。実戦ではラストとなる演技を前に「(今日が終わりという)実感がなかった」と振り返った。FSの曲は『グラディエーター』。この日もいつも通りの様子でリンクに足を踏み入れる。ジャンプがSPと比べて多くなるFSでは、「泥臭くていいからとりあえず全部降りる」という気持ちで滑ったと話した。真剣な面持ちで、序盤の連続ジャンプを果敢に挑み、見事成功。人一倍大きな拍手と声援が送られた。徐々に自分のペースをつかんでいき、ダイナミックで表現力豊かな滑りで一つ一つのステップ、スピンをクリアしていく。4分の演技の中で最大限に彼の世界観を表現し、大きなミスはなく演技を締めくくった。宮田と観衆が一つになり、ラストとしてふさわしい作品が最後に完成した。

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ルーキーシーズンから全日本選手権に出場し華々しい成績を残したが、その後は長くケガに苦しみ、目標とする滑りができないシーズンが続いた。今季は東京選手権で2位となり復活の兆しが見られたが、東日本選手権では苦しい演技となってしまい、最後の全日本出場とはならなかった。その中で挑んだインカレだった。「先輩としての役目を果たすことはあまりできなかった」と話すが、多くの後輩たちが今回の彼の演技を目に焼き付けただろう。天下一品のスケーティング技術は彼らの教科書となっているのは明らかである。

観衆からの大歓声を聞き「本当にスケートをやってきて良かったと感じることができた」と話した宮田。一旦フィギュアスケート人生に幕を下ろすが、次に彼がスケート靴を履いた時には、私たちにどんな世界を見せてくれるだろうか。ファンは宮田ワールドの再演を信じている。

小林建斗 (男子7・8級)

昨年行われた全日本選手権では念願のフリー進出を果たし、勢いに乗る小林建斗(文2)。残り2戦とシーズンも終盤戦に差し掛かり迎えた今回のインカレは今シーズンを締めくくる意味でも大事な一戦だ。

全日本ではアクセルにミスがあり、やや悔いが残ったSP。完璧な演技でリベンジを果たしたいところ。冒頭、「失敗したことがない」と自信を持っていた3回転のコンビネーションジャンプでまさかの転倒。続く得意の3フリップも高さはあったものの、やや詰まり気味の余裕のないジャンプとなり良い流れに乗り切れない。しかし中盤のスピンはレベル4を獲得し、今シーズンの小林建の成長を印象付けるものであった。最後のジャンプとなった2アクセルは堪えながらの着氷になり、完全に苦手を払拭したとは言えない出来栄えだったものの、観客や仲間の視線を感じながら最後まで滑り切った。「飛び急いでしまう悪い癖が出た」と反省しきりだった演技後。9位からフリーでの巻き返しを誓った。

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翌日、第3グループでFSを迎えた小林建。序盤の3フリップ、3ルッツ、3サルコウを完璧に決め、上々の立ち上がりを見せる。2アクセルは「3アクセルの練習を始めてから苦手になったのかな」と今回も満足のいく出来ではなかったものの、そのほかの出来は本人も納得の内容。フィニッシュの向きを間違えるという珍しいミスはあったものの、リンクサイドからの応援を力に変え、フリーの自己ベストとなる122.11をたたき出し、2度目のインカレを終えた。

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「毎試合ごとに成長し、大きく失敗した試合が無かった」と今シーズンを振り返った小林建。さらなる高みに向け4回転ジャンプや3アクセルも視野に入れていきたいところ。名実ともに法大のエースに成長した彼の演技は、来季も我々の心を鷲掴みにすることだろう。

小林諒真 (男子7・8級)

昨年12月に行われた全日本選手権には念願の初出場を果たしたものの、悔しいショート落ちを経験した小林諒真(営2)。この悔しさを今回のインカレにぶつけると同時に、「大地くんにいい花道を作ってあげたい」と尊敬する先輩、宮田大地に対しても並々ならぬ思いを抱え、今大会に臨んだ。

