アメフト

アメフト秋季リーグ戦 VS中央大学 記念すべき『60連勝』でリーグ制覇!!掴んだ宿敵・日大への挑戦権!

2012年度 秋季リーグ戦 第7節
11月11日(日)
会場:横浜スタジアム

雨が降り続く中行われたリーグ最終戦。相手は昨季も対戦し苦戦を強いられた中大。ここで勝利を掴むことができれば、リーグ優勝。そしてリーグ戦60連勝を達成する。果たして、先輩から受け継がれたこの記録を次世代につなぐことが出来たのだろうか。

IMG 5358 Rspeed20120107
2TDとチームにモメンタムをもたらしたRB笹尾

試合結果

トータル試合結果

27 14 1Q 0 0
6 2Q 0
7 3Q 0
法政大学 0 4Q 0 中央大学

戦評

 試合は法大のキックオフでスタート。ラン攻撃を得意とする中大だが、最初のシリーズはパス攻撃を中心に攻める。しかし法大の堅いDF陣を前に1st downを更新することができない。一方法大は、前節活躍したQB#17近藤濯がスターターとなり、この日も好調さをアピール。パスとスクランブルで敵陣まで攻め込むと、最後はRB#24笹尾が40ydsを駆け抜けTD。試合開始2:59と早々と先制する。その後は法大ペースで試合が進む。次の中大の攻撃もパントに追い込むと、再びRB笹尾が活躍。35ydsのロングゲインを見せると、最後は1ydsを飛び込み、1Qにしてこの日2つめのTDを挙げる。

 2Q始めにはこの試合初めて敵陣まで攻め込んだ中大が4th downギャンブルを挑む。しかしここでDE#79天野がQBサックを決めターンオーバー。相手に得点を許さなかった。すると今度は法大の2枚QBである近藤濯のパスプレーと#16寺村のランプレーで1st down更新を続け最後はK#98谷澤がコンディションの悪い中でも落ち着いて34ydsのFGを決める。2Qではその後さらにK谷澤が24ydsのFGを決めて、20-0。法大の攻撃はここまで全てスコアリングドライブとなり、圧倒的な攻撃力を見せつけ前半を折り返す。

 3Qに入っても法大の勢いは止まらない。最初のシリーズでこの試合初めてパントをするが、敵陣19ydsから始まった中大のパスをLB#58鈴木直がすぐさまインターセプト。このチャンスをQB寺村のキープランでTDまで繋げた。その後相手QBのキープランで17yds、26ydsとゲインされ自陣29ydsまで攻め込まれるも、ここはDT#93上田のファンブルリカバーでピンチを脱する。

 27点のリードで迎えた4Q。法大はランプレーで時間を使いながらじわじわと攻め込んでいく。一方、中大はパスプレーを中心に攻撃を組み立てていくが、雨の影響や法大DF陣の冴え渡るタックルやパスカバー、さらにはLB#57田中のインターセプトで思うようにプレーができない。最後は法大スタンドと選手が一体となり5、4,3,2、1、とカウントをしてリーグ優勝、そして2004年第2節からのリーグ戦連勝記録を『60』に伸ばす歓喜の瞬間が訪れた。

 前節まで総得点、総失点ともに上回っていた中大から完璧な勝利を収めた。十分なスカウティングで中大自慢の二枚RBにほとんどプレーをさせず封じ込めたことが一つの要因だろう。これであずまボウル出場権を獲得。対戦相手は昨年と同じく日大。シチュエーションは昨年と変わらない。変わるのは『結果』ただ一つ。選手たちの新たな戦いが今始まる―。(小田切直也)

選手のコメント

DL 蔀主将

―リーグ戦全勝優勝ですね。おめでとうございます。
全勝でリーグ制覇するつもりだったので、やっと日大にリベンジできるなという気持ちです。

―2試合ぶりの完封勝利となりましたが、心がけたことは
中央戦へ向けて練習の後にタックル練習を積んで、それが今日きちんとはまりました。雨で滑って何回か外れてしまった部分もあるんですけど。タックルに関してはきちんとやってきたので、それが完封につながったのかなと思います。

―勝因はそのタックル練習ですか
そうですね。あと雨の対策もしていたのでそこでも中央を上回ることができたかなと思います。

―今日の蔀選手の調子は
あんまり思い通りのプレーはできなかったのかな。なんですかね、イメージと違った部分が多かったですね。(試合前の)想定をもっとしっかりしていきたいですね。

