フェンシング
 
 

【アメフト】あずまボウル VS日本大学 4年ぶり17度目の関東王者!!甲子園ボウルまであと一歩!

2012年度 あずまボウル
11月25日(日)
会場:横浜スタジアム

関東Bリーグ全勝で今年も波にのっている法大の相手は昨年、惜しくも敗れてしまった宿敵・日本大学。関東王者が決まる大一番の大事な試合であり、甲子園ボウル出場のために通らねばならぬ大きな壁。法大は去年の屈辱を果たし壁を越えることができたのだろうか…

IMG 8442
トマホークスを先導してきた男たち

試合結果

トータル試合結果

23 3 1Q 3 22
14 2Q 10
0 3Q 3
法政大学 6 4Q 6 日本大学

戦評

 試合は法大のキックオフからスタートした。宿敵・日大は試合開始直後から巧みにパスとランを使い分け、1st downを確実に更新。その勢いに押されてか法大は反則により自陣14ydsの地点において相手にオートマチック1st downを許す。その後相手を4th downまで追い込むもののがFGを決められ先制点を許す。しかし、法大のOF陣も負けていない。RET #80 恒吉がパントリターンで敵陣39ydsまで陣地を回復。監督が期待を寄せる2人のQB #16寺村#17近藤のパス攻撃で1st downを更新する。最後はK #98 谷澤が29ydsのFGを決め、同点に追いつく。1Q終盤ではDT #93 上田のQBサックも飛び出し流れを掴んだ法大、2Q開始直後にLB #57 田中がインターセプトを決めモメンタムを奪うとRB #22 池田が2ydsの位置から押し込みTDし10-3と勝ち越す。しかし、すぐさま相手に30ydsのFGを決められてる。このFGで勢いがついたのか、TDを決められてしまい10-13と逆転されてしまう。このままで終われない法大は前半終了間際にQB #17 近藤からWR #81 伊東へのプレーアクションや2回のタイムアウトを使い慎重に攻めた結果QB #16 寺村からTE #13 渡邊へのパスTDが決まり17−13で法大リードのまま前半を折り返す。
 
 第3Qの終盤に相手のK #39 井ノ口が41ydsのFGを決め、17-16と一点差まで詰め寄られる。昨年、第4Qで逆転されているため油断はできない法大はリードしているが落ち着いて積極的に追加点を狙いにいく。相手の反則が度重なり、ゴールラインまで敵陣3ydsまで進むとタイムアウトをとり近藤がQBスニークを試みるが惜しくも残り1ydのところで相手のDF陣に止められてしまう。RB #24 笹尾が押し込みTDを決める。しかし、TFPは風の影響なのか、ボールが右にそれてしまいを外してしまう。点差を広げられた日大はショットガンフォーメーションからのパスでヤードを稼ぐとすぐさまエンドゾーンまで残り6ydsのところまで攻め込む。相手にじりじりと攻め込まれゴールライン際での法大と日大の激しいせめぎ合いとなる。最後は一矢報いたい日大に1ydsランのTDを許してしまう。TFPが決まりタイブレークにもつれ込むと思われたが、昨年のあずまボウルMVPであり、関東学生4季通算スコアリングキックの歴代最多得点記録を更新したK井ノ口がこの場面でキックを外す。23-22と法大が一点差でリードのまま攻撃権を得るかと思っていたが、粘りのある日大にオンサイドキックを決められてしまう。残り8秒でFGも狙える距離だったが日大は最後の攻撃のチャンスをロングパスに託す。だが、CB #1 佐藤裕がインターセプトでしっかりと抑え、接戦の末、法大は宿敵・日大に勝利を収めた。

 昨年の屈辱を果たした法大は4年ぶり17度目の関東王者となった。甲子園ボウルの切符が見えてきた法大ー続く東日本代表校決定戦で勝利をつかみ甲子園の地を踏んでほしい。(岩崎 真)

監督・選手のコメント

青木監督

ご存知の通り、春ボロボロだったんですよ、関大に負けて。でもそこから、選手が試合に対しての精神的な持っていき方が非常にうまくなって、接戦では全部勝ってるんですよ。だいたいのストーリーができてて、もしここで向こうに入れられても同点になる。同点になったらサドンデスで、サドンデスではうちは負けたことがないので。そういう意味では今日は1点差だけど、勝ち方的には結構余裕を持てたのかなと。向こう日大は強いので、相当我慢比べを我々はしていた。それが功を奏したのかな。  

