アメフト

【アメフト】春季オープン戦 対関学大 春シーズン開幕!昨年度学生王者に挑むも完敗を喫する

2019年度春季オープン戦
2019年4月27日(土)
王子スタジアム

 ORANGEの新たな1年が始まった。今年度初戦の相手は大学アメフト界の雄、関西学院大学FIGHTERS。甲子園ボウルでの最多優勝を誇る強豪だ。序盤から試合の主導権を関学大に握られ、オフェンス、ディフェンス共に苦しい展開が続く。最後までTDを決められず、無得点で試合終了。王者のレベルの高さを痛感し、反省材料を多く残した。

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試合前に関学大主将と握手を交わす岩田和樹主将(営4)

試合結果

トータル試合結果

0 0 1Q  14 42
0 2Q  14
0 3Q  7
法政大学 0 4Q  7 関西学院大学
 
 
 

戦評 

神戸で行われた今季初の対外試合は、昨季の覇者である関学大。完全にアウェイな環境の中進んだ試合は、課題の残るものだった。
関学大レシーブから始まった今試合は、昨季、年間最優秀選手賞を受賞した関学大QB奥野耕世によって操られていった。的確なパスや左サイドからのランに法大のディフェンス陣は翻弄され、開始3分半で最初のTDを許してしまう。その後の攻撃シリーズは、新星QB平井将貴(1年)が果敢にロングパスを仕掛けるも、思うように攻め切れず再び攻撃権は関学大へ。その後も1Qで2度のTDを許してしまう厳しい展開となったが、絶妙なパントで敵陣4ydsと深い場所まで戻し、しっかりとランを止めて2Qへ。

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ランを止める法大ディフェンス陣

2QもQB平井を中心に攻めの姿勢を緩めなかったが、4th downギャンブル失敗など流れは依然関学大のもの。LB渡邊直人(文3)のQBサックで勢いに乗りかけたが、相手のそれを取り戻すかのようなロングパスで流れを引き戻され、2Q約4分で3度目のTD。関学大の種々な攻撃や安定した守り、なかなか倒れないフィジカルの差などによって徐々に点差を広げられ、0―28で前半を終えた。

3Qは法大のリターンから始まった。テンポよく反撃を狙いたいところだが、関学大のディフェンス陣に攻撃をシャットアウトされ攻撃権を奪われてしまう。しかし、すぐに攻撃権を奪い返す。平井のロングパスなどで敵陣3ydsまで進撃し、好機を演出したが、TDを狙い同位置からギャンブルを仕掛けるも失敗となりチャンスを逃してしまった。3Q終盤には関学大のパスが通り再び追加点を許してしまいさらに点差を広げられてしまった。

何としても得点を狙う4Qでは序盤に関学大のパスをDB大田成哉(営2)がインターセプトで攻撃権を奪取。だが、その好機を活かせず再び関学大の猛攻を耐えるクオーターとなる。関学大はロングパスや意表をついたギャンブルなどで猛攻を続けさらに得点を追加。なんとしても得点をもぎ取りたい法大は終盤、阿部快斗(法3)の好リターンで大幅に陣地を広げ、敵陣まで攻め込むことに成功。その後もロングパスでゴール前まで進撃するも関学大ディフェンスをこじ開けることができず無得点のまま試合終了となった。

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好リターンで反撃ののろしを上げたRB阿部

この敗戦を受け、岩田和樹主将(営4)は昨季の学生王者、関学大との差を「個人個人ではやりあえていた部分はあった。でも組織としての差が今回は如実に出た」とチームの課題点を指摘。この春に組織力を伸ばし、より個々の力を活かせるチーム作りを誓った。(小倉明莉、須藤大樹)

監督・選手インタビュー

有澤 玄 監督

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
結果惨敗で終わったんですけど、昨年の王者である関学さんはすごく強かったですし、チームとして負けましたが、すごく良い経験になったと思います。

―差は感じられましたか
チーム全体としての差も感じましたし、選手個々の差も感じました。

―1年生のQB平井選手が出場していましたが
いろんな事情があり1年生の平井選手を出場させましたが、落ち着いてあれだけのプレーできたら十分だと思いますし、非常に頑張っていたと思います。

―昨年度の学生王者、関学大の印象はいかがですか
やはり、チームとしてしっかりしているなと思います。組織としてもしっかりしていますし、選手個々がフットボールがすごくうまいですし、力強いですし、やっぱり王者だなという感じです。

―今年のORANGEはどのようなチームですか
よりタフに、真剣に頑張ろうということで取り組んでいます。怪我人も多く、今日も出場していない選手も多かったですが、もうちょっとタフになれればいいかなと思っております。

―昨年に比べてオープン戦の試合数が増えていますが、ねらいなどはありますか
今言った通り、もうちょっとフットボールがうまくなってほしいというのもあるんですけど、それよりもやっぱりタフに、年間20試合くらいはこなしたいなと。こなせる身体にもならないといけないし、こなせるような選手にもチームにもならないといけないということで増やしています。

―最後に今後に向けての意気込みをお願いします
今日このような残念な結果になってしまいましたが、決して下手になったわけではなく、すごくいい反省がたくさん出たと思うので、一つ一つしっかりとつぶして秋に向けて頑張りたいと思います。

 

岩田 和樹 主将

ー今日の試合を振り返って
チームとして春やってきたことを出そうというのと、それにプラスで、楽しんでやろうというのを考えていました。でもそこが、オフェンスだったら流れを取りきれずに3rdダウンで終わってしまって、TDも一本も取れず、結果0点で内容としては良くなかったです。