第一滑走という注目を集める滑走順にも、「特に変な意識はなかった」といつも通りの気持ちを崩すことなくリンクに向かうと、『Adios Nonino』にのせて滑り出した。最初の3ルッツが大きく乱れ、連続ジャンプにつなげられないという苦しい立ち上がり。続く2アクセルはしっかり着氷し落ち着きを取り戻したかに思われたが、最後のジャンプはコンビネーションをつけなければならないという焦りからかファーストジャンプで転倒。スピンやステップの技術や表現の繊細さは増しているように感じる場面もあったが、それ以上にジャンプの乱れが目立ったSPとなってしまった。

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翌日のFS、コーチからは「全日本の分のフリーもやってきなさい」と檄を飛ばされ、心機一転。SPのミスを取り返し、巻き返しをはかるべくフリーの演技に向かった。冒頭の2アクセルはショートに続ききれいに着氷。続く3ルッツ、3トウループのコンビネーションジャンプも決め、流れに乗ったかに思われた。しかしこの後、ジャンプで3度の転倒があり、目指す演技には程遠い結果となってしまった。曲に合わせた激しいステップの間にジャンプ、ステップ、さらには後半にスピンが2つとかなりのスタミナを要するプログラム。難易度は言うまでもなく高いが、これをこなすポテンシャルが彼にはあるはずだ。

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今シーズン最終戦となる国体では小林諒真のベストが見られることに期待したい。

佐上 黎 (女子7・8級)

今季は大学フィギュアのルーキーとして1年間滑り続けてきた佐上黎(キャ1)。1年の集大成として初のインカレに挑んだ。初の舞台、また慣れない日光のリンクでの滑走となり、自身の滑りを一つずつ確認しながら練習し、本番の演技に臨んだ。

リンクサイドの選手たちの大きな声援から「失敗しちゃいけないと思って、守りに入ってしまった」。緊張が増す中でSP「halleluiah」の演技がスタートした。その中で前半の3トウループ+2トウループの連続ジャンプを綺麗に決め、音楽に合ったスピンやステップで自分のペースを作り上げる。中盤で予定していた2サルコウが抜けてしまうが、その後は丁寧にリカバリーし、2アクセルを成功。伸びのある柔らかな演技で最後まで集中して締めくくった。結果は44.55点で22位。翌日に向けては「スタミナに注意して滑りたい」と意気込んだ。

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迎えたFS当日。練習ではジャンプも安定していて緊張感はあまりなかったが、昨日からの疲労は多少残っていたと話した佐上。「サンセット大通り」に乗せて、序盤の3トウループを高さある跳躍で完璧に決める。昨日同様、柔軟性のある美しい演技を見せる。しかし中盤から後半にかけ、ジャンプを失敗。足の疲労感が出たことでスピンも不安定になってしまう。減点が目立ち、非常に惜しい演技になってしまった。それでも曲の世界を最後まで壊すことなく滑り終えた。総合順位は20位と順位を上げたが、満足のいかない演技に悔しさを噛みしめた。収穫と課題が見つかったルーキーシーズンを終えた。

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来季はさらにレベルの高いジャンプを練習し成功させていきたいと語った佐上。そして最終目標は今季の「W小林」に続き、全日本選手権への出場だ。今の悔しさを練習にぶつけ、さらに成長した姿を再びリンクで見せてくれるだろう。

阿部芙弓奈 (女子6級)

昨年度の東日本インカレではあと一歩順位が届かず、インカレ出場を逃した阿部芙弓奈(キャ2)。今季は無事に東日本インカレを通過し念願のインカレの舞台に降り立った。滑走前に「名前を呼ばれた瞬間、緊張が走った」と話したが、自信を持ってスタートのポジションについた。

曲は「Theory of Everything」。開始直後の2サルコウは失敗してしまったものの、次のジャンプをしっかりと見据え、続く2アクセル、2フリップは成功。悪い流れを作らずに安定した自分の滑りを作りだす。中盤の2ルッツ+2トウループも美しく決め、ミスをしても引きずらない持ち味の強気のスケートを見せた。演技後に本人はステップのつまずきが多かったと話し、スピンと共に今後の改善したいポイントができたと明かした。

