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アメフト秋季リーグ戦 VS早稲田大学 先制されるも4Qで逆転! ブロック優勝に王手!!

2012年度 秋季リーグ戦 第6節
10月28日(日)
会場:アミノバイタルフィールド

気温は低いもののお昼過ぎまで降っていた雨も上がり、選手にとってプレーしやすいコンディションで行われたこの試合。法政はこの試合に勝ち、中央大が慶応大に敗れると優勝が決まる。果たして、法政大学トマホークスは早稲田大に勝利し、優勝を決めることができるのだろうか…

IMG 8634
後半、相手を封じ込めたDF陣

試合結果

トータル試合結果

21 0 1Q 0 10
7 2Q 10
0 3Q 0
法政大学 14 4Q 0 早稲田大学

戦評

 試合は、法政のキックで開始された。開始早々、早稲田のQBがプレーアクションを試みようとしたところをDL・#93・上田がサック。その後パントに追い込み思うようにプレーさせない。対する法政も最初のドライブからパントに追い込まれ、またこのパントに対するスナップをミス。この後QB・#16・寺村がインターセプトされるなど調子の悪さが目立つ。それでもこのインターセプトのすぐ後のプレーで法政のLB・#58・鈴木がファンブルリカバー。主導権は譲らない。そして、青木監督は調子が悪いと判断したのかQBを寺村と近藤(2年・#17)の2枚にする。
 
 無得点のまま迎えた2Q。法政はQB近藤のパスが決まるなど着実に前進しFGを狙える位置までくる。ここで蹴るのは、前節貴重な同点FGを決めた1年・谷澤。しかし、約45ydsのFG Attemptは失敗に終わる。谷澤は、次のドライブでも約30ydsのFGを蹴る機会があったがこれも外してしまい法政はなかなか先制点が奪えない。すると早稲田は直後のプレーで80ydsのTDパスが成功。法政は今季初めて先制点許してしまう。
 
 しかし、そう簡単にやられるわけにはいかない。直後のキックオフでWR・#11・松永が64ydsのビッグリターン。このチャンスに4年のWR・#81・伊東が応える。QB近藤のパスをキャッチしTD。4年生が作ったチャンスを4年生がしっかり物にした。それでも早大は次のドライブでFGを決め、7-10と法政3点ビハインドで前半を終える。
 
 3Q最初のドライブで大きく前進した法政は、エンドゾーンまで残り2ydsの所まで攻め込むがなかなかTDが奪えない。4th downまで追い込まれ最後はFGのシフトからランプレーを試みるが失敗。同点、また逆転のチャンスを逸してしまう。しかし、この悪い流れをCB・#21・佐野のパスカットやDL・#44・蔀主将のQBサックなどDF陣が断ち切り徐々にペースが法政に傾いてくる。
 
 4Qに入ってからは完全に法政が主導権を握った。最初のドライブでWR・#7・下段がTD。続けて松永もTDを決め、21-10と早稲田を突き放し最後はニーダウンで試合終了。法政が首位を守った。
 
 この試合の後に行われた慶大VS中大の試合で中央大が敗れれば法政の優勝が決まったが、勝利したため優勝は最終戦に持ち越された。法政は最終戦に勝てば文句なしの全勝優勝となる。また、ここまで積み重ねてきたリーグ戦の連勝記録も今日の勝利で『59』となった。次の試合に勝てばブロック優勝+『60』連勝と話題は目白押しだ。試合中に止んでいた雨は試合後に再び降り始めた。天気も法政に味方している。次戦に必ず勝利し日本一への階段をのぼっていってもらいたい。(吉弘 翔)

監督・選手のコメント

青木監督

―今日の試合を振り返って
予定していたよりエースQBがあまりリズムに乗れなかったので、途中でQBを代えて何とかなったというところです。OFはまだ怪我で万全じゃない人がたくさんいるので、もっともっといいチームになります。DFは怪我人が多いので、今週ケアをしっかりしてやるっていうことが課題。今日で優勝が決めってしまうかもしれないけど、決まらなくても早稲田が中央に勝っているので我々は中央にしっかり勝ってリーグ優勝したいと思います。

DL蔀主将

―今日の試合を振り返って
予想通りのロースコアゲームになりました。DF陣が踏ん張って良いポジションに持っていき、OF陣が得点を取る形を思い描いていたので予想通りでした。

―先週の試合から改善した点は
準備をもっと丁寧に行う点を改善しました。

―具体的に準備したことは
DF陣としては、早稲田に対して春からずっと準備してきたものがあったのでそこをきちんと攻めていこうと考えていました。

―今日のTDは全て4年生が取りました。チームの雰囲気はいかがですか
そうなんですか?DF陣は、攻撃を見ないので知らなかったです。しかし、最近4年生にリーダーシップが出てきたと思います。やはり、トマホークスのレシーバーの実力はトップレベルなので。雨が降らなくて良かったです。

