アメフト

秋季リーグ戦 対神奈川大学 無傷の4連勝も、攻守に課題

2011年度 秋季リーグ戦
10月9日(日)
会場:川崎球場

 3連勝しているが、ここ最近の試合でDF陣に不安の残るトマホークス。今日も相手に先制のTDを奪われるなど、立ち上がりが安定しない。結果は4TDを奪い勝ったものの次につなげるべき課題が多く見えた一戦であった。

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DBを引っ張る副将・徳永

試合結果

トータル試合結果

28 0 1Q 0

14

7 2Q 7
14 3Q 7
法政大学 7 4Q 0 神奈川大学

 この試合は法大のキックオフで始まった。神大の第1シリーズはランを中心に法大DF陣に向かってきた。しかしこれを落ち着いて守り攻撃権を奪う。すると、法大はいきなりQB山口からWR伊東への32ydsのロングパスを決める。しかしその後はQBサックを決められてしまうなど思うように前に進めない。そしてK伊藤が43ydsのFGを狙っていくが、これを外して先制のチャンスを逃すと、今度は神大に49ydsのパスを決められピンチを迎える。だがここはその後の相手のパスをうまく防ぎ、FGも決まらず得点にはならない。しかしQB山口のパスをすぐにインターセプトされ、またしてもピンチを迎える。ここで中央を突破するランを見せつけられ確実に前に進まれるが、0-0のまま第1Qを終える。
 試合が動き出した第2Q。開始早々、相手のランに法大の反則も加わり敵陣2yds地点まで攻め込まれると、ランで押し込まれ先制TDを相手に決められてしまう。反撃したい法大は、RB池田の33ydsランなどを見せるがTDまでつながらない。だが、次の神大のシリーズをすぐに終わらせると、QB高島からWR松永への36ydsパスを決め、RB堀が8ydsを駆け抜けてTD。まずは同点に追いつく。
 この試合の雰囲気を変えたのが、第3Q開始17秒。R松永が87ydsのキックオフリターンTDのビックプレーを決め逆転。さらに、RB堀が72ydsランTDを決めて2分も経たないうちに14点を奪い取る。だが、着実にボールを進める相手にホールディングの罰退が重なり、最後はランでTDを許し1TD差で第4Qに突入する。
 最後まで守り切りたい法大は、SF浅瀬がインターセプトを決めて攻撃権を得る。するとこれを、高島がランでつなぎ、最後はWR伊東が24ydsパスTDを決め再び差を広げる。時間的にも優位になった法大は、ギャンブルで1yds進めて1stダウンを獲得しようとする相手の攻撃を防ぐなど、あと一歩のところで耐える。最後はラン攻撃を試みる中、試合終了。見事勝利を収めた。

 今シーズン最少の得点差だった今日の試合。攻守ともにミスをなくしていけば、もっと差を広げられたはずだ。次の試合からはいよいよリーグ戦4連勝同士の試合となっていく。この強敵たちを倒しリーグ1位、そして東日本代表となるためにも今日見えた課題を早急に克服していかなければならない。(小田切直也)
 

監督・選手コメント

青木監督
 

―今日を振り返って
最悪です。人の組み合わせがうまくいかなかったね。向こう(神大)がスピードだったので、それに対応する布陣にすればよかったんだけど、パワーで来るような人を配置したので。あとは少し審判もきつかったかな。それで対応しきれない。まぁでもそんななかでもなんとかしたっていうのはまぁまぁよかったです。
―今後のQBの使い方は
両方使いますよ。山口君ももう少しよくなると思います。

LB 鵜沼主将

―もっと点差がつくと思いました
取り組みが甘かったです。最初はいいんですけどね…。
―今日はイエローの多さが目立ちましたが
出されたものは素直に受け止めなければならないんですけど、少し厳しいのもありました。でも、自分たちに求められるのはそこからの切り替えですね。そこが今自分たちの弱いところです。
―先週に引き続き先制を許してしまいましたが原因は
弱いからです。
―今チームに一番足りないものは何ですか
試合に臨む前は「準備」、試合においては気持ちのこもったプレーがないですね。
―東大戦に向けて
頑張ります。今はそれくらいしか言えないです。

