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【アメフト】東日本代表校決定戦 VS東北大学 遂に手にした甲子園への切符!!掴み取れ日本一!!

第4回 全日本大学アメリカンフットボール選手権
東日本代表校決定戦
2012年12月2日(日)
会場:味の素スタジアム

あずまボウルにて宿敵・日大を大熱戦の末、下した法大。甲子園ボウル進出をかけた今日の試合の相手は、近年急成長を遂げている東北大学。関東王者の貫禄を見せつけ、日本一へ近づくことができるのか。いざ勝負!!

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いざ甲子園へ!!掴め日本一!!

試合結果

トータル試合結果

41 17 1Q 0 6
14 2Q 0
0 3Q 0
法政大学
(関東代表)
10 4Q 6 東北大学
(東北代表)

戦評

 東北大のキックオフで始まるこの試合。いきなり意表を突くオンサイドキックを仕掛けてきた。しかしここは法大がカバー。自陣49ydsからの攻撃権を得た。

 法大のこの試合のスターターは1、2年生中心となっていたが、まずは頼れる4年生RB#22池田のランで前進すると、その後RB#32小山のランで1st downを更新。さらには、WR#80恒吉のジェットスイ―プやQB#16寺村のキープランにより着々と1st downを更新し、一気にモメンタムを奪う法大OF陣。ゴール前3ydsまで攻め込むと、最後はRB#28戸田が押し込み最初のTDを奪う。続く東北大の攻撃は4th downまで追い込みパントの構え。だがスナップミスによりボールがパンタ―の手に収まらない所をLB#10増田がタックル。法大は敵陣22ydsからの攻撃権を手にすると、K#98谷澤が45ydsのFGを成功させる。さらにその後RB#32小山が右へのオープンプレーでTDを奪い、法大ペースで試合が進む。

 2Q、波に乗る法大は4th & 1でRB池田がギャンブルを成功させ敵陣35ydsまで攻め込む。しかし、直後のピッチプレーの際にボールをファンブル。これをリターンされ、着実なランプレーとSF#34淺瀬のパスインターフェアが重なり、東北大にこの試合初めて得点のチャンスを与える。しかし、ここでキッカーがFGを右に逸らし、失点とはならなかった。すると、次のシリーズでRB小山が58ydsのロングゲイン見せ、最後はQB寺村からWR#19黒田へのTDパスが成功。前半終了1分前にはRB田邊が4ydsのTDランを決め、31-0で後半を迎える形となった。

 続く3Qは最初の相手の攻撃をパントに追い込み、前半同様に法大ペースで試合が進むと思われた。しかし相手も意地を見せてくる。QB寺村が2回連続でサックされて一気にモメンタムを奪われると、お互い1st downが更新できないまま試合が進んでいく。

 4Qで流れを戻したい法大だったが、なかなか前進することができない状態が続く。DF陣はここにきて東北大にパスを次々に通され、1st downを更新されていく。そしてその勢いのまま20ydsのTDパスを決められ、失点を許してしまう。しかしこのまま終わる法大ではなかった。QB#14山口のパスやスクランブルでなんとか前に進み、K谷澤が21ydsのFGを決め、点差を広げる。試合終了2分前、DB#37福岡がインターセプトを決め、モメンタムを引き戻す。この勢いのままRB小山がこの試合2本目となるTDを決め、そのまま試合は終了。この瞬間見事甲子園ボウルへの切符を手にした。

 ついに掴んだ甲子園出場。目標とする学生日本一まであと1勝となった。関西学院大を止め、王者に返り咲くことが出来るのだろうか。負けられない戦いはまだ終わらない。(金和 成美)

東日本代表校決定戦 表彰者

MVP

法政大学 QB #16 寺村健吾(4年)

MIP

東北大学 QB #18 石井幹人(4年)

