アメフト

秋季リーグ戦 対慶応大学 点差以上に表れた実力差!リーグ制覇まであと一つ

2011年度 秋季リーグ戦
10月30日(日)
会場:川崎球場

 前節の試合で全勝の東大に格の違いを見せつけたトマホークス。順調に白星を積み重ねるリーグ戦も残すは2試合。中大とのリーグ優勝を懸けた戦いへ向け、決して負けられない慶大との一戦は、昨年の試合と同様ロースコアだが激しい展開となった。
 

DSC 0887
QBサックを決めガッツポーズのDL杉浦

試合結果

トータル試合結果

14 1Q
2Q
3Q
法政大学 4Q 慶応大学

 この日のスターターQBは、前節56点奪う原動力となった高島だ。法大は最初のシリーズからTE渡部へのパスキャッチなどで1stダウンを更新すると、残り3yds地点からRB池田のダイブで貴重な先制点を奪った。対する慶大は、QB徳島がパス中心に攻撃を組み立てるも法大陣内まで攻め込むには至らない。法大は先制点を奪った余裕もありRB堀のランなどで、じわじわと攻め込んでいたが、残り24ydsの相手陣内で、高島が相手選手のタックルを受け負傷退場となってしまう。しかし、変わって入ったQB寺村が自らのランで4thダウン・ギャンブル成功させると、今度はQB山口が登場した。1stダウンの更新はならなかったが、この試合QB徳島が一人奮闘することとなった慶大とは違うトマホークスQB陣の層の厚さを見せつけた。第2Qに入り慶大の最初の攻撃も、法大DFを攻略することはできない。DE杉浦のQBサックで法大が流れを掴んだまま、WR松永が高島からのパスを受け、そのまま独走し64ydsのTDを決めた。14-0とリードを奪った法大であったが、諦めない慶大は、2Q残り2秒でFGを決め追いすがった。
 後半に入ると、両校のDFが気迫を見せ、なかなか得点を奪えない展開が続いた。慶大のロングパスが通ったり、エンドゾーン近くからパントを蹴らざるを得ない場面もあったが、DT新井のタックルやCB佐藤のファンブルリターンでDF陣が踏ん張りを見せた。その後は、5回の1stダウン更新で残り17ydsまで近づき、最後は二―ダウンで試合を締めくくった。

 後半得点は奪えなかったものの、良い流れから前半2つのTD奪い、失点も慶大という強豪相手にリーグ戦最少となるFGの3点のみとした。この試合の結果からとうとうリーグ最終戦は、中大との全勝対決となった。勝った方がブロック優勝。そして、関東代表校を決めるあずまボウルへと歩を進めることなる。11月13日。トマホークスは、横浜スタジアムでまずはブロック優勝を手中に収める。(宮崎 克信)

監督・選手コメント

青木監督

―試合を振り返って
今日は、点を取ろうと思えばもっとできたんだけど、リスクは犯せない。だから時間をいっぱい使ってけが人を増やさないように勝とうとしました。なので点差も問題ありません。
―慶大戦でけが人が復帰するというお話でしたが
今日のがほぼフルメンバーです。けがをこれ以上出さないように、(けが復帰明けの)彼らを丁寧に使いました。
―Aブロックの展開について
早稲田は、夏合宿で私たちが勝ってたので、あんな感じかなと。おそらく日大が上がってくるかなと。

LB 鵜沼主将

―試合を振り返って
しんどいシチュエーションが何度かあったんですけど、しっかり声掛け合って乗り越えられたかなと。まだまだミスがあるので、修正していきたいです。
―後がない慶大の勢いはいかがでしたか
まずはランを止めることができたので、こっちのペースに持っていけたんじゃないかな。
―点差以上に安定感のある守備に見えました
春にけがしてた人が戻ってきたので、やっぱり頼もしいですね。やっと揃ったなと。でも、正直0で抑えられた試合だなと思います。自分たちのミスもあって、徳島君にロングゲインをされてFGになってしまったんですけど、今後はミスの少ないチームが勝てるチャンスがあると思うので、ミスをなくしていきたいです。
―チーム全体の雰囲気も上がっている印象です
これからの試合は負けられない試合が続くので、そういう面でみんな気合いが入ってたんじゃないかなと思います。
―Aブロックの展開について
早稲田が負けたことは気にはしてないですけど、去年の借りを返せなくなっちゃう可能性もありますが、まずは中大。そこに勝ってからしっかりとAブロックのほうも見ていきたいなと思います。他のことに気をとられることなく、自分たちがどういう状況にあるかをしっかり見ておかないと、気持ちが定まらなくなるのでそこは徹底していきたいですね。
―リーグ戦も終盤ですが、ご自身の成長は感じますか
分からないです!でも、始めは精神的に弱くて、サイドに出されることもあったんですけど、今日はずっと出てたんで…。その辺は成長かな…。
―中大戦での鵜沼選手のアピールポイントは
アウトバッカーの役割はプレーを壊すこと。思いきり縦に上がって相手のプレーをぶっこわすことを心がけて徹底していきたいです。あとは、中大はランプレーが多いと思うので、しっかり止めて、いいタックルを決めたいです。

