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【アメフト】春季オープン戦 対神奈川大 失点許すも白星で初戦を飾る!

2014年度 春季オープン戦 2014年5月5日(月) 川崎球場

待ちに待った春季オープン戦がついに幕を開けた。「相手にインパクトを残せるようなプレーをしたい」と試合前に意気込みを語ってくれた小林貴主将。迎えた初戦の相手は神奈川大学。悔しくも無失点で抑えることはできなかったものの46点差で快勝し、常勝軍団の強さを見せ付けてくれた。

互いの士気を高め合う選手たち

試合結果

トータル試合結果

56 14 1Q 0 10
14 2Q 0
14 3Q 3
法政大学 14 4Q 7 神奈川大学

戦評

 満を持した今季初戦は神大のキックオフで開始される。WR小島太郎(営3)が37ydsリターンを見せると、その後のシリーズでQB鈴木貴史(法2)から小島へ31ydsTDパスが決まり早々に先制する。そのままモメンタムを掴みたい法大だったがQB近藤濯(文4)のビックゲインを狙ったパスがインターセプトされる。しかし、主将のDL小林貴(営4)を中心とした守備で攻撃権を奪い返すと、RB鎌田洋輔(社2)が敵陣20ydsからの攻撃で一気に走り抜け、TDで期待に応える。

 2Q、神大のOFから始まるが、DL清水翔悟(文3)のタックルで相手を圧倒しパントに追い込む。直後の攻撃でRB廣澤達也(デ工3)が59ydsTDで存在感を示す。すると立て続けに鎌田が2度目のTDを奪い、さらに点差を広げる。

 後半の3Qに入ると、序盤神大に自陣34ydsまで攻められると、FGを決められてしまう。その後のKRで廣澤が18ydsリターンすると、RB田邊僚(法3)が持ち味のスピードと絶妙なコース取りで相手DFを振り切り、今試合最長の62ydsTDをあげる。それに呼応するように守備では、DL金城慎基(社3)が神大QBの投じたパスをブロックするなど見せ場を作る。終盤、RB日比悠仁(法1)が敵陣7ydsから左サイドに持ち込み大学初TDを奪う。

 4Qに入ると、序盤相手にランとパスを巧く使い分けられ、自陣深くまで攻め込まれると最後はパスでTDを許してしまう。点差を広げたい法大はQB鈴木が敵陣6ydsまでゲイン。その後RB今井憲史郎(法2)が残り1ydの場面で飛び込みTDを決める。それに続けと日比が1年生ながらショートヤードを確実にTDに結びつけ、この日2TDの活躍を見せる。これに対して神大は終了間際に一矢報いたい場面でパスを投じるもDB斎藤貴一(社4)がインターセプト。最後は4年生が勝負強さを見せ、今季初戦を見事勝利で終えた。

 廣澤が試合後の取材で「ゼロからのスタートだった」と語るように、今年からコーチが代わり新しい可能性を伺うことができるOF陣。今回の試合では、新コーチの新しいやり方に慣れていない部分が多少見受けられたため、プレー理解度がチーム力向上に必須だろう。それに対してLB以外は去年から出場していた選手が多く残るDF陣。3Qと4Qの序盤に失点を喫してしまう場面が見られるなど、より試合に慣れていく必要性が求められるだろう。次週の相手は大東大と中大。特に中大は法大と同じ秋季リーグ一部TOP8に在籍するため、気が抜けない戦いになるだろう。第2戦の大東大戦で戦い方をより明確にした上で、第3戦中大相手に安定した戦いを繰り広げる法大に期待したい。(野村賢弥)