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59.25点で全体の9位、初のインカレを終えた阿部。今後は3回転ジャンプにも挑戦していきたいと、来季に向けて力強い目標を打ち明けてくれた。大学入学後、年次を重ねるにつれて大きな成長を我々の前で見せてくれているだけに、これからも彼女の飛躍に期待したい。

加藤真美子 (女子4級)

今シーズンでのフィギュアスケートからの引退を表明している加藤真美子(通4)にとって最後のインカレとなった今大会。去年のインカレでは19位と不甲斐ない結果に終わっただけに、今回のインカレでは有終の美を飾るべく2回転ジャンプを目標に掲げ、最後の舞台に挑んだ。

冒頭、目標の2フリップに果敢に挑むも、これは惜しくもミスとなってしまう。最大の目標の達成とはならなかったが、その後もレイバックスピンやコレオシークエンスなど随所でしなやかで流れるような演技を披露。最後のインカレを11位という結果で締めくくった。

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「悔いの残る結果になってしまった」と演技後しきりに悔しさをにじませたが、競技人生はまだ終わっていない。今後はシンクロ部門に専念していくと語ってくれた加藤。2月には国際大会も控えており、彼女の姿はまだ氷上で見ることが出来そうだ。別部門での活躍に注目していきたい。

(取材・撮影:湯浅駿、岡﨑祐平)

選手コメント

宮田大地

 SP後

―東日本学生が終わってからどんな練習をしてきたか

最初は滑るだけの練習をやってきて、12月に入ってからジャンプを始めたかなという感じです。

―インカレでの目標は
とりあえず最後まで集中力を持ってやりきりたいと決めています。

―宮田選手にとってインカレはどんな大会か
やっぱり普通の試合とは違って、リンクサイドで学生の仲間が応援してくれるので、特別な試合だと思っています。

―今日の公式練習や6分間練習で感じていたこと
公式練習はまあまあかなと思ったんですけど、6分間でジャンプがはまらなくて、それでも曲でルッツが入ったのは個人的によかったと思います。

―今季これまでの大会と比べて、今日のジャンプの精度は
まあまあかなという感じですね。アクセルはコケちゃったんですけど(笑)。ケガの痛みとかは無くて大丈夫です。

―ステップやスピンでのバランスなどは
スピンでは少しぐらついたなと思いました。

―明日のFSで気をつけたいことは
練習はやってきたと思うので、それを信じて最後まで諦めずに滑り切りたいと思います。

FS後

―今日の練習で感じたことは
(今日が終わりだという)実感がわかなかったですね。滑っている途中に終わりなのかなって思えました。

―滑走前にコーチとの会話は
「最後だね」って。何の話したっけな。時間も無かったので、「最後頑張ってこい」って言われました。

―昨日からの疲れは
温泉もたっぷり入れたので、リラックスできて最高でした。

―今日のジャンプの精度は
ジャンプは、今日はキツくなると思っていたので、泥臭くて良いのでとりあえず全部降りたいなと思ってやっていて、質とかはあまり良くなかったんじゃないかなと思います。でも最低限はできたかなと。

―スケーティング面、ステップやスピンは
スピンは全然レベルが取れていないと思うんですよ。スケーティングは滑ってて楽しかったですね。

―全部滑り切って、いまの気持ちは
そんなに実感はわかないですね。でもあれが最後だったんだな、ちょっと寂しいなっていう気持ちはあります。

―4年間法大の看板を背負って色々な事があったと思いますが、振り返って
1年目は良かったんですよね。総合優勝もして。その時は先輩について行くだけだったので気持ちも楽だったんですけど、年々立場というものがわかってきた気がしますし、自覚することが増えてきて、これまでたくさんの先輩が法政にいて良い成績を残していらっしゃったので、それをつなげる役目をしなけばいけなかったんですけど、あまりできなかったんじゃないかなと思います。

