アメフト

【アメフト】春季オープン戦 対日大 本気の“関東ライバル対決” 一進一退の攻防で互いに譲らずドロー

2019年度春季オープン戦
2019年6月9日(日)
富士通スタジアム川崎

 「学生の本気を見せよう」をテーマに行われた日大戦。これまで関東でしのぎを削ってきたライバル校対決ともあり、試合開始前からSNSでも盛り上がりを見せた。先制したのは法大だった。きっ抗した展開の中、2QにK小泉宏樹(法4)がFGを決め、後半戦へ弾みをつける。しかし、4QにTDを狙ったパスがインターセプトされ、そのままビッグリターン。この場面はディフェンスが耐えたが、FGで同点となった。法大には試合終了間際にも勝ち越しの好機が巡ったが、得点ならず3-3でゲームセット。お互いのプライドがぶつかり合う、ゲームテーマにふさわしい一戦となった。

 

orange R
雨天にもかかわらず多くの観客が詰めかけた

試合結果

トータル試合結果

3 0 1Q  0  3
3 2Q  0 
0 3Q
法政大学 0 4Q 日本大学
 
 Q時間 ポジション 選手 得点方法 TFP 
2 11:58 K/P 小泉 FG -
 

戦評 

 クラウドファンディングなど数ヵ月から学生主導で準備がなされてきた法日戦。空模様は怪しげにもかかわらず両校のスタンドは観客で溢れ、これからの熱戦を予感させた。

captain2 R

先日の対談とは一転、『本気』の勝負が始まる

法大のキックオフから試合は始まった。初めの攻撃シリーズで自陣15yds地点まで攻め込まれるも、DB吉井勇輔(現福3)のインターセプトによって攻撃権が法大に移る。このまま流れを法大へ引き寄せたいところだったが、攻め切れない。その後もお互いの力はきっ抗し、どちらも無得点のまま2Qへ。2Q開始後すぐにチャンスが訪れた。法大はQB平井将貴(法1)からWR糸川創平(キャ3)へTD狙いのロングパス。これは成功ならず、得点はいまだ動かない。その後の日大のシリーズがギャンブル失敗で終わると、ここで再び得点のチャンスがやってきた。ここでなんとしても点を取っておきたい法大は、K小泉の脚に託した。大きく山を描いたキックは右に逸れ、惜しくもゴールならず、膠着状態が続く。そして前半終了間際、三度目の正直なるか再びFGのチャンスが訪れた。日大が2度のタイムアウトをとるも、集中を切らさずK小泉が見事FGを決めて前半が終了し、3-0で後半戦へ。

koizumi2 R

K小泉のFGで先制点を挙げた

法大レシーブで始まった3Q。何としても追加点が欲しいとこだったが日大ディフェンスをこじ開けられずにいた。その中自陣1yds地点でDB渡辺祐也(営3)がインターセプトで攻撃権を奪取するも、TDまであと一つが出ず、攻撃権を奪われてしまう。3Q終盤に法大に攻撃権が移り、QB勝本将馬(社4)などのランで日大陣地へ進軍。良い流れで最終Qにつないだ。
4Q序盤にQB平井からWR神優成(人3)へのロングパスが成功し敵陣4ydsまで進撃。好機を演出したが、WR神へのパスはインターセプトを喫する。87ydsリターンで自陣13ydsまで攻め込まれるも、法大ディフェンス陣の必死の守りで同点FGにとどめた。何としても勝ち越し点を奪いたい法大は4Q終盤にランプレーで徐々に攻め込む。しかし、再び日大ディフェンスが攻撃をシャットアウトし、4thダウンへ。勝ち越しを狙う46ydsのFGは失敗となり、またも得点とはならなかった。試合終了間際に攻撃権を奪い返し、敵陣42ydsまで攻め込んだものの、残り5秒で投じたTDパスは通らず、3-3で試合終了となった。


『学生の本気を見せよう』というテーマのもとに行われた法日交流戦。主将・岩田和樹(営4)は「本当に一人一人が本気を出して練習通りにできた」とテーマに沿ったゲームができたと満足そうな表情を見せたが、4年生がチームを引っ張り切れていないという課題も指摘。チームとして精神的支柱にもなる4年生の活躍。彼らの試合や試合以外でのリーダーシップが今後のORANGEを左右するだろう。

(小倉明莉、須藤大樹)