―蔀選手の調子は
今日は、体の調子よりも精神的な調子が良かったです。早稲田には高校時代(法政二高出身)負けたことなど色んな気持ちがあったのですが、しっかり調整が出来てすっきりした気分で試合に臨むことが出来ました。

―その要因は
先週の試合ではこの気持ちの部分が全くできていなかったので、そこを意識しようと思っていたことですかね。
 
―2週間空きますがどのように調整されますか
この試合(慶大VS中大、中大が破れると法大の優勝が決定していたが結果は中大の勝ち)の結果が出てからですね。ここからDF陣もOF陣もミーティングをして決めていくと思うので。
 
―次戦(リーグ最終戦)に向けて
法政といえばリーグ戦全勝。連勝記録も作っているので伝統を守るためにも全勝でリーグ戦を締めくくりたいと思います。

WR伊東選手

―今日の試合を振り返って
 前回の慶應戦、OF陣は準備不足でした。その事もあり調整期間は1週間しかありませんでしたが、早稲田に対してやれることをひたすら準備しました。今日は、その準備してきたことを体現出来た試合でした。
 
―先制のTDを決められましたが、その時の気持ちは
 攻めているけどG前(Goal前)で2回点数が取れない状況で、松永(#11)がビックリターンしたのを点につなげられたので良かったです。このTDは、相手DFの弱い所を攻められるプラン通りの攻め方でした。
 
―今日の試合のTDは、全て4年のレシーバー(伊東・下段・松永)でしたね
 OLも若くて、QBも今年からレギュラーになった寺村(#16)だったり2年生のアロウ(近藤・#17)だったり若いメンバーが多いので、レシーバーの下段(#7)・松永(#11)・私と下級生から試合に出ていたメンバーで勝とうと考えています。ここがストロンゲストポイントなのでレシーバーが勝てば勝てるとそのような気持ちでいます。
 
―インターセプト(INT)を取られた場面がありましたが
 あれは、寺村が調子が悪く焦ってしまったのだと思います。しかし、自分たちの中では準備してきた自信があったので、INTされて悪いポジションになってもDF陣が止めてくれると信じていたしOF陣もこのままやれば逆転出来ると信じていました。その辺は慶應戦と違い焦りもなく、自分たちのやることをやれば結果は自ずとついてくるという自信はありました。
 
―次戦(リーグ最終戦)に向けて
 リーグ戦の連勝記録を自分たちが止めるわけにはいかないので、絶対勝って全勝で優勝して日本一になります。そのためにも、2週間空くのでしっかり準備して戦っていきたいと思います。

WR松永選手

―今日の試合を振り返って
今日はレシーバーで勝つということを目標にやってきていて、それが達成できたかなって。本当によかったです。

―ダメ押しのTDを決めましたが
今日は1本目の寺村が調子悪くて、2本目の近藤(濯)がよく踏ん張ってくれて、OLもパスプロが持ってて。自分は捕るだけだったので本当にOF全員のTDだったと思います。

―近藤濯選手はどうですか
いままで全然試合に出ていなかったんですけど、いきなり早稲田っていうことで肝っ玉が据わっているなと。勝負強い男だと思いました。

―相手にTDされた直後にビックリターンがありましたが何か意識しましたか
慶應戦でもリターンで持っていけそうで持っていけなかったんで、早稲田でもやってやろうかなと思ったんですけど、それもTD出来なくてちょっと残念な気持ちですね。

―1対1で意識していることはありますか
自分は1対1に強いんですけど、出来るだけパスコースに出たブロッカーも使おうと考えています。そうしたら一人かわした後に二人目、三人目とかわせると思うので意識しています。

―早大の印象はどうでしたか
自分たちは早稲田を夏から対策していて、今日のプレーも全部夏からやっていたんですよ。その予想通りきてくれたので、思い通りに迷うことなくいけたかなと思います。

―自分たちのペースで試合を進められたということですか
そうですね。後半負けで折り返したんですけど、いけるんじゃないかと思いました。

―去年チームの中心だった末吉選手(現IBM BigBlue)や坂梨選手がいなくなった早大はどうでしたか
早稲田はシステムとかがしっかりしていて、個々の能力よりしっかりしたシステムで戦ってくるチームだったので。あと、スカウティングがしっかりしているチームです。だから裏をかいていこうと自分たちはやっていきました。