監督・選手のコメント

青木監督

 こんなチームで関西へ行くのは恥ずかしい。今日は力がないことを痛感しました。関西に行って頑張れる自信がない。

 しかし、今日は本当の話をすると、もくろみ通りに近い。最初からコーチや選手と言っていたのは40点で、向こうに1本取られるかどうか。それから、1年生を後半から使いましょうという約束事でやっていたので、これくらいになるのかなと。大体予想通りになってきています。

 けが人が多いですけど、今日の試合で相当休ませたので、だいたい甲子園はフルメンバーで出来る。だから、これから2週間どうやって戦っていくかを考えて構築していく。基本的にはパスを決めてくれないと苦しい。オプションは向こうが止めにかかってくるので、そこからのパスを決めないと。

 QBの近藤濯は右手の人差し指を骨折したんですけど、今急激に治っている。おそらく来週から使えるので大丈夫。今日は佐々と山口を使う予定だった。でも寺村を使った。寺村はろっ骨2本にヒビが入っててすごい調子悪いんだけど、上級生だから使いました。QBを色んなシーンで使い分けて戦っていく。うちは総力戦なので、色んな人を使わないとダメなので。

ー今日のテーマがあれば。またその評価も
反則しないというのと最後までやることがテーマでした。あのメンツでここまでできればいいです。点数に関してはよかったです。

ー4QにTO3つの意図は
OFコーチが1本とりたいということだったので取りました。本当は取りたくなかった。

ー佐々のQB出場に関して
これから佐々と山口も使っていきます。ただ山口は調子が悪かった。

DL 蔀主将

ー今日の試合を振り返って

準備してきたことを全部やりきれなかったです。DFは無失点を目標に掲げていたので悔しい試合になりました。

―失点した原因は
やはり試合に出場している選手の気持ちが足りていなかったことですかね。上級生が出場している選手の気持ちを上げさせることが出来なかったことが原因です。

―甲子園ボウル出場が決まった。甲子園に掛ける思いは
私たちはこのチームが発足した時から甲子園で勝つことを目標にやってきました。ですから、その気持ちを変えずいつも通り準備して試合に臨みたいと思っています。

―リーグMVPを取ることが出来た要因は
自分を支えてくれた全ての人たちのおかげだと思っています。特にチームメイトには支えてもらいました。表彰される時に個人賞よりもDF全員で取った賞だとプレゼンターの方に言われました。自分が取った賞ではなく、自分が代表して取っただけだと思っています。

―甲子園でどのような活躍をしたいか
結果を求めてもしょうがないと思っています。ですから、与えられた役割をきちんと遂行する事ですね。それが出来れば結果は自ずとついてくると思います。自分の役割を徹底していきたいです。

―関学の印象は
僕がフットボールを始めた2006年の法政VS関学の伝統の一戦がすごく印象に残っています。関学は、フットボールに対してしっかり頭を使ってくるイメージがある。立命館は日大と一緒でゴリゴリのパワーフットボールをやりますが、関学は頭を使って狙う所を狙ってくると思っています。どちらかというとタイプは法政に似ています。

―ではやりやすさもあるしやりづらさもある
やりづらいですね。立命館や日大はシンプルなことしかやってこないのでそれに対する準備が出来ればいいのですが、アメフトは準備が大切なスポーツなので関学が相手で準備が大変だと思います。試合自体は、DFから見てなんですけど、QBが走れて投げれて能力が高いので、そこにどう対応していくかだと思います。また、RBはパワーとスピードの両方いるので注意していきたいです。気持ちが入りすぎてしまうと周りが見えなくなってしまうので、いつも通り準備して最後に勝っていれば良いな思います。

―法大生に向けて一言
勝手ではありますが、自分たちはいつも法政の看板を背負って戦っています。そういうやつらが頑張ってフットボールをやって日本一を目指しているんだなということを知っているだけでも力になると思います。だから、自分たちの試合を見るでも聞くでもどのような形でも良いので、知っていただくことが学生の皆さんの何かしらの人生の糧になれば良いなと思います。応援よろしくお願いします。

