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【アメフト】春季オープン戦 VS横国大 危なげなく勝利を収めるも、今季初失点に課題残る

2013年春季オープン戦 2013年5月5日(日) 会場:川崎球場

ここまでオープン戦3試合全てで完封勝利を収めている法大トマホークス。対する横国大マスティフスは昨季関東2部Bブロックを勝ち上がり、今年から1部に加わった上り調子のチーム。挑戦者として意気込む彼らに対し、法大はその実力を見せつけることができたのだろうか。

ハドルを組むディフェンスチーム

試合結果

トータル試合結果

42 14 1Q 0 7
7 2Q 7
14 3Q 0
法政大学 7 4Q 0 横浜国立大学

戦評

 試合は法大のキックオフから始まる。横国大のリターンを敵陣14yds 地点で止めると、その後のシリーズでは、4-4フォーメーションから着実にプレッシャーを掛け、ランもパスも確実に防ぎパントへ追い込む。このパントを敵陣30ydsまでリターンすると、一年生QB鈴木が2本連続でTE渡邊へパスを通し、1stダウン更新と共にエンドゾーン残り1ydsまで詰め寄る。一度はランプレイでロスをするも、最後はRB#30田邊が左方向へ走り切りTD。K谷澤がTFPもしっかりと決め幸先よく先制する。試合は再び法大のキックオフからリスタート、だが法大は相手のリターンをまたしても20yds付近で抑える。このシリーズをパントへ追い込むと、キャッチしたWR恒吉がそのままエンドゾーンへ走り込み、パントリターンTDを決める。K谷澤も冷静にキックを決め、これで14-0。着実に相手との得点差を広げた。次の横国大のシリーズでは13ydsのパスを通されこの試合初のダウン更新を許すが、最後は確実にパントへ追い込む。この後のリターンを恒吉は敵陣48ydsまでリターン、ドライブではQB鈴木を中心にランとパスで着実にゲインを重ねる。第1Q終了間際にはQB鈴木からピッチを受けたRB田邊が、エンドゾーン左へ走りこんだWR恒吉にパスを投げるトリックプレイなどでTDを狙うがこれは不成功。第1Q内で追加点は奪えず第2Qhe入る。エンドが変わった第2Q、開始直後に田邊がランで敵陣11ydsまで攻め込む。そして、次のプレイでRB鎌田が左方向へ走り込みTD。キックも成功し21-0へさらに点差が広がった。  順調に思える試合展開だったが、ここから少しずつ変化し始める。ここまで敵陣20yds程度に抑えていたキックオフリターンを同36ydsまで進められてしまうと、1stダウンでは7ydsの前進を、2ndダウンではパスでロングゲインを許し、自陣36ydsまで攻め込まれる。ダウン更新を許した次のプレイでも短いパスを繋がれると、ランアフターキャッチをDBがとらえきれず12ydsのゲイン。この後は必死に食い止めようと奮起するも、最終的には調子の上がってきた横国大QBがエンドゾーン手前のWR常田にパスを通され、走りこまれたところをCBがとらえきれずTDを許した。ここでモメンタムを横国大に奪われたか、法大はこの次のキックオフリターンでファンブル。相手にリカバーを許すなど精彩を欠き始める。失点こそ無かったが、追加点も奪えず前半を終えた。  巻き返しを図りたい第3Qだったが、最初のドライブはパントで終了する。しかしディフェンス陣が踏ん張り横国大のドライブもパントに追い込むと、法大はランで着実にゲインを重ね、最後はRB田邊がTDを決める。調子を取り戻した法大は次のドライブでも再び田邊がTD、キックも成功しスコアを35-7に広げた。しかし、この後は膠着した試合展開が続き得点を奪えない。K谷澤の41ydsFGトライも失敗に終わってしまい、追加点のないまま第3Qを終える。  第4Qでは、開始直後にインターセプトを決め、再びモメンタムをつかんだかのように見えたが得点には至らない。なんとか終了間際にWR黒田がTDを決めるも、結局試合はこのまま終了。41-7のスコアで横国大との戦いを終えた。想定よりも得点を奪えず、加えてオープン戦初失点を喫してしまったトマホークス。5/12の青山学院大学ライトニング戦に向けて、ディフェンス・オフェンス共に課題が多く見つかる試合となった。(佐藤康平)

(第3Q田邊選手のTDを鎌田選手と表記する誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます)