RB 堀選手

ー今日の試合を振り返って
個人的にはそんな走れてはないんですけど、チームが勝てたということが良かったです。
ー東大戦に続いて慶応にも勝利しましたが
この試合に勝たないと次の試合もないと臨んでいたので、試合内容はともかく勝利できたということが、すごく嬉しいです。
ーブロックの優勝には重要な一戦でしたが
自分のポジションとしても走ってリズムを作ろうと臨んだんですけど、何よりもチームが勝つということに自分をフォーカスしていって、最終的にランもできたので、勝利に少しは貢献できたかなと思います。
ーリーグ戦も残り一試合となりましたが現在までのOFの出来は
例年に比べてけが人も少なくて、雰囲気も去年より良いと思っているので。まだまだ完成はしていないですけど、中央戦までには確実に100%の状態にして臨みたいと思います。
ー現在通算で10個のTDを奪っていますが、ご自身の出来は
あんまりスコアリング自体は気にしていなくて、常に持ったらTDに持って行こうというよくな気持ちはあるんですけど、たまたまゴール前で出て(TDを)取る場合もあれば、一発(長い距離を)持っていく場合もあって、そんなにTDにはこだわってはいないです。
ー1000ヤードラッシュは目標にしているのでしょうか
一応視野には入れているんですけど、ヤードを意識してしまうと自分が無理をしてしまったりとか、変に意識をして走れなくなってしまうこともあるので、最終的についてこれば良いなという程度で、勝つことを優先したいと思っています。
ー昨日早大が負けましたが、昨年のリベンジとしては早大に勝ち上がって来て欲しいという気持ちはありますか
個人的には早稲田の末吉君に走り負けしたというのが去年あるので、リベンジしたいなとは思っています。
ー中大戦に向けて
このリーグで一番ハードな試合になると思うんですけど、自分たちが準備してきたことっていうのは、間違ってないと思うので、中央に対しても万全な準備をして、オフェンスで5本6本TD取って、良いリズムであずまボウルに繋げていきたいと思います。
 

DL 杉浦選手

―今日の試合を振り返って
今日はQBの徳島くんが走ってくると考えられていたので、しっかり自分の役割を徹底してDFとして一丸となってやっていこうという感じでした。
―どんな気持ちで臨みましたか
相手が1敗しているということもあって死ぬ気でやってくることは分かっていたんで、自分たちもそこを全力で潰そうと考えていました。みんな気持ちは凄い入っていました。
―調子はどうですか
自分はこの試合が復帰戦だったんで、後輩を引っ張るためにもしっかりやらないとと思っていてQBサック決まったんで、これでまた中央戦に向けて後輩たちがついてきてくれると思います。よかったと思います。
―アピールポイントを教えてください
自分のアピールポイントは、負けず嫌いなところですね。
―リーグ優勝が懸かった最終戦の中央戦に向けて
全力でやるだけです。後悔のないようにします。

RB 池田選手

ー今日を振り返って
今日の試合は今シーズンの中で大きな試合の一つになると思って望みました。自分個人としても、チームとしてもこの試合にかける気持ちは、今までの試合以上に強かったと思います。不安なこともあったので勝ててよかったです。
ーようやくけが人が復帰しメンバーが揃いましたが
ここからが山場なのでよかったです。チーム一つになるという気持ちを持って試合に臨むということは、監督からもキャプテンからも言われていますし、それはメンバー全員がそろわないと難しいことだと思うので、これからの試合はさらに全員で一丸となって臨めるのではないかと思います。
ーそれぞれのQB(高島・山口)の良さは
もちろん2人ともいいQBです。高島さんはオールラウンドなプレイが可能で、DFをコンフューズさせるのが上手いと思います。山口さんは相手DFがコンフューズした時の穴を見つけるのが上手いと思います。
ー自身のアピールポイントは
タックルをブレイクして、DFを引きずってでも走っていくということが自分の持ち味でもあって、試合での目標でもあります。
ーリーグを通し成長した部分は
肉体的にはもちろん成長したと思うんですけど、精神的な部分の成長です。自分の目標とするところに堀さんがいるんですけど、リーグ含めて残り試合が少なくなってきて、いつまでも堀さんがいるって考えていたらダメだと思うので、「自分がやってやる」という気持ちでここまでやってきました。なので精神面で強くなったと思います。
ー次戦に向けて
自分はこれからの試合はRBの実力差がチームの勝敗を左右すると思っているので、走り勝つという気持ちでこれからの試合臨みたいです。なので、次の中大もいいRBが2人そろっているんですけど、自分たちのユニットはまずは走り勝つことを目標にして、そこからチームをいい軌道に乗せて勝利を掴みたいと思います。

CB 佐藤選手

ー今日のゲームを振り返って
接戦にはなると思っていました。DF陣もベストメンバーになったので絶対にフロントは止まると信じてプレーしました。
ーファンブルリカバーを記録されました
ただ転がってきたのを取っただけです。常にDF全体でそのようなところ狙うことを心がけています。
ーリーグ戦も残り1試合になりましたが、課題は
DB全体でパスカバーがまだ出来ていないこと。中央大も強い相手なので試合まで2週間空くんですけど、気を引き締めてしっかり調整していきたいです。
 ーご自身の持ち味は
スピードです。1対1に自信があるのでそこで勝つことが出来るスピードが持ち味です。
ー次戦に向けて
絶対に負けられない戦い。熾烈な争いをしているAブロックのチームに脅威を与えるような試合をしたいです。

フォトギャラリー

  • DSC 0887QBサックを決めガッツポーズのDL杉浦
  • DSC 0024トマホークス最後の砦、SF淺瀬
  • DSC 0181簡単には止められないRB池田のラン
  • DSC 0122CB佐藤のファンブルリカバーが勝利を確実なものにした
  • DSC 0656頼れる4年生OL田名邊のブロック
  • DSC 0806急な出場も冷静なプレーを見せたQB寺村
  • DSC 1103RB鈴木はキッキングチームのブロッカーとしても奮闘
  • DSC 0562悪天候のなかでも、多くの人々が応援に駆け付けた
 

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