QB 寺村選手

ー今日を振り返って

前半は流れ良くいけたのですが、後半相手に圧されてしまったので、そこが反省するところだと思います。

ー今日はTDパスも決められていましたが
前にも言った通りで、前半は自分の中でも良いリズムで、メンバーも若いメンバーが出ていたので、本当にみんな思いきり出来ていました。3Qは自分も含めて流れが悪くなってしまった。QBとしてその雰囲気を変えられなかったのはだめでした。

ーそれが今後の課題ですか
そうですね。

ー2年生QBが出場していましたが、QBの雰囲気や調子は
2年生が3人いるんで、3人で競い合ってやっていってくれるのは自分としても嬉しいし、刺激にもなります。来年も頑張ってほしいです。

ーMVP受賞おめでとうございます!感想は
ありがとうございます。まあここがゴールではないので、賞は賞として頂けたことは素直に嬉しく思います。

ーケガの調子は

学生と最後の試合で日本一になるための最後の試合なので、何が何でも調子を整えていきます。

―関学の印象は
OFから見てシステマチックで個々の役割がしっかりしてやってくる印象です。なのでシステムの裏をかいたり、パワーで勝ったりして攻めていけたらいいと思います。

ー甲子園ボウルに向けて一言お願いします

目標としていた、日本一というものを決める試合でもあるので、本当にあと1試合死に物狂いでやるために、この2週間悔いなく過ごして当日臨みたいと思います。

QB・RB 佐々選手

―今日を振り返って

前半はリズムが良かったんですけど、後半はリズムが出なかったのが課題になりましたね。

―心掛けたことは
4年生の先輩の池田さんに、「低くスピードを落とさずに駆け抜けろ」と言われたので、それを意識しました。

―今日の良かったところと、悪かったところは
良かったところは、スピードに乗れたことですね。
悪かったところは、タックルを外すことが少なかったことです。

―あずまボウルの勝利後のチームの雰囲気は
終わった次の練習から雰囲気がガラッと変わって、いい練習ができています。

―その練習とは
とりあえず今日の試合に備えて、甲子園に向けてはこれからの2週間で詰めるって感じです。

―QBとRB2つのポジションで出場されていますが
今シーズンは両立してます。それぞれの面白みがあって、QBは戻ってまだ1週間くらいなので、もっとバックのスキルを伸ばしていきたいです。

―甲子園ボウルに向けて意気込みを
4年生の先輩方にお世話になったので、必ず日本一になって恩返しがしたいです。

WR 松永選手

―後輩たちが出ていましたが、今日の試合を振り返ってどうでしたか

レシーバーを中心に見ていたんですけど、普段あんまり出ていない選手が活躍したりしてレシーバーの層は厚いなと思いました。でもまだ細かい所でミスがあるので、そこは甲子園に向けて修正していかなければならないと思いました。

―1年生の時以来の甲子園出場ですが、今度は一番上の立場として気持ちの違いはありますか
甲子園で勝つことは自分も経験していないので、何をすればいいのか不安があるんですけど、このチーム、このOF、このユニットに支えられて自分がいるので、そのチームのメンバーといつも通りのプレーをしようと心掛けています。

―関学の印象は
関学は頭がいいチームでフットボールの知識が豊富で戦術にこだわっているチームなので、わりとうちのチームに近いかなっていう感じですね。

LB 田中選手

ー今日を振り返って

戦う前から気持ちの部分で負けないようにしようという話をしたんですけど、若い選手が出たことによって経験不足からか試合への気持ちの持っていき方が悪かったと思います。

ー甲子園が決まりましたね
そうですね。それは素直に嬉しいんですけど結構、修正するポイントが出てきたのでこれから修正していきたいと思います。

ー修正するポイントとは具体的になんですか
相手のOFに合わせた動き、システム的なアジャストをもうちょっとやっていけたらなと思います。

インターセプトなど素晴らしいプレーをするための秘訣はなんですか
自分がやってやろうという気持ちですかね。

RB 小山選手

ー今日を振り返って
勝てて良かったなと思います。でも足を怪我してて…、ちょっとそれが残念でした。

ーしかし、今日2回TD決めていましたね
短いヤードだったので。

ー東北大との試合を控えて油断しないようにしたり、気を引き締めたりしましたか
RBとして序列が3本目っていうこともあって、コーチ陣とかも信頼させないと試合に出させてもらえないから、信頼を得るために頑張りました。ちょっとでも認めてもらえるように。