選手コメント

岩田 和樹 主将

 ー今日の試合を振り返って
今日の試合のゲームテーマは「学生の本気を見せよう」ということで、学生主体で今回運営していってその中でフィールドプレーをしている人たちが本気じゃないとそれは伝わらないので、それをゲームテーマにしてやりました。試合内容としてはロースコアでどっちが勝つかわからない展開で、本当に一人一人が本気を出して練習通りにできたかなという感じはしました。

ーロースコアということで途中、フラストレーションなどは
オフェンスとしては自身が思い描くプレーが出てなかったわけではないので、ただただ得点が取れなくてそこでの「得点しよう」という気持ちは全員あったので、フラストレーションみたいなものは全然なかったです。

ー引き分けという結果ですが
3-3というスコアを見てもらってもわかると思うんですけど、オフェンスが敵陣に行った時の要所要所で点を取らないとディフェンスがどんなに守っても勝てないので、そこは普段から練習で出てるところなのでそこをもっと突き詰めなきゃいけないなと思いました。

ー岩田選手は中央へのランなどの好プレーが目立ちましたが
自分的にはまだまだランは出ていたんですけど、自分の持ち味であるフィジカルというものがまだ出ていなくて。同じRBの阿部快斗(法3)が今日はたくさん走っていて自分はそれに負けないようにランもブロックももっとやらないといけないので、そこをもっともっと突き詰めていきたいです。

ー今日は自身のコンディションは
全然良かったです。

ーではチームとしては
しっかり日大に向けてオフェンス、ディフェンス共にスカウティングをして、キックも日大に対してしっかりアジャストできていたと思うので、対策はしっかり万全にできていました。

ー試合前の日大の印象と試合後の印象の差などは
想像していた通り、オフェンス、ディフェンス共に強かったですし、自分たちがまだまだできない部分や足りない部分というのが見つかったと思うので、そこをもっと突き詰めていきたいです。

ーチームの課題としては
上級生が全然引っ張れていないというのがあります。練習から今回であったらオフェンスが全然得点できていない部分をもっとチームとして、チームの問題としてどんどん指摘していかなきゃいけないなと思いました。

ー個人としては
ボールを持って走るポジションで、得点をしなきゃ意味ないので、もっと自分がチームの流れを変えられるRBになりたいと思っています。そこはもっと練習していかなきゃいけないなと思いました。

ー栗田壮一郎選手(社4)が試合中にけがをされましたが
実際栗田がオフェンスをしっかり引っ張っていたので、今日は栗田がいなくてオフェンスとしてどうなるか自分は不安があったんですけど、試合に出ている下級生の人たちがチームとして一丸となって戦えたのでそこの部分は評価したいと思います。

ー次回への意気込みを
次は青学との試合があってそのあとに関大とやるんですけど、まだまだチームとして「スコア」という面でオフェンスが取れてないので、そこの部分をしっかりTDにつなげられるように全員で取り組んでいきたいと思います。

iwata2 R

神 優成

 —今日の試合を振り返って
オフェンス全体としては、得点ができなかったので、そこが課題かなと。レシーバーとしては、取ってからの動きとかも全然まだまだです。頑張ります。

—試合をしてみて日大の印象は
自分の父親が日大OBということもあり、負けたくないという気持ちがめちゃくちゃ強かったです。実際試合をしてみて、ファンダメンタル、基本の部分がしっかりしていてさすがだなと思いました。次に試合をするときは勝ちたいなと思います。

—悪天候という厳しいコンディションの中での試合でしたが
あまり雨は好きな方ではないですけど、もう取るしかないので、気持ちを入れて、がむしゃらに取りにいきました。

—引き分けという結果に関して
面白い試合を見せれたという部分についてはよかったと思いますが、やはり勝ちが本当にほしい試合だったので、もっと突き詰めて頑張るしかないなと思います。

—次戦への意気込みをお願いします
次戦はまたレシーバーのランアフターの動きで魅せるので、応援よろしくお願いします。

jin R

 

フォトギャラリー

  • orange R雨天にもかかわらず多くの観客が詰めかけた
  • abe2 RRB阿部の力強いランでゲインを重ねる
  • s2 R日大QB・林大希にプレッシャーをかけ続けた
  • takayama RDB高山亜秀(法2)㊧がTDパスを阻止
  • defence2 R素早い集まりでランを食い止める
  • flag R派手な演出が試合をさらに盛り上げた
 

 

 
 
 
 
 

最近の記事

 

S  85311501スポーツ法政 最新号

 

 

定期購読の申込み