―けがに苦しんだシーズンもありましたが、その中で心の支えになったものはありますか
同じリンクで練習をしている仲間ですかね。1人だったらやめたくなる時もたくさんあったと思うんですけど、やっぱり皆で、個人スポーツですけど一緒に練習してきてる訳ですから、それが1番心の支えになったと思います。

―スケート人生で感謝したい人を挙げると
親やコーチ、たくさんの方々が僕に携わってくれたので。でも誰って言われたらやっぱり親ですかね。一応お礼は言いたいなって思います。

―今日の観客席からの声援は宮田選手にどう届いていましたか
すごいうれしかったですね。スケートをやっていて本当に良かったなって思えました。

―後輩へのメッセージ
自分は大学生活がすごくあっという間に感じたので、時間を大切にスケートを楽しみながらつづけていってほしいなと思います。

―スケート人生はこれで一区切りとなりますが、応援してくれた方へメッセージを
辛くてスケートをやめたくなった時でも応援してくれた方々がいてくれたので続けて来られたと思っています。今まで本当にありがとうございました。

小林建斗

 SP後

ーSPの演技を振り返って
自分のダメなところが出てしまった演技でしたね。滑り自体は悪くなかったかなと思うんですけど、飛び急いでしまう悪い癖が出てしまったなという感じです。空気に飲まれてたり、我慢が足りずに先に回転に入ってしまうことが多いので。3回転3回転は失敗したことは無かったのに、悔しいなと思います。

ー全日本選手権を踏まえて特に練習したことは
一回自分の中で大きな大会が終わって、少し気持ちが切れそうになっていた部分をなんとか繋ぎ止めました。足の状態もあったので、様子を見ながら少ない時間、回数で練習してきました。

ー日光のリンクの感覚は
中3の時の大会で一度来ていたのでそれ以来だったんですけど。滑りやすい印象はあったんですけど、滑ってみると固かったですね、ジャンプが弾かれる感じがして苦戦しました。

ー足の状態を含め、今日のコンディションは
体調は万全だったんですけど、足はケア不足とかもあって痛みがなかなか引かない部分もあったし。本番中痛みは無かったんですけど、テーピングとかもあって気にはなっていました。

ー最初のコンビネーションのセカンドジャンプは堪えたかに見えましたが、転倒という結果でした
空中にいる時点で「ガンバ」って聞こえていたので(笑)。完全に飛び急いでしまったのが原因ですね。

ーフリップは高さはありましたが、詰まり気味な印象を受けました
流れが止まっちゃっていたので、非常に危なかったですね。

ーイーグルからのアクセルは全日本でも失敗しており、苦手という話もありました
今朝の練習から全然はまっていなくて。全日本を地上波で見ていた人がたくさんいる中ですごく圧を感じたので笑。何としても降りなきゃという気持ちで、気合いで降りました笑

ーいつもに比べスピード感が少し無かったようにも感じましたが、スケーティングを振り返って
特に今シーズンはショートが終わった後に慎重になっていると言われることが多かったので、思い切ってやっていこうと思ったんですけど、まだまだ足りなかったということですね。

ーインカレには友野一希選手(同大)も出場していました。世界を相手に戦う選手との違いは何か感じましたか
要素のレベルが違っただけじゃなくて、1つ1つの要素の落ち着きと演技全体の間があるところとか自分には足りないなと思いましたね。

ー明日のフリーに向けて意気込みをお願いします
今日の失敗の原因をしっかり考えて、良い演技をして巻き返したいです。もちろん団体での結果も気になるけど、まずは自分のやれることをしっかりやって結果を出したいと思います。

FS後

ーFSの演技を振り返って
どうしてもアクセルの苦手な部分が出てしまったんですけど、その他は全日本で失敗したルッツとかも今シーズンの中で一番きれいにはまったと思うし、全体的なスケートはいい感じで滑っていて気持ちいいなと思いました。

ー昨日のSPを終えて今日の演技に活かしたことがあれば教えてください
飛び急いで、軸が外れているジャンプが多かったので、じっくり我慢して滑ろうと気持ちでやりました。

ーコーチからはどのような話がありましたか
全日本とは違う緊張感で、今回は団体として出るけど、やるべきことは何も変わらないから一つ一つ丁寧にというアドバイスでした。