CB 徳永選手
 

-今日を振り返って
ディフェンスは無失点と言ってたんですけど、2つも失点しちゃって出来としては駄目ですね。
-先制を許す展開でしたが
ディフェンスとしては焦ってなくて、オフェンスもあのような状況だったので。全体的にそんなに焦っていないです。
-4試合を終えての出来としては
全試合無失点という目標で、それができてないんですけど焦ってはいないです。周りからディフェンスは…とは言われるんですけど、焦ってる様子はないですし、こんな感じです。
-DBの出来としては
ここ数年で一番自信あります。
-ここまで戦ってきて見えてきた課題
チームの流れが悪い時のディフェンスだったり、ターンオーバーの後のディフェンスだったり、ディフェンスが出なかった後のディフェンスですね。
-今日はガッツポーズも出ていましたが、ご自身の調子としては
悪くはないです。良いと思います。
-次戦へ向けて一言お願いします
今回DBからハードタックルだったり、インターセプト出たので、次もDBからハードタックル、インターセプト出していきたいと思います。

 OL 海津選手

-今日を振り返って
OFとしてはイエローが3つも出て、自分たちのミスから相手に有利な展開にしてしまって、結果的に試合のリズムをとられてしまいましたね。
 -今日の課題はどこにありますか
レシーバーだったらイエローの原因になったオープンブロックの時の経路であったり、ラインだったらプレイアクションパスのときの相手のハードなタックルの処理ですね。
-合宿は何を目標に強化しましたか
目標はチームとしての成長です。(具体的に成長したところは?)自分としては団体行動の中での一体感であったり、OFチームの能力の向上であったりといったところだと思います。24時間フットボールのことだけを考えられる環境だったので、プレーの理解度を高めるいい機会でもありました。
-今年のOL陣はどうですか
春のときの課題が去年のスタメンが抜けてしまったというところにあったんですが、今は合宿を通じてチームの一体感やブロックの精度が上がってきていると思います。
自分の中では成長できていると感じています。まだまだ課題(プレーの理解度)はあるので、細かい部分は改善していきたいです。
-2週間空きますがどのような練習を行う予定ですか
次の試合(対東大)と、その次の試合(対慶大)に向けて1週間ずつ使って対策をしていきたいです。色々と準備しているプレーがあるのでその練習をしたいです。キャリアーとブロッカーとのタイミング合わせなども。
-次戦に向けた意気込みを
OFはラインあってのOFだと思うので、ラインの勝負に注目してほしいです。
絶対勝ちます。

DL 小林選手 

―今日の試合を振り返って
ずっと秋0点で抑えるって言ってきて、今日も序盤ですぐ取られちゃったのでまだまだ反省の多い試合だと思います。
―ラインの真ん中を抜かれていましたが、原因はなんだと思いますか
一人一人が自分の役割を守って止めるっていうDFなんですけど、一個やられたところが入れ違いで抜かれたりして、みんなが自分の役割を守れていなかったというところが原因だと思います。
 ―DF陣のコンディションは
DLもそうなんですけど、ケガ人が多くてDLも万全な状態ではなくてケガから復帰してすぐ出ている人とかもいるんで、万全のコンディションではないと思います。
 ―相手攻撃陣の印象は
特にあんまりこういった印象はなかったんですけど、ズルズル決めるところで決めてきてやりづらかったです。
 ―今後の課題は
オプションを止めることが課題って言われてて、監督からも言われているんですけどなかなか止まんなくて。これから慶応とかもそういう攻撃をしてくると予想されるんですけど、オプションに対する止め方がはっきりできてないんでそこが課題だと思います。あとパスディフェンスも、DLがQBにプレッシャーをかけてパスを乱れさせるとか、DBがパスカバー頑張ってQBが投げれないところをDFがプレッシャーをかけるとかそういう上手い連携ができてないんでしっかりやっていきたいです。
 ―東大戦に向けて
東大はたぶん神大よりも強いチームになってくるんで、コツコツと我慢して決めるところは決めてターンオーバーをいっぱい取って勝ちたいと思います。

フォトギャラリー

  • securedownload2DBを引っ張る副将・徳永
  • DSC 039511000ydsラッシャーの期待が懸かるRB堀
  • securedownload12R松永のTDが法大に流れを引き寄せた!
  • securedownload14全試合を通して安定感のあるWR下段のレシーブ
  • securedownload22DL小林は3度のロスタックルでピンチを救った
  • securedownload23パス成功率は両リーグ1位のQB髙島
  • securedownload3OL陣の安定したブロックが法大のOFを支える
  • DSC 07361WR伊東のTDで試合を決めた
 

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