―もしかしたら今やっている中央対慶應の試合で優勝が決まる場合もありますが
決まるかもしれないですけど、リーグ戦の連勝記録っていうのが自分たちにはあるので。それは先輩たちが築きあげてきてくれたものなので、それを崩さないように自分たちも恥じないようにプレーしていきたいなと思います。

―中大で警戒する選手は
CBの大竹選手がデカくて速いんですよ。ちょっとビビってますね。

―去年は木本選手にインターセプト等をされて苦しみましたが、その木本選手が抜けた今年の中大はどうですか
木本選手が抜けたサイドは弱点かなと思っていたんですけど、U-19日本代表の平田選手がいるのでやるのが楽しみです。

―中大戦に向けて
4年生3人でまたTDいこうと言っています!

WR下段選手

-今日をふりかえって
流れはあったんですけど、最後なかなか決められない試合でした。でも3人で試合を決めることができて良かったです。

-逆転のTDを決めたとき、どういう気持ちでしたか
正直こんなところで終わりたくなかったので、絶対取ってやろうという気持ちでした。結果的に自分が決勝点だったんですけど、試合が決まったわけではなかったので、最後松永が取ってくれて、気持ち的には嬉しかったです。

-今日はパスキャッチやランでも活躍されていましたが、何か気をつけたことは
欲は出さず、丁寧にプレーすることを心がけて、ファンブルやキャッチミスとかイージーなミスをしないようにしました。

-今日のチームのOFについて
流れになかなか乗りきれないところがあったので、ここは相手が強くなっていく上で改善していかないといけないかなと思います。

-具体的のどのような課題がみつかりましたか
こっちがゴール前まで攻めこんだ時に(点を)取れないので、そこかなと。

-中大戦に向けて
早大戦こうやって活躍できたので、ここで欲は出さず、丁寧にプレーして、また活躍したいです。またレシーバーで試合を決めたいです。

QB近藤濯選手

ー今日を振り返って
序盤から少しリズムは良かったんですが、そこで自分が出て、OLのパスプロテクションが良くもってたので、それで落ち着いてやることができて、リズムよくできました。
 
ー最近苦戦気味ですが、OF陣の雰囲気は
序盤の出だしがあまり良くないことが苦戦の原因だと思っていて、次の試合から序盤を上手く攻めれたら良くいくんではないかと考えています
 
ースターターとしては出場していませんでしたが、今回の試合ご活躍されてご自身の調子はどうですか
自分自身すごい落ち着いてやることができました。OLが今日すごく良かったので、それが自分の落ち着けた要因だと思います。
 
ーパスで進んでいきましたが、パスの出来は?
そうですね、まぁぼちぼちです。
 
—今後の課題は
OF全体としては、もっと序盤からのリズムで、いつも追いかけてる形になっているので、先に引き離すことをしていきたいです。自分の中では、オプションプレーだったり、ランプレー、パス以外のプレーをもっと出来たらなと、、、上手くなりたいなと思います。
 
ー中大戦にむけて一言
早稲田戦もそうですが、日本一を目指しているので中大戦も通過点として着実に勝って、次に繋げていけたらなと思います。

LB鈴木選手

ー試合を振り返って
今日はアウトバッカー(外側のLB)の上級生の高橋さんが怪我をしていたので急に言われたので最初の方は緊張していたんですけどプレーをやっていくごとに緊張もほぐれていって良い感じでした。

ー個人の調子はどうですか
ラッシュも良い感じにかけれてタックルも決まったので良い感じです!

ーDFの調子はどうですか
喜貴さんがあまり調子が良くなくてチーム一丸となって戦えたから良かった。いつも助けてもらっているので。

ー後半から相手のOF陣をすぐに止めていましたが指示など変わった点があったのですか
前半からの相手のランの傾向などをチェックしていたので後半ではすぐに止めることができた。

ーファンブルリカバーしましたが
普段からボールを掻き出す練習をしていて普段通りやりました。いつも通りです!

ー課題は見つかりましたか
一発で前半やられたのであれは正直無くてよかったTDかなって。0にできた試合だったなって思います。これからは最初から0にこだわっていきたい。

ー最後に中大戦に向けて
勝つだけだから、残り2週間、中央に向けてやるべきことをやって早稲田同様に試合に臨むだけです!

 

フォトギャラリー

  • IMG 8634後半、相手を封じ込めたDF陣
  • IMG 8789正確なパスを繰り出すQB近藤濯
  • IMG 8924WR松永、64ydsのビックリターン
  • IMG 8851ファンブルリカバーで流れを変えたLB鈴木
  • IMG 9008先制TDをしたWR伊東
  • IMG 9371逆転TDをしたWR下段と喜ぶ仲間たち
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