ー序盤はほぼ完璧な内容で、余裕すら感じさせる滑りでした
正直最初のフリップは少し外れ気味だと感じたんですけど、あそこまでしっかりチェックに持っていけるのは成功の確率を広げてこれた積み重ねだと思うし、緊張はしていたけどなかなかいい要素ができたんじゃないかなと思います。

ーアクセルはここ最近乱れる場面が増えているように感じます
去年のインカレとかは全然よかったんですけど、一回3アクセルの練習を始めてから苦手になっちゃったのかなという感じですかね。

ー来シーズン3アクセルを入れる想定はできていますか
今の2アクセルの状態で3アクセルができるのかがすごく不安だし、本当は3アクセルの後に4回転の練習だと思うんですけど、そうはならないかもしれないので。

ーフィニッシュは珍しく方向を間違えるというミスがありました
練習でも方向を見ながらやっちゃうこともあるんですけど、分かりづらくって笑。恥ずかしかったです笑。

ー全日本と比べてもより良い内容だったのではないでしょうか
リンクサイドから応援がある中で最後まで滑り切れるっていうのはインカレの良さだと思うし、流れも良かったので、いい部分も増えたかなと思います。

ー今シーズンは自身にとってどんなシーズンになりましたか
大学2年目ということで、大人な感じを演じようと頑張ってきて、100%の演技はなかなか出来なかったけど、毎試合ごとに成長していることは感じたので。大きく失敗した試合がなかったのも次の段階に少し前進出来たシーズンだったかなと思います。

ー国体がまだ控えていますが、来シーズンに向けて意気込みを聞かせてください
技術の面で、もう少しレベルを上げたいし、3アクセルや4回転を習得して演技に組み込んでいきたいです。他の要素も質を上げて、表情豊かに自分に余裕を持って演技できるシーズンにしたいです。

ー宮田大地選手が今回のインカレで引退になります。思いを聞かせてください
東伏見に移ってから2年くらい一緒にやって、最初は怖い印象があったんですけど、優しい先輩で気遣いもたくさんしてくださって、スケートも上手いし尊敬する先輩です。まだ引退するという実感が無いんですけど、素晴らしい先輩でした。

ー最後に今シーズン応援してくれたファンの皆さんに向けて一言お願いします
今シーズン応援してくださってありがとうございました。皆さんの応援のおかげで成長できたかなと思います。まだ残り1試合、国体が残っているので引き続き応援よろしくお願いします。

小林諒真

 SP後

ーSPの演技を振り返って
最初のルッツが自分でもどうだったかよくわかっていなくて、後半のフリップでコンビネーションをつけなきゃいけないと狙いすぎて転んでしまったので、気持ちに余裕がなかったのかなと思います。

ー全日本選手権を踏まえて、特に力を入れた練習があったら教えてください
まずスピンのレベルを確実に取れるように丁寧にやるという意識をもつことと、スピード感が西日本の選手に比べると足りなかったと感じたので、スピードをつけて曲をかけた練習をしたり、ジャンプの練習をしたりしました。

ー日光のリンクの感覚は
氷は固かったですけど、前に法政が優勝した時はこのリンクだったそうなので、オレンジが強調されている会場なので、なんとなくホームみたいに感じています。

ー標高が高めの会場ですがコンディションは
朝体調を少し崩しちゃって。それは治って試合に臨めたんですけど、完全に体を休めてしまったので、標高とは関係ないかもしれませんが体と合ってなかったのかなと思います。

ー1番滑走でしたが、意識は
特に変な意識はなかったです。1番滑走は久し振りだったんですけど、自分がやってきたことをやれば良いと思っていました。

ー最初のジャンプはコンビネーションの予定でしたが、前降り両足での着氷になりました。どの部分を修正しようと考えていますか
先生に言われたことを思い出して、練習で確認したいです。

ー後半のジャンプにコンビネーションをつけなければいけない状況になった時のリカバリーで気をつけていることは
忘れないことが一番だと思うので。練習でもそういう想定もしてやっています。

