ハンドボール

【ハンド】2011関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ入れ替え戦 対立大 延長戦の死闘の末、与えられた結末は...

2011年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ1部2部入れ替え戦 対立教大
2011年10月16日(日)
国士大多摩

ついに迎えた入れ替え戦。春に2部降格が決まってから、この日だけを見据えて頑張ってきた。その努力を1部昇格へ結びつける時は今だ。 

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試合結果

トータル試合結果

35
法政大学
16 前半 17 37
立教大学
15 後半 14
2 延長前半 2
2 延長後半 4

戦評

 相手は1部全敗で入れ替え戦にやってきた立大。勝ちに飢えている相手に対し、勢いは法大にあるはずだが、相手も残留がかかっており、気持ちは強い。緊張の一戦の火蓋が切って落とされた。

 主将・佐々木が7mスローで1点目を奪うと、松浦や藤も得点を挙げていく。しかし取っては取られるという一進一退の攻防が続き、点数は同点のまま。12分過ぎに坂野のゴールでやっと1点のリードを奪ったが、18分過ぎに再び同点に追いつかれ、20分過ぎにはこちらのパスがうまくつながらず、ボールを奪われ速攻され、ついに逆転を許した。さらにもう1点を決められたところでタイムアウトを取り、落ち着きを取り戻して試合に戻ると松浦が右サイドからシュートを決め、次の相手の攻撃にはGKの矢内がナイスセーブを見せた。また、相手の不意をついた藤の振り向きざまのシュートもしっかり決まり、坂野や佐々木のシュートもいい形で得点につながった。終盤には矢内に代わって斎藤がゴールを守り、前半最後の相手のシュートもファインセーブではね返し、1点のリードを相手に与えて前半を終了する。

 後半は、けがから久々に復帰した赤間が序盤にシュートを決め、同点とする。しかしやはり取っては取られの繰り返しとなり、法大は相手の1点リードをひたすら追いかける形となる。こちらのペースにできない法大は10分過ぎ、DFの動きがいまいちはまらず、ついに3点差をつけられてしまう。しかしここから法大は3連続ポイントを奪う。まず赤間がシュートを決め、坂野は速攻での相手GKとの一対一を確実に決めた。そして松浦も藤のパスを受け取ってゴールを奪い再び同点に。しかしその後も両者譲らぬ展開が続き、残り時間だけが減っていく。すると残り30秒強で相手に1点のリードを与え、たまらずタイムアウトをとる。とにかく法大は残り28秒で1点を決めるしかなく、もう失点は許されない状況。試合が再開され、残り5秒を残して4年生の平山が左サイドから難しい角度のシュートを意地で決め、なんとか1点をもぎ取ることに成功した。スコアは31対31で決着つかず。試合は延長戦へ突入する。

 延長戦は前半後半5分ずつ。ここからは気持ちの戦いだ。前半は坂野と松浦がそれぞれ1点ずつ決めたが、相手にも2点を決められ同点のまま。運命の後半残り5分。松浦が落ち着いてしっかりゴールを決め、1点を奪う。しかしそこから2失点を喫し、さらに3分過ぎに法大はまさかの2分間退場を食らってしまい、選手1人を欠いた状態になってしまう。もう1点を追加され、法大は1点は返したものの4分過ぎにさらに失点し、ゲームセット。

 70分間の死闘の末、結果は悔しすぎる敗戦。法大は来春も2部リーグで戦うことが決定した。4年生のプライドが随所に現れていた入れ替え戦。"勝って昇格″という目標を達成することはできなかったが、その想いは後輩たちの元へ届いているだろう。

 4年生に残された大会は11月のインカレただひとつだ。初戦の相手は昨年と同じ同志社大学。昨年は負けているが、今年こそは勝って一試合でも多くハンドボールをプレーしてほしい。そして今回成し遂げられなかった1部昇格はきっと、チームを受け継いだ後輩たちが叶えてくれる。来春、それぞれの道へ進んだ4年生たちのところへ、吉報を届けたい。 

監督・選手コメント

上久保監督

―今日の試合を振り返って
結局DFかな。OFはあれだけ点数取ってんだから、DFできっちりと守ってもらわないと、いい形で点数取ってもDF悪いもんだから、取っても入れられちゃう取っても入れられちゃう。それで途中で意識が切れちゃってそこんところで入れられちゃった。それが大きい敗因です。もうちょっと冷静になってもいいのに冷静になんないから。流れから言えば向こうに勢いがあった。こっちは入れられると焦るところがあったけど、向こうは入れられても気にしてない。そこが勝敗の分かれ目で、向こうの意識が高かった。きついです、2部で過ごすと。立教は1部でもまれてるから勝負どころをよく知ってる。それが出た。2部は多少いい加減にやっても点数入るから。それが敗因の一つになるかな。意識の差だね。

―試合中、選手たちにかけていた言葉は
DFしっかり守んなさい、OFはもっと落ち着きなさい、もうそれだけ。多少焦ってるのが見えてたから、もっと落ち着いてと。落ち着いてやればってことで、ベンチから落ち着こうと声張り上げたけど伝わんなかった。

―インカレに向けて
インカレは今の状態じゃだめだけど、初戦の相手が去年と同じ同志社で、これに勝てれば2回戦もすんなり勝てると思う。ベスト8くらい入れそう。順調に勝てばね。インカレはいつもの法政が出てくれば。DFでだめな感じがするから、DFをインカレまでに強化して組み立て直さないといけないです。 