DL 蔀主将

―今日の試合を振り返って
取って取られての接戦だったので去年のあずまボウルに似ていると感じました。その中でも自分たちのフットボールが出来た結果だと思います。

―自分たちのフットボールとは
全員でフットボールをする事です。試合に出ていない選手も出来ることがあるということをこの1年間ずっと言い続けてきました。
―やはり日大はしぶとかったか
そうですね。日大VS法政は伝統的に接戦になる試合が多い。だから、ある程度接戦になる予想はしていました。

―今日の試合でポイントとなったプレーは
相手が最後のFGを外した瞬間ですかね。

―あずまボウルMVPに輝いた田中選手に一言
彼はスーパースター。リーダーシップもある。彼に言う事はないです。

―やはりキッカーが鍵になった。谷澤選手に一言
彼はメンタルが強いと思う。いつもまだ出来るという言葉を掛けています。甲子園に行くことになったらその言葉を忘れず強気で蹴ってほしいと思います。

―蔀主将は残り1分15秒で負傷してしまった。どのような思いだったか
ずっとフィールドに立っていたいという思いでした。でもすぐ戻れたので良かったです。


―次の東北大戦に向けて
東北大戦は、監督もある程度の実力差は認めているのでチームの底上げをしたい。それこそ、全員でフットボールを出来る良い機会になる。上級生がベンチワークを見せる機会もある。みんなで戦える良い試合にしたいです。

―最後に応援してくれている方々や学生に対して
私たちは、学生スポーツで日本一を取ることをずっと目標にやってきている。もちろん私たちの応援もしてほしいですが、私たちのプレーが何かの糧になってくれればと思ってフットボールをやっています。ぜひ応援に来てください。よろしくお願いします。
 

LB 田中選手

ー今日を振り返って
全員が気持ちこもったプレーをしていたので、前半から負けなんて一回も頭の中よぎらなくて、すごい気持ちのこもったゲームができたと思います。

ー試合前落ち着いて見えましたが、心境は
試合前は、基本日大との戦いは自分たちの中で負けられない戦いってなっていて、去年は気持ちが入りすぎて1Qで浮ついた状態になっていたので、今回は全員で結構笑顔とか見られてすごいリラックスした状態でいられました。

ー2Qインターセプト決めて、もう少しでもっととれたという惜しい場面がありましたが
惜しい場面は本当に申し訳ないです。取ります!!

ー試合終了間近、ゴール前の接戦時の気持ちは
その時は何にも考えてないですね。自分の中で、自分の最終目標としてるものが、プレーも何のプレーをしたというのは覚えてなくて、自然とキャリ アのところにいっているのがベストのイメージだったので、自分が止めたこともあんまり覚えてないし、でもまあキャリアのところにいれたので、良かったと思います。

ーその時蔀さんが抜けられましたが
本当に申し訳ないんですけど、キャプテンが抜けたことも覚えてないです。

ーあずまボールMVPどうですか
ほんと申し訳ない気持ちで、自分がとったというよりはDFでとったっていう、DFの全員が自分の中ではMVPで、代表して自分がとったみたいな感じです!

ー戦ってみて日大の印象は
普通に強いです。個々の能力がすごい高くて、スピードも早い選手がいて、身体能力が高い選手が多い中で、自分たちは「何度やられても立ち上がる」気持ちでした。

ー今日勝って、去年敗戦した4年生の思いなど、屈辱は果たせましたか
昨日去年の主将から「頼むぞ」と電話がかかってきて、その部分では果たせたのかなと思います。

ー甲子園まであと一勝ですが、次戦に向けて一言お願いします
みんな関学とか関西に目を向けてると思うんですけど、まずは目の前の一戦から、東日本決定戦もあるので、しっかり準備して勝利を手にしたいと思います。

RB 池田選手

―あずまボウル勝利おめでとうございます
ありがとうございます。

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
前半はすごく爆発力のあるオフェンスができたんですけど、全体を通してみれば辛い試合だったなと感じました。日大はすごく強いですし。