ー東北大の印象は
初めてやったんですけど、戦いやすい相手でした。

ー勝てば甲子園ボウル出場が決まるという試合でしたが、どんな意気込みで臨みましたか
これに勝ったらというよりも、アメフトやり始めたばっかりで、コーチ陣もどこの馬の骨を出すのも不安だと思うので、ちょっとでも信頼得ようと思っていました。

ー3Qは無失点に抑えられましたが、何が原因だと思いますか
プレーの数をいつもよりも少なくして単純なプレーしかしなくて、プレーが限られていたので多分プレーを出す人も何を出していいかとか、何かしたいなって思ってもできない状態だったので。

―小山選手が甲子園ボウルまでに何か克服すべき点は見つかりましたか
今日追いつかれちゃったので、まず怪我を治してスピードアップと…フィジカルですかね。軽いんで。2週間で体重増やしたいです。

ー甲子園ボウルへ向けて
自分の面倒を良く見てくださる先輩(PC)が2年連続で哲生さん(#22池田)で、哲生さんに恩返しできるような…自分の手で全国優勝させてあげたいです。

LB 鈴木直樹選手

―試合を振り返って
DFとしては一本とられてしまったという点が。今日は一本目の選手が少なく、二本目の選手がどれだけできるのかが課題だったので、やはり一本とられてしまったのはDFとして良くなかったと思います。個人的にも動きがあまりよくなくて、反省の試合でした。

―DFリーダーの田中選手がいませんでした
精神的にもチームの、そしてDFチームの柱であるので、やはりその選手がいないなかでどこまでできるかというのが今日の試合のキーポイントだったのですが。そういった点でも今日は良くなかったです。

―会見で監督も怪我人が多いと話していたが、チームへの影響は
最初のハドルくらいから少し固くて。自分達のいつも通りのリズムでやろうと、試合前に話していたんですけど、やはりどこか固い部分があって。少し出されて動揺したりすることもあったので、怪我人の影響というよりは、自分達の心の面が弱いという問題ですね。

―東北大OFの印象は
OLもしっかりあたってきて、ただ試合をするというよりかは、やはり勝ちに来ていたので。それに対して自分達が、自分達の流れや早さをつくれていませんでした。相手のチームに合わせていた部分があったので、そういった面で上手くやられてしまったなと。

ー2週間後の関学戦へはどんな準備を
そうですね、過去の試合をみたりして傾向を出すことです。今までのリーグ戦も、日大戦もしっかり準備をして戦ったので。プレーであったり選手の特徴であったり、そういったいろんな面に対しての準備をできるだけやって、その時点から勝ったと言えるようにしていきます。

―意気込みを
出るからにはやはり責任が問われてくると思うので。1プレイ1プレイ、タックルの一つであったりヒットのひとつであったりを大事にして取り組んでいきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • IMG 4432 Rいざ甲子園へ!!掴め日本一!!
  • IMG 8844 R切れ味鋭いカットバックで相手をかわすRB田邊
  • IMG 4495 RボールをセットするC山﨑竜
  • IMG 8676 R相手を置き去りにして独走するRB小山
  • IMG 8844 RブロックをするOL小林
  • IMG 4783 RQBとRBの二役をこなす#18佐々
  • IMG 4702 Rタックルに行くDL天野
  • IMG 8822 RリードブロックするRB鈴木
 

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