#22 佐々木主将

―今日を振り返って
一言で言うと悔しい。四年生はちょっとだらしなかったかなっていうのも正直な感想ですね。

―試合前はどんな思いで
1部に戻りたいって気持ちがとにかく強かったです。頑張るしかないって感じでした。でも、気持ちだけじゃ勝てませんでした。

―惜しくも2部残留になってしまいましたが
そうですね。(後輩には)同じことを繰り返さないように、来年は今の自分たち以上に頑張ってもらいたいですし、早く1部に復帰して、そこで活躍してもらいたいです。

―後輩に向けて
今日のような悔しい経験を糧にして、上を目指して頑張ってほしいです。まずは足元の見直しから始めてもらいたいです。

―4年間を振り返って
あっという間にここまで来てしまって、正直まだまだハンドをやりたいですし、今の仲間ともっと一緒にやりたいって気持ちがあります。だからこそ(インカレまで)残り日数少ないですけど、最後まで全力プレーをしたいです。

―佐々木選手にとってハンドボールとは
自分の中で一番居心地のいい場所。やっていて一番楽しいスポーツですし、仲間と真剣にやれるものですね。すごい楽しいスポーツです。

#11 赤間選手

―試合を振り返って
一言で言うと、調子がよくなかったです。チームとしては勝たなければいけない試合だったんですけど、負けてしまって残念です。

―試合前にチームで話し合ったことはありますか
1部に戻りたいという気持ちを再確認しました。

―今日のターニングポイントはどこだと思いますか
僕が延長戦でシュートを外した時ですね。それまではどっちが勝つか分からない展開だったので。責任を感じます。

―チームにとって一番足りないと思うものは何ですか
試合中に、相手の攻撃に対応する柔軟性です。春からずっと言われてるんですけど、結局修正できずに終わっちゃったのは残念です。

―立教の印象は
小柄な選手が多くて、そつなくこなす印象です。(法大は)メンバーがころころ代わるので、個人個人が修正するのに時間がかかるので、うまくできなかったですね。相手の特徴を見れてなかったんですかね…。

―インカレの目標は
ベスト8…以上です!

―今日でリーグ戦は終わってしまいましたが、ハンド部で過ごした4年間はいかがでしたか
先輩にいろいろ教わって成長した4年間です。最後の一年でこういう結果になってしまったのは、先輩にも申し訳ないし自分自身も情けないです。

―同期はどんな存在でしたか
一緒に辛いことやってきたし、ずっと切磋琢磨してやってきたので、ライバルだしお互い成長しあえる存在です。

―後輩へのメッセージ
応援します!行ける時は、新幹線で見に行きます! 

#15 松浦選手

―試合を振り返って
DFがすごく悪くて、最後のほうにやっとよくなってきたんですけど、前半からそれができてれば…。

―試合前にチームで話したことはありましたか
誰が打ってくるのかは分かっていたので、そこだけは止めようとは話していました。

―チームに足りなかったものはなんですか
チームワークとDFです。

―佐々木選手はどんな主将でしたか
後輩にも気を遣ってくれて、自分が下級生のときに嫌だったこととかもなくしてくれました。やりやすい環境を作ってくれました。

―インカレに向けて
今の課題である、DFを修正して行けるとこまで行きたいです。4年生とやる最後の試合なので一戦でも多くできるようにしたいです。

―個人的な目標は
自分はDFがあまり得意じゃなくて、攻撃を頑張ってるつもりなので、どんな相手でも状況でもしっかりシュートを決められるようにしたいです。 

#13 坂野選手

―今日の試合を振り返って
今日の試合は入れ替え戦で、これ勝てば1部に春上がれるっていう大事な試合だったんで、気持ち自分で鼓舞して臨んだんですけど、大事なとこで決めないと負けるって思いました。DFが全然機能してなかったです。

―延長戦になりましたが
延長戦になった時はまだいけるって思ってたんですけど、相手に勢いがあってそれに負けちゃったと思います。

―リーグ戦が終わってから今日までの2週間ほどはどのような練習をしましたか
とにかくシュート外さないってことを。シュート外すと負けにつながるので。シュート確実に打ったり、やっぱりDFで全員が声出して練習はできたと思います。

―立大の印象は
相手はやっぱりスピード乗ったり、スピード乗ってシュート打ったり、勢いがあると思いました。DFしっかり守らないといけない。相手のほうが強かったです。

―法大のプレーについて
いつも通りの法政のハンドボールをするように心がけたんですけどできなかったです。それが負けの原因です。

―来春も2部でプレーすることになりましたが
来年の春に向けて、気持ち切り替えていつまでも引きずらないで。来年の春の入れ替え戦で絶対勝てるように日々練習したいです。

―インカレに向けて
すぐにインカレ控えてるんで、気持ち切り替えて練習するしかないので、頑張っていきたいと思います。

#1 斉藤選手

―今日の試合を振り返って
ビデオとかで立教の戦い方を見たんですけど、試合中にDFが修正できていなくて結構やられて、修正したらいけたのでDFのミスでした。OFは全然問題なかったです。

―リーグ戦と違って負けたら終わりという試合でしたが、出場してどうでしたか
プレッシャーがかなりあったんですけど、何にも言ってる暇なく、止めないと点を取られてしまうので自分のできることを精一杯やろうと思いました。

―新しい課題はありましたか
DFの時にもっと声出して、コンビネーションを合わせていかないと1部に上がっても勝てないし、1部に上がれないということを痛感した試合でした。

―インカレに向けて
4年生最後の試合なんで、悔いが残らないように練習からバックアップをして、気持ちよく試合ができるように尽くしたいと思います。 

 

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