―試合前の意気込みは
毎年いつも4年生が感極まって(試合前に)涙してしまうってのが多かったんですけど、今年は絶対笑って始めようって4年生全員で決めて、目指し て。そういう(泣く)姿を見せることなく試合を始められました。だから弱い、負けるっていうイメージを一切持たないで、絶対勝てるってイメージをチームで 共有して試合にのぞめました。

―日大の印象は
個人の能力はすごい高いチームだと思います。コンビネーションやタイミングで勝らないと絶対に勝てない。日大は個人の力強さとパワーでくるチームで、うちはスピードとスタミナと気迫で勝つチームだったので。そのどっちが上回るかというのが今日の試合だったと思います。

―逆転、最初のTDを決めたときのお気持ちは
始まりだったので、オフェンスリーダーとして浮かれることもできないですし。嬉しかったというよりは、始まったという気持ちでした。

―今日のオフェンスについて
う ちのチームの特徴として、4年生ももちろん活躍してるんですけど、下級生が多く試合に出ていて、能力が高い選手が多くて。下級生は深く考えずに、いい意味 で楽観的に盛り上げてくれたりとか、声をかけてくれたりするので、そういった点が今年のオフェンスの強みだと思っています。
今回の試合に関しても下級生の声に気付かされるところが多かったです。ここで切り替えないといけないとか、まだまだいけるとか。そんな下級生の声で気づかされて、自分がオフェンスをまとめることができました。
全体としてバラつく瞬間もあったんですけど、試合を通して上級生も下級生もオフェンスが一つになって戦えたと思います。

―今日の勝利のポイントはどこにあったと思われますか
もちろん客観的に見たら日大のキッカーが外したか、外してないかだとは思うんですけど。

うちはオフェンスだけじゃなくて選手全員が細かいところまで考えて試合に取り組んでいるチームです。かたや日大はポジション毎にたくさんのコーチがいて、的確な指導をしてくれるチームです。
一見、日大の方がいいかもしれないですけど、法政は自分たちでどんなシュチュエーションも想定して練習しています。残り1秒で何ヤード残った時どうしようとか、そういうことまで自分たちで考えてやっていて。
いざ本番でそれができるかできないかは、コーチに教えてもらったことをやっているチームより、普段から自分たちで考えて対策を練っている方が強いのではないかと個人的には思います。

―甲子園が近づいてきましたが、今のお気持ちは
自分たちの代しか甲子園を知らないんです、今のチームでは。一年の時に先輩達に連れていってもらったので。だから、まず一つ目に今のメンバーを甲子園に連れて行くことができたというのが嬉しいです。やらなきゃいけないことだとも思っていました。
それから、トマホークスの伝統の中で、甲子園で勝たなくちゃいけないと思っているので…。
絶対に行って、勝つ!
もちろんBブロックで戦ったチームと、日大、日大に敗れたAブロックのチーム。関東を代表するので、いろんな人の想いを背負って自分たちは勝たなきゃいけないと思います。勝つことは義務で、責任だと思っています。

RB 笹尾選手

―今日の試合を振り返って
そうですね、やっぱり想像通り強かったです。なかなかランプレーもさせてもらえなかったですし。

―その相手に勝てた要因は
気持ちだと思います。

―日大についてはどんなスカウティングがありましたか
シフトモーションを使って相手ディフェンスを混乱させる。そういう準備をしてきました。

―中大戦後に挙げていた大きい選手への対応という課題は
自分は直接的に関与してないのですが。同じポジションの仲間だったり、ラインの仲間だったりが、しっかりと横から、ブラインドの位置からブロックできていたので、対策は上手くいったと思います。

―笹尾選手自身は視野についても課題にしていましたが
今日はまだ五分五分ですね。まだそれが課題となる試合でした。

―タッチダウンの瞬間は
ラッキー…。嬉しかったです。

―今日の試合のポイントになったところは
やっぱりオフェンスがドライブをできたとこですね。できなかったところもあるんですけど、流れとしては悪くなかったんで。そこが良かったからだと思います。

―また甲子園に一歩近づきましたがそれにむけてはどんな練習をしていましたか
スカウティングを多くして、相手のクセだとかを調べて、自分達に合わせてもらうような。そういう戦いになるように準備していきたいと思います。