ー次に向けて意気込みをお願いします
明日が大地くんが引退になるので、良い花道を作ってあげられるように全力を尽くしたいと思います。

FS後

ーFSの演技を振り返って
ショートの二の舞にならないようにだけ、ルッツをしっかり確認して挑みました。

ー公式練習、6分間練習で意識したことは
ルッツはもちろんフリップも確率を上げないといけないので、体を動かして自分が飛べるタイミングとかを確認しました。

ー演技前、コーチとはどのような話を
全日本の分のフリーもやってきなさいという話でした。

ー全日本選手権で滑れなかったフリーですが、どのような思いで本番を迎えましたか
滑れなかった分、ノーミスで大地くんやけんちゃんに繋げたかったんですけど、転倒してしまってから疲れが出てきてしまいました。

ーフリーはスタミナが必要なプログラムだと思います
後半3つあるジャンプのうち2つで転んでしまったんですけど、パンクはせずに締めれたのは良かったかなと思います。

ー前半はループの転倒以外は安定していたように見えました
3回転3回転は決めたいと思っていたので、決まって良かったです。

ー今シーズンは自身にとってどんなシーズンでしたか
目標にしていた全日本出場は出来たのでよかったんですけど、もっと実力をつけて、来年に向けてまた1からやっていかないといけないなと思いました。

ー来シーズンへの意気込みを聞かせてください
来シーズンこそは3アクセルと4回転ジャンプを入れて、なおかつ他のジャンプも失敗しないように、スタミナもつけれるように滑り込んで、新たなシーズンを迎えたいです。

ー宮田大地選手が今回のインカレで引退となります。宮田選手はどのような存在でしたか
本当に尊敬するスケーターです。滑りやジャンプどれを取っても美しいし、仲良くしてくれて、人としてもスケーターとしても感謝している存在です。

ー最後に今シーズン応援してくれたファンの皆さんに向けて一言お願いします
全日本に出れたことが1つ恩返しになったのかなと思うんですけど、ショート落ちしてしまったので、実力を積み上げて来シーズンも応援していただけるような演技ができるように頑張りたいと思います。

佐上黎

 SP後

―インカレに向けて練習してきたことは
ジャンプの調子があまりよくなかったので、ジャンプが失敗してもいいようにステップやスピンのレベルの取りこぼしがないように気をつけてやりました。

―初のインカレで緊張したこと、また意気込みは
こういう試合が初めてだったので、皆が応援をすごいしてくれて失敗しちゃだめだと思って、だから守りに入ってしまって失敗が出てしまったかなと思います。

―公式練習と6分間練習で感じたことは
ホームリンクの氷が結構柔らかいんですけど、日光はすごく硬いので慣れるまですごく時間がかかったし、滑りが重いかなと思いました。

―今日の滑りで良かったと感じた点は
失敗したジャンプ以外は加点も付く良いジャンプだったと思いますし、スピンもレベルの取りこぼしが無いので大丈夫だったと思います。

―明日のFSに向けて
スタミナが1番大事になってくると思うので、いかに疲れないように、全部ちゃんとやるんですけど、もう少し手を抜くところとかを考えながらやっていきたいです。

FS後

―滑走前、練習で感じていたこと
6分間練習は昨日より落ち着いていて、ジャンプも良い感じかなと思っていました。

―昨日からの疲れは
少し疲れていて、足の疲れもあまり抜けていませんでした。

―コーチからの助言は
ループを1番気をつけなければならないので、右足にちゃんと曲げて乗ることと、ジャンプを失敗してもスピンやコレオとかもちゃんとスピードを上げて滑りきるように言われていました。

―今日の演技でジャンプの精度はいかがでしたか
前半は何とかまとめられたと思うんですけど、後半がスピードはあったもののタイミングが合わなかったと思います。

―ステップやスピンは
ステップはいつも通りよく動けていたと思うんですけど、スピンはジャンプ失敗した後に何も考えていなくてそれが良くなかったかなと思います。

―スタミナ面で感じたことは
足にも前半から疲れが来ていて、滑れるか心配だったんですけど、やっぱり(スタミナが)持たなかったかなと思います。

―今季、ルーキーとして法大で滑ってきましたが、どんな1年でしたか
今年は多くの試合に出させていただいて試合に出るたびに結果も良くなってきて、でも今日、シーズンをこういう形で終わらせてしまったので、悔しいので来年頑張ります。