―イメージと違った点とは
まずは低さというところですかね。あとはプレーを見すぎ、ボールとの勝負にこだわりすぎの部分があったかなと思いました。

―次は日大ですね。特に気をつけたい部分などありますか
気を付ける部分は、変わらずタックルですかね。ディフェンスとしてはランをさっと止めてからパスに逃げさせて、そこで球を獲れればなと。オフェンスは(日大の)ディフェンスラインが去年と面子が変わってなくてとても強いので、そこをどうかわしていくか今後話していこうと言っています。 キックは調子がいいので。今日も何本も決めていたので心配ないと思います。

―チームの士気は
まとまってきているなというのを感じます。コーチからも「言葉に重みが出たね、お前」と褒められて。チームはまとまっています。

―次戦の日大戦、その先の甲子園へ向けて
まあ言ってしまえば日大戦は去年のリベンジでもありますけど、甲子園への通過点なので。しっかりいつも通り最前の準備をして臨もうと思います。

RB 笹尾選手

―今日の試合を振り返って
RBとしてのいい所、1発でTDまで持っていくことは良かったんですけど、自分的にはまだ視野が狭いという課題が出た試合でもあるのでとてもいい試合になったと思います。

―課題をどのように改善しようと思っていますか
秘密の特訓があるので。後は、去年怪我をしてしまってそれから復帰して足が遅くなってしまったので、2週間で足を速くするという所も課題に入れていきたいと思います。

―雨の影響はありましたか
特にないですね。

―中大の印象は
バランスのいいチームだったのでやりにくいというのはあったんですけど、勝てて良かったです。

―スカウティングは
たくさんしました。遅くまで残ってみんなでスカウティングして、勝利はそれのおかげと言っても過言ではないと思います。

―警戒していた選手は
マッチアップ的にはLBの選手なので、田中選手や松永選手ですね。

―今日で60連勝となりましたが
先輩たちが作り上げてきたものなので、これを伸ばしていきたいと思います。自分たちがこれを無くす訳にはいかないので、どんどん伸ばしていきたいと思います。

―あずまボウルで対戦する日大の印象は
戦力的には去年からダウンしていないと思います。やっぱり凄いチームで選手も大きいですが、それに負けることなく自分たちのOFチームが日本一だと証明して甲子園ボウルに臨みたいと思います。

―警戒している選手は
DLが強いのでモトゥ選手だったり大きい選手は恐いですね。

―日大戦に向けて
通過点です。勝って甲子園に行くのは自分たちです!

OL 王野選手

―今日の試合を振り返って
OFが早いうちに点を取れたので良かったです。

―昨年苦戦した中大でしたが
昨年よりは思い通りできました。

―相手DLはどうでしたか
リーグ戦に強いチームがたくさんいて、早大や慶大の強いDLとやってきたので今日は強さをあまり感じませんでした。

―今日の勝利で60連勝となりましたが
OBの方々の伝統で今があるので、誇りを持って伸ばしていかなければならないと思います。

―あずまボウルで対戦する日大の印象は
昨年もやったのですが強くて、関東では一歩抜けていると思います。でも、昨年負けた悔しさがあるので、相手は関東一のDFだと思いますが、まずは準備で上回っていきたいです。

―日大戦へ向けて
昨年のリベンジを果たします。甲子園で勝つことが目標なので、次の試合絶対勝ちます!

QB 寺村選手

―今日を振り返って
そうですね、今日はまぁ雨が降ってたんですが、ファンブルだったりインターセプトなく、オフェンスとしてしっかりしまったプレーができ、また前半からしっかり攻めて突き放す展開ができたので、慶應戦早稲田戦と違った展開で優位にゲームを進められたかと思います。

―今まで前半が攻めきれず苦戦していましたが、それは改善されたということですか
1stシリーズ2ndシリーズしっかりとれたので、その点ではチームに勢いもでたし、改善されてきたと思います。

―今日はパスよりもランで出場されていましたが、心掛けたことは
今日は雨で、ボールが滑りやすいってことだったりというのがあったのが、全員でボールロックだったりボールパスであったりという部分を意識して走りました。

—今日のスターターQBは近藤濯選手でしたが
そうですね、まぁ濯も自分もしっかり準備して、ほんとに2人でいい準備ができたと思うので、濯にもそんなにプレッシャーをかけたくなっかたので、彼がおもいっきりできるように自分は心掛けてやっていました。