ー今季初戦ということでしたが
まだまだチームとして連携が取れてなくてあたふたしていた部分もあると思うので、今春はたくさん試合があるのでそこをしっかり突き詰めていきたいと思います。

ー今日の相手は昨季の学生王者、関学大でしたが印象などは
やっぱり普段、チーム内で実践練習をするよりもレベルが高くて、タックルも1発で仕留められるし、立ち上がりも早くて、そこは自分たちにないところであると思います。それを経験できたことはとても大きな経験になったと思います。

ー関学大との差は
個人個人ではやりあえていた部分はあると思うんですけど、組織としてチームとしての差が今回は如実に出たのかなと思っています。

ー今日のQBは1年生でした
チームの中でも結構信頼があって、パスがすごく良いです。自分たちとしてもしっかり平井を「のびのびやらせよう」という方向で頑張りました。

ー今日は岩田選手のランプレーの成功が目立ちました
そこはまだまだ個人としては見ちゃっている部分が多くて足が止まっている部分が全然あったので、自分の持ち味であるフィジカルというものがまだまだ発揮できたかなと思います。そこは春シーズン、一戦一戦もっと突き詰めていきたいと思います。

ーその中で中央への攻撃が目立ちました
OLがランブロックに関してはしっかり取ってくれているので、そこをRBがいかに迷わず突破するかを意識してやってたので、その点では良かったと思います。

ーミーティングではどのような話を
まずは自分たちの学年、4年生が試合に出ている人が少ないので、その中で「4年生ができることを考えてもっと引っ張っていかなければいけない」と話しました。

ー今日は主将就任後の初の対外試合でしたが
特に意識はしていないんですけど、目に見えないプレッシャーというか、そういうのが感覚的にありました。自分の中でいつも通り動いているはずなんですけど、思うようにいかなくて、それがとてももどかしかったというのが正直な感想です。

ー今日のチームとしての課題は
まずは組織です。グラウンド内で出ている選手以外でチームプレーが全然なかったので、ハドルと言ったら離合集散しっかりするとか、細かい部分が徹底できていないのでそこをもっと練習から突き詰めていければなと思います。

ー個人としては
個人的にはもっと一線を抜けるスピードを速くして、さらにフィジカルで1人のタックルで倒れないでもっと1ydsでも前に進めるようなRBになりたいと思います。

ー今後に向けて
毎週毎週、チームは違えど試合があるんですけど、その試合ごとに出る選手も違うので、そこをしっかり見ていただけたらなと思います。

平井 将貴 選手

―本日の試合を振り返って
最初の試合ということですごく緊張したんですけど、思いっ切りできたのでそこは良かったと思います。

―関学大の印象は
やはり学生日本一ということで今までに自分が感じたことの無い強さで、(フィールドの)中で少し焦ってしまった部分もありました。

―相手QBの奥野耕世選手はどのような印象か
今日、自分はプレーが崩れたときに自分の思っているプレーができなかったのですが、そこは関西学院の奥野選手は優れていると思いました。そこを見習って練習していきたいなと思います。

―試合にはどのような意識で臨んだ
ずっと言っているのですが、やはり思いっ切りやることを意識していました。先輩方にもそう言ってもらっていたので、思いっ切りやることを目標に、その上で点を取れたら良かったんですけど。今回は点を取れなかったので、次の試合では思いっ切りやるというのと同時にプレーでもっと高みを目指してやっていきたいと思います。

―先輩QBから何かアドバイスは
今日はとにかく思いっ切りやってこいと。自分の持ち味を活かして、好きなようにやってこいとアドバイスをいただきました。

―点を取ることができませんでしたが、相手との差で感じたものは
点を取るにはQBが一番大事だと思うので、自分がまだまだオフェンスの中でリーダーシップを取れていないところもそうですし、もう少し考えないと練習と同じように思い通りにはできないと思います。練習からもっと考えて(試合を)意識しながらやらないと、やはり今日みたいに試合でいつも通りできない、となってしまうので。

―パスがあまり通っていない印象を受けましたが、その原因として何か挙げられるものは
練習通りではないというか、試合ということでレシーバーとかにタイミングなどで崩れる部分があるので、そこで臨機応変に自分が合わせられなかったです。いつものタイミングでやってしまってパスのタイミングが合わないということが結構多かったので、そこを自分がレシーバーに合わせられる余裕というのももっと持つようにならなきゃいけないなと思いました。

―法大に来ようと思ったきっかけなどは
法政大学は選手主体でフットボールをしているチームで、自分も高校のときはそういうチームだったので、選手が主体でやるというチームの理念に魅力を感じました。また、そういった環境でやる中で自分が人としても成長できると思ったので法政大学を選びました。

―自身の持ち味は
プレーの面でいうと、相手のディフェンスの動きを読む、カバーを読むということが自分の持ち味かなと思います。

フォトギャラリー

  • captains R試合前に関学大の寺岡芳樹主将と握手を交わす岩田和樹主将(営4)
  • DSC 7239 Rフィールドに入場する選手たち
  • hirai R落ち着いたプレーでオフェンスを統率したQB平井
  • itokawa RWR糸川創平(キャ3)はエースレシーバーとなれるか
  • yamagishi RQBサックを決めたDL山岸達矢(社3)
  • DSC 0620 Rパスを阻止するDB小平泰雅(現福4)
  • 52 R3年生以下が中心のDL陣
 

 

 
 
 
 
 

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