選手のコメント

DL小林貴主将

―今日を振り返って 今日は新チームの初戦だったのですが、反省点だらけでこれから一つ一つ修正していかなくてはいけないと感じました。
―反省点というのは プレー面だけでなく運営面でもなかなかうまくいかないことが多かったです。
―初戦でしたが、新チームの手応えは まだ全員緊張気味でしたね。
―本日は2度タックルを決めていらっしゃいました 自分は作戦に助けられただけで、自分の手柄とは言えないです。今後は自分の力でもタックルを決められるようにしていきたいです。
―今日の自分に点数をつけるなら 30点、40点くらいですね。主将としてもチームを一つに動かすことができていなかったです。また、チームのモチベーションなどを把握して合わせるということもできていなかったのでまだまだ未熟です。合格点には程遠いですね。
―相手のOFについて とても元気があって、勢いに押されてしまった場面がありました。
―失点について DFは一人一人の役割が果たされていれば、まとまることができるはずなので、どこかしらの役割が崩れてしまっていたと思います。今日の試合でその点が明らかになったので、ミーティングで反省してどのポジションがどう詰めていくかなどを全員で決めていきたいと思っています。
―新戦力について とても活気があって、みんなよく声が出ています。今日の試合でもQB日比がTDを決めてくれました。そういった(後輩の)プレーはチームに活気をもたらしてくれますし、上級生の気持ちをいい意味で焦らせてくれるのでありがたいです。
―DF陣の成長は ブランクもあったので、今後は伸び率を上げていかなければいけないと思っています。日々の練習でも、一人一人が一選手としてどう成長していくのかを個人個人が常に考えながら取り組んでいかないと、チームとしてもDFとしても伸びていかないと考えています。なので、どうしたら個人個人が常に高い意識を持てるようになるかというのが課題です。
―次戦へむけて 今日見えた反省点は絶対に繰り返さないよういします。またチームの雰囲気を変えていきたいと思っていて、次は気迫の強さをもっと前面に押し出してプレーしていきたいと思います。

LB鈴木直樹 副将

―今日の試合を振り返って チームとして一体感のある試合はできなかったと思います。練習から引きずってしまったのかなと思います。
―今日の試合のDF陣の目標は DFとしては基本的な「最後までやりきる」ということを目標にしていました。
―今日の試合は今季初の試合でしたが 試合の感覚が戻っていない選手もいたり、初めての試合ということで緊張している部分もあったと思うのですが、それがあまり良くない結果につながってしまったと思います。
―今日の失点について 自分のミスということと、失敗した後にベンチでもフィールドでも切り替えようという雰囲気がなかったので、その切り替えができないままずるずると持っていかれてしまったのだと思います。
―今日の試合を通して見えた課題は 今季初めての試合ということで最初から浮き足立ってしまったところがありました。次の試合は今週の土曜日で期間は短いですけど、今後は日々の練習をいかに試合に近づけた形でできるかが課題なのかなと思います。
―個人的な課題は 細かくなってしまうのですが、1stdownのブリッツのサックのミスがあったと思っているので、それ以外にもあったのですが、そのサックのミスが一番大きいミスだったと思います。
―今の時点でのLB陣の仕上がりは まだまだですね。全然連絡の部分などそういった部分が足りないと思います。
―春のオープンを経てチームをどのように仕上げていきたいですか 活動できてない部分があったので、いかに取り戻していくかというのを春のシーズンずっと掲げていました。遅れを取り戻す分、今までの倍取り組んでいくことが大事になってくると思います。この春シーズンは秋につながるように普段より倍の練習量をこなして、それを試合で体現できるようにしていきます。
―LBユニットはどのようなユニットに仕上げていきたいですか 今現在で基本的な連絡の部分が足りていないので、そういった基本的な部分は当たり前にできるようにした上で、もう一つ上のレベルにあげて技術、メンタルともに上げていきたいなと思います。
―田中喜貴選手(14年卒)が抜けた穴はどのようにして埋めていこうとお考えですか 昨年、一昨年とずっと中心に、ポジションとしてもDFにいた存在なので、大きい存在を失った訳ですけれども、今年の代は飛び抜けて良い選手がいるわけではないので、全員で埋めていこうと言って頑張っています。
―次戦に向けて 今日はチームとしてミスが多い試合でした。強いチームはミスが少ないチームだと思うので、次戦はミスを減らしていきたいなと思います。
 