選手コメント

LB 田中喜貴

-今日の試合を振り返って

試合への気持ちの持ちよう、持って行き方が各個人下手だったかなという印象。全員が雰囲気をつくることを他人に任せていて、自分で試合前の準備がへたくそで活躍できなかった選手が多かったかなと思う。試合に対する気持ちがそこまで入り切れていなかった。  試合は大けがをするかもしれないけれど、そこで怖がったらアメフトはできないから、相手に対して一歩踏み込めるように自分で普通の時と試合の時っていうのを入れ替えなければいけない。それが出来ていなかったかなというのが一つの大きな問題なのかなと思う。

-オープン戦での初失点でしたが DBが今けがをしている人が多くて人数が少なくなっていて、新しくLBからDBに行ったりとかしていてそういう選手が結構出ているんだけど、そういう選手がたくさん出ているから相手にパスを通されても仕方ない、みたいなそういう気持ちをどっかしらみんな持いたと思う。でもそれをカバーできる選手はいっぱいいるし、そこをカバーしようとしなかったのが大きな反省の一つだと思う。パスは捨てているっていうイメージがついちゃってて相手のパスがずっと通っちゃっているのを変えられなかったって言うのがありますね。

-試合に出ている1年生はどうですか 1年生はいいね。

-1年生に対して前におもいきりの事を言っていましたが 1年生は素質がすごいあるんだよね。いい選手もいっぱいいるし。だけど昔はうまい選手下手な選手関わらず気持ちはすごく熱かったりしたし、誰かが行こうぜ!って言ったら行こう行こう!って乗っていく選手が多かったんだけど、今の一年生は静かだね。うまいんだけど静かみたいな。だからこそちょっともったいないな。練習とかでもうまいんだけど、試合になるとやっぱり気持ちがちょっと踏み込めないっていう選手が多いかな。

-試合を通じて1年生はまだまだ成長しそうですね 練習を通じてどんどん気持ちが強くなっていけばよくなると思います。

-今日の試合を通じて次への課題などはありますか 課題は、初めて失点されて上級生とかも試合慣れしている選手が何人かしかいなかったから、とられちゃったっていう落ち込みから、次のプレーに切り替えることが出来なかった。そこをいかに自分たちで切り替えられるかっていうのが上級生の見せ所だと思う。だから上級生がもっと声をかけて切り替えていくことかな。

RB 田邊僚

―まずは試合について一言お願いします

オフェンスは全然点取れなかったという部分が課題になってて、自分たちの目標を8TDと設定していたので、それに全然足りない部分がありました。自分が持っていくところを持っていいけなかったりだとか、オフェンスチームを引っ張りきれなかったなというふうに思います。

―ご自身の3TDにはどのような評価を もっと本当に点を取れないと、自分がオフェンスチームでは自分が一番上級生だったので。自分が取らないと勝てないとい思っていたし、目標を達成できないと分かっていたので、不甲斐なかったなと。

-点を取りきれなかった原因は 自分としてはランコースがなかったりだとか、頭を使った走りがあまりできてなかったことだと思っています。あとはミスが多かったです。

-1度、田邊さんがパスを投じてましたが 投げました。ハドルの時点で決まってました。

-1年生で注目・期待している選手は 鎌田(RB#25)ですね。一年生の中でも特に頑張っているので。

-残りのオープン戦での課題は 自分の中ではまずフィジカルです。ファーストタックルで倒れているようじゃ、もっと上のチームとやっていくと通用しなくなると思うので。秋のリーグが始まる前に、早稲田とか日大を想定して、もっとフィジカル、体幹とかを鍛えていきたいです。

QB 鈴木貴史

-今日を振り返って 今日の試合は自分が何もできていない試合でした。

-前の試合後パスが課題と言われていましたが 結果的には前より通っていたのですが、ほとんど空いている所に投げただけで、相手のDFは見れていなくて、全然自分が思っているようなパスは投げられなかったです。

-では課題はまだパスですか はい、DFを見れてないので。

-思っていたより点差が広がりませんでしたが、相手のDFはどうでしたか?

そうですね、もう本当に自分がDFを見れてなくて、ポイントを狙えませんでした。

-3年生QBの先輩方の存在は? 大きいです。自分のダメなところを的確に教えてくれたりしてくれるので、本当にありがたいです。

-次戦に向けて一言 反省をしっかり出して、反省をできるだけ少なくしたいです。

フォトギャラリー

  •    ハドルを組むディフェンスチーム
  •    パントリターンTDを決めたWR恒吉
  •     TFPに向かうK谷澤
  •    相手のチャンスをつぶすDF陣
  •    敵を待ち構えるT玉野
  •     QB兼Hとしてフル出場の鈴木
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