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【アメフト】春季オープン戦 対中大 終始主導権握られ、まさかの敗北

春季オープン戦 対中大 2014年5月11日(日) 法政大学武蔵小杉グラウンド

春季オープン戦第3戦の相手は1部リーグTOP8に属する中大ラクーンズ。秋にも対戦する相手なだけに意気込んで試合に臨んだ法大トマホークスだったが、終始OF・DF共に苦戦を強いられてしまう。逆に勢いに乗った中大を止めることはできず、敗北となった。

TDパスを受け追加点を挙げたWR奥津

試合結果

トータル試合結果

10 0 1Q 0 24
0 2Q 3
0 3Q 14
法政大学 10 4Q 7 中央大学

戦評

 法大K谷澤隼人(スポ3)のキックオフで始まったこの一戦、序盤から中大の猛攻を受ける。ランプレー中心に攻め込まれ徐々にエンドゾーンへと押し込まれる厳しい展開。ようやく4thdownまで持ち込むものの相手の放ったFGがゴールポストをかすめるなど、暗雲が立ち込む。状況を打破したい法大はランプレーが得意のQB鈴木貴史(法2)を中心に攻め込むもなかなか1thdownを更新することができない。自陣35yds地点で相手に中央突破されロングランを許すなどDF陣が攻め込まれる。2Qとなり陣地を変えた直後、FGで先制されてしまう。

 2Q開始直後に先制されるも、OF陣が反撃を開始。QB近藤濯(文4)のパスが決まりだしゲインを重ねる。また、RB廣澤達也(デ工3)が中央突破するランもあり、一時はエンドゾーンまで残り1ydsの地点まで迫る好機を得る。しかし、4thdownまで追い込まれギャンブルを選択するがダイブで狙ったTDは惜しくも届かない。その後、攻め続けるも得点には結びつかず、モメンタムをつかみきれなかった。

 後半3Qからは中大が主導権を握る。DF陣は相手にランでゲインを得られるケースが多く苦戦を強いられる。終盤には自陣左サイドを振り切られTDを決められてしまう。OF陣も敵にQBサックされるなど、ロスにつながる場面が何度もあり、なかなか攻めきれない。重苦しい雰囲気が立ち込める中、DB植山雄太郎(経3)が相手QBの投じたパスをインターセプト。流れを引き戻すかと思われたが、これも中大の壁を突破できずあえなく攻撃権を失う。その直後敵陣33ydsからパスとランを織り交ぜ右サイドからTDを決められてしまい0-17と差をつけられる。
 4Qに入りK谷澤が初得点となるFGを決めると、QB近藤からのパスをWR奥津良介(文2)がエンドゾーンでキャッチし、TDを決める。10-17まで迫りさらに点が欲しい法大であったが、試合終了間際残り52秒で中大にTDを決められ万事休す。主力が欠ける試合ではあったが10-24とダブルスコアでまさかの敗北となった。
 オープン戦とはいえ「常勝軍団」の敗北を誰が予想しただろうか。練習不足や主力のケガなどの事情は加味しても、日本一を目指す法大トマホークスにとって大きな課題を残す結果となった。秋季1部リーグが再編成され、例年よりも厳しい戦いが予想される今季。今回の対戦相手である中大ラクーンズも同リーグでの対戦が予定されている。残り6試合が予定されているオープン戦でいかにチームを仕上げていけるか。法大トマホークスは正念場を迎える。

コメント

DL 小林貴主将

ー今日の試合を振り返って 数字の通り、純粋に実力的にも気持ち的にも負けました。
ー試合前の雰囲気はどうでしたか 去年も一昨年も中大に勝っていたので、みんなが勝てるだろうと、ただ今まで先輩が積み上げてきた伝統に対して甘えていたと思います。
ーどのような意気込みで臨みましたか 秋も戦うということで色々な学校が見ると思いますし、力の加減がわかる試合だったと思うので、それに対してはみんな気持ちが上げられていなかったのかなと思います。
ー敗因は 完全にDFが止められなかったことです。
ー中大のOFについて、試合前と試合後で印象は変わりましたか ずっとスカウティングもしてきて、雰囲気というかOFの流れというか、こっちが出されたときにウォーっと士気が上がってきて、そこが去年一昨年は中大はなかったところので、そういったところが今年はすごいなと思います。
ー今日の失点について 多少2年生もいて上級生が出ていなかったという状況もあったにしろ、秋にも全然考えられることなので、全員が同じレベルで自分がレギュラーになる、けが人がいたとしても自分が法政の1本目として出るという自覚がなかったのかなと思います。
ー改善点は 先ほども話しましたが、今まで伝統で法政であるから強いではなくて今まで積み上げてきたものがあって、みんな認識がずれているのかなと思います。所属しているから強くなれると勘違いしていると思うので、法政にいてそこの中で何をするかだと思うので、そこをみんなに伝えられたらなと思います。
ー今日の敗戦はチームにどのような影響を与えてくれると思います 一昨年も関大に負けてスタートしてあそこまで(甲子園ボウル出場まで)行けたので、これ以下はないのでこれをバネにここからひとつひとつ努力していくしかないと思います。
ー次戦に向けて これ以上恥ずかしい試合はできないので、またこの青い芝でできるので次こそ一味違った法政を見せられるようにしたいと思います。  

DB 植山雄太郎

 ―今日の試合で得た課題は 自分の課題というよりはチーム全体の課題の方が多いです。リズムが常に作れていなくて、自分たちの思っている試合展開にできなかったです。
―中大の印象は 特に目立った印象はなかったんですけど、相手ベンチはすごい盛り上がっていて自分たち以上のベンチワークだったので参考になりました。
―試合前のチームの雰囲気は 相手が誰でもあまり意識しすぎず、一戦一戦大事にしていこうという感じでした。
―3Qでインターセプトを決められていましたが あそこで攻めないと試合の展開が悪くなると思ったので思い切ってプレーしました。あの後点を取って欲しかったんですけど、OFが攻めきれていなかったのが残念です。
―次の試合に向けての目標 特に今日と目標は変わらないですけど、相手をシャットアウトするつもりでいきたいです。  

WR 奥津良介

―今日を振り返って OFがゴール前で(点を)取れなかったのが大きかったです。
―中央大学の印象は やはり上位校ということで自分の実力を試したいと思いました。 昨日とは違いました。
―昨日に引き続き近藤選手からのパスでTDを決めていましたがそれについては 練習で合わせてきたのでTD取れて嬉しいです。
―近藤選手との連携は取れているということでしょうか はい。良かったです。
―チームの雰囲気などはどうでしたか 初めての上位校ということでいつもとは違う緊張感もあって良かったと思います。 ただ、盛り上がりに欠けていたというのはありますね。
―次戦に向けて 自分は今年から試合出れるようになってきたので、練習積み重ねてさらに試合で活躍できるように頑張りたいです。

 

フォトギャラリー

  •    TDパスを受け追加点を挙げたWR奥津
  •     FGを確実に決めるK谷澤
  •    パスを中心に攻撃のリズムをつくるQB近藤
  •     リターナーとしても活躍するWR恒吉
  •     ロングゲインで一気に敵陣へ攻め入るWR小島
  •     中大の猛攻を止めるDL小林
  •     相手のパスをインターセプトし流れを断ち切ったDB植山
  •    力強いランが持ち味のRB廣澤
 

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