―タッチダウンも決められていましたが、ご自身の調子は
前回調子が悪かったので、今日はしっかり自分のリズムで少ない機会だったんですがプレーできたと思います。

―OFが攻めてDFが守ってという試合でしたがチームの雰囲気は良いですか
そうですね、良い雰囲気でできたと思います。

―ではOFの雰囲気も良いですか
タッチダウンしても、次々と気持ちを切らさずという声が絶えなかったので、気の緩みなく試合できたと思います

ー中大戦にむけて何か意識していたことは
リーグ戦の連勝記録を言われていて、伝統だったり誇りだったりってものがしっかり受け継げるかというのを、意識してきました。

ー次戦に向けて一言
日大に去年負けてこのチームスタートしたので、ほんとにあと2週間しっかり準備して、絶対勝って甲子園に行きたいです。

LB 田中選手

―今日の試合を振り返って
メンタルの部分でみんな集中を保ててました。あと、気持ちで勝ってた分結果がでたと思います。

―かなり雨が降ってたんですけど、雨の影響とかはありましたか
雨の予報だったのでこの日のために結構準備してました。逆に雨が降って良かったです。スパイクとかもみんなケアしてたので足元が滑ったりとかはなかったです。試合のために相当準備してました。

―インターセプトもありましたね!
ビビりまくってました!雨が降ってボールこわかったので(笑)ボールが滑ってたというよりコロコロしちゃってたんですけど、1回インターのミスしてたので丁寧にキャッチしました。

―今回の試合、無失点でしたがディフェンス的には
雨の中でどのチームにもミスが出ると思うのでそのミスを待ってその時にボールを取れたというのが1番大きかったと思います。

―次はあずまボウルですが意気込みは
やっとスタートラインに立てたという感じです。あずまボウルで勝つことが日本一に向けての山場だと思うのでもう一回準備して頑張ります!

―これからの試合に向けてなにか意気込みなどあればお願いします!
たくさんの人が応援してくれて期待をしてくれているので、その人たちのためにもコーチ陣のためにも勝って甲子園に連れて行きたいと思います!

QB 近藤濯選手

―ブロック優勝・60連勝してどのような気持ちですか
60連勝目ということで、試合前は伝統もかかっていて緊張しましたが、いつも通り試合を楽しむことを今日の試合の目標にして、落ち着いてできたと思います。

―今日を振り返って
自分はDFをよく見るということ、OLはブロック、レシーバーはキャッチを安定してできたので、総合的にOFが優位にたっていたのかなと思います。総合力で勝てたと思います。

―雨の中での試合はどうでしたか
雨を予想していたので、練習から雨を想定した練習をしていましたから、そんなに緊張はせずいつも通りやることができました。

―前回の取材の時「前半から攻めていきたい」とおっしゃっていましたが、今回はそれを意識しての試合でしたか
そうですね。前半から積極的に点が取れたので、それが今日はすごく良かったと思います。

―今日勝てばブロック優勝という試合を前にして、どのようなモチベーションで臨みましたか
伝統ということもあったので、すごい緊張していましたが、とにかく自分の仕事をやろうと考えて、ミスをしないということを特に大事にしました。そしてなによりも『楽しむ』ということを意識してやりました。

―今回の試合で何か課題は見つかりましたか
今回の試合はゴールライン、ゴール前でなかなかプレーが出なかったので、コーチや選手どうしで内容を擦り合わせていかないといけないなと思います。

―あずまボウルに向けて
中央大学や早稲田大学、慶応大学といった強豪チームがいるリーグBで優勝させえてもらったので、それらのチームのためにも必ず勝って甲子園に行きたいと思います。

DE 天野選手

ー今日を振り返って
自分たちの準備してきたことがうまくいったので良かったです。

ーQBサックしましたがどうでしたか
全体的にもっとプレッシャーをかければ良かったかな。あのプレーは良かったんですけど他のプレーがあまり良くなかったので他のプレーはもっとプレッシャーをかければよかったかなって思います。

ー雨天での変化はありましたか
自分のポジションとしては特にないです。かえって雨が降ったほうが相手のボールが甘くなるので。

ーあずまボウル出場を決めましたがいかがですか
去年はあずまボウルで負けたのでここがスタートラインとして考えています。中央に勝つことがうちの目標なのでこれから日大に勝って関西に行って関西に勝つことが目標なので頑張ります。

 
 

フォトギャラリー

  • IMG 5358 Rspeed201201072TDとチームにモメンタムをもたらしたRB笹尾
  • IMG 5193 Rspeed20120107QB近藤濯は安定したパスを見せた
  • IMG 5616 Rspeed20120107DT上田のファンブルリカバーでピンチをしのいだ
  • IMG 5653 Rspeed20120107自身のランでTDも挙げたQB寺村
  • IMG 5094 Rspeed20120107中大のラン攻撃を防いだDF陣
  • IMG 5782 Rspeed20120107QBサックも決めたDE天野
  • IMG 5866 Rspeed20120107チームを引っ張る4年生たち
  • IMG 5855 Rspeed20120107中大を見事0点に抑えた
 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

S 6477908564910 R

定期購読の申込み