OL 伊藤健太郎 副将

―今日の試合を振り返って 今日の結果が…56-10。ちょっとしょっぱい結果ですね。正直もっと点が取れたかなと思います。
―もっと取れた部分というのは、どこで取りこぼしが出てしまったのか そうですね、前半の最後のシリーズであったり、後半の最後のシリーズであったり、ゴール前のキモの部分で「ゴール前までは行けるけどゴール前で取れない」っていう去年までの悪い流れがまた出ちゃったかな、と。
―今年からオフェンスコーチが変わりましたが プレーも全部新しくなって、正直完成系には程遠いです。でも今日試合をやってみて、最低限の形にはなったかなと思いますね。今日のプレーが本当に最低限なので、これから成長できれば良いなと思います。
―今日の相手の印象は まず今日の試合前の課題として、相手というよりも自分達のフットボールをしようっていうのがあったので、相手に合わせることなくやろうと思ってたんですよ。相手の印象としては、思ったよりも思い切りが良かったですね。去年の対戦の時に比べて思い切りが良くて、すごい元気よくやってるなと。声もすごく出てたし。
―逆に、法大のチームの雰囲気は 今日は全体的に静かだったです。ミスした時の切り替えの声だったり、点取った後の喜びの声だったり、そういうのがあまり無かったかなと思います。
―来週の試合、そして再来週の中大戦に向けて 今日の試合内容だと中大戦では足元をすくわれると思っているので、あと5日しかないですが、今日の反省を振り返って、次につなげられるようにしたいなと思います。

RB廣澤達也

―今日の取材を振り返って 今日の試合はOLがブロックがあった上でのロングゲインは確かにあったのですが、個の力でのゲインが少なかったので、これからは自分の力でも狙えるようにしていきたいです。
―神奈川大の印象 隙間のタックルであったり、最後までハードにやってくるチームだと思います。自分たちはそれに対してOFとして逆手を取るプレーを選択して対処していました。
―OFコーチが今年から変わりましたが 本当にゼロからのスタートで新しい事を覚える事の繰り返しなのですが、それをしっかり練習に落とし込んで体に覚えさせることでだんだん慣れていっていると思います。
―今年の1年生はどうですか 元々身体能力が高い子であったりセンスがある子が多くて、OFに関してはコーチが変わってゼロからのスタートであるにもかかわらず、しっかり対応できていて今後期待していきたいです。
―体重が昨シーズンと比べて増えたと思うのですが走りの感覚はどうですか 確かに体重は増えましたが、走りの感覚は維持できていると思います。昨シーズンと比べて体重が増えた事で相手にかませるようになったのはすごく大きいです。
―来週の試合の抱負 神大戦では個人では1TDしか持っていけなかったので、来週の大東文化大、中大戦ではそれを上回る結果を貪欲に狙っていきたいです。
 

LB樽澤和也

―今日の試合を振り返って 無失点を目標に掲げてたのですが、結果的に10点取られてしまったので、まだまだ精進していかないといけないなと思います。
―10失点の原因は 一人一人が役割をこなせてなかったと思います。満足できる結果ではなかったですね。
―今日の相手の印象は プレースピードもそんなに早くなかったので、チーム的にはもっと圧倒できると思ってたんですけど、自分のやらないといけないプレー、例えばタックルとかがちゃんとできてなかったので、そこはこのあとビデオなど見て改善していかないといけないなと思います。
―今のチームの雰囲気は ひとつにまとまってきているのかなと思います。同じ方向にみんな向いてきて、この試合でそれがどうなるかは分かりませんけど。
―次戦に向けて一言 失点ゼロというのを毎試合掲げているので、自分の役割を遂行していきたいです。

 

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