―来季への技術面での課題は
来季は、ジャンプの種類が少ないので、ルッツかセカンドのトリプルを入れて練習していきたいと思います。

―最後に来季の目標を
来年は全日本選手権の枠が少し増えると思うので、それに向けて調整していきたいと思います。

阿部芙弓奈

 ―初のインカレ出場でしたが、滑る前の緊張などは
東インカレのように勝ち上がる試合ではなかったので、あんまり緊張していなかったのですが、名前を呼ばれた瞬間急に緊張が走りました。

―この大会に向けてどんなことに重点を置いて取り組んできたか
前に組み入れることのできなかったダブルアクセルを二本いれる構成にしたので、その二つを着氷することを目標にして取り組んできました。

―今日の体調は
いい感じにお腹が空いてて、良かったと思います。

―最初のジャンプは失敗したものの上手くその後リカバリーができていましたが、気をつけていたことは
はじめのジャンプの存在を忘れて全く練習していませんでした。飛び上がった時びっくりしたんですけど、アクセルだアクセル!と思って跳びに行きました。

―終盤に向けてのコンビネーションジャンプの精度はどう感じながら滑っていましたか
最近ルッツが上手くハマってないなと感じていたのですが、気合いで締ればいける!と思って滑りました。

―今日のステップ、スピンから感じたこと
つまずきが多くなって、すごくショックです。ステップたくさんやったので、それが出せなくて少し悲しいです。スピンはレベルを取りこぼしたので、レベルを上げて次に臨めるように練習します。

―日光のリンクの滑りやすさは
公式は硬すぎて滑りにくかったのですが、6分間はすごく滑りやすかったです。本番もまあまあです。

―滑走中に仲間や他大学の選手から大きな声援が送られていましたが、感じていたことは
とにかく嬉しいです。みんなが声かけてくださって笑顔で立っててくれるのがいちばんの安心材料かもしれないです(笑)。

―これからの目標、意気込みを
まずはダブルアクセルを二本しっかり決められるようにして、トリプルにも挑戦して行きたいです。また、スケーティングスキルが最近少しずつ上がってきているので、もっともっと上げられるようにたくさん滑り込みたいです。

加藤真美子

ー今日の演技を振り返って
目標としていた2フリップを降りることができなくて悔しかったです。

ー11月の東日本学生選手権が終わってからはどのような練習をしてきましたか
曲の中で2フリップを安定して飛べるようにすることとスケーティングスキルを重点的に練習してきました。

ー2回転ジャンプが目標と前のインタビューでもおっしゃっていましたが、具体的にはどのような練習をされましたか
ジャンプが抜けたり転んだりすることが多かったので、ひたすら何回も飛んでという練習ですね。

ー練習での成功率は
飛べたり飛べなかったり、日によって全然違いました。

ー法大の選手としては最後の大会になりました
法政としては最後なんですけど、シンクロの方で2月にイタリアで国際大会があって、加えて全日本が残っているので、それに向けてがんばりたいです。

ー今日の演技の出来には満足いっていますか
少し悔いの残る結果になってしまいましたね。

ーフィギュアは今日で最後ということでしたが、大学の4年間を振り返って
スケートは小学二年生から始めてまさか大学生になっても毎日やるとは思ってなかったんですけど、よく続けて来れたなと思います。シンクロは4月からも続ける予定です。

ーシンクロの大会に向けて意気込みをお願いします
大会まではあと1ヶ月なので気を引き締めて頑張っていきたいです。

ー最後に応援してくださっているファンの皆さんにメッセージをお願いします
応援ありがとうございました。シングルはこれで最後ですが、これからシンクロの大きな大会があるのでそれに向けて頑張ります。応援よろしくお願いします。

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