―最後のピンチの場面、オフェンス人はどのような心境でみつめていましたか
あそこまでねばってくれたし、必ず止めてくれると信じていました。いつも仲間を信じているんで。オフェンス陣は自分達のやることをやるだけなんで。それだけです。

―4Qに自陣1ydsまで攻め込まれた時、ベンチから「喜貴」(LB3年)という声が聞こえたが
彼は本当に信頼感がある選手で、チームをまとめてくれる存在なので。

―東日本決定戦に向けて
抜かりのない試合を。本気でつぶしにかかります。

CB 佐藤選手

ー今日を振り返って
日大ということで結構均衡した戦いになると思っていました。予想通り、アツい試合だったんですけど、みんながひとつになってて、要所で止められたから良かったかなと思います。

ー甲子園が近づきましたが
それは率直に嬉しいです。

ー今日どのような気持ちで試合に臨みましたか
去年ここで日大に負けてから新チーム始まったんで絶対に負けられない戦いで、リベンジの気持ち、挑戦者の気持ちでした。気負いというよりは楽しみっていう気持ちの方が大きかったです。

ー今日の日大のOFについて
今までリーグ戦で戦った相手よりもスキルの高い選手ばっかりで、とても良いOFだったと思います。

ー最後の最後残り1ヤードまで攻めこまれたときどのような気持ちでしたか
周りのみんながいたし、このDFなら止められるっていう気持ちで、自信しかなかったです。

ー最後インターセプトを決めたときどう思いましたか
正直おいしいインターでした。試合は決まったなと思いました。

ー今日の試合でDFについて何か課題は
ロングゲインで一発取られてしまったのは改善できるところだと思います。細かいところをやっていきたいと思います。

ーこれからの試合に向けて
甲子園ボウルで優勝することが自分たちの目標だったので、今一歩近づけたのがとても嬉しいので、気持ち切りかえて絶対日本一になりたいです。

TE 渡邊選手

ー今日を振り返って
厳しい戦いになるというのは覚悟していたんですけどきちんと勝てて良かったです。

ー試合前のモチベーションはどうでしたか
いつもよりみんな緊張していたのでロッカールームでは笑顔を絶やさずにいました。

ーTDを決めましたが
よかったです。

ー4Qの日大の攻撃には何回もひやひやしましたが…
そうですね、ひやひやしたんですけどDFを信頼しました。

ー去年の屈辱は果たせましたか
そうですね、この1年日大に対してやってきたので勝ったことはすごい嬉しいです。

ー甲子園まであと一戦ですが
やっぱりここで負ける訳にはいかないので必ず甲子園に行きます!

QB 近藤濯選手

ー今日の試合を振り返って
オフェンスがテンポよく進めました。シリーズを取ることを課題にしていたのですが、とれないシリーズもあったけれど予想以上に取れたのでオフェンスはよかったです。

ー去年と同じ日大が相手でしたが?
去年の敗因は、自分たちのミスが多かったことなので今年は自分たちがミスをしないで確実に自分たちの強みを出すという事を軸にできていたのでよかったです。

ー最後の最後まで日大が粘ってきましたね
キックが入ってタイブレークということを考えていました。入らなかったらラッキーくらいに考えていたのですが、(入らなくて)ラッキーだったかなと思います。

ー次戦に向けて
自分たちのやっていることを確実にやることと今日出た反省を必ず次の試合で生かして甲子園にいい形で望みたいです!

ー今日出た反省点とありましたがご自身では何か反省点はありますか
タックルを多くされてしまったことと、まだ細かいところに反省がたくさんあります。

ーこれからに向けて
やって行くことは変わらず、自分たちの強みを出してミスをしないようなオフェンスで確実にとって、関東の他のチームのためにも絶対勝っていきたいです!

フォトギャラリー

  • IMG 8442トマホークスを先導してきた男たち
  • IMG 7078関東リーグMVP 蔀主将
  • IMG 2563あずまボウルMVP LB田中
  • IMG 7901今回も魅せてくれたRB笹尾
  • IMG 8345試合終了間際、インターセプトを決めるCB佐藤
  • IMG 8548トマホークス全員で勝ち取った優勝!おめでとうございます!!
  • IMG 3560接戦の末、勝利を掴んだ法大!!
  • now printing
 

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

1